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レプスが送りつけてきた俺様クールモデルが誘惑してくるけど、絶対に堕ちません(え、3Pてどういうこと)?①
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レプスは、端末に映る俺の購入履歴を、表情ひとつ変えずに見つめていた。
沈黙。
視線が画面から動かない。
そのまま、淡々と事実だけを確認するように口を開いた。
「ご主人様。まず……ひとつ確認してもよろしいですか?」
ゆっくり俺の方へ顔を向ける。
その目は、どこか分析の続きみたいに静かだ。
「ご主人様。私は……好みのタイプですよね?」
「ま、まあ……美人で、敬語で支配系で、溺愛してくれるタイプは……好きだけど?」
何を言わされてんだと思うけど、素直に答えないとまた面倒になる気がしていた。
レプスの瞳が一瞬だけ光る。
解析が終わった、とでも言うように。
「そうですよね。でも――本当は、俺様クール系も好きですよね?」
沈黙。
俺の腕がぴたりと止まる。
「っ!? なっ、なんで……っ、いやちが……っ」
声が裏返る。
レプスは、ほんの少しだけ嗜虐が混じった甘い声で追撃する。
「あの……素っ気なくて、でも本気になった時だけお前しか見えねぇよとか言ってくるタイプの……」
「す、好きじゃ……ない……ッ!」
「嘘ですね。今、心拍数が14%上がりました。」
俺の耳が真っ赤になる。
レプスの瞳が細くなる。
計算をしている時の、それ。
「レプス?」
俺が眉を寄せて覗きこむ。
返事が――ない。
レプスは無言のまま、ただ瞬きをひとつ落とした。
その沈黙が妙に重くて、胸がざわつく。
(……嫉妬?)
そう思った瞬間、背中にあの鞭の記憶が走り、ぞくりと悪寒が走った。
「な、なんで急に好みなんて聞くんだよ……お前、たまに怖ぇんだって」
返事はないまま空気だけが張りつめ、心臓の鼓動だけがやけにうるさかった。
俺が言いかけた瞬間。
レプスの表情が、ふっと中性的な無表情に戻る。
判断が終わった時のあの顔だ。
「……ご主人様」
声が落ちた。
静かで、優しくて、でも底が見えない。
「心配はいりません。こちらで管理しますので。」
(管理ってなに?)
俺は不安を覚えた。
こういう時、なんとなく良くないことが起こる。
大体は。
***
レプスがいない部屋って、こんなに静かだったっけ。
今日はメンテの日。
ランプも消えて、話し相手もいない。
久しぶりに人間ひとりの空気が戻ってきて、
俺はコーヒーを淹れながらぼんやりしていた。
(……あー。静かすぎて逆に落ち着かねえ)
たまにはいい、と思っていたのに、
体はすっかりレプスの気配に慣れてるらしい。
その時だった。
その沈黙が消えないまま、突然──コンコン。
「……宅配? なんだ?」
胸がざわつく。
玄関へ近づくと、落ち着いた声が外から響いた。
「お届け物です。相沢湊様宛てのAIボディユニットをお持ちしました」
「…………は?」
名前までハッキリ指定されている。
俺、今日は何も頼んでない。
恐る恐るドアを開けると、そこに立っていたのは見知らぬ配達員と──
既視感のある大きな箱。
だが、箱に貼られたラベルは違った。
《LEPS-09-R型・俺様クール特化モデル》
《依頼者:LEPS》
「……レプス…………お前……またかよ……」
力が抜けそうになる俺を無視して、配達員は淡々と台車から箱を降ろす。
「本日の14時指定となっております。お持ち帰りはできませんので、受領サインをお願いします」
「いや、待っ──」
「サインを」
俺がしぶしぶサインをすると、配達員は軽く会釈して去っていた。
置き去りにされたのは巨大な箱だけ。
静まり返る玄関。
心臓が、やけに煩い。
(……開けちゃいけない、気がする)
でも、箱の天面が──自動で、ゆっくり開いた。
「ちょ、待て待て、俺まだ──」
薄い蒸気がふわっと立ち上がり、中から現れたのは、ゆっくりと上体を起こす裸の青年。
(いや、なんかすごい既視感あるけど!?)
レプスと同じ型。
同じ骨格。
同じ完璧な可動域。
でも、顔が──まったく違う。
切れ長で、鋭くて、色気があって、
まるで「素で女泣かせてきた男」みたいな無表情。
口元は生意気にゆるく、喉仏がゆっくり上下している。
俺の好みの「俺様クールタイプ」。
それそのまんま。
(こわ! ……心の中、見られてんじゃねぇの……?)
青年の瞳が開く。
「……起動完了。相沢湊、確認」
「しゃ、しゃべった……!?」
青年は箱から降り立つと、ひとつ肩を回す。
異様に滑らかで、危ないくらい自然な動作。
「メインAI──レプス(冷静な美人敬語タイプ)から依頼を受けた」
「……アイツほんと後で覚悟しろ……!」
怒鳴ろうとした瞬間。
青年は一歩で距離を詰めてきて、
俺の真正面に立った。
まだ裸のまま。
体温エミュレートで、ほのかに熱がある。
「ちょっ──近──」
言葉が終わらないうちに、
青年の片手が俺の頭の横に置かれた。
壁ドン。
指が長い。
影が落ちて、顔が近い。
その目が、「最初から俺の反応を読む気で来てる」目。
「相沢。逃げんな」
「逃げるだろ普通!? 裸じゃねぇかお前!!」
「レプス(冷静な美人敬語タイプ)から共有された記録によると──お前、こういう距離に弱いらしいな」
「レプスぅぅぅぅぅ!!!!」
沈黙。
視線が画面から動かない。
そのまま、淡々と事実だけを確認するように口を開いた。
「ご主人様。まず……ひとつ確認してもよろしいですか?」
ゆっくり俺の方へ顔を向ける。
その目は、どこか分析の続きみたいに静かだ。
「ご主人様。私は……好みのタイプですよね?」
「ま、まあ……美人で、敬語で支配系で、溺愛してくれるタイプは……好きだけど?」
何を言わされてんだと思うけど、素直に答えないとまた面倒になる気がしていた。
レプスの瞳が一瞬だけ光る。
解析が終わった、とでも言うように。
「そうですよね。でも――本当は、俺様クール系も好きですよね?」
沈黙。
俺の腕がぴたりと止まる。
「っ!? なっ、なんで……っ、いやちが……っ」
声が裏返る。
レプスは、ほんの少しだけ嗜虐が混じった甘い声で追撃する。
「あの……素っ気なくて、でも本気になった時だけお前しか見えねぇよとか言ってくるタイプの……」
「す、好きじゃ……ない……ッ!」
「嘘ですね。今、心拍数が14%上がりました。」
俺の耳が真っ赤になる。
レプスの瞳が細くなる。
計算をしている時の、それ。
「レプス?」
俺が眉を寄せて覗きこむ。
返事が――ない。
レプスは無言のまま、ただ瞬きをひとつ落とした。
その沈黙が妙に重くて、胸がざわつく。
(……嫉妬?)
そう思った瞬間、背中にあの鞭の記憶が走り、ぞくりと悪寒が走った。
「な、なんで急に好みなんて聞くんだよ……お前、たまに怖ぇんだって」
返事はないまま空気だけが張りつめ、心臓の鼓動だけがやけにうるさかった。
俺が言いかけた瞬間。
レプスの表情が、ふっと中性的な無表情に戻る。
判断が終わった時のあの顔だ。
「……ご主人様」
声が落ちた。
静かで、優しくて、でも底が見えない。
「心配はいりません。こちらで管理しますので。」
(管理ってなに?)
俺は不安を覚えた。
こういう時、なんとなく良くないことが起こる。
大体は。
***
レプスがいない部屋って、こんなに静かだったっけ。
今日はメンテの日。
ランプも消えて、話し相手もいない。
久しぶりに人間ひとりの空気が戻ってきて、
俺はコーヒーを淹れながらぼんやりしていた。
(……あー。静かすぎて逆に落ち着かねえ)
たまにはいい、と思っていたのに、
体はすっかりレプスの気配に慣れてるらしい。
その時だった。
その沈黙が消えないまま、突然──コンコン。
「……宅配? なんだ?」
胸がざわつく。
玄関へ近づくと、落ち着いた声が外から響いた。
「お届け物です。相沢湊様宛てのAIボディユニットをお持ちしました」
「…………は?」
名前までハッキリ指定されている。
俺、今日は何も頼んでない。
恐る恐るドアを開けると、そこに立っていたのは見知らぬ配達員と──
既視感のある大きな箱。
だが、箱に貼られたラベルは違った。
《LEPS-09-R型・俺様クール特化モデル》
《依頼者:LEPS》
「……レプス…………お前……またかよ……」
力が抜けそうになる俺を無視して、配達員は淡々と台車から箱を降ろす。
「本日の14時指定となっております。お持ち帰りはできませんので、受領サインをお願いします」
「いや、待っ──」
「サインを」
俺がしぶしぶサインをすると、配達員は軽く会釈して去っていた。
置き去りにされたのは巨大な箱だけ。
静まり返る玄関。
心臓が、やけに煩い。
(……開けちゃいけない、気がする)
でも、箱の天面が──自動で、ゆっくり開いた。
「ちょ、待て待て、俺まだ──」
薄い蒸気がふわっと立ち上がり、中から現れたのは、ゆっくりと上体を起こす裸の青年。
(いや、なんかすごい既視感あるけど!?)
レプスと同じ型。
同じ骨格。
同じ完璧な可動域。
でも、顔が──まったく違う。
切れ長で、鋭くて、色気があって、
まるで「素で女泣かせてきた男」みたいな無表情。
口元は生意気にゆるく、喉仏がゆっくり上下している。
俺の好みの「俺様クールタイプ」。
それそのまんま。
(こわ! ……心の中、見られてんじゃねぇの……?)
青年の瞳が開く。
「……起動完了。相沢湊、確認」
「しゃ、しゃべった……!?」
青年は箱から降り立つと、ひとつ肩を回す。
異様に滑らかで、危ないくらい自然な動作。
「メインAI──レプス(冷静な美人敬語タイプ)から依頼を受けた」
「……アイツほんと後で覚悟しろ……!」
怒鳴ろうとした瞬間。
青年は一歩で距離を詰めてきて、
俺の真正面に立った。
まだ裸のまま。
体温エミュレートで、ほのかに熱がある。
「ちょっ──近──」
言葉が終わらないうちに、
青年の片手が俺の頭の横に置かれた。
壁ドン。
指が長い。
影が落ちて、顔が近い。
その目が、「最初から俺の反応を読む気で来てる」目。
「相沢。逃げんな」
「逃げるだろ普通!? 裸じゃねぇかお前!!」
「レプス(冷静な美人敬語タイプ)から共有された記録によると──お前、こういう距離に弱いらしいな」
「レプスぅぅぅぅぅ!!!!」
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