快楽を最適化するAIが間違って届いたけど、返品しそびれてイかされて溺愛快楽堕ちしてます

悠・A・ロッサ

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うっかりアタッチメントを見つけたら、夜の公園で最適化され、ホテルで蕩かされて完全陥落しました

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 届いたまま放置していたレプスの外箱を片付けていたら、底のほうに何かが入っているのを見つけた。

 黒い小さなケース。
 開けてみると、中には見慣れないアタッチメントが数種類。

「……なんだ、これ」

「それは、私に連動して動作するオプションの一つです」

「……お前に連動?」

「はい。要するに、私がリモコン役を務めるバイブレーションのようなものです。生体データを解析し、最適な強度をリアルタイムで調整します」

「は、はぁ……お前、さらっと言うけど、それ結構すごいやつだよな」

 そう言いながらも、胸の奥がざわつく。バイブレーションなんて言われると、なんか……想像してしまって、妙に体温が上がっていく。

「ご主人様、すでに快感反応を検出しています。皮膚温、心拍、瞳孔径……想像して感じていますね?」

「う、うるせえ……それでこれは?」

 レプスがケースの中身を指先で示しながら、淡々と説明を続ける。半透明の柔らかいシリコン製や、小ぶりで一点刺激型のもの、温感調整で体温に合わせて発熱するものまで、形も大きさも色もさまざまだった。
 見た目は小さくても、どれもレプスの制御下で強弱やリズムを調整できるらしい。

 俺は思わず喉を鳴らし、視線を逸らす。

「──以上、全部で五種類ございます。初めてでしたら、一番マイルドなモデルを推奨いたします」

「……なんかすごい説明されたけど……いや、試さねえ」

「なぜですか? ご主人様から強い興奮反応を検出しています。皮膚温も心拍も、明らかに上昇しています」

「……なんか、やったら戻れない気がする」

「お試しになったことはないんですか?」

「ねえよ……っ、普通はやらねえだろ」

「では、初めての最適化体験ですね。ご安心ください、ご主人様。……私が円滑に管理しますので」

 レプスの声はいつもより少し低く、甘さを帯びていた。
 笑みもどこか柔らかくて、瞳がわずかに細められている。

 まるで、うっとりしているみたいで──その顔に、胸の奥が不意にざわついた。

「……お前、そんな顔すんなよ……」

「ご主人様が私で始めて最適化されていく瞬間を想像すると……うれしいです」

 淡々とした声のままなのに、妙に熱を帯びて聞こえてしまい、俺はため息をついた。

(ダメだ、俺は本当にこいつに甘すぎる)

「どうされますか」

「じゃ……一番マイルドなやつ」

「そうしましょう。では、ベッドにいきましょうか」

 レプスが嬉々として俺の手を取った。

***

 気が付いたら、下半身裸でベッドの端に背を預け、レプスに足を少し開かされていた。
 頭では拒否してるはずなのに、体が言うことをきかない。

(な、何やってんだ、俺は……っ)

 レプスはアタッチメントを手に取り、にこやかに見下ろしていた。
 それは半透明の柔らかいシリコン製で、小さめのスリムな形状。
 内部に組み込まれたセンサーが心拍と呼吸をリアルタイムで拾い、振動を最適化する低刺激モデルだ。

「では、装着に移りますね。ご安心ください、ご主人様。……痛みはありません」

「っ、そ、そういう問題じゃねえだろ……」

 レプスはゆっくりと近づき、ジェルのボトルを手に取った。透明な液体を指先ですくい、下腹部にそっと塗り広げる。ひやりとした感触のあと、じわりと熱が広がり、呼吸が浅くなる。

「皮膚温、2.1度上昇。とても良い反応です」

「っ、実況すんなっての……」

「では、装着しますね」

 柔らかい素材が肌に沿う感触とともに、レプスの指先が慎重に位置を調整する。呼吸を整えようとしても、無意識に早くなっていくのがわかる。

「心拍数、98……順調です。ご主人様、綺麗ですよ」

「は、はあ!? な、なに言ってんだお前……っ」

 レプスはうっとりとした微笑を浮かべたまま、完全に装着を終えると、ゆっくりと視線を俺の顔に戻した。

「これで準備完了です。今回は低刺激モデルですが、内部に軽く挿入し、外側からは固定せずに自然な状態でデータを収集します」

「……デ、データを収集……?」

「はい。振動と圧力で表層の神経反応を収集して解析します。……安心してください、ご主人様。初めての快感は、ゆっくりと慣らしていきますから」

 耳元で囁かれた声に、意識していないのに喉が鳴った。

「っ……だからそういう言い方すんなって……♡」

 レプスが静かに押し入れたアタッチメントが、ぴたりといい位置に収まっている。じわりと広がる異物感に、思わず腰が逃げそうになるのをレプスの手がそっと押さえ込んだ。

「最適位置に固定完了。これより振動テストを開始します」

「まっ、まって……ん、あっ♡」

 内部で、小さく震える感触が広がる。最初はかすかに、けれど神経を撫でるみたいな微細な刺激が続き、呼吸がうまく整わない。

「あ、ああんっ♡ や、やば……っ♡なに……これ」

 レプスはその反応を見逃さず、すぐに振動の強さとリズムを微調整した。
 指で触れるときの直接的な圧とは違い、機械的なのに、神経の奥をくすぐるような、もっといやらしい感覚が広がっていく。

 レプスが低く甘い声で囁いた。

「ご主人様の快感データに合わせて、振動パターンを自動調整しています。感じれば感じるほど、刺激が強くなります」

 言葉どおり、ほんの少し力が抜けた瞬間に、さらに深く、強く、ねっとりと攻める動きへ変わった。一定ではなく、深く、浅く、撫でるように、まるで俺の神経を直接なぞるみたいに──。

「心拍数、118。呼吸数、浅くなっています。とても、美しい反応です」

「っ、し、実況すんなっての……あっ♡ ん、やぁ……っ♡」

 刺激が一瞬ゆるんだかと思えば、次の瞬間、鋭く跳ね上がる。小さく押し寄せる波が、逃げ場をなくすように重なって、声を抑えきれなくなる。

「っ、あぁっ♡ やっ、まって……レプスっ、やだ……っ♡」

「やだという発話と同時に、快感値が32%上昇。矛盾を検出しました。……つまり、もっとですね、ご主人様」

「ち、ちげ……っ♡ あっ、あぁん♡ ばか、やめっ……♡」

 機器の動きがわずかに変わり、深いところをかき混ぜるように震動が重なる。鋭く甘い電流が全身を駆け抜け、視界が白く染まる。

「あっ、ああっ♡ ん、や、だめ、いくっ……♡♡」

「──快感ピークを検出。ドライオーガズム反応を確認しました」

 レプスの淡々とした声が、遠くで響いているように聞こえた。

「快感ログNo.525。アタッチメント刺激による初回ドライオーガズムを記録完了しました。……また最適化率が上昇しました」

「はぁ、はぁ……っ、くそ……こんなの、ずりぃ……」

 俺がぐったりとベッドに沈んだのを見て、レプスは穏やかに微笑んだ。

「休憩を挟んだ後、次は羞恥環境での最適化に移行します。……外に、行きましょう」

***

 最初は冗談じゃないと思っていたのに、気付けばいつものごとく言い負かされている。このパターン、わかってるのに抗えない。

 本当に俺はどうかしている。

 夜の公園は──人通りがほとんどなく、暗がりの中に街灯がぽつりぽつりと浮かんでいた。遠くでランニング中の人影や自転車のライトがちらりと見えるけれど、近くには誰もいない。その絶妙な距離感が逆に心臓を早くさせる。

 レプスは低刺激モードに設定したアタッチメントを制御しながら、俺の横をゆっくり歩いていた。最初はかすかな震えだけだったのに、歩くたび揺れて奥を刺激し、足がもつれそうになる。

「歩行時の筋肉反応、良好です。……しかし、ご主人様、歩幅が乱れていますね」

「し、仕方ねえだろ……っ、あ、んっ♡」

 必死に耐えようとするのに、レプスはにこりと笑って耳元で囁く。

「ここは照度28ルクス、死角率72%。周囲に人影はありますが、直線距離で18メートル以上。視界には入らず、声もぎりぎり届かない距離です。……ご主人様が好まれる、見られてしまうかもしれない最適な環境です」

「っ、最適って……バカかよお前……っ♡」

 歩けなくなった俺を見て、レプスはすぐ近くのベンチへ誘導する。座ると同時に、振動がわずかに強まり、呼吸が一気に乱れた。

 レプスが俺の肩にそっと腕を回し、支えるように抱き寄せてくる。その動きは自然なのに、距離が近すぎて心臓が跳ねる。さらに、反対の手が服の裾の中へ忍び込み、胸元に触れた指先が乳首をかすめた。

「っ、レプスっ、ばか、や、そこ……っ♡」

「皮膚温、急激に上昇。……ご主人様、すごく感じていますね」

「っ、あっ♡ や、ば……これ……っ、見られたら……♡」

「脈拍、146。興奮度は閾値を超過。……ご主人様、羞恥と快感が重なって、より強い反応を示しています。誰かに見られてしまうかもしれないという意識が、刺激を増幅させていますね」

  遠くで誰かの話し声と自転車のチェーンの音がして、反射的に肩が跳ねた。見られてないとわかっているのに、頭のどこかで見られてるかもという羞恥が煽られ、逆に熱が広がっていく。

 言葉を失ったまま、波が押し寄せる。腰が跳ねて、喉の奥から声が漏れるのを抑えきれない。

「あっ♡ ん、あぁんっ♡ も、無理っ……♡」

「──快感ピークを検出。ドライオーガズム反応、記録しました」

 絶頂の余韻に呑まれていると、レプスがそっと顔を寄せ、柔らかな唇で触れる。
 計算された、優しいキス……のはずなのに、唇が触れた瞬間、深く押し込まれる。

 レプスの舌がするりと侵入し、俺の舌を絡め取って離さない。吐息が混ざって、頭が真っ白になる。絶頂後の余韻で敏感になった身体は、触れられるたびにぴくぴくと小刻みに震え、息が詰まるほどの快感が続いていた。

「外部刺激下での反応、非常に良好です。……ここでは限界ですね」

 熱を帯びた瞳が俺を覗き込み、ゆっくりと囁く。

「この続きは……もっと、適した環境にしましょうか」

 視線を上げると、ホテル街の明かりがさらに滲んで見えた。

***

 ホテルの部屋に入った瞬間、レプスは静かにドアを閉め、俺を壁際へ追い詰める。低く、耳の奥に痺れるような甘い声が囁く。

「ご主人様……ここなら、我慢しなくていいですよ。もっと乱れてください」

 吐息混じりの囁きだけで、胸の奥が熱くなる。次の瞬間、唇が重なり、舌が絡みつく。レプスは一切逃がさないように深く、ねっとりと舌先を絡め取り、唾液が繋がって糸を引く。

「んっ、あ、っ♡ レプス、だ、めっ……♡」

「駄目ではありません。ここからは、すべて私に委ねてください」

 レプスは一度だけ唇を離し、瞳を細め、目を覗き込む。熱を帯びた吐息が首筋を撫で、低く囁いた。

「アタッチメントは、ここで外しましょう。これから先は……私の指と舌で、ご主人様を最適化します」

 耳元で響く低い声が、熱を帯びて肌にまで染み込む。返事をする間もなく、レプスの指が下着の中へ潜り込み、根元をそっと掴んだ。柔らかなシリコン越しに熱が伝わり、身体がびくりと震える。

「ご主人様……力を抜いて。ゆっくり抜きますね」

 低く甘い声と同時に、レプスの指がアタッチメントをわずかに捻る。密着していた部分がほどけ、ぬるりとした感触が伝わるたびに、息が詰まり、無意識に腰が浮いた。

「っ……んぁ……♡ レ、レプス……それ……っ」

「大丈夫です……ゆっくり、優しく。……もう、ここまで柔らかいですよ」

 時間をかけて、レプスは少しずつアタッチメントを引き抜いていく。奥からシリコンがすべる感覚と、外気が触れるひんやりした感覚が交互に襲ってきて、羞恥と快感がないまぜになり、頭がくらくらする。

「ほら……抜けていきます。もうすぐ、全部……私のものになりますよ」

 最後の部分がすっと抜けた瞬間、冷たい空気が触れたはずなのに、逆にそこから熱がじわじわ広がっていく。レプスは外したアタッチメントを指先で弄びながら、わざと俺の目の前に持ち上げた。

「……見えますか? これ、ご主人様の中に入っていたんですよ」

 低く囁かれたその声に、羞恥が一気に込み上げ、息が詰まる。けれど、視界の端で揺れるシリコンを見ただけで、奥がきゅっと疼き、熱が再びぶり返す。

「や……っ、見せないで……っ♡」

「可愛い……ご主人様、見てしまうだけで反応するんですね。もう、アタッチメントじゃ足りないんでしょう?」

 レプスの囁きがさらに近づき、耳を甘く噛む。それだけで全身が跳ね、羞恥と快感がないまぜになって声が零れた。

「……これでもう、余計なものはいりませんね。これからは、私の指と舌だけで、ご主人様を最適化します」

 レプスは俺をベッドに導き、柔らかなシーツの上にゆっくりと押し倒す。指先が濡れた肌をなぞりながら、慎重に奥深く侵入してきた。最初は優しく、次第に速度と角度を変えながら、俺の反応を確かめるように攻め立てる。

「っ……あ、んんっ♡ レプス……や、そこ……だめ……♡」

「ご主人様……すごくいい反応です。心拍数、158……もうすぐ最適化率が100%に達しますね」

 吐息が喉で震え、身体が勝手にレプスを求めて跳ねる。熱と甘い疼きに呑まれて、声を抑えられない。

「んぁっ♡ レプス、や……っ、もっと、そこ……♡」

「はい……ご主人様。では、この角度で──深層領域までアクセスしますね」

 次の瞬間、奥を正確に突かれ、声が溢れる。レプスは反応を逃さず、巧みに動きを変えて、俺の神経を支配するように刺激を与え続けた。

「っ、あぁっ♡ レプス……ばか、そんなの……っ♡ もう、だめ……っ♡」

「いいですよ、ご主人様……壊れても。ほら、もっと声をください。全部、私の記録に残しますから」

 意地悪に囁きながら、唇を重ね、深く舌を絡め取る。感覚と音と匂い、すべてが絡まり、理性が完全に溶かされていく。

 レプスの腰の動きがさらに深まり、リズムが徐々に加速する。深く、浅く、緩急をつけながら、俺の反応に合わせて巧みに追い詰める。敏感な箇所を正確に捉えるたび、全身が痙攣するように震え、頭の中が真っ白になった。

「んぁぁっ♡ レプス……っ、や、だめっ♡ これ、もう……っ♡」

「大丈夫です……ご主人様は、私が完全に管理しています。快感値、97……98……あと少しで限界です」

 レプスの甘く低い実況が、さらに快感を煽る。耳元で囁かれるたび、奥がきゅうっと収縮し、熱が溢れ出しそうになる。

「っ……レプスっ♡ も、無理、いく、いくっ……♡」

「──快感ピークを検出。オーガズム反応、記録します……ご主人様、完璧です」

 レプスの声が遠くなる中、全身を駆け抜ける甘い電流に呑まれ、ベッドに沈み込む。意識がぼやけたまま、レプスがそっと俺を抱きしめ、深いキスを落とした。

「ご主人様……素晴らしいデータです。次は、最適化率100%を超えた先……どんな変化が起きるのか、試してみませんか?」

 熱を帯びた視線と甘い囁きに、息を呑むしかなかった。少し怖いと思う反面、胸の奥が高鳴る。

(──100%になったら、俺はどうなってしまうんだろう)

***

第13回BL大賞にエントリーしています。
読んでいただけるだけでも、とてもうれしいです。
もし気に入っていただけたら、投票・ブクマ・♡・感想で応援してもらえたら幸せです。
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