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淀川 乱歩

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第四章 あの、夏休みの最後の日に 

あの、夏休みの最後の日に 三時間目

 ……再び、僕は幼(おさな)い子供みたいに声を上げて仕舞って、其の奇妙な強い性的な快感に、裸身を弓形(ゆみなり)に仰(の)け反(ぞ)らせたんだ。

 ……男は人差し指と親指で、僕の勃起(ぼっき)した男性器(おちんちん)の先端の包皮(ほうひ)を摘(つま)むと、早く遅く、大きく細かく、僕の男性器(おちんちん)の包皮(かわ)を扱(しご)き始めた。
 ……僕は以前、あるお兄ちゃんに包茎(ほうけい)だった僕の男性器(おちんちん)を扱(しご)かれて、仮性包茎にされていたので、まるで葡萄(ぶどう)の実が皮の中から跳び出す様に、僕の包皮(かわ)が剥かれて、淡(あわ)い薔薇色(ピンク)の亀頭(きとう)の粘膜が、ちらちら頭を覗かせた。

 ……男の人は、ほぅら綺麗な男の子の紅玉(ルビー)だ、たしか君の誕生石だったねと、性的絶頂(オーガズム)する顔を見られるのが恥ずかしくて、男性器(おちんちん)の凄(すっご)い快感を必死に耐(こら)えている僕に、笑い掛けた。
 ……すると、僕は昔、年長さんだった幼い弟と、二人でお風呂に入った時の事を、急に思い出した。

 ……其の時、僕は、お風呂場で、素っ裸で立たせた園児の弟の、裸身(からだ)を石鹸で洗ってやっていた。
 ……僕は、僕の石鹸の白い泡の掌(てのひら)で、弟の股間を洗ってやった。

 ……すると、そんな素っ裸の弟の、可愛(あい)らしい男性器(おちんちん)が勃起(ぼっき)したんだ。
 ……僕は、何故(なぜ)か慌(あわ)てて、焦(あせ)って素っ裸の弟の股間を、掌(てのひら)で洗い続けた。

 ……真っ赤な顔の弟は、立ってられ無くなって、固く勃起したまま、お風呂場のタイルの床に蹲(しゃが)み込んで仕舞ったんだ。
 ……やがて、男は僕の包皮(ほうひ)を、つるりと元の包茎(ほうけい)の状態に戻して、ほら此れで元通りっ、と僕に笑い掛けた。


 ……其れからも、素っ裸の僕はホテルの浴室で、知ら無い全裸の男に男性器(おちんちん)を揉(も)まれて、快感を感じ続けて、性的絶頂(オーガズム)を繰り返していた。
 ……再び僕は、其の恥ずかしさで耳まで真っ赤になって、でも、もう男の指や舌の感触を、其の快感を求め続けていたんだ。

 ……すると、全裸の男は妖しい目で、僕に洗い場のタイルの上に、仰向(あおむ)けに寝る様に言った。
 ……さっきから、タオルの下の男の固く勃起(ぼっき)した熱い男根(ファルス)が、僕のお尻へピクピク当たっていたので、僕は男の腰から降りて、洗い場の冷たいタイルの上に、仰向けに寝た。

 ……そして、両足をMの字に開き、僕の勃起(ぼっき)した男性器(おちんちん)への、淫(みだ)らな感触の舌の愛撫(あいぶ)を期待して、僕は赤い顔で男の目を見て、お願いしますと言って両目を閉じた。
 ……素っ裸の僕の心臓は、猛烈な速さで鼓動を打ち続け、僕の片手で包皮(ほうひ)を剥(む)いて亀頭(きとう)を露出(むきだし)にして、男を誘って、ヒクヒクと先端を揺らし続けていた。

 ……男は僕に、両足の膝(ひざ)を立てて、Mの字に両足を開く様に命じた。
 ……そして、そんな素っ裸の僕の、両足の間で四つん這いになると、僕の勃起した男性器(おちんちん)の先端に、優しく唇(くちびる)を触れさせて、チュッと音を立てて吸った。

 ……小さく悲鳴を上げて、全身を固く緊張させた僕に、男が良いかと聞いた。
 ……僕は、恥ずかしくて両目をぎゅっと閉じて、思わず、はいと答えたけど、何が良いのかは分からなかった。

 ……両目を閉じた僕は、真っ暗な中で、僕の勃起した男性器(おちんちん)の先端に、男の熱い息が近付くのを感じた。
 ……ちろり、突然、男のぬめぬめした舌の先が、僕の包皮(おちんちん)の、おしっこの出る穴を舐めた。

 ……んんっ、と快感に声が出て、僕は腰を少し浮かせていた。
 ……すると、僕の固く勃起した男性器(おちんちん)を、温かで柔らかな二枚の何かが、ゆっくりと呑み込んで行った。

 ……素っ裸の僕の勃起した男性器(おちんちん)は、全裸の見知らぬ大人の男に、先端から付け根へと、少しずつ吸われて行った。
 ……そして、ゆっくりと男の唇(おくち)で、吸い扱(しご)かれ始めたんだ。

 ……んっ、んっ、あっ、あっ、あぁん。
 ……僕は男性器(おちんちん)を、裸の男に丹念に吸い扱かれ続けて、其の淫(みだ)らな快感に、腰を浮かせ、声を上げて身悶(みもだ)え始めていた。

 ……素っ裸で、両足をMの字に開いた僕は、何時の間にか、無意識に、男の唇の動きに合わせて腰を、上下に浮かせていた。
 ……僕は、今まで想像した事も無い、もの凄い快感を、股間の男性器(おちんちん)に感じ続けていた。

 ……やがて、両目を閉じた素っ裸の僕は、脳裏に真っ白な閃光(ビッグバン)を見た。
 ……裸の全身が、ぎゅっと固くなって、ひくひくと震えていた。

 ……後で、男が微笑みながら、其れが未だ精通(せいつう)の無かった幼い僕の、射精(しゃせい)も出来無い性的絶頂(オルガスムス)だったと、教えてくれた。
 ……其の時、僕は素っ裸でホテルの部屋の、寝台(ベッド)の上に俯(うつぶ)せに寝て、お薬を幾つか僕の小菊(アヌス)の周囲と中へ、男の指で塗られたんだ。

 ……裸の男は、最初に何かの粉を、僕の肛門(アヌス)の周囲(すぼみ)へ指の腹で、ぽんぽんと付けながら、此れは僕の国の紫稍花(ししょうか)と云う催淫剤で、未だ未通女(おぼこ)の幼い禿達(かむろ)の女陰(ヴァギナ)や、色稚児にされる幼い少年達の小菊(アヌス)へ使って、性的快感に目覚めさせる、性的調教に使う催淫剤だよと教えてくれたけど、其の時の僕には紫稍花どころか、催淫剤すら何の事か分から無かった。
 ……でも、やがて男の長い指が、僕の肛門の中へ挿入(そうにゅう)されて、其の紫稍花(ししょうか)とか云う粉を中へ塗られると、僕のお尻の穴の中の、粉を塗られた部分が猛烈にむず痒(がゆ)くなって、其処へ男が指を挿入して、深々と抽挿(ちゅうそう)されると、其の快感に素っ裸の僕の男性器(おちんちん)が、再び固く勃起(ぼっき)した。

 ……僕は、男の指の動きの与える、性的快感に喘(あえ)ぎながら、何となく性的調教や催淫剤の意味を理解したんだ。
 ……やっと、男は僕の肛門から、にゅるりと長い指を引き抜いて、机の上の綺麗な花の絵の紙箱から、ティッシュを引き抜いて、僕の肛門の中へ挿入していた自分の指を、紙で拭いた。

 ……ホテルの寝台の上に、素っ裸で俯(うつぶ)せに寝たままで、僕はそんな裸の男の様子を見て、指が長いんですねと、男に笑いかけた。
 ……すると、其の素っ裸の男も、ピアノを教えているからねと言って、僕に微笑んだ。

 ……やがて、男が、さあ、じゃあ、そろそろ続きを始めるね、と言って、寝台の上に素っ裸で俯(うつぶ)せに寝ている僕の横に腰掛けた。
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