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其の九 淫獄転生 其の伍 半人半戯 其の後獣子地(新)
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……或る日、其の軍事研究所から、実験が中止され、其の実験用の人間族の少年少女達は要らないかと、連絡を受けた俺は、人体寄生生物研究所の寄生生物医師(デバッガー)を辞めて、蟲狩人へ転職したのだ。
……さて、そんな俺の極楽島の、秘密基地の桟橋の床板の上を走る、賑やかな素足の子供達の足音が近付き、海豚号の丸く張り出した舷側(げんそく)の水密扉(ハッチ)が開いた。
……俺と、金白華(アマラ)と黒褐華(カマラ)の三人は、全裸で海豚号の外に出た。
……桟橋に係留した海豚(ドルフィン)号の、向かいに係留された、今は子供達の寝室兼食堂として使っている、魔法機帆船(ビーグル)の船窓からは、全裸の少年達が俺と新入り達に、盛んに手を振ってくれていたのだった。
……其の翌日、俺は激しい振動で、飛び起きた。
……何だ、地震か、津波が来るから、早く高台に逃げんと。
……然(しか)し、俺が両眼を開けて、落ち着いて周囲を見ると、血相を変えた全裸の少年達が、俺を揺り起こしていたのだ。
……少年達は口々に、意味不明な事を叫んでいる。
……やっと、俺の頭が完全に目覚めた。
……昨夜は遅くまで、全裸の少年達が交代で、海豚(ドルフィン)号の船長室の中に押し掛けて来て、寝台(ベッド)の上の全裸の俺に抱かれていた。
……そして、全裸少年達を抱き続けて、疲労困憊(ひろうこんぱい)した俺は、全裸の全身を、全裸の少年達に悪戯されながら、明け方近くに意識を失った。
……寝台の上の、全裸の俺は、やっと股間の違和感に気付いて、天井の大きな鏡に映る、異様な光景に目を剥いた。
……其処には、全裸の豊満な美女と、其の美女を揺り起こしている、全裸の少女達の姿が写っていたからだ。
……俺は、やれやれ復(また)かよと、溜息を吐(つ)いた。
……彼(あ)れは、俺が未だ、西ユレヒト墓地大学の学生だった頃の事だ。
……少年愛者だった俺は、カミラ公国の人体寄生生物研究所に就職する為に、寄生生物の研究を続けていた。
……そして、そんな俺には、二人の学生の親友がいた。
……一人は、男淫魔族(インキュバス)の貴族の子息の青年で、名をルークと云い、もう一人は女淫魔(サキュバス)の美女でエミリアと云った。
……処で、実は、俺は少年愛者だ。
……俺は、西ユレヒト墓地大学に入学後、其の日に学生課で許可を得て、少年愛同好会(BLサークル)の勧誘張り紙(ポスター)を掲示板に貼った。
……其の日の内に、俺の携帯端末、つまり学生証へ連絡を入れたのが、女淫魔のエミリアで、其の文面が、美少女同好会(サークル・アリス)の会長のエミリアだった。
……処で、実は、男淫魔(インキュバス)や女淫魔(サキュバス)の間では、小児性愛者は異端者として白い目で見られる。
……普通の男淫魔は、睡眠中の女性を襲い、淫夢を観せながら、眠ったまま犯して精液を注ぎ込み、悪魔の子を妊娠させる。
……また、女淫魔も、睡眠中の男性を襲い、淫夢を観せながら、眠ったまま犯して人間族の精液を奪う、つまり夢精させる。
……だから、未だ妊娠出来無い様な、幼い少女達や、射精出来無い様な、幼い少年達を犯したり、性的に愛玩するのは異端とされていた。
……さて、そんな俺の極楽島の、秘密基地の桟橋の床板の上を走る、賑やかな素足の子供達の足音が近付き、海豚号の丸く張り出した舷側(げんそく)の水密扉(ハッチ)が開いた。
……俺と、金白華(アマラ)と黒褐華(カマラ)の三人は、全裸で海豚号の外に出た。
……桟橋に係留した海豚(ドルフィン)号の、向かいに係留された、今は子供達の寝室兼食堂として使っている、魔法機帆船(ビーグル)の船窓からは、全裸の少年達が俺と新入り達に、盛んに手を振ってくれていたのだった。
……其の翌日、俺は激しい振動で、飛び起きた。
……何だ、地震か、津波が来るから、早く高台に逃げんと。
……然(しか)し、俺が両眼を開けて、落ち着いて周囲を見ると、血相を変えた全裸の少年達が、俺を揺り起こしていたのだ。
……少年達は口々に、意味不明な事を叫んでいる。
……やっと、俺の頭が完全に目覚めた。
……昨夜は遅くまで、全裸の少年達が交代で、海豚(ドルフィン)号の船長室の中に押し掛けて来て、寝台(ベッド)の上の全裸の俺に抱かれていた。
……そして、全裸少年達を抱き続けて、疲労困憊(ひろうこんぱい)した俺は、全裸の全身を、全裸の少年達に悪戯されながら、明け方近くに意識を失った。
……寝台の上の、全裸の俺は、やっと股間の違和感に気付いて、天井の大きな鏡に映る、異様な光景に目を剥いた。
……其処には、全裸の豊満な美女と、其の美女を揺り起こしている、全裸の少女達の姿が写っていたからだ。
……俺は、やれやれ復(また)かよと、溜息を吐(つ)いた。
……彼(あ)れは、俺が未だ、西ユレヒト墓地大学の学生だった頃の事だ。
……少年愛者だった俺は、カミラ公国の人体寄生生物研究所に就職する為に、寄生生物の研究を続けていた。
……そして、そんな俺には、二人の学生の親友がいた。
……一人は、男淫魔族(インキュバス)の貴族の子息の青年で、名をルークと云い、もう一人は女淫魔(サキュバス)の美女でエミリアと云った。
……処で、実は、俺は少年愛者だ。
……俺は、西ユレヒト墓地大学に入学後、其の日に学生課で許可を得て、少年愛同好会(BLサークル)の勧誘張り紙(ポスター)を掲示板に貼った。
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……また、女淫魔も、睡眠中の男性を襲い、淫夢を観せながら、眠ったまま犯して人間族の精液を奪う、つまり夢精させる。
……だから、未だ妊娠出来無い様な、幼い少女達や、射精出来無い様な、幼い少年達を犯したり、性的に愛玩するのは異端とされていた。
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