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22 クラフト⑧
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「いやぁ、助かりました~ツッチーさん」
ぺこり、と頭を下げる女剣士モツナベ。
胸の谷間が見えているが、声が低すぎて興奮しないんだよな。
「モツ、ポイント返すんすよ~」
腕を組むミルクは、むっとほっぺたを膨らます。
モツナベは、え? って顔をしていた。
「身体で返すのじゃ~ダメ?」
むにゅ、と俺の腕に胸をよせるモツナベ。
やめろ! 身体と声があってないんじゃ!
「遠慮しときます……っていうか俺は金持ちなので返さなくて大丈夫ですよ」
きょとん、とするミルクとモツナベ。
「マジっすか?」
「嘘つけ、だったらなんでまだ裸なんだよ」
いやぁ、と頭をかきながらアイテムボックスを開く。
金塊を見せた。
「ツッチーさん、すげぇー!!」
「どこで見つけたんすか?」
遺跡、と俺は答えた。
するとモツナベは、うわー! と泣き叫んだ。
「先に取られたー! ちくしょー!」
「ん?」
「高額な貴重品は世界に1つだけ、つまり他のプレイヤーはもうゲットすることはできねぇんだよ」
「早い者勝ちってことっす」
「そうだったのか……じゃあ、ミルクとマクドにも金塊をわけないとな」
俺は金塊の1つをミルクにあげた。
「わーいわーい!」
ミルクはくるくる踊りだした。
さらにプレゼントがあったことを思い出し、例のものを渡す。
「……ッ!?」
ミルクの頭に白い帽子をかぶせる。
「うん、やっぱり少女エルフにぴったりだ」
「あ、ありがとうっす……」
顔を赤く染めるミルク。
いいなぁ、とモツナベは指を咥えていた。俺は、ぽんぽんとモツナベの肩を叩く。フォローしてやろう。
「じゃあ、今から鉱山に行って金持ちになりましょう」
「鉱山なんてあるの?」
「はい、こちらです。ついて来てください」
俺は歩き出した。
すると、ぴょんとミルクが飛び跳ねる。
「ツッチー! モツと話す時も敬語じゃなくていいっすよ」
「ああ、敬語はやめようぜ、もう友達だもんな」
わかった、と俺は答えた。
友達……。
ああ、素晴らしい響き!
なんて思いながら歩き出す。目指すは北にある鉱山。街を出て、砂漠を歩く。ミルクは白い帽子のおかげで陽射し対策はバッチリ。モツナベも兜をしているので大丈夫だった。
「ここが鉱山か……」
まるでグランドキャニオンだ。
大自然が作った芸術のような谷地形の狭間に、ガヤガヤと冒険者たちが集まっている。どうやら鉱山に入るためにチケットを買うらしい。おや? あそこに結界装置があるな。魔法を使えなくして、谷越えを禁止にしているのだろう。
「ツッチーくんもいたんだね!」
ん? イケメンの剣士が走ってくる。
ここにいたんだ、カイト。偶然だな。
ミルクは首を傾げた。
「誰っすか? この無駄に爽やかなイケメンは」
「俺のフレンドさ」
「ふーん、軽装備で腹筋を見せてイヤらしいっすね」
カイトは、ニコッと白い歯を見せた。
「仲間と冒険してるんだね、しかも素敵な女性たちと」
ミルクとモツナベが自分の顔に指をさす。
こいつらが素敵な女性か? まぁ、いいや、否定しないでおこう。
「ああ……ところで、エミリアさんは?」
「チケットを買っているよ、ツッチーくんたちのも買ってあげるよ、魔物を罠にかけてもらうお礼に」
「ありがとう」
エミリアちゃーん! と叫んでカイトは彼女の方へ走り出す。
「……」
俺たちも向かった。
チケット売り場は冒険者たちで群がり、ツルハシ、スコップ、箱などを商人たちが売っている。みんな我先にと必死だ。そのなかにエミリアがいた。相変わらずエロ可愛い顔と身体をしている。彼氏好みにキャラメイクしたのだろう。
「あ~ん、なかなかチケットが買えないわぁ~」
カイトは彼女に近づき肩を叩いた。
「エミリアちゃん、ツッチーくんがいたよ」
「え?」
エミリアが振り返り、俺を見た瞬間、
「きゃあぁぁああ! なんでまだ裸なのっ!?」
と悲鳴をあげて腰を抜かした。
うん、やっぱりパンチラしてくれる。カイトもびっくり。他の冒険者たちも興奮していた。ラッキースケベは男の希望なのだ。しかし、ミルクがモツナベの目を隠そうと覆い被さっていた。
「見たらダメっす」
「なんでだよ?」
「なんでもっす!」
なんか微笑ましいな、この2人。
一方、カイトはエミリアに事情を説明していた。そして、チケットを買ってもらう。入場料は1人5,000ポイントだった。なかなか高いな。ツルハシ、スコップ、箱はモツナベが買ってくれた。先ほど美人局を解決してやったお礼なんだと。箱はアイテムボックスを拡張させるものらしい。ありがたく受け取る。
「それで罠にかけて欲しい魔物って?」
カイトに質問した。
彼は谷を歩きながら説明をする。エミリアと手を繋ぎながら、なんとも楽しげに。
「実は俺たちメインクエストを諦めたんだ、な、エミリア」
「うん、チャプター3のボスが強すぎて……そこでプロポーズの方法を変えてもらったの!」
「ああ、プロテルで一番綺麗な指輪をプレゼントするよ、エミリアちゃん!」
「ありがとう、カイトくん!」
カップル冒険者はイチャイチャしている。
モツナベとミルクは唖然としていた。
「本当にいるんだな、VRMMOで結婚するやつ」
「どうでもいいっすけど、このカップルって現実で会ったことあるんすかね?」
それは聞いてないな。
チャンスがあったら質問してみよう。カイトはまた歩き出し、谷が開いた場所まできた。いつの間にか他の冒険者たちはいなくなっている。採掘しやすいようバラける仕組みなのだろう。
「ツッチーくん、ここにいる魔物を罠にかけてくれないか? 戦いながらだと採石できないんだ」
「お願いします」
ぺこり、と頭を下げるエミリア。
女性から頼まれたらしゃーないな、やってやるか。
シュルシュルシュル……
鉱山には砂漠の蛇ディザネークの大群がいた。
まるでチンアナゴだな。にょろにょろと神出鬼没。どこから襲ってくるか分からないから、落ち着いて採石することができない。これは戦闘役と採石役で別れるしかないな。よし、しゃーない、俺の土魔法で解決してやろう! 金属を発見する魔法、メタリクムで採石できる場所を見つけといてから……。
「 砂と石を凝集する魔法 ルペス! 」
茶色の魔法陣が高速で回転する。
ガチン、とあたりの砂漠を石化させた。蛇は悲しそうに頭だけ出して鳴いている。
「うちらも採石するっす!」
「頼んだぜ、ツッチー」
なんだよキミたち。
みんなツルハシとスコップを持って、エッサホイサと楽しく採石を始める。そしてミルクは金属[ ステンレス ]を掘り当てた。
「これツッチーが欲しい素材っすよね?」
「ああ、もっと掘ってくれ!」
モツナベは、ぴくっと反応した。
「何か製作しているのか?」
「うん、ハンドガンをね」
「おお! かっこいい! 俺もツッチーのためにがんばるぞ! チチモタセから救ってくれたからな」
「ツツモタセな……」
こいつ本当に塾で勉強できるのかよ。
そして、ガツガツとツルハシを振るうモツナベは[ モリブデン ]を掘り当てた。
「よっしゃー! 掘るのたっのし~!」
うん、いい感じだ。
この調子で素材集めしてもらおう。ところでカップル冒険者の方はどうかな?
「ねぇ、あそこじゃない? カイトくん」
「いやぁ、あっちを掘ろうよ、エミリアちゃん」
はやく掘れよ!
するとそのとき、蠍の魔物コルピウの小さいのが、ぴょんと出てきてエミリアの頭に乗った。カイトはビビりながら指をさす。
「エミリアちゃん、頭、頭……」
「ふぇ?」
カサッ……
小型コルピウが、ちょきっとハサミをあげた。
「きゃぁぁああ!」
すっ転ぶエミリア。
今度はパンツが丸見えだ。ありがとう、今日はいい夢が見れそう。カイトは慌てまくっているが、腰に装備していた剣を抜いた。
「動くなよ、エミリアちゃん」
「た、助けて……カイトくん」
カイトは剣を構える。
エミリアの頭に乗せたままコルピウを斬るつもりか。切先が震えているな。やれやれ、固めといてやるか。
「ルペス……」
コルピウを石化させておく。砂漠の魔物は砂まみれだから簡単に固められるのだ。
ザン!
カイトは剣を横に振った。
見事、コルピウを斬って倒す。エミリアは彼氏に抱きついて大喜びだ。
「ありがとう、カイトく~ん」
「ははは、俺にまかせろ!」
ふぅ、危なかった。
俺が固めてなかったら、彼女の首は飛んで修羅場だったかもしれない。
「で、目当ての宝石はありましたか?」
俺の質問に、カップル冒険者は首を横に振る。
エミリアは、頬を赤く染めて言った。
「わたし、ピンクダイヤモンドが欲しいの……」
ぺこり、と頭を下げる女剣士モツナベ。
胸の谷間が見えているが、声が低すぎて興奮しないんだよな。
「モツ、ポイント返すんすよ~」
腕を組むミルクは、むっとほっぺたを膨らます。
モツナベは、え? って顔をしていた。
「身体で返すのじゃ~ダメ?」
むにゅ、と俺の腕に胸をよせるモツナベ。
やめろ! 身体と声があってないんじゃ!
「遠慮しときます……っていうか俺は金持ちなので返さなくて大丈夫ですよ」
きょとん、とするミルクとモツナベ。
「マジっすか?」
「嘘つけ、だったらなんでまだ裸なんだよ」
いやぁ、と頭をかきながらアイテムボックスを開く。
金塊を見せた。
「ツッチーさん、すげぇー!!」
「どこで見つけたんすか?」
遺跡、と俺は答えた。
するとモツナベは、うわー! と泣き叫んだ。
「先に取られたー! ちくしょー!」
「ん?」
「高額な貴重品は世界に1つだけ、つまり他のプレイヤーはもうゲットすることはできねぇんだよ」
「早い者勝ちってことっす」
「そうだったのか……じゃあ、ミルクとマクドにも金塊をわけないとな」
俺は金塊の1つをミルクにあげた。
「わーいわーい!」
ミルクはくるくる踊りだした。
さらにプレゼントがあったことを思い出し、例のものを渡す。
「……ッ!?」
ミルクの頭に白い帽子をかぶせる。
「うん、やっぱり少女エルフにぴったりだ」
「あ、ありがとうっす……」
顔を赤く染めるミルク。
いいなぁ、とモツナベは指を咥えていた。俺は、ぽんぽんとモツナベの肩を叩く。フォローしてやろう。
「じゃあ、今から鉱山に行って金持ちになりましょう」
「鉱山なんてあるの?」
「はい、こちらです。ついて来てください」
俺は歩き出した。
すると、ぴょんとミルクが飛び跳ねる。
「ツッチー! モツと話す時も敬語じゃなくていいっすよ」
「ああ、敬語はやめようぜ、もう友達だもんな」
わかった、と俺は答えた。
友達……。
ああ、素晴らしい響き!
なんて思いながら歩き出す。目指すは北にある鉱山。街を出て、砂漠を歩く。ミルクは白い帽子のおかげで陽射し対策はバッチリ。モツナベも兜をしているので大丈夫だった。
「ここが鉱山か……」
まるでグランドキャニオンだ。
大自然が作った芸術のような谷地形の狭間に、ガヤガヤと冒険者たちが集まっている。どうやら鉱山に入るためにチケットを買うらしい。おや? あそこに結界装置があるな。魔法を使えなくして、谷越えを禁止にしているのだろう。
「ツッチーくんもいたんだね!」
ん? イケメンの剣士が走ってくる。
ここにいたんだ、カイト。偶然だな。
ミルクは首を傾げた。
「誰っすか? この無駄に爽やかなイケメンは」
「俺のフレンドさ」
「ふーん、軽装備で腹筋を見せてイヤらしいっすね」
カイトは、ニコッと白い歯を見せた。
「仲間と冒険してるんだね、しかも素敵な女性たちと」
ミルクとモツナベが自分の顔に指をさす。
こいつらが素敵な女性か? まぁ、いいや、否定しないでおこう。
「ああ……ところで、エミリアさんは?」
「チケットを買っているよ、ツッチーくんたちのも買ってあげるよ、魔物を罠にかけてもらうお礼に」
「ありがとう」
エミリアちゃーん! と叫んでカイトは彼女の方へ走り出す。
「……」
俺たちも向かった。
チケット売り場は冒険者たちで群がり、ツルハシ、スコップ、箱などを商人たちが売っている。みんな我先にと必死だ。そのなかにエミリアがいた。相変わらずエロ可愛い顔と身体をしている。彼氏好みにキャラメイクしたのだろう。
「あ~ん、なかなかチケットが買えないわぁ~」
カイトは彼女に近づき肩を叩いた。
「エミリアちゃん、ツッチーくんがいたよ」
「え?」
エミリアが振り返り、俺を見た瞬間、
「きゃあぁぁああ! なんでまだ裸なのっ!?」
と悲鳴をあげて腰を抜かした。
うん、やっぱりパンチラしてくれる。カイトもびっくり。他の冒険者たちも興奮していた。ラッキースケベは男の希望なのだ。しかし、ミルクがモツナベの目を隠そうと覆い被さっていた。
「見たらダメっす」
「なんでだよ?」
「なんでもっす!」
なんか微笑ましいな、この2人。
一方、カイトはエミリアに事情を説明していた。そして、チケットを買ってもらう。入場料は1人5,000ポイントだった。なかなか高いな。ツルハシ、スコップ、箱はモツナベが買ってくれた。先ほど美人局を解決してやったお礼なんだと。箱はアイテムボックスを拡張させるものらしい。ありがたく受け取る。
「それで罠にかけて欲しい魔物って?」
カイトに質問した。
彼は谷を歩きながら説明をする。エミリアと手を繋ぎながら、なんとも楽しげに。
「実は俺たちメインクエストを諦めたんだ、な、エミリア」
「うん、チャプター3のボスが強すぎて……そこでプロポーズの方法を変えてもらったの!」
「ああ、プロテルで一番綺麗な指輪をプレゼントするよ、エミリアちゃん!」
「ありがとう、カイトくん!」
カップル冒険者はイチャイチャしている。
モツナベとミルクは唖然としていた。
「本当にいるんだな、VRMMOで結婚するやつ」
「どうでもいいっすけど、このカップルって現実で会ったことあるんすかね?」
それは聞いてないな。
チャンスがあったら質問してみよう。カイトはまた歩き出し、谷が開いた場所まできた。いつの間にか他の冒険者たちはいなくなっている。採掘しやすいようバラける仕組みなのだろう。
「ツッチーくん、ここにいる魔物を罠にかけてくれないか? 戦いながらだと採石できないんだ」
「お願いします」
ぺこり、と頭を下げるエミリア。
女性から頼まれたらしゃーないな、やってやるか。
シュルシュルシュル……
鉱山には砂漠の蛇ディザネークの大群がいた。
まるでチンアナゴだな。にょろにょろと神出鬼没。どこから襲ってくるか分からないから、落ち着いて採石することができない。これは戦闘役と採石役で別れるしかないな。よし、しゃーない、俺の土魔法で解決してやろう! 金属を発見する魔法、メタリクムで採石できる場所を見つけといてから……。
「 砂と石を凝集する魔法 ルペス! 」
茶色の魔法陣が高速で回転する。
ガチン、とあたりの砂漠を石化させた。蛇は悲しそうに頭だけ出して鳴いている。
「うちらも採石するっす!」
「頼んだぜ、ツッチー」
なんだよキミたち。
みんなツルハシとスコップを持って、エッサホイサと楽しく採石を始める。そしてミルクは金属[ ステンレス ]を掘り当てた。
「これツッチーが欲しい素材っすよね?」
「ああ、もっと掘ってくれ!」
モツナベは、ぴくっと反応した。
「何か製作しているのか?」
「うん、ハンドガンをね」
「おお! かっこいい! 俺もツッチーのためにがんばるぞ! チチモタセから救ってくれたからな」
「ツツモタセな……」
こいつ本当に塾で勉強できるのかよ。
そして、ガツガツとツルハシを振るうモツナベは[ モリブデン ]を掘り当てた。
「よっしゃー! 掘るのたっのし~!」
うん、いい感じだ。
この調子で素材集めしてもらおう。ところでカップル冒険者の方はどうかな?
「ねぇ、あそこじゃない? カイトくん」
「いやぁ、あっちを掘ろうよ、エミリアちゃん」
はやく掘れよ!
するとそのとき、蠍の魔物コルピウの小さいのが、ぴょんと出てきてエミリアの頭に乗った。カイトはビビりながら指をさす。
「エミリアちゃん、頭、頭……」
「ふぇ?」
カサッ……
小型コルピウが、ちょきっとハサミをあげた。
「きゃぁぁああ!」
すっ転ぶエミリア。
今度はパンツが丸見えだ。ありがとう、今日はいい夢が見れそう。カイトは慌てまくっているが、腰に装備していた剣を抜いた。
「動くなよ、エミリアちゃん」
「た、助けて……カイトくん」
カイトは剣を構える。
エミリアの頭に乗せたままコルピウを斬るつもりか。切先が震えているな。やれやれ、固めといてやるか。
「ルペス……」
コルピウを石化させておく。砂漠の魔物は砂まみれだから簡単に固められるのだ。
ザン!
カイトは剣を横に振った。
見事、コルピウを斬って倒す。エミリアは彼氏に抱きついて大喜びだ。
「ありがとう、カイトく~ん」
「ははは、俺にまかせろ!」
ふぅ、危なかった。
俺が固めてなかったら、彼女の首は飛んで修羅場だったかもしれない。
「で、目当ての宝石はありましたか?」
俺の質問に、カップル冒険者は首を横に振る。
エミリアは、頬を赤く染めて言った。
「わたし、ピンクダイヤモンドが欲しいの……」
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