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種族って多いんだなぁ
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「はい、では今から海梨さんには異世界に転生して頂くという事で、まず私の管理する世界、『テルラ』についてお話させて頂きます。」
この人は逆らっちゃいけない系の人、いや、てか神だったわ。ここは素直に頷いとこう…
「お願いしまーす」
「はい。ようやく理解してくれたようですね。では、説明しますね。ーーーーー」
まとめるとこんな感じだ。
俺がこれから行く異世界『テルラ』は、所謂「剣と魔法のファンタジー」な世界らしい。
その世界には大きく分けて5つの種族が国によっては敵対しながらも共存しているらしい。
内訳としては、まず人族。人族は世界でも1番繁殖力が高く、数が多い。魔法や剣はおおよそ平均くらいだが、頭が良いらしい。
そして次に数が多いのが獣人族。魔法はあまり使えないが、肉弾戦が得意で、種族によっては特殊な能力を持っているらしい。
次が精霊族。その筆頭がエルフ族やドワーフ族である。どちらも森に住んではいるが、エルフ族は魔法が得意で美形が多いのに対し、ドワーフ族は鍛冶が得意でがっしりした小柄な者が多い。
そして魔族。彼らは剣も魔法も得意で、生まれてから1ヶ月ほどでほとんど人間の15歳ごろの見た目になるまで成長するらしい。
そして最後に妖精族。彼らは精霊族とは違い、見た目はとても小さく、人間の手のひらに収まるサイズで、飛べるらしい。魔法が得意で、気まぐれでよく『妖精の森』から出てきて人間を手助けしているらしい。そして妖精族は『契約』というものが出来て、契約をするといつでも呼び出すことができるという。ーーーー
「ってことで合ってます?女神様」
一応間違ってたら嫌だし、女神様に確認しておくと、彼女は少しニコッとして、
「ええ、そんな感じです。あと、私のことは女神様じゃなくて、レインで良いですよ。」
へぇ、この人…じゃなくて神はレインって言うのか。
「じゃあレイン、それで、俺はどの種族に転生するんですか?」
「呼び捨てなのに敬語って…まぁいいです。それで、転生の件ですが、あなたの好きな種族で構いません。」
お、まじ?んーと、じゃあ…
ーー30分後ーー
あれ、待てよ?これ、ハーフとかクォーターとかって出来んのかな?
「できますよ。」
うぉっ、びびったァァ!そういえば、レインって心読めるんだった。
でも、クォーターとかだったらまず人族は大事だよな。だって慣れてるし、愛着(?)あるし。あとは、エルフ族も捨て難い。なんたって「美形」だからな。あ、でもこれならハーフでいいよな。4つもあっても困るか。よし、じゃあ人族とエルフ族のハーフにしよう。
「人族とエルフ族のハーフで。」
「あれ、クォーターじゃなくて良いんですか?ここに来る人は大体みんなクォーター選ぶのに…」
え、まじ?てか俺以外にも転生してる人居るんだ!会えるといいなぁ…
「あ、でもみんな違う世界に転生して貰っているので、会えませんよ。」
あ、そなのね。
「そうなんですね。でも、俺はハーフで良いです。あんまり多すぎても分からんくてこんがらがっちゃうだけだし。」
すると、レインはクスッと笑った。
この人は逆らっちゃいけない系の人、いや、てか神だったわ。ここは素直に頷いとこう…
「お願いしまーす」
「はい。ようやく理解してくれたようですね。では、説明しますね。ーーーーー」
まとめるとこんな感じだ。
俺がこれから行く異世界『テルラ』は、所謂「剣と魔法のファンタジー」な世界らしい。
その世界には大きく分けて5つの種族が国によっては敵対しながらも共存しているらしい。
内訳としては、まず人族。人族は世界でも1番繁殖力が高く、数が多い。魔法や剣はおおよそ平均くらいだが、頭が良いらしい。
そして次に数が多いのが獣人族。魔法はあまり使えないが、肉弾戦が得意で、種族によっては特殊な能力を持っているらしい。
次が精霊族。その筆頭がエルフ族やドワーフ族である。どちらも森に住んではいるが、エルフ族は魔法が得意で美形が多いのに対し、ドワーフ族は鍛冶が得意でがっしりした小柄な者が多い。
そして魔族。彼らは剣も魔法も得意で、生まれてから1ヶ月ほどでほとんど人間の15歳ごろの見た目になるまで成長するらしい。
そして最後に妖精族。彼らは精霊族とは違い、見た目はとても小さく、人間の手のひらに収まるサイズで、飛べるらしい。魔法が得意で、気まぐれでよく『妖精の森』から出てきて人間を手助けしているらしい。そして妖精族は『契約』というものが出来て、契約をするといつでも呼び出すことができるという。ーーーー
「ってことで合ってます?女神様」
一応間違ってたら嫌だし、女神様に確認しておくと、彼女は少しニコッとして、
「ええ、そんな感じです。あと、私のことは女神様じゃなくて、レインで良いですよ。」
へぇ、この人…じゃなくて神はレインって言うのか。
「じゃあレイン、それで、俺はどの種族に転生するんですか?」
「呼び捨てなのに敬語って…まぁいいです。それで、転生の件ですが、あなたの好きな種族で構いません。」
お、まじ?んーと、じゃあ…
ーー30分後ーー
あれ、待てよ?これ、ハーフとかクォーターとかって出来んのかな?
「できますよ。」
うぉっ、びびったァァ!そういえば、レインって心読めるんだった。
でも、クォーターとかだったらまず人族は大事だよな。だって慣れてるし、愛着(?)あるし。あとは、エルフ族も捨て難い。なんたって「美形」だからな。あ、でもこれならハーフでいいよな。4つもあっても困るか。よし、じゃあ人族とエルフ族のハーフにしよう。
「人族とエルフ族のハーフで。」
「あれ、クォーターじゃなくて良いんですか?ここに来る人は大体みんなクォーター選ぶのに…」
え、まじ?てか俺以外にも転生してる人居るんだ!会えるといいなぁ…
「あ、でもみんな違う世界に転生して貰っているので、会えませんよ。」
あ、そなのね。
「そうなんですね。でも、俺はハーフで良いです。あんまり多すぎても分からんくてこんがらがっちゃうだけだし。」
すると、レインはクスッと笑った。
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