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「ここはどの辺だろう」
僕はあの後、二人の男に無理やり幌馬車の荷台に乗せらた。
一人は御者台に座り、もう一人は何かあった時にすぐ逃げる為だろう、別にもう一頭用意していた馬に乗った。
どこに向かっているのか、暗い荷台の中からはそれを知る事はできなかった。
流石に王都で騒ぎを起こせば、すぐにでも騎士団が動く事を分かっていたのだろう。
男達が市の賑わいに紛れて事に及んだところを見ると、きっと前から僕の事を見張っていたに違いない。
僕が王子だとバレてない事だけが唯一の救いだった。
どの位の距離を走ったのか、馬車がゆっくり速度を落とし始めたと思ったら、ガタンと荷台を大きく揺らし乱暴に止まった。恐らくもう日も暮れ始めていて、どこかで休むつもりだろう。
「降りろ」
僕は馬車に乗せられた時のように、また刃物を突きつけられて、無理やり馬車から降ろされた。
「今日はここに泊まる。あんたは馬車に乗せたままでもいいんだが、逃げられても困るからな。俺達と一緒に来い」
「僕をどこに連れて行く気ですか?」
「うるせえ!俺達はお頭の命令で動いてるだけだ。お頭があんたを生きたまま連れて来いって言ってんだよ」
「まだ仲間が⋯?」
「あんたの占いにでも興味があるんだろ。まあ、すぐにいかさまだとバレて殺されるだろうがな」
(ああクソっ、今夜は昂ってて商売女を呼びたかったがこいつがいるから諦めなきゃなんねえ)
男の欲望が頭に響いてきて、得体の知れない寒気が全身を駆け巡り、肌が粟立つのが分かった。
気持ち悪い。すぐに逃げ出したい。
でも背中に突きつけられた刃物が、そんな事をしても無駄だと言っているようだった。
古びた宿に入ると、いかにも柄が悪そうな男達が数人、食堂でお酒を煽っている。
誰かに助けを求めたくても、ここではとても無理だと分かった。
宿の主人も似たようなもので、面倒な事には関わりたくないと言わんばかりに、僕の助けを求める目から、あからさまに目を逸らした。
「くくっ、ここで助けを求めても無駄だぜ。ここに堅気はいねえよ。同じ穴の貉ばかりだ」
男は僕の考えてる事を見透かすような口振りで軽口を叩くと、僕の肩をグッと押して、廊下を進ませた。
部屋はニ階にあるのか、階段を上り、更に奥に進んだ。
無精髭の男が部屋の番号を確認し、立て付けの悪い扉をギーっと軋ませながら開くと、古いベッドが二つ並ぶ狭い部屋が目に入った。
「ああ、腹減った。俺達は食堂に行く。お前には何か持ってきてやるから、大人しくしてろ」
こんな状態で食事が喉を通る訳がない。
それに、窃盗をしたお金で買った物なんて、絶対に口にしたくなかった。
僕は男達の目を見ずに、力無く首を横に振った。
男達は僕の事などどうでもいいと言わんばかりに、僕をロープできつく縛り上げると、鼻歌を歌いながら食堂に行ってしまった。
「はぁ、ここはどこだろう。団長、僕がいなくなった事に気付いたかな⋯」
団長の、やっと会えたってどう言う意味だったんだろう。落ち着いたら話すって言われてたのに、約束を守れなかった。
団長の大きくて温かな手を思い出すと、自分でも気付かないうちに涙が溢れていた。
抱き締められた腕の力強さを体が覚えていて、胸が切なく痛んだ。
僕、団長のことが、好き。
生まれて初めてこの胸に芽生えた恋心を、僕は一度も伝えられずに死んでいくのだろうか。
僕が感傷に浸っていると、男達がお酒の臭いを撒き散らしながら、食堂から戻ってきた。
「おっ、大人しくしてたみたいだな」
「兄貴、こいつ泣いてますぜ」
「そりゃおめえ、いつ殺されるか分かんねえんだ。泣きたくもなるさ。ははっ」
ゴクッ
「兄貴、こいつ男のくせに随分と綺麗な顔してますぜ」
「はぁ、止めとけ。いくら綺麗でも男は男だ」
兄貴と呼ばれてる男が、赤らんだ顔で僕を舐めるように見てきた。
「まあ、綺麗な顔はしてるな。なあ、あんた、騎士団長とできてんのか?ひひっ、あのお堅い団長様に抱かれて悦んでんのか?」
男の卑俗な言葉を聞いて、僕は全身が震え、肌が粟立ち、涙が溢れた。
「僕、綺麗でもないし、団長の事は知りません」
精一杯の強がりを言っても、溢れる涙と体の震えを止めることはできなかった。
ゴクッ
(やりてえ)
ペロッ
(こいつなら男でもいけそうだな)
ひゅっ、息が上手く吸えずに、呼吸が浅くなる。
ロープで縛られて言うことを聞かない体を、どうにか動かして男達から離れようとした時、男達がお互いに目を合わせて、コクっと頷いた。
僕を襲う合図だ。
男達が薄笑いを浮かべ、舌なめずりをしながら、じりじりと僕に近付いてくる。
「分かってんだろ?あんたは逃げられない。どうせなら楽しもうぜ」
男の言う通り、どうやっても僕はここから逃げる事はできない。
僕はぐっと拳に力を入れ、覚悟を決めた。
「そうですね。せっかくなら、楽しみましょう。その前にロープを解いてください。縛られたままでは楽しめません」
「ははっ、あんた占いなんて怪しい商売やってるだけあるな。男の相手なんて慣れてんだろ。いいぜ、俺達を満足させてもらおうか」
兄貴と呼ばれてる男が、僕を縛っているロープをナイフでブツっと切った。
そのままナイフをテーブルに置くと、僕の顎を掴んで、クイッと上を向かせた。
「ほお、あんた本当に綺麗な顔してるな。お頭に渡すのが惜しいくらいだ」
男は色情を帯た目で僕の顔を覗き込むと、ニヤリと笑いながら顔を近づけてきた。
その瞬間、僕はベストの内ポケットから折りたたみナイフを取り出し、刃先を男に向けて叫んだ。
「あなた達に辱められるくらいなら、僕は死を選びます!」
僕は握っているナイフの刃先を、自分の喉元に突きつけた。
僕はあの後、二人の男に無理やり幌馬車の荷台に乗せらた。
一人は御者台に座り、もう一人は何かあった時にすぐ逃げる為だろう、別にもう一頭用意していた馬に乗った。
どこに向かっているのか、暗い荷台の中からはそれを知る事はできなかった。
流石に王都で騒ぎを起こせば、すぐにでも騎士団が動く事を分かっていたのだろう。
男達が市の賑わいに紛れて事に及んだところを見ると、きっと前から僕の事を見張っていたに違いない。
僕が王子だとバレてない事だけが唯一の救いだった。
どの位の距離を走ったのか、馬車がゆっくり速度を落とし始めたと思ったら、ガタンと荷台を大きく揺らし乱暴に止まった。恐らくもう日も暮れ始めていて、どこかで休むつもりだろう。
「降りろ」
僕は馬車に乗せられた時のように、また刃物を突きつけられて、無理やり馬車から降ろされた。
「今日はここに泊まる。あんたは馬車に乗せたままでもいいんだが、逃げられても困るからな。俺達と一緒に来い」
「僕をどこに連れて行く気ですか?」
「うるせえ!俺達はお頭の命令で動いてるだけだ。お頭があんたを生きたまま連れて来いって言ってんだよ」
「まだ仲間が⋯?」
「あんたの占いにでも興味があるんだろ。まあ、すぐにいかさまだとバレて殺されるだろうがな」
(ああクソっ、今夜は昂ってて商売女を呼びたかったがこいつがいるから諦めなきゃなんねえ)
男の欲望が頭に響いてきて、得体の知れない寒気が全身を駆け巡り、肌が粟立つのが分かった。
気持ち悪い。すぐに逃げ出したい。
でも背中に突きつけられた刃物が、そんな事をしても無駄だと言っているようだった。
古びた宿に入ると、いかにも柄が悪そうな男達が数人、食堂でお酒を煽っている。
誰かに助けを求めたくても、ここではとても無理だと分かった。
宿の主人も似たようなもので、面倒な事には関わりたくないと言わんばかりに、僕の助けを求める目から、あからさまに目を逸らした。
「くくっ、ここで助けを求めても無駄だぜ。ここに堅気はいねえよ。同じ穴の貉ばかりだ」
男は僕の考えてる事を見透かすような口振りで軽口を叩くと、僕の肩をグッと押して、廊下を進ませた。
部屋はニ階にあるのか、階段を上り、更に奥に進んだ。
無精髭の男が部屋の番号を確認し、立て付けの悪い扉をギーっと軋ませながら開くと、古いベッドが二つ並ぶ狭い部屋が目に入った。
「ああ、腹減った。俺達は食堂に行く。お前には何か持ってきてやるから、大人しくしてろ」
こんな状態で食事が喉を通る訳がない。
それに、窃盗をしたお金で買った物なんて、絶対に口にしたくなかった。
僕は男達の目を見ずに、力無く首を横に振った。
男達は僕の事などどうでもいいと言わんばかりに、僕をロープできつく縛り上げると、鼻歌を歌いながら食堂に行ってしまった。
「はぁ、ここはどこだろう。団長、僕がいなくなった事に気付いたかな⋯」
団長の、やっと会えたってどう言う意味だったんだろう。落ち着いたら話すって言われてたのに、約束を守れなかった。
団長の大きくて温かな手を思い出すと、自分でも気付かないうちに涙が溢れていた。
抱き締められた腕の力強さを体が覚えていて、胸が切なく痛んだ。
僕、団長のことが、好き。
生まれて初めてこの胸に芽生えた恋心を、僕は一度も伝えられずに死んでいくのだろうか。
僕が感傷に浸っていると、男達がお酒の臭いを撒き散らしながら、食堂から戻ってきた。
「おっ、大人しくしてたみたいだな」
「兄貴、こいつ泣いてますぜ」
「そりゃおめえ、いつ殺されるか分かんねえんだ。泣きたくもなるさ。ははっ」
ゴクッ
「兄貴、こいつ男のくせに随分と綺麗な顔してますぜ」
「はぁ、止めとけ。いくら綺麗でも男は男だ」
兄貴と呼ばれてる男が、赤らんだ顔で僕を舐めるように見てきた。
「まあ、綺麗な顔はしてるな。なあ、あんた、騎士団長とできてんのか?ひひっ、あのお堅い団長様に抱かれて悦んでんのか?」
男の卑俗な言葉を聞いて、僕は全身が震え、肌が粟立ち、涙が溢れた。
「僕、綺麗でもないし、団長の事は知りません」
精一杯の強がりを言っても、溢れる涙と体の震えを止めることはできなかった。
ゴクッ
(やりてえ)
ペロッ
(こいつなら男でもいけそうだな)
ひゅっ、息が上手く吸えずに、呼吸が浅くなる。
ロープで縛られて言うことを聞かない体を、どうにか動かして男達から離れようとした時、男達がお互いに目を合わせて、コクっと頷いた。
僕を襲う合図だ。
男達が薄笑いを浮かべ、舌なめずりをしながら、じりじりと僕に近付いてくる。
「分かってんだろ?あんたは逃げられない。どうせなら楽しもうぜ」
男の言う通り、どうやっても僕はここから逃げる事はできない。
僕はぐっと拳に力を入れ、覚悟を決めた。
「そうですね。せっかくなら、楽しみましょう。その前にロープを解いてください。縛られたままでは楽しめません」
「ははっ、あんた占いなんて怪しい商売やってるだけあるな。男の相手なんて慣れてんだろ。いいぜ、俺達を満足させてもらおうか」
兄貴と呼ばれてる男が、僕を縛っているロープをナイフでブツっと切った。
そのままナイフをテーブルに置くと、僕の顎を掴んで、クイッと上を向かせた。
「ほお、あんた本当に綺麗な顔してるな。お頭に渡すのが惜しいくらいだ」
男は色情を帯た目で僕の顔を覗き込むと、ニヤリと笑いながら顔を近づけてきた。
その瞬間、僕はベストの内ポケットから折りたたみナイフを取り出し、刃先を男に向けて叫んだ。
「あなた達に辱められるくらいなら、僕は死を選びます!」
僕は握っているナイフの刃先を、自分の喉元に突きつけた。
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