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好きだからこそ…
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*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜
仕事が終わって
私に相談があるという仁と
行きつけのBARに来た…
「あれ?俊は まだ?」
「俊は…誘ってないよ……」
「あ、そうなんだ…」
2人きりか…まぁ、仁だから…
雑談を交わしながら飲み進める…
「で?…相談って?」
「あぁ……相談も 別にないよ」
腕時計を見ながら言う その横顔に
ちょっとドキッとした…
「…そうなの?」
「アミと…2人きりで会いたかった…」
いつもなら ふざけて
ヘラヘラ笑ってるのに…
「や、やだなぁ~真面目な顔して~
だったら、正直に言えばいいのに(*´꒳`*)」
少しだけ沈黙があって
俯きながら 仁が口を開いた
「お前は、俺の…大事な同期なんだ…
だけど…」
さっきから様子がおかしい…
仁が話を続けようとした時
テーブルに置いてあった
私のスマホが震えた…
「電話、出てもいいよ…」
「あ、ごめん…ちょっと席を外すね」
そう告げて、BARの外に出た…
*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜
「あ、アミ?
今 BARの近くにいるんだけど…
迎えに行くよ…」
声の主は、柾國…
先程の唯ならぬ 仁の様子に
「ねぇ、…そろそろ私たちのこと
会社の人にも話した方が
良いんじゃない?…っ…」
そう言いながら
振り返ると 仁が立っていて…
「誰と話してるの?」
「あ、…えっと…」
「はっきり言うよ…
俺は、お前のことが好きみたいだ…」
「…へ?」
突然の告白…
通話中だったスマホは
気がつくと 仁の手に渡り
通話は既に切られてた
*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜
「あ、切れた…電波悪かったのか?…
とりあえず行くか…」
スマホをポケットに収め
何も知らない柾國は
BARへと向かう
*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜
BARの入口…
「仁、返して…」
スマホ取り上げて 動揺を隠すため
精一杯の笑顔で
「真面目な顔で、冗談とかやめてよ~(*´艸`)
まだ体調、しんどいんじゃないの?
もう解散しようか(*´꒳`*)」
「俺 本気だよ…」
思いがけない言葉に 気が動転した私は
いつの間にか 力強くホールドされ
唇を塞がれていた
「んーっ!!!…っん…!!」
仁も…男だった…
ジタバタと抵抗してもピクリとも動かない…
勝てる気がしない…
"相手も男だ…気をつけて…"
…まさくんに言われたばかりだったのに
「…………」
…その2人の様子は
迎えに来た柾國の視界に入り
無言のまま 踵を返した
*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜
やっとの思いで唇を離して
「…っ何してんの!!!!」
仁を思いっきり突き飛ばした
「ごめん、俺…っ…」
申し訳なさそうに言う仁…
「帰るね…」
アミは落としたカバンを拾い上げると
つかつかと歩き出す
遠ざかる後ろ姿から視線を落とし
しゃがんで 頭を掻きむしる仁
同時に うなだれる…
「電話の相手…男だよなぁ…
…はぁ……遅かった…」
*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜
少し歩いて
柾國に電話をする
「もしもし、ごめんね…
途中で電話切れちゃって…
今、どこにいるの?」
「……近くの公園」
*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜
~柾國side~
俺は今、複雑な気持ちだ…
しっかりと見てしまった
仁とキスしているアミを…
やっぱり 俺達のことを伝えた方が…
「はぁ~(。´-д-)」
こちらに向かって走ってくるアミは
いつもの笑顔で
「さっきは ごめ…っ」
手を伸ばしギュッと包み込む…
離れていかないように
「帰るぞ…」
*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜
自分の中で 色濃くなる アミへの想い…
"取られたくない"という感情…
これ…"嫉妬"なのか?
部屋に連れてくるなり
愛しい躰に証をつける
俺の女……俺の…
「あっ…」
この甘ったるい啼き声も
「っ…ぁん」
吸い付く肌も
「……ぃゃあ…っ…」
気持ち良さに 歪んだ顔も…
「んっ…っ…ん」
色っぽく濡れた唇も…
全部……
俺のもの…なんだ…っ……
⊂('ω'⊂ )))Σ≡ドピュッシー
「…っく…っ…はぁ…はぁ…っ…」
柔らかな膨らみに顔を埋めて
抱きしめると
「…っ…ねぇ、もしかして…」
「見てないよ…」
「あ!やっぱり…見っ…」
「いや……見てない…」
妬いてるのに、強がってる男なんて
笑えるだろ?
申し訳なさそうにアミが言った
「もう、2人で行ったりしないから…
ごめんなさい…」
「……ぅん…」
ダサいなぁ…俺……
まともな返事が出来なかった
*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜
それから数日が経ち
仕事が立て込んで
柾國と会えない日が続いていた
残業もひと段落して
飲み物を買いに給湯スペースへ…
話し声が聞こえてきた
「最近、物騒な事件が多くて怖いんです!
送ってくれませんか?」
この声は…ひよ子…
話している相手は…必然とわかった
「そうだよな……じゃあ、駅までなら…」
まさくん…優しいなぁ
ひよ子を送っていくんだね…
いや、そうじゃなくて…(´^`*)ムーッ
「あ、お疲れ様です!(*´꒳`*)」
2人の前に顔を出した
「アミさん、お疲れ様です!
部長が、帰り…
送ってくれることになって~(*´°`*)♡」
「アミも良かったら一緒に…」
私の顔を見て笑顔になった まさくんが
言いかけたが
彼の隣にいる ひよ子が
私を ものすごい形相で睨みつけていて…
「いえ、…まだやることがあるので…」
本当はキリのいいところで
終わらせていたけど…
ひよ子の凝視が とにかく怖くて(^∀^;)
「そっか…早めに帰れよ」
(◦`~´◦)ジーーーー
ひよ子ぉ~
こっち見ないで~ヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ
2人が会社を出るのを待ってから
帰る支度をして、外に出ると
「今まで居たんだ?( ^֊^)」
哲が話しかけて来た…
仕事が終わって
私に相談があるという仁と
行きつけのBARに来た…
「あれ?俊は まだ?」
「俊は…誘ってないよ……」
「あ、そうなんだ…」
2人きりか…まぁ、仁だから…
雑談を交わしながら飲み進める…
「で?…相談って?」
「あぁ……相談も 別にないよ」
腕時計を見ながら言う その横顔に
ちょっとドキッとした…
「…そうなの?」
「アミと…2人きりで会いたかった…」
いつもなら ふざけて
ヘラヘラ笑ってるのに…
「や、やだなぁ~真面目な顔して~
だったら、正直に言えばいいのに(*´꒳`*)」
少しだけ沈黙があって
俯きながら 仁が口を開いた
「お前は、俺の…大事な同期なんだ…
だけど…」
さっきから様子がおかしい…
仁が話を続けようとした時
テーブルに置いてあった
私のスマホが震えた…
「電話、出てもいいよ…」
「あ、ごめん…ちょっと席を外すね」
そう告げて、BARの外に出た…
*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜
「あ、アミ?
今 BARの近くにいるんだけど…
迎えに行くよ…」
声の主は、柾國…
先程の唯ならぬ 仁の様子に
「ねぇ、…そろそろ私たちのこと
会社の人にも話した方が
良いんじゃない?…っ…」
そう言いながら
振り返ると 仁が立っていて…
「誰と話してるの?」
「あ、…えっと…」
「はっきり言うよ…
俺は、お前のことが好きみたいだ…」
「…へ?」
突然の告白…
通話中だったスマホは
気がつくと 仁の手に渡り
通話は既に切られてた
*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜
「あ、切れた…電波悪かったのか?…
とりあえず行くか…」
スマホをポケットに収め
何も知らない柾國は
BARへと向かう
*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜
BARの入口…
「仁、返して…」
スマホ取り上げて 動揺を隠すため
精一杯の笑顔で
「真面目な顔で、冗談とかやめてよ~(*´艸`)
まだ体調、しんどいんじゃないの?
もう解散しようか(*´꒳`*)」
「俺 本気だよ…」
思いがけない言葉に 気が動転した私は
いつの間にか 力強くホールドされ
唇を塞がれていた
「んーっ!!!…っん…!!」
仁も…男だった…
ジタバタと抵抗してもピクリとも動かない…
勝てる気がしない…
"相手も男だ…気をつけて…"
…まさくんに言われたばかりだったのに
「…………」
…その2人の様子は
迎えに来た柾國の視界に入り
無言のまま 踵を返した
*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜
やっとの思いで唇を離して
「…っ何してんの!!!!」
仁を思いっきり突き飛ばした
「ごめん、俺…っ…」
申し訳なさそうに言う仁…
「帰るね…」
アミは落としたカバンを拾い上げると
つかつかと歩き出す
遠ざかる後ろ姿から視線を落とし
しゃがんで 頭を掻きむしる仁
同時に うなだれる…
「電話の相手…男だよなぁ…
…はぁ……遅かった…」
*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜
少し歩いて
柾國に電話をする
「もしもし、ごめんね…
途中で電話切れちゃって…
今、どこにいるの?」
「……近くの公園」
*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜
~柾國side~
俺は今、複雑な気持ちだ…
しっかりと見てしまった
仁とキスしているアミを…
やっぱり 俺達のことを伝えた方が…
「はぁ~(。´-д-)」
こちらに向かって走ってくるアミは
いつもの笑顔で
「さっきは ごめ…っ」
手を伸ばしギュッと包み込む…
離れていかないように
「帰るぞ…」
*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜
自分の中で 色濃くなる アミへの想い…
"取られたくない"という感情…
これ…"嫉妬"なのか?
部屋に連れてくるなり
愛しい躰に証をつける
俺の女……俺の…
「あっ…」
この甘ったるい啼き声も
「っ…ぁん」
吸い付く肌も
「……ぃゃあ…っ…」
気持ち良さに 歪んだ顔も…
「んっ…っ…ん」
色っぽく濡れた唇も…
全部……
俺のもの…なんだ…っ……
⊂('ω'⊂ )))Σ≡ドピュッシー
「…っく…っ…はぁ…はぁ…っ…」
柔らかな膨らみに顔を埋めて
抱きしめると
「…っ…ねぇ、もしかして…」
「見てないよ…」
「あ!やっぱり…見っ…」
「いや……見てない…」
妬いてるのに、強がってる男なんて
笑えるだろ?
申し訳なさそうにアミが言った
「もう、2人で行ったりしないから…
ごめんなさい…」
「……ぅん…」
ダサいなぁ…俺……
まともな返事が出来なかった
*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜
それから数日が経ち
仕事が立て込んで
柾國と会えない日が続いていた
残業もひと段落して
飲み物を買いに給湯スペースへ…
話し声が聞こえてきた
「最近、物騒な事件が多くて怖いんです!
送ってくれませんか?」
この声は…ひよ子…
話している相手は…必然とわかった
「そうだよな……じゃあ、駅までなら…」
まさくん…優しいなぁ
ひよ子を送っていくんだね…
いや、そうじゃなくて…(´^`*)ムーッ
「あ、お疲れ様です!(*´꒳`*)」
2人の前に顔を出した
「アミさん、お疲れ様です!
部長が、帰り…
送ってくれることになって~(*´°`*)♡」
「アミも良かったら一緒に…」
私の顔を見て笑顔になった まさくんが
言いかけたが
彼の隣にいる ひよ子が
私を ものすごい形相で睨みつけていて…
「いえ、…まだやることがあるので…」
本当はキリのいいところで
終わらせていたけど…
ひよ子の凝視が とにかく怖くて(^∀^;)
「そっか…早めに帰れよ」
(◦`~´◦)ジーーーー
ひよ子ぉ~
こっち見ないで~ヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ
2人が会社を出るのを待ってから
帰る支度をして、外に出ると
「今まで居たんだ?( ^֊^)」
哲が話しかけて来た…
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