20 / 37
気分爽快
しおりを挟む
*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜
「…やっちまったアアアァァ( °∀°)ァァアアア」
会社近くの
公園ベンチで頭を抱え
うなだれている私…
『久しぶりに吼えたなぁ~
でも、なんだかスッキリした…』
事務所で大噴火して
勢い余って…会社も辞めた
意外と清々しい気分だ…
別れてから
ひよ子がまさくんにベッタリなところを
毎日のように見せつけられ
我慢の限界だった…
……もう…見なくて済む
「あれ?アミ?…今日、早いの?」
仕事が終わってから
食事に行く約束をしていた哲が
やって来た…
「少し早く着いたから ここで時間潰して
アミを待っていようと
思ってたんだ(*´꒳`*)」
「てっちゃん…私…今、会社辞めてきた」
「そっか…(´ー`*)ウンウン」
…………。
「えっ?∑(°∀° )辞めた?…
しかも今?なんで?!」
*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜
哲に、ブチ切れた出来事を話した
「ごめん、アミ…」
急に謝る哲に、キョトンとしてると
「実は、俺…ひよ子さんに…
手を組もうと言われて…」
その経緯を哲から聞いたアミは
「そっかぁ、そんなことがあったんだね…」
「俺が話に乗らなければ、
こんな事にならなかったよな…
ホントにごめん…」
「てっちゃんのせいじゃないよ…
そもそも…この社内恋愛は
最初から無理があったの!
ヾ(^Д^*)アハハ…気にしないで…ね!」
「この前、アミに
やり直そうって言われた時
本当は すごく嬉しかった…」
まさくんに 合鍵を返した日
様子を見に部屋に来た哲に
投げやりに"やり直そう"って話した
てっちゃんは
「何言ってんだよっ!!」って、私を叱った
付き合ってた時は…
喧嘩なんかしたこと無かったのにね
「あの時は、ごめん…
どうかしてたよ 私…(´∇`;)」
「……あの人のこと、忘れたい?」
「えっ…」
哲は手を伸ばしアミの頬を触った
「やっぱり やり直そうか…俺たち…」
「……っ…」
『アミの困った顔…可愛いなぁ…』
「ぷッ…(*つ▽`)っ)))アハハ…ごめん、冗談!」
「てっちゃん…」
腕時計を見て
「さて!飯食うには まだ少し早いな…
どこ行きたい?」
「買い物に…行きたいな…」
「…行くぞ!(*´꒳`*)」
*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜
~哲side~
・・・・・・やっぱり
困った顔や、悲しい顔は見たくない
アミには いつも笑っていて欲しい…
にしても、あの人…俺には
"隙なんかないよ…
アミのことは、誰にも渡さない…"
って、言ってたのに簡単に手放すなんて…
何があったんだ?
アミに言った"簡単に諦めるな!!!"…
自分自身に向けて言ったようなもの…
部長がその気なら…俺だって……
*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜
一方、その頃 会社では…
郷布専務と、柾國が社長室へ入ったきり…
事務所では
先ほど繰り広げられた【アミの乱】に
興奮冷めやらぬ同僚たちが
ザワザワと盛り上がっていた
チハル↓
「アミ姐、カッコよかった♡
あ、そっか…
もう姐さんと会えないのかぁ(>︿<。)」
アキコ↓
「なかなか良いキレっぷりだった!!
アッパレだわ(^-^)b」
マスミ↓
「極道の妻にでも
なってもろて…((σº∀º)σ ゙*. 」
カナ↓
「あんなんじゃ 全っ然足らんよ!
もっとやったれ!… ( ゚∀゚)ポゥ!!」
マスミ↓
「ねぇ…その、( ゚∀゚)ポゥ!!って必要?」
ユカ↓
「関係ないけど、
私まだ…哲さんのこと
忘れられないの…
連絡先聞いときゃ良かったわ♡…( ゚∀゚)ポゥ!!」
マスミ↓
「だから、その、( ゚∀゚)ポゥ!!って
流行りなの?…」
「((( *´꒳`* )))…仁さ~ん♡」
俊が仁に見惚れていた…
「な、何だよ…」
「かっこよかったよォ!仁さんもぉ~(*´꒳`*)」
「そうか?」
「人のモノ奪ったって
幸せになれねぇんだよっ!って~♡
オマケに 部長には あの一喝…
いや~かっこよかったぁ~!!!!」
「あんま、褒めんな…照れるだろΣ(///□///)」
『アミがあんなにキレたんだ…
それだけ部長のことが
好きだってことだろ…』
「・・・・・・・・・」
『あぁでも言わないと
俺の気持ちも収まらなかったんだよ…』
「俊…」
「はい?」
「仕事終わったら アミの家…行くぞ…」
「そうですね!
落ち込んでるかもしれないし
酒買って行きましょう!(´º∀º`)」
・・・・・・
「何なの、みんなで…
アミさんのことばかり…ムカつく…
私なんか 【ピーーー】って
言われたのよっ!」
不貞腐れたひよ子の虚しいつぶやきは
興奮した同僚たちの会話で
揉み消された
*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜
~社長室~
郷布専務がアミが退職したことを
社長に報告
「…そうか、辞めたか」
「退職届は、郵送するそうです」
「わかった…
しかし、とんだ瞬間湯沸かし器
みたいな社員だったな!
辞めてもらって結構だよ…
納得いかないことにも
我慢できないようじゃ
社会人としても失格だぞ?なぁ、専務!」
「…社長、お話があります」
柾國が社長に向き合い
睨みつけている
「………」
社長も黙って柾國を見据える
*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜
~ショッピングモール~
洋服、雑貨…アメニティ、食材、お酒…
気持ちが解放されたみたいで…
初の衝動買い…
荷物持ちの哲…
両手がどんどん塞がっていく…
「アミ!まだ買うの?(||゚Д゚)ヒィィィ!」
「最近色々あって
ゆっくり買い物してなかったから~!
金は無くなったら稼げばいいのよ!
オホホホ(´0ノ`*)゚ .゚」
「豪快だな…(*≧∀≦*)www」
『アミの気分が晴れるなら
とことん付き合うよ』
*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜
終業時刻…
事務所の連中は、帰る準備を始めた
俺と俊も
デスクの上の整頓を終わらせた
「やたら時間掛かってるな…」
「…まだ社長室から
出てきてないですよね…」
「まっ、俺達には関係ないけどな!
よし、俊…行くぞ!」
「はい!」
*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜
ピンポーン.•♬
「2人とも、来てくれたんだ!(*´꒳`*)」
笑顔で迎えるアミ
「よっ!アミ姐さん!(*」´□`)」カッコイイゾ!!!」
俊が叫ぶ
「近所迷惑だから止めろ!
あっひゃっひゃっ。゚(゚ノ∀`゚)゚。」
仁が笑う
この2人には、
ホントにお世話になったなぁ…
玄関先でウルウルした(;o;)
「誰か来たの?|´-`)チラッ」
哲が、アミの後ろからひょっこり顔を出した
「あっ…!!!! なんで お前が居るんだよ!!!!」
仁が目を丸くして声を出した
「俺達、付き合ってるんです…ね!アミ♡」
哲が、ニヤニヤしながら言う
「もう、鞍替えしたのか!
哲より オレと付き合えよ!(。-∀-)」
仁も、ニヤニヤしながら言った
「てっちゃん!誤解招くからやめて!
仁まで変なこと言わないで!
てっちゃんには
買い物に付き合ってもらって
荷物多かったから運ぶのを
手伝ってもらったの!
ほら、突っ立ってないで2人とも入って!」
*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜
久しぶりの宅飲みが始まった…
「先輩、スッキリした顔してますね!」
「アレだけ吼えたからね(*´艸`)フフフッ」
「先輩が会社から出たあと
仁さんもカッコよかったんだよォ~♡」
「俊、それ以上言うなよ!!!Σ(///□///)」
「うわ!照れてる!!!!(´▽`*)アハハ
俊、教えてよ」
「あのね…っ…」
「やーー!!!! 言うなっ!!!!」
「アミたち、ホント仲良いんだね…」
「そうだ!聞こうと思ってたんだ!
哲は、アミの元カレなのか?」
「そうです!何なら今から
やり直そうかと思ってたところで!」
「やーー!!てっちゃん!」
「前に聞いたことあったんだよな~
その彼の為にアミが身を引いたとか何とか!」
「仁、それ以上言うなっ!!!!ヽ(`Д´)ノ」
「何その話、
先輩聞かせてくださいよ!」
「ダメーー!('ω'乂)」
楽しい時間だった…居心地が良かった…
会社を辞めたことで
もうみんなとは会えないのかと思うと
寂しい気持ちにもなった
「…やっちまったアアアァァ( °∀°)ァァアアア」
会社近くの
公園ベンチで頭を抱え
うなだれている私…
『久しぶりに吼えたなぁ~
でも、なんだかスッキリした…』
事務所で大噴火して
勢い余って…会社も辞めた
意外と清々しい気分だ…
別れてから
ひよ子がまさくんにベッタリなところを
毎日のように見せつけられ
我慢の限界だった…
……もう…見なくて済む
「あれ?アミ?…今日、早いの?」
仕事が終わってから
食事に行く約束をしていた哲が
やって来た…
「少し早く着いたから ここで時間潰して
アミを待っていようと
思ってたんだ(*´꒳`*)」
「てっちゃん…私…今、会社辞めてきた」
「そっか…(´ー`*)ウンウン」
…………。
「えっ?∑(°∀° )辞めた?…
しかも今?なんで?!」
*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜
哲に、ブチ切れた出来事を話した
「ごめん、アミ…」
急に謝る哲に、キョトンとしてると
「実は、俺…ひよ子さんに…
手を組もうと言われて…」
その経緯を哲から聞いたアミは
「そっかぁ、そんなことがあったんだね…」
「俺が話に乗らなければ、
こんな事にならなかったよな…
ホントにごめん…」
「てっちゃんのせいじゃないよ…
そもそも…この社内恋愛は
最初から無理があったの!
ヾ(^Д^*)アハハ…気にしないで…ね!」
「この前、アミに
やり直そうって言われた時
本当は すごく嬉しかった…」
まさくんに 合鍵を返した日
様子を見に部屋に来た哲に
投げやりに"やり直そう"って話した
てっちゃんは
「何言ってんだよっ!!」って、私を叱った
付き合ってた時は…
喧嘩なんかしたこと無かったのにね
「あの時は、ごめん…
どうかしてたよ 私…(´∇`;)」
「……あの人のこと、忘れたい?」
「えっ…」
哲は手を伸ばしアミの頬を触った
「やっぱり やり直そうか…俺たち…」
「……っ…」
『アミの困った顔…可愛いなぁ…』
「ぷッ…(*つ▽`)っ)))アハハ…ごめん、冗談!」
「てっちゃん…」
腕時計を見て
「さて!飯食うには まだ少し早いな…
どこ行きたい?」
「買い物に…行きたいな…」
「…行くぞ!(*´꒳`*)」
*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜
~哲side~
・・・・・・やっぱり
困った顔や、悲しい顔は見たくない
アミには いつも笑っていて欲しい…
にしても、あの人…俺には
"隙なんかないよ…
アミのことは、誰にも渡さない…"
って、言ってたのに簡単に手放すなんて…
何があったんだ?
アミに言った"簡単に諦めるな!!!"…
自分自身に向けて言ったようなもの…
部長がその気なら…俺だって……
*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜
一方、その頃 会社では…
郷布専務と、柾國が社長室へ入ったきり…
事務所では
先ほど繰り広げられた【アミの乱】に
興奮冷めやらぬ同僚たちが
ザワザワと盛り上がっていた
チハル↓
「アミ姐、カッコよかった♡
あ、そっか…
もう姐さんと会えないのかぁ(>︿<。)」
アキコ↓
「なかなか良いキレっぷりだった!!
アッパレだわ(^-^)b」
マスミ↓
「極道の妻にでも
なってもろて…((σº∀º)σ ゙*. 」
カナ↓
「あんなんじゃ 全っ然足らんよ!
もっとやったれ!… ( ゚∀゚)ポゥ!!」
マスミ↓
「ねぇ…その、( ゚∀゚)ポゥ!!って必要?」
ユカ↓
「関係ないけど、
私まだ…哲さんのこと
忘れられないの…
連絡先聞いときゃ良かったわ♡…( ゚∀゚)ポゥ!!」
マスミ↓
「だから、その、( ゚∀゚)ポゥ!!って
流行りなの?…」
「((( *´꒳`* )))…仁さ~ん♡」
俊が仁に見惚れていた…
「な、何だよ…」
「かっこよかったよォ!仁さんもぉ~(*´꒳`*)」
「そうか?」
「人のモノ奪ったって
幸せになれねぇんだよっ!って~♡
オマケに 部長には あの一喝…
いや~かっこよかったぁ~!!!!」
「あんま、褒めんな…照れるだろΣ(///□///)」
『アミがあんなにキレたんだ…
それだけ部長のことが
好きだってことだろ…』
「・・・・・・・・・」
『あぁでも言わないと
俺の気持ちも収まらなかったんだよ…』
「俊…」
「はい?」
「仕事終わったら アミの家…行くぞ…」
「そうですね!
落ち込んでるかもしれないし
酒買って行きましょう!(´º∀º`)」
・・・・・・
「何なの、みんなで…
アミさんのことばかり…ムカつく…
私なんか 【ピーーー】って
言われたのよっ!」
不貞腐れたひよ子の虚しいつぶやきは
興奮した同僚たちの会話で
揉み消された
*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜
~社長室~
郷布専務がアミが退職したことを
社長に報告
「…そうか、辞めたか」
「退職届は、郵送するそうです」
「わかった…
しかし、とんだ瞬間湯沸かし器
みたいな社員だったな!
辞めてもらって結構だよ…
納得いかないことにも
我慢できないようじゃ
社会人としても失格だぞ?なぁ、専務!」
「…社長、お話があります」
柾國が社長に向き合い
睨みつけている
「………」
社長も黙って柾國を見据える
*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜
~ショッピングモール~
洋服、雑貨…アメニティ、食材、お酒…
気持ちが解放されたみたいで…
初の衝動買い…
荷物持ちの哲…
両手がどんどん塞がっていく…
「アミ!まだ買うの?(||゚Д゚)ヒィィィ!」
「最近色々あって
ゆっくり買い物してなかったから~!
金は無くなったら稼げばいいのよ!
オホホホ(´0ノ`*)゚ .゚」
「豪快だな…(*≧∀≦*)www」
『アミの気分が晴れるなら
とことん付き合うよ』
*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜
終業時刻…
事務所の連中は、帰る準備を始めた
俺と俊も
デスクの上の整頓を終わらせた
「やたら時間掛かってるな…」
「…まだ社長室から
出てきてないですよね…」
「まっ、俺達には関係ないけどな!
よし、俊…行くぞ!」
「はい!」
*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜
ピンポーン.•♬
「2人とも、来てくれたんだ!(*´꒳`*)」
笑顔で迎えるアミ
「よっ!アミ姐さん!(*」´□`)」カッコイイゾ!!!」
俊が叫ぶ
「近所迷惑だから止めろ!
あっひゃっひゃっ。゚(゚ノ∀`゚)゚。」
仁が笑う
この2人には、
ホントにお世話になったなぁ…
玄関先でウルウルした(;o;)
「誰か来たの?|´-`)チラッ」
哲が、アミの後ろからひょっこり顔を出した
「あっ…!!!! なんで お前が居るんだよ!!!!」
仁が目を丸くして声を出した
「俺達、付き合ってるんです…ね!アミ♡」
哲が、ニヤニヤしながら言う
「もう、鞍替えしたのか!
哲より オレと付き合えよ!(。-∀-)」
仁も、ニヤニヤしながら言った
「てっちゃん!誤解招くからやめて!
仁まで変なこと言わないで!
てっちゃんには
買い物に付き合ってもらって
荷物多かったから運ぶのを
手伝ってもらったの!
ほら、突っ立ってないで2人とも入って!」
*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜
久しぶりの宅飲みが始まった…
「先輩、スッキリした顔してますね!」
「アレだけ吼えたからね(*´艸`)フフフッ」
「先輩が会社から出たあと
仁さんもカッコよかったんだよォ~♡」
「俊、それ以上言うなよ!!!Σ(///□///)」
「うわ!照れてる!!!!(´▽`*)アハハ
俊、教えてよ」
「あのね…っ…」
「やーー!!!! 言うなっ!!!!」
「アミたち、ホント仲良いんだね…」
「そうだ!聞こうと思ってたんだ!
哲は、アミの元カレなのか?」
「そうです!何なら今から
やり直そうかと思ってたところで!」
「やーー!!てっちゃん!」
「前に聞いたことあったんだよな~
その彼の為にアミが身を引いたとか何とか!」
「仁、それ以上言うなっ!!!!ヽ(`Д´)ノ」
「何その話、
先輩聞かせてくださいよ!」
「ダメーー!('ω'乂)」
楽しい時間だった…居心地が良かった…
会社を辞めたことで
もうみんなとは会えないのかと思うと
寂しい気持ちにもなった
41
あなたにおすすめの小説
俺様御曹司は十二歳年上妻に生涯の愛を誓う
ラヴ KAZU
恋愛
藤城美希 三十八歳独身
大学卒業後入社した鏑木建設会社で16年間経理部にて勤めている。
会社では若い女性社員に囲まれて、お局様状態。
彼氏も、結婚を予定している相手もいない。
そんな美希の前に現れたのが、俺様御曹司鏑木蓮
「明日から俺の秘書な、よろしく」
経理部の美希は蓮の秘書を命じられた。
鏑木 蓮 二十六歳独身
鏑木建設会社社長 バイク事故を起こし美希に命を救われる。
親の脛をかじって生きてきた蓮はこの出来事で人生が大きく動き出す。
社長と秘書の関係のはずが、蓮は事あるごとに愛を囁き溺愛が始まる。
蓮の言うことが信じられなかった美希の気持ちに変化が......
望月 楓 二十六歳独身
蓮とは大学の時からの付き合いで、かれこれ八年になる。
密かに美希に惚れていた。
蓮と違い、奨学金で大学へ行き、実家は農家をしており苦労して育った。
蓮を忘れさせる為に麗子に近づいた。
「麗子、俺を好きになれ」
美希への気持ちが冷めぬまま麗子と結婚したが、徐々に麗子への気持ちに変化が現れる。
面倒見の良い頼れる存在である。
藤城美希は三十八歳独身。大学卒業後、入社した会社で十六年間経理部で働いている。
彼氏も、結婚を予定している相手もいない。
そんな時、俺様御曹司鏑木蓮二十六歳が現れた。
社長就任挨拶の日、美希に「明日から俺の秘書なよろしく」と告げた。
社長と秘書の関係のはずが、蓮は美希に愛を囁く
実は蓮と美希は初対面ではない、その事実に美希は気づかなかった。
そして蓮は美希に驚きの事を言う、それは......
【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜
来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、
疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。
無愛想で冷静な上司・東條崇雅。
その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、
仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。
けれど――
そこから、彼の態度は変わり始めた。
苦手な仕事から外され、
負担を減らされ、
静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。
「辞めるのは認めない」
そんな言葉すらないのに、
無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。
これは愛?
それともただの執着?
じれじれと、甘く、不器用に。
二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。
無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
残業帰りのカフェで──止まった恋と、動き出した身体と心
yukataka
恋愛
終電に追われる夜、いつものカフェで彼と目が合った。
止まっていた何かが、また動き始める予感がした。
これは、34歳の広告代理店勤務の女性・高梨亜季が、残業帰りに立ち寄ったカフェで常連客の佐久間悠斗と出会い、止まっていた恋心が再び動き出す物語です。
仕事に追われる日々の中で忘れかけていた「誰かを想う気持ち」。後輩からの好意に揺れながらも、悠斗との距離が少しずつ縮まっていく。雨の夜、二人は心と体で確かめ合い、やがて訪れる別れの選択。
仕事と恋愛の狭間で揺れながらも、自分の幸せを選び取る勇気を持つまでの、大人の純愛を描きます。
腹黒上司が実は激甘だった件について。
あさの紅茶
恋愛
私の上司、坪内さん。
彼はヤバいです。
サラサラヘアに甘いマスクで笑った顔はまさに王子様。
まわりからキャーキャー言われてるけど、仕事中の彼は腹黒悪魔だよ。
本当に厳しいんだから。
ことごとく女子を振って泣かせてきたくせに、ここにきて何故か私のことを好きだと言う。
マジで?
意味不明なんだけど。
めっちゃ意地悪なのに、かいま見える優しさにいつしか胸がぎゅっとなってしまうようになった。
素直に甘えたいとさえ思った。
だけど、私はその想いに応えられないよ。
どうしたらいいかわからない…。
**********
この作品は、他のサイトにも掲載しています。
包んで、重ねて ~歳の差夫婦の極甘新婚生活~
吉沢 月見
恋愛
ひたすら妻を溺愛する夫は50歳の仕事人間の服飾デザイナー、新妻は23歳元モデル。
結婚をして、毎日一緒にいるから、君を愛して君に愛されることが本当に嬉しい。
何もできない妻に料理を教え、君からは愛を教わる。
会社のイケメン先輩がなぜか夜な夜な私のアパートにやって来る件について(※付き合っていません)
久留茶
恋愛
地味で陰キャでぽっちゃり体型の小森菜乃(24)は、会社の飲み会で女子一番人気のイケメン社員・五十嵐大和(26)を、ひょんなことから自分のアパートに泊めることに。
しかし五十嵐は表の顔とは別に、腹黒でひと癖もふた癖もある男だった。
「お前は俺の恋愛対象外。ヤル気も全く起きない安全地帯」
――酷い言葉に、菜乃は呆然。二度と関わるまいと決める。
なのに、それを境に彼は夜な夜な菜乃のもとへ現れるようになり……?
溺愛×性格に難ありの執着男子 × 冴えない自分から変身する健気ヒロイン。
王道と刺激が詰まったオフィスラブコメディ!
*全28話完結
*辛口で過激な発言あり。苦手な方はご注意ください。
*他誌にも掲載中です。
俺様外科医の溺愛、俺の独占欲に火がついた、お前は俺が守る
ラヴ KAZU
恋愛
ある日、まゆは父親からお見合いを進められる。
義兄を慕ってきたまゆはお見合いを阻止すべく、車に引かれそうになったところを助けてくれた、祐志に恋人の振りを頼む。
そこではじめてを経験する。
まゆは三十六年間、男性経験がなかった。
実は祐志は父親から許嫁の存在を伝えられていた。
深海まゆ、一夜を共にした女性だった。
それからまゆの身が危険にさらされる。
「まゆ、お前は俺が守る」
偽りの恋人のはずが、まゆは祐志に惹かれていく。
祐志はまゆを守り切れるのか。
そして、まゆの目の前に現れた工藤飛鳥。
借金の取り立てをする工藤組若頭。
「俺の女になれ」
工藤の言葉に首を縦に振るも、過去のトラウマから身体を重ねることが出来ない。
そんなまゆに一目惚れをした工藤飛鳥。
そして、まゆも徐々に工藤の優しさに惹かれ始める。
果たして、この恋のトライアングルはどうなるのか。
【完結・おまけ追加】期間限定の妻は夫にとろっとろに蕩けさせられて大変困惑しております
紬あおい
恋愛
病弱な妹リリスの代わりに嫁いだミルゼは、夫のラディアスと期間限定の夫婦となる。
二年後にはリリスと交代しなければならない。
そんなミルゼを閨で蕩かすラディアス。
普段も優しい良き夫に困惑を隠せないミルゼだった…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる