仮 参

淀川 乱歩

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其の九 淫獄転生 其の参 稚児愛玩 其の後獣露(新)+

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 ……また、そんな催淫師達(サテュリオ)は、人間族の全裸の少年少女達の、性的感度を高める為に、鋭敏に開発した子供の肛門(アヌス)や膣の粘膜へ、毎晩、無数の透明な淫蟲達を寄生させたのです。
 ……其れは、膣底蛭(ポルチオ・リーチ)と云う、半物質の小さな蛞蝓(ナメクジ)の様な、魔法生物の淫蟲達(ムシ)で、全裸の子供達には蟲達に触れる事も出来ずに、為(な)す術(すべ)も無く、敏感な直腸や膣や子宮口(ポルチオ)を、無数の淫らな感触で、這い回られ続けていたのでした。

 ……人間族の、全裸の少年少女達は、耐え難い性的快感で一晩中、其の蟲達に責(せ)め苛(さいな)まれ続けていたのです。
 ……そして、そんな全裸の子供達は、幼い性的絶頂(オルガスムス)を一晩中、繰り返し続けたのでした。

 ……所で、エクウス王国の密林(ジャングル)の中、半分廃墟化した石の遊郭都市では、或る男淫魔(インキュバス)が、都市内の巨大円形闘技場(コロッセオ)の特等席で、人間族の全裸の愛童達(むすこ)と、何故か他の魔物達はアルデバランの夜宴(シンゴーグ)と呼ぶ、七年と十年と十七年に一度開催される、猛牛祭(エンシエロ)を見物していたのです。
 ……そして、其の、無数の緑色の蔓植物に覆われた、半分崩れた巨大な円形闘技場の、客席を埋めた魔物達は全員、全裸で見物しており、其の股間(セックス)では、闘技場から借りた人間族の全裸の少年少女の、年長の舌稚児(まらべ)や幼児の舌童子達(なめこ)が、そんな魔物の性器を指や舌で愛撫し続けて、性的絶頂させていたのでした。

 ……所(ところ)で、淫魔族の、全裸の男淫魔(インキュバス)や女淫魔達(サキュバス)の背中の皮膚には、肩に左右一対の、黒い蝙蝠の羽の刺青の様な物が有ったのです。
 ……そして、其の臀部(おしり)の尾骶骨(びていこつ)の上の皮膚には、人間族のトランプのスペードの様な形の、黒い模様が有ったのでした。

 ……実は、其れ等の、肩とお尻の黒い模様は、淫魔族の種族固有能力(アビリティ)で、一対の羽と長い尻尾を限界まで縮小化し、皮膚と一体化させた物だったのです。
 ……今、円形闘技場の客席で、全裸の人間族の愛童達と見物している、其の全裸の男淫魔の背中にも、黒い蝙蝠の羽と、黒いスペードの模様が有ったのでした。

 ……さて、そんな男淫魔と、少年達の目の前では、全裸の二体の人牛族(ミノタウロス)が、全裸の人間族の少年と少女を夫々(それぞれ)に、筋骨逞しい背中に一人肩車して、力比べをしていたのです。
 ……そして、実は、先程までは、四つん這いで走り寄って来る、全裸の人牛族の少年少女の背中を、人間族の全裸の少年少女達が飛び越える、牛跳び競技が行われていたのでした。

 ……牛跳び競技では、人間族の五歳から十五歳前後の全裸の少年少女達が、両足を大きく左右に開いて、全裸の人牛族の少年少女達の上を、見事に跳び越える度(たび)に、円形闘技場の見物客の魔物達は、激しく拍手喝采して、人間族の全裸の少年少女達の勇気を讃(たた)えたのです。
 ……猛牛祭の牛跳びは、全速で走り寄って来る赤丑児(あかベべこ)と呼ばれる、全身に赤い模様を塗った、全裸の人牛族の少年少女達に向かって、全裸の人間族の少年少女達が全速で走り、衝突する直前に高く跳躍(ジャンプ)するのでした。

 ……そして、全裸の人間族の少年や少女達が、全裸の人牛族の少年少女達の、頭部(あたま)の左右に生えた角(つの)を、左右の手で夫々に掴(つか)み、人牛族の子供達の背中の上で倒立(さかだち)しながら、両足を大きく左右に開いて跳び越えると、全裸の少年少女の裸身から輝く汗が、陽光に美しく舞ったのです。
 ……人間族の全裸の少年少女達が、人牛族の全裸の少年少女達の背中の上で倒立し、両足を大きく開いて幼い生殖器(セックス)を見せながら、人牛族の少年少女達の二本の角から手を離し、着地するまでの間に幼い裸身を、両足を開いたまま横に回転したり、裸身を丸めて縦に回転して、高度な技を競っていたのでした。

 ……そして、そんな牛跳び競技の人牛族の少年少女達は、人間族の大人位の体格(せたけ)で、人間族の子供達が自分の頭の左右の角を掴み易い用に、首を下に下げて走ったのです。
 ……そして、人間族の全裸の少年少女達が、自分の二本の角を両手で掴むのと同時に首を上げ、更に両足で立ち上がって、人間族の全裸の少年少女達を、空中高く跳ね上げ、やがて演技を終えて落下して来る全裸の子供を、お姫様抱っこの様に、両手で優しく抱き留(と)めたのでした。

 ……ところで、そんな人間族の全裸少年達の股間では、幼い陰茎(ペニス)が雄々しく勃起し続けていたのです。
 ……実は、全裸の人間族の、少年達の勃起(ぼっき)し続けている陰茎(ペニス)や、少女達の勃起し続けている陰核(クリトリス)は、競技前には毎回、強力な強制勃起催淫剤を、魔物達の指を肛門から挿入されて、繰り返し直腸粘膜に塗られ続けていたからなのでした。

 …… 其れは、人牛族(ミノタウロス)の猛牛祭(エンシエロ)では、競技中は常に、小麦色の四肢の全裸の少年少女達の両乳首や、白い股間の陰茎(おちんちん)や陰核(クリトリス)は、常に固く勃起させ続けているのが、大会の決まりだったのです。
 ……実は、人牛族は、其れを第三角(トライデント)と呼んで、神聖視していたのでした。

 ……そして、そんな数日間、昼夜続く猛牛祭の各競技の、人間族の少年少女の上位の優勝者達は表彰式で、相手の人牛族の少年や青年に、周囲の観客の目の前で全裸で抱かれたのです。
 ……そして、性的絶頂(アクメ)した瞬間に、人牛族(ミノタウロス)は透明な金剛石(ダイヤモンド)に、人間族は黄金に変換(へんしん)させられて仕舞ったのでした。
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