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第二章 ヤマネコ商会、爆誕!:新たな拠点探し
第81話 換金システムの謎。世界の経済が崩壊したら神様のせいです
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ここで、ふと、ある重大な疑問が私の頭をよぎった。
(……待てよ。この換金システム、根本的な仕組みはどうなってるんだろう?)
私が稼いだ銀貨や銅貨を、このアプリでポイントに換金する。
その時、手元にある物理的なコインは、どうなるの?
まさか、跡形もなく消え去ったりは……しないよね?
もしそうだとしたら、私が稼げば稼ぐほど、この世界の市場から通貨が消えていくことになる。
それって、つまり、通貨流通量の減少によるデフレーションを引き起こすってことじゃない?
(……いやいや、ないな。そんな雑なシステムなわけがない)
神様はポンコツだけど、この世界の根幹を成すシステムを、そんな穴だらけの仕様にするはずがない。
だとしたら、私が換金したコインは、どこか別の場所に転送されている?
神界の巨大な金庫とか?
(でも、それじゃ結局、市場からお金が消えることには変わりない。……うーん、逆はどうなんだろう?)
私は、アプリの画面をよく観察する。
『リント ⇒ ポイント』の矢印の隣に、ちゃんと『ポイント ⇒ リント』の矢印もある。
ポイントを、現地通貨に再換金することも可能なのか。
でも、その場合、物理的なコインはどこから出てくるの?
まさか、無からコインを生成してるとか? それだと今度は、通貨の価値が暴落するハイパーインフレーションが起きちゃう!
(……分かった。たぶん、こういうことだ)
私の脳内で、前世でかじった経済学の知識が、パズルのピースみたいにはまっていく。
このアプリは、ただの一方的な換金システムじゃない。
これは、神様が管理する、この世界全体の『中央銀行』みたいなものなんだ。
私が換金したコインは、神界の巨大な金庫(システム・ヴォルト)に転送・保管される。
そして、誰か(たぶん、今のところは私だけ)がポイントをリントに再換金した時、その金庫から物理的なコインが払い出される。
つまり、このシステム全体で、通貨の総量を一定に保っているんだ。
(だとしたら、私が換金したお金は、いずれ何らかの形で、この世界に還流してるはず……。例えば、ダンジョンで見つかる宝箱の中身とか、教会への謎の寄付金とか、あるいは王家への天からの下賜金とか……。もしかしたら、この世界の経済そのものが、この神様システムの上で、知らず知らずのうちに成り立っているのかも……)
考えれば考えるほど、壮大すぎて、ちょっとだけ怖くなる。
(……以上、私の勝手な想像だけど、もしこの推論が根本から間違っていて、私の経済活動が原因でこの世界の経済がめちゃくちゃになったとしても、それは全部、こんな謎システムを説明もなしに実装した神様の責任だからね! 許してね、この世界のみんな! うん、気が向いたら今度、『神様チャット』で神様に質問してみよう。どうせ、また返信はめちゃくちゃ遅いだろうけど!)
そんな風に、壮大な責任転嫁を完了させた上で、私は今日のミッションに思考を切り替える。
『ハルモニアにおける、安全かつコストパフォーマンスに優れた宿泊施設の選定』。
略して、『宿探し』だ!
まずは、地図機能。
詳細版になった地図は、もはやハルモニア市の衛星写真だ。
商業地区を拡大し、宿屋と思われる建物を一つ一つ確認していく。
うん、やっぱり商業地区のメインストリート沿いと、その周辺に集中しているな。
次に、本命の検索機能。
検索ウィンドウに、キーワードを打ち込む。
(……待てよ。この換金システム、根本的な仕組みはどうなってるんだろう?)
私が稼いだ銀貨や銅貨を、このアプリでポイントに換金する。
その時、手元にある物理的なコインは、どうなるの?
まさか、跡形もなく消え去ったりは……しないよね?
もしそうだとしたら、私が稼げば稼ぐほど、この世界の市場から通貨が消えていくことになる。
それって、つまり、通貨流通量の減少によるデフレーションを引き起こすってことじゃない?
(……いやいや、ないな。そんな雑なシステムなわけがない)
神様はポンコツだけど、この世界の根幹を成すシステムを、そんな穴だらけの仕様にするはずがない。
だとしたら、私が換金したコインは、どこか別の場所に転送されている?
神界の巨大な金庫とか?
(でも、それじゃ結局、市場からお金が消えることには変わりない。……うーん、逆はどうなんだろう?)
私は、アプリの画面をよく観察する。
『リント ⇒ ポイント』の矢印の隣に、ちゃんと『ポイント ⇒ リント』の矢印もある。
ポイントを、現地通貨に再換金することも可能なのか。
でも、その場合、物理的なコインはどこから出てくるの?
まさか、無からコインを生成してるとか? それだと今度は、通貨の価値が暴落するハイパーインフレーションが起きちゃう!
(……分かった。たぶん、こういうことだ)
私の脳内で、前世でかじった経済学の知識が、パズルのピースみたいにはまっていく。
このアプリは、ただの一方的な換金システムじゃない。
これは、神様が管理する、この世界全体の『中央銀行』みたいなものなんだ。
私が換金したコインは、神界の巨大な金庫(システム・ヴォルト)に転送・保管される。
そして、誰か(たぶん、今のところは私だけ)がポイントをリントに再換金した時、その金庫から物理的なコインが払い出される。
つまり、このシステム全体で、通貨の総量を一定に保っているんだ。
(だとしたら、私が換金したお金は、いずれ何らかの形で、この世界に還流してるはず……。例えば、ダンジョンで見つかる宝箱の中身とか、教会への謎の寄付金とか、あるいは王家への天からの下賜金とか……。もしかしたら、この世界の経済そのものが、この神様システムの上で、知らず知らずのうちに成り立っているのかも……)
考えれば考えるほど、壮大すぎて、ちょっとだけ怖くなる。
(……以上、私の勝手な想像だけど、もしこの推論が根本から間違っていて、私の経済活動が原因でこの世界の経済がめちゃくちゃになったとしても、それは全部、こんな謎システムを説明もなしに実装した神様の責任だからね! 許してね、この世界のみんな! うん、気が向いたら今度、『神様チャット』で神様に質問してみよう。どうせ、また返信はめちゃくちゃ遅いだろうけど!)
そんな風に、壮大な責任転嫁を完了させた上で、私は今日のミッションに思考を切り替える。
『ハルモニアにおける、安全かつコストパフォーマンスに優れた宿泊施設の選定』。
略して、『宿探し』だ!
まずは、地図機能。
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商業地区を拡大し、宿屋と思われる建物を一つ一つ確認していく。
うん、やっぱり商業地区のメインストリート沿いと、その周辺に集中しているな。
次に、本命の検索機能。
検索ウィンドウに、キーワードを打ち込む。
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