22 / 32
22 ③ ※
神の御前で、シルティと愛を誓った。
緊張気味に神に誓うシルティを見ていたら、掻き抱きたくなる衝動に駆られた。
それでついつい、誓いの口づけが長くなってしまった。
式の後の披露宴は、人が多すぎて挨拶だけでも大変だった。どれだけ回っても、皆から同じような事を言われた。
「シルティ殿下、ああ、もう殿下とお呼びしたらいけませんね、シルティ様」
チッ、名前も呼ぶな。
「シルティ様のなんとお美しいことか。これ程までの美貌なら、他国の王侯貴族からも、求婚があったのではないですか?」
黙れ、貴様、ぶった斬る。
「キーファ団長、ああ、いや、キーファ侯爵、こんなに歳の離れた、若くて美しい王族を娶られるなんて、役得ですなぁ。今夜は楽しみで仕方ないでしょう?」
お前らまとめて、ぶっ殺す。
低俗な輩しかいない披露宴にこれ以上いても、何の得にもならないと判断した私は、シルティを連れて披露宴会場から抜け出した。
すると、待ち構えていたように、シルティの専属侍女に任命したハナが、シルティを湯浴みに連れていった。
シルティの湯浴みを待つ間、私も全身を磨きまくった。
ゴシゴシ ゴシゴシ
「ふぅ、これで大丈夫だろう。『アリウス、おじさんくさい(裏声)』なんて、シルティに言われたら大変だからな」
先に湯浴みを済ませた私は、シルティを待つ間、ベッドの仕上がりを確かめに、何度も寝室と自室を行ったり来たりした。
すると、ちょうど私が寝室に行っている時に、湯浴みを済ませたシルティが戻ってきていて、可愛い声で私を探し始めた。
急いで自室に入ると、初夜の支度を整えたシルティが、不安そうに立っていた。
体の線が透けそうで透けない、絶妙な薄さの夜着を纏ったシルティの艶めかしい姿と言ったら、思わず息をするのを忘れる程だった。
少しばかり、いや、かなり口は悪いが(主に私に対して)、いい仕事をしたハナには、何か褒美を与えようと思った。
私は我慢できずに、シルティを抱いて寝室に入った。
深く触れたシルティは、どこもかしこも甘くて、柔らかくて、私の理性はすぐに崩壊した。
私は欲望のまま、シルティに触れた。
その時だった。
「アリウスぅ、ああっ、熱い、やあぁっ、アリウス、助けてぇ」
シルティの発情が突然始まった。
これまでの比ではない、極上に甘いフェロモンがシルティの全身から放たれ、いとも簡単に、私のαの本能を剥き出しにさせた。
私はシルティのフェロモンを食い尽くす勢いで、その細い体に舌を這わせた。
すると、シルティの熱が一気に上がり、熱に浮かされたシルティから、頬を両手で挟まれた。
むにっ
「シ、シルティ、何をするんだ?」
「アリウスぅ、しゅき、大しゅき、もっともっと、僕に触ってぇ」
「なっ!?」
「アリウスぅ、僕、おっぱいもおちりも気持ちよかったぁ。いっぱい、ちゅっちゅして」
「なっ!!??」
「ちゅっちゅしてくれないと、アリウスのこと嫌いになるからっ」
「なああっっ!!!???」
ここは⋯天国か⋯?
「アリウスぅ、熱いよぉ、僕、お腹が熱くて、ずくんずくんってするよぉ。くすん」
「シ、シ、シルティ!!!私も、ずくんずくんってするぞー!!!」
私は叫びながら、シルティを貫いていた。
「あああぁぁっ!アリウスっ、熱い、熱い、熱くて気持ちいいっ、やあぁぁ、もっとぉ」
シルティは私の背中に腕を回し、私の動きに応えるように、ぎこちなく腰を動かして、私を懸命に受け入れてくれた。
「はぁはぁ、うっ、くっ、シルティ、あまり締め付けないでくれ、長く持たなくなる」
「やだっ、アリウス、もっと、いっぱいしてぇ」
私はシルティに下から胸を押され、ベッドに座る形になった。
するとシルティが、とろんとした瞳をして、よじよじと、私の上に乗ってきた。
「⋯っ!シルティ!?どうしたんだ!?」
「ふふっ、アリウス、ベッドぽよんぽよんだね。ほら、ぽよんぽよん」
「うわっ!」
シルティは私の腰に足を絡ませ、体を上下に揺らして、ベッドの弾力性を楽しみ出した。
シルティが上下に動く度に、私の反り返った昂りの先端が、シルティの小さな穴に、入ったり出たりを繰り返した。
「ちょ、シル⋯、待て、うっ、あうっ、くそっ、もう、我慢できるかっ!」
私はシルティの腰を掴み、下からシルティの中を突き上げた。
「ああぁぁぁっ!あぁっ、アリウス、もっとぉ」
「くっ」
私はシルティと繋がったまま、くるりとシルティを前に向かせた。
「はぁはぁ、シルティ、噛むよ」
「うん、噛んでぇ、僕をアリウスの番にしてぇ」
シルティは、前よりも少し伸びた髪を掻き分け、うなじを私に差し出した。
私は吸い込まれるように、シルティのうなじを舐め上げ、そして、尖った犬歯を突き立てた。
それから1週間、私とシルティは獣のように抱き合った。
あんな体勢やこんな体勢、私は欲望の全てをシルティにぶつけた。
幸せだった。
シルティから何度も愛を囁かれ、私は幸せの絶頂だった。
だが、発情期が明けたシルティは、まるで何もなかったような態度で、私を拒絶した。
そしてシルティと話もできないまま、私は怪盗団の対処に追われる事になるのだった。
緊張気味に神に誓うシルティを見ていたら、掻き抱きたくなる衝動に駆られた。
それでついつい、誓いの口づけが長くなってしまった。
式の後の披露宴は、人が多すぎて挨拶だけでも大変だった。どれだけ回っても、皆から同じような事を言われた。
「シルティ殿下、ああ、もう殿下とお呼びしたらいけませんね、シルティ様」
チッ、名前も呼ぶな。
「シルティ様のなんとお美しいことか。これ程までの美貌なら、他国の王侯貴族からも、求婚があったのではないですか?」
黙れ、貴様、ぶった斬る。
「キーファ団長、ああ、いや、キーファ侯爵、こんなに歳の離れた、若くて美しい王族を娶られるなんて、役得ですなぁ。今夜は楽しみで仕方ないでしょう?」
お前らまとめて、ぶっ殺す。
低俗な輩しかいない披露宴にこれ以上いても、何の得にもならないと判断した私は、シルティを連れて披露宴会場から抜け出した。
すると、待ち構えていたように、シルティの専属侍女に任命したハナが、シルティを湯浴みに連れていった。
シルティの湯浴みを待つ間、私も全身を磨きまくった。
ゴシゴシ ゴシゴシ
「ふぅ、これで大丈夫だろう。『アリウス、おじさんくさい(裏声)』なんて、シルティに言われたら大変だからな」
先に湯浴みを済ませた私は、シルティを待つ間、ベッドの仕上がりを確かめに、何度も寝室と自室を行ったり来たりした。
すると、ちょうど私が寝室に行っている時に、湯浴みを済ませたシルティが戻ってきていて、可愛い声で私を探し始めた。
急いで自室に入ると、初夜の支度を整えたシルティが、不安そうに立っていた。
体の線が透けそうで透けない、絶妙な薄さの夜着を纏ったシルティの艶めかしい姿と言ったら、思わず息をするのを忘れる程だった。
少しばかり、いや、かなり口は悪いが(主に私に対して)、いい仕事をしたハナには、何か褒美を与えようと思った。
私は我慢できずに、シルティを抱いて寝室に入った。
深く触れたシルティは、どこもかしこも甘くて、柔らかくて、私の理性はすぐに崩壊した。
私は欲望のまま、シルティに触れた。
その時だった。
「アリウスぅ、ああっ、熱い、やあぁっ、アリウス、助けてぇ」
シルティの発情が突然始まった。
これまでの比ではない、極上に甘いフェロモンがシルティの全身から放たれ、いとも簡単に、私のαの本能を剥き出しにさせた。
私はシルティのフェロモンを食い尽くす勢いで、その細い体に舌を這わせた。
すると、シルティの熱が一気に上がり、熱に浮かされたシルティから、頬を両手で挟まれた。
むにっ
「シ、シルティ、何をするんだ?」
「アリウスぅ、しゅき、大しゅき、もっともっと、僕に触ってぇ」
「なっ!?」
「アリウスぅ、僕、おっぱいもおちりも気持ちよかったぁ。いっぱい、ちゅっちゅして」
「なっ!!??」
「ちゅっちゅしてくれないと、アリウスのこと嫌いになるからっ」
「なああっっ!!!???」
ここは⋯天国か⋯?
「アリウスぅ、熱いよぉ、僕、お腹が熱くて、ずくんずくんってするよぉ。くすん」
「シ、シ、シルティ!!!私も、ずくんずくんってするぞー!!!」
私は叫びながら、シルティを貫いていた。
「あああぁぁっ!アリウスっ、熱い、熱い、熱くて気持ちいいっ、やあぁぁ、もっとぉ」
シルティは私の背中に腕を回し、私の動きに応えるように、ぎこちなく腰を動かして、私を懸命に受け入れてくれた。
「はぁはぁ、うっ、くっ、シルティ、あまり締め付けないでくれ、長く持たなくなる」
「やだっ、アリウス、もっと、いっぱいしてぇ」
私はシルティに下から胸を押され、ベッドに座る形になった。
するとシルティが、とろんとした瞳をして、よじよじと、私の上に乗ってきた。
「⋯っ!シルティ!?どうしたんだ!?」
「ふふっ、アリウス、ベッドぽよんぽよんだね。ほら、ぽよんぽよん」
「うわっ!」
シルティは私の腰に足を絡ませ、体を上下に揺らして、ベッドの弾力性を楽しみ出した。
シルティが上下に動く度に、私の反り返った昂りの先端が、シルティの小さな穴に、入ったり出たりを繰り返した。
「ちょ、シル⋯、待て、うっ、あうっ、くそっ、もう、我慢できるかっ!」
私はシルティの腰を掴み、下からシルティの中を突き上げた。
「ああぁぁぁっ!あぁっ、アリウス、もっとぉ」
「くっ」
私はシルティと繋がったまま、くるりとシルティを前に向かせた。
「はぁはぁ、シルティ、噛むよ」
「うん、噛んでぇ、僕をアリウスの番にしてぇ」
シルティは、前よりも少し伸びた髪を掻き分け、うなじを私に差し出した。
私は吸い込まれるように、シルティのうなじを舐め上げ、そして、尖った犬歯を突き立てた。
それから1週間、私とシルティは獣のように抱き合った。
あんな体勢やこんな体勢、私は欲望の全てをシルティにぶつけた。
幸せだった。
シルティから何度も愛を囁かれ、私は幸せの絶頂だった。
だが、発情期が明けたシルティは、まるで何もなかったような態度で、私を拒絶した。
そしてシルティと話もできないまま、私は怪盗団の対処に追われる事になるのだった。
あなたにおすすめの小説
既成事実さえあれば大丈夫
ふじの
BL
名家出身のオメガであるサミュエルは、第三王子に婚約を一方的に破棄された。名家とはいえ貧乏な家のためにも新しく誰かと番う必要がある。だがサミュエルは行き遅れなので、もはや選んでいる立場ではない。そうだ、既成事実さえあればどこかに嫁げるだろう。そう考えたサミュエルは、ヒート誘発薬を持って夜会に乗り込んだ。そこで出会った美丈夫のアルファ、ハリムと意気投合したが───。
番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か
雪兎
BL
第二性が存在する世界。
Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。
しかし入学初日、彼の前に現れたのは――
幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。
成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。
だが湊だけが知っている。
彼が異常なほど執着深いことを。
「大丈夫、全部管理してあげる」
「君が困らないようにしてるだけだよ」
座席、時間割、交友関係、体調管理。
いつの間にか整えられていく環境。
逃げ場のない距離。
番を拒みたいΩと、手放す気のないα。
これは保護か、それとも束縛か。
閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。
こわがりオメガは溺愛アルファ様と毎日おいかけっこ♡
なお
BL
政略結婚(?)したアルファの旦那様をこわがってるオメガ。
あまり近付かないようにしようと逃げ回っている。発情期も結婚してから来ないし、番になってない。このままじゃ離婚になるかもしれない…。
♡♡♡
恐いけど、きっと旦那様のことは好いてるのかな?なオメガ受けちゃん。ちゃんとアルファ旦那攻め様に甘々どろどろに溺愛されて、たまに垣間見えるアルファの執着も楽しめるように書きたいところだけ書くみたいになるかもしれないのでストーリーは面白くないかもです!!!ごめんなさい!!!
長年仮番として務めてきましたが、王子は正式な番を娶るそうです
けふ
BL
王都を守る巨大結界は、王族の魔力によって維持されている。
第二王子アデルの傍らには、常に一人の騎士がいた。
近衛騎士レオン。
彼は長年、王子の「仮番」として特別な任務を担っている。
しかし王子は、他国の王女との正式な番契約が決まってしまった。
仮番の役目は、そこで終わるはずだった。
だが結界塔で行われる儀式の中で、
二人の関係は次第に変わり始める。
王族と騎士。
主と臣下。
越えてはならない境界を前にしても、
王子は騎士の手を取る。
「共に立て」
※オメガバースではありません
※ふんわり読んでください
※なんでも許せる方向け
※イラストはChatGPTさん
番に囲われ逃げられない
ネコフク
BL
高校の入学と同時に入寮した部屋へ一歩踏み出したら目の前に笑顔の綺麗な同室人がいてあれよあれよという間にベッドへ押し倒され即挿入!俺Ωなのに同室人で学校の理事長の息子である颯人と一緒にα寮で生活する事に。「ヒートが来たら噛むから」と宣言され有言実行され番に。そんなヤベェ奴に捕まったΩとヤベェαのちょっとしたお話。
結局現状を受け入れている受けとどこまでも囲い込もうとする攻めです。オメガバース。
宰相閣下の執愛は、平民の俺だけに向いている
飛鷹
BL
旧題:平民のはずの俺が、規格外の獣人に絡め取られて番になるまでの話
アホな貴族の両親から生まれた『俺』。色々あって、俺の身分は平民だけど、まぁそんな人生も悪くない。
無事に成長して、仕事に就くこともできたのに。
ここ最近、夢に魘されている。もう一ヶ月もの間、毎晩毎晩………。
朝起きたときには忘れてしまっている夢に疲弊している平民『レイ』と、彼を手に入れたくてウズウズしている獣人のお話。
連載の形にしていますが、攻め視点もUPするためなので、多分全2〜3話で完結予定です。
※6/20追記。
少しレイの過去と気持ちを追加したくて、『連載中』に戻しました。
今迄のお話で完結はしています。なので以降はレイの心情深堀の形となりますので、章を分けて表示します。
1話目はちょっと暗めですが………。
宜しかったらお付き合い下さいませ。
多分、10話前後で終わる予定。軽く読めるように、私としては1話ずつを短めにしております。
ストックが切れるまで、毎日更新予定です。