白い結婚だと思っていたら、(溺愛)夫にガブガブされて、番になっていたようです

まんまる

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22 ③ ※

神の御前みまえで、シルティと愛を誓った。

緊張気味に神に誓うシルティを見ていたら、掻き抱きたくなる衝動に駆られた。
それでついつい、誓いの口づけが長くなってしまった。

式の後の披露宴は、人が多すぎて挨拶だけでも大変だった。どれだけ回っても、皆から同じような事を言われた。

「シルティ殿下、ああ、もう殿下とお呼びしたらいけませんね、シルティ様」

チッ、名前も呼ぶな。

「シルティ様のなんとお美しいことか。これ程までの美貌なら、他国の王侯貴族からも、求婚があったのではないですか?」

黙れ、貴様、ぶった斬る。

「キーファ団長、ああ、いや、キーファ侯爵、こんなに歳の離れた、若くて美しい王族を娶られるなんて、役得ですなぁ。今夜は楽しみで仕方ないでしょう?」

お前らまとめて、ぶっ殺す。

低俗なやからしかいない披露宴にこれ以上いても、何の得にもならないと判断した私は、シルティを連れて披露宴会場から抜け出した。
すると、待ち構えていたように、シルティの専属侍女に任命したハナが、シルティを湯浴みに連れていった。
シルティの湯浴みを待つ間、私も全身を磨きまくった。

ゴシゴシ ゴシゴシ

「ふぅ、これで大丈夫だろう。『アリウス、おじさんくさい(裏声)』なんて、シルティに言われたら大変だからな」

先に湯浴みを済ませた私は、シルティを待つ間、ベッドの仕上がりを確かめに、何度も寝室と自室を行ったり来たりした。
すると、ちょうど私が寝室に行っている時に、湯浴みを済ませたシルティが戻ってきていて、可愛い声で私を探し始めた。

急いで自室に入ると、初夜の支度を整えたシルティが、不安そうに立っていた。
体の線が透けそうで透けない、絶妙な薄さの夜着をまとったシルティの艶めかしい姿と言ったら、思わず息をするのを忘れる程だった。

少しばかり、いや、かなり口は悪いが(主に私に対して)、いい仕事をしたハナには、何か褒美を与えようと思った。

私は我慢できずに、シルティを抱いて寝室に入った。
深く触れたシルティは、どこもかしこも甘くて、柔らかくて、私の理性はすぐに崩壊した。
私は欲望のまま、シルティに触れた。

その時だった。

「アリウスぅ、ああっ、熱い、やあぁっ、アリウス、助けてぇ」

シルティの発情ヒートが突然始まった。

これまでの比ではない、極上に甘いフェロモンがシルティの全身から放たれ、いとも簡単に、私のαの本能を剥き出しにさせた。

私はシルティのフェロモンを食い尽くす勢いで、その細い体に舌を這わせた。
すると、シルティの熱が一気に上がり、熱に浮かされたシルティから、頬を両手で挟まれた。

むにっ

「シ、シルティ、何をするんだ?」
「アリウスぅ、しゅき、大しゅき、もっともっと、僕に触ってぇ」
「なっ!?」
「アリウスぅ、僕、おっぱいもおちりお尻も気持ちよかったぁ。いっぱい、ちゅっちゅして」
「なっ!!??」
「ちゅっちゅしてくれないと、アリウスのこと嫌いになるからっ」
「なああっっ!!!???」

ここは⋯天国か⋯?

「アリウスぅ、熱いよぉ、僕、お腹が熱くて、ずくんずくんってするよぉ。くすん」
「シ、シ、シルティ!!!私も、ずくんずくんってするぞー!!!」

私は叫びながら、シルティを貫いていた。

「あああぁぁっ!アリウスっ、熱い、熱い、熱くて気持ちいいっ、やあぁぁ、もっとぉ」

シルティは私の背中に腕を回し、私の動きに応えるように、ぎこちなく腰を動かして、私を懸命に受け入れてくれた。

「はぁはぁ、うっ、くっ、シルティ、あまり締め付けないでくれ、長く持たなくなる」
「やだっ、アリウス、もっと、いっぱいしてぇ」

私はシルティに下から胸を押され、ベッドに座る形になった。
するとシルティが、とろんとした瞳をして、よじよじと、私の上に乗ってきた。

「⋯っ!シルティ!?どうしたんだ!?」
「ふふっ、アリウス、ベッドぽよんぽよんだね。ほら、ぽよんぽよん」
「うわっ!」

シルティは私の腰に足を絡ませ、体を上下に揺らして、ベッドの弾力性を楽しみ出した。
シルティが上下に動く度に、私の反り返った昂りの先端が、シルティの小さな穴に、入ったり出たりを繰り返した。

「ちょ、シル⋯、待て、うっ、あうっ、くそっ、もう、我慢できるかっ!」

私はシルティの腰を掴み、下からシルティの中を突き上げた。

「ああぁぁぁっ!あぁっ、アリウス、もっとぉ」
「くっ」

私はシルティと繋がったまま、くるりとシルティを前に向かせた。

「はぁはぁ、シルティ、噛むよ」
「うん、噛んでぇ、僕をアリウスの番にしてぇ」

シルティは、前よりも少し伸びた髪を掻き分け、うなじを私に差し出した。
私は吸い込まれるように、シルティのうなじを舐め上げ、そして、尖った犬歯を突き立てた。


それから1週間、私とシルティは獣のように抱き合った。
あんな体勢やこんな体勢、私は欲望の全てをシルティにぶつけた。

幸せだった。
シルティから何度も愛を囁かれ、私は幸せの絶頂だった。

だが、発情期が明けたシルティは、まるで何もなかったような態度で、私を拒絶した。

そしてシルティと話もできないまま、私は怪盗団の対処に追われる事になるのだった。

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