異世界で魔族が全滅してるらしいが、俺は普通にゴルフしてるだけ ~無能扱いされた男が 、距離だけで世界を変える話~

ぬこまる

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22 お金がない!

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朝の漁村は、音から始まっていた。

湖のはずなのに、波がある。  
小さく、細かく、水面がざわざわしている。  
そして何より、匂いが違う。

塩だ。

鼻の奥に引っかかる、あの海の匂い。  
昨日までここは湖だったはずなのに、今は海が混ざっている。

(……異世界の地図を書き換えちゃった)

俺がそんなことを考えている間にも、村はもうお祭りだった。

「網! 網持ってこい!」  
「桶が足りねえ!」  
「また跳ねたぞ、でけぇ!」

大人が走り、子どもが走り、犬まで走っている。  
誰も落ち着いていない。いや、落ち着く必要がないのだ。

魚が多い。多すぎる。

湖の魚じゃない。  
銀色が強い。体が締まっている。  
跳ね方が、いちいち派手だ。

「……おいおい」
俺は呟く。
「これ、海の魚だろ」

隣でシルフィが胸を張った。

「いっぱい」

「知ってる」
「見ればわかる」

シルフィは得意そうに言う。

「ナイスバーディー」

「いや、何がバーディーなんだよ」
「俺、今、何も打ってないんだが」

「いいこと」
「いっぱい」

(妖精の評価軸、全部ゴルフだな)



村人たちは完全に喜んでいた。

「これ売れるぞ!」  
「干せ! 塩を持ってこい!」  
「今日は祭りにするか!」

経済って、こういう時に回る。  
悲しいくらい分かりやすい。

ガルドだけが、騒ぎの外に立っていた。

半歩後ろ。  
いつもの距離。  
視線は魚ではなく、水の流れを見ている。

「……水路ができた」

「うん」

「……海と繋がった」

「うん」

ガルドはさらに続ける。

「……外国に渡航できるようになる」

「……え?」

俺が聞き返すと、ガルドは淡々と言った。

「船が出せる」
「海へ行ける」

「へえ」
俺はとりあえず頷く。
「ふーん」

本気で興味がないわけじゃない。  
ただ、話がでかすぎて、今の俺の胃に入らない。

シルフィが湖面を見て言った。

「みず、かわった」

「だね」



姫が湖を見つめて、ぽつりと言った。

「……外国に行ってみたいです」

姫の言葉は軽いのに、内容は重い。

王城の外に出るだけでも事件だった姫が、外国。
それはもう、距離の桁が違う。

俺は湖面に浮かぶ船を見た。

小さく、堅牢な船。

揺れている。  
水面が少し変わっただけで、船の揺れ方も変わる。

その船を見ているうちに、ふと考えが滑った。

(……俺)
(日本に帰れるのかな)

口にすると一気に暗くなるやつだ。  
だから俺は、会話に変換した。

「あの船って、どこに行くんですかね」

姫が首をかしげる。

「どこ……?」

ガルドが即答する。

「漁船だ」
「魚を獲るだけ」

「ですよね」
俺は笑った。
「そりゃそうか」

姫も、くすっと笑った。

「うふふ」

(危ない危ない、急に帰還とか考え始めると、気が遠くなる……)



湖の騒ぎは昼まで続いた。

魚は桶に積まれ、塩が振られ、干され、運ばれ、売る算段が始まっている。  
村人の顔が明るい。  
困ったら黙る人間が、儲かりそうだと喋るようになる。

「いい日だな」
誰かが言った。

「いい日だ」
別の誰かが言った。

俺も同意したいが、胃の中は焼き魚で満たされていた。

(……さて)

ここで俺はようやく思い出す。

俺、何しに漁村に来たんだっけ。

「ん?」

俺がぼんやりしていると、シルフィが肩の上で跳ねた。

「鉱物」
「シャフト」
「強化」

「あ、そうだった」

(危ない、完全に魚に飲まれてた)



そこに、少年が現れた。

「ナオキさん!」

リオだ。

目がきらきらしている。  
今日の村は、きらきらが伝染している。

「魚、すごいですね!」

「すごいな」
俺は頷く。
「で、リオ」
「聞きたいことがある」

「はい!」

「炭素っぽい鉱物、知らない?」

一瞬、リオの顔が止まった。

「……たんそ?」

「しなる素材にしたいんだ」
「ゴルフの――」

言いかけて、やめた。
この村でゴルフはまだ通じない。

リオは正直に首を振った。

「分かりません」
「でも、鍛冶屋なら知ってるかも!」

「鍛冶屋か」

「はい!」
リオは元気よく言う。
「村の奥にいます!」

ガルドが、短く言った。

「……案内させろ」

姫が、嬉しそうに言った。

「行きましょう」

シルフィが、当然のように言った。

「いく」

俺は頷いた。

(よし、やっと本題だ)

湖が海になった日。  
魚が増えた日。  
世界が広がった日。

でも俺は、相変わらず。

ゴルフの道具を強化したいだけ。




鍛冶屋は村の奥、木々の影が濃くなるあたりにあった。

近づくほどに熱が増す。
焦げた木の匂い、油の匂い、鉄の匂い。
そして――

カン、カン、カン。

一定のリズムで鳴る金属音が、胸の奥まで響く。

「……ファンタジーだな」

俺が思わず呟くと、シルフィが頷いた。

「かんかん」
「すき」

「君、なんでも好きだな」

工房の中では、赤くなった鉄が炎に浮かび、槌が振り下ろされるたびに火花が散った。
熱で空気が揺れて、壁の影も揺れている。

話しかけにくい。

あの「今、声かけたら人生の何かを失う」感じがある。

俺が戸口で足を止めていると、リオが小声で言った。

「今の人、若旦那です」
「すごい人です」

「若旦那?」
俺は思わず聞き返す。
「鍛冶屋って若旦那とかあるの?」

「あります!」

(あります、じゃないんだよな)

ガルドは黙って工房の壁際に目を向けた。

そこには飾られた剣が並んでいた。
派手ではない。だが、どれも無駄がなく、刃が薄く、線が美しい。
武器というより“美術品”に見える。

ガルドの視線が、そのうちの一本に止まる。

(……あ)

俺はなんとなく分かった。
ガルドの目が“測っている”ときとは違う。
それは、記憶を触っている目だった。

姫が、無邪気に聞いてしまう。

「ガルド」
「振らないのですか?」

ガルドの肩が、わずかに動いた。

「……過去のことだ」

姫は首をかしげる。

「でも」
「誰もあなたに勝てなかったのに」

空気が、ほんの少しだけ止まる。

(姫、直球すぎる……)

ガルドは答えないかと思ったが、低く言った。

「神様は気まぐれですから……」

それだけ。

そして、グッと右手を拳にして、少しだけ見つめる。

(……何かあったのかな?)
俺は心の中で思った。
声には出さない。ゴルフと同じで、余計な検索は邪魔だ。



「いらっしゃい」

若い男が、槌を止めてこちらを見た。
汗が頬を伝い、腕は太く、目は真っ直ぐだ。
年は二十前後に見える。

「ようこそ」
男は言った。
「俺はレオン」

(レオン? 王様と被ってない?)
と一瞬思ったが、この世界ではよくあるのかもしれない。

「えっと」
俺は一歩前に出る。
「しなりのある鉱物、ないですか?」

レオンは一拍置いて、にやりと笑った。

「ある」
「炭素系だろ?」

「……あるんだ」

「ある」
レオンは迷いなく言う。
「しなる。戻る。割れにくい」
「それが欲しいなら、これだ」

棚の奥から、黒っぽい鉱物の塊を出す。
見た目は地味だが、妙に“締まった”感じがある。

俺の心が踊った。

「おお……!」

シルフィが即座に言う。

「それ」
「いい」

ガルドが、無言で頷く。

(全員一致、強い)

「ください」
俺が言うと、レオンは即答した。

「百万金貨だ」

「え?」
俺は固まる。
「……金貨、そんなに?」

「相場だ」
レオンは平然と言う。
「しなる鉱物は高い」
「安売りしたら、俺の工房が死ぬ」

(商売の倫理が正しい……)

「えーっと」
俺は財布を探すフリをする。
当然ない。

「金、ないです」

レオンは首を振った。

「じゃあ無理だ。帰れ」

早い。話が早い。現実は厳しい。

そのとき、姫が指輪を外そうとした。

「……これなら」
「売れますか?」

レオンが目を見開いた。

「それを売るなんてとんでもない」
「王族の指輪だろ!?」

「でも……」

「そんなもん売りさばいたら兵士に捕まるぜ」
レオンは真顔だ。
「俺の工房も燃える」
「みんな不幸だ」

「すごい正論……」
俺は思わず呟く。

シルフィが小声で言った。

「どらくえ」

「うん、ドラクエっぽい」

ガルドが低く言う。

「……リリアーナ姫」
「やめろ」

姫は指輪を握りしめ、しゅんとした。

(この子、行動力だけは勇者だな)



困っていると、外で馬車の音がした。

ガラガラ、と、やけに存在感のある車輪。

工房の前に止まり、聞き覚えのある豪快な声が響く。

「おーい!」
「いるか、レオン!」

レオンの顔が一瞬で変わった。

「……師匠だ」

扉が開き、工房主ドランが入ってくる。

「おう」
ドランは俺を見て笑った。
「来てたのか、ナオキ」

「え、なんでここに」

「ザクザクと鉱物の匂いがした」
ドランは平然と言った。
「あと、金が動く匂いもな」

(嗅覚が商人すぎる)

レオンが頭を下げる。

「師匠」
「……お疲れ様です」

「疲れてねえ」
ドランは即答する。
「鍛冶屋は疲れたら負けだ」

(パワハラっぽいが、師弟の信頼が見える)

俺が言う。

「欲しい鉱物があるんですけど」
「百万金貨だって」

ドランが笑った。

「がはは!」
「お前ら、どうせ金ないだろ」

ガルドがぼそっと。

「……悪かったな」

俺がつい言う。

「ガルド」
「独身なのに何に金使うんだよ」

ガルドは一拍置いて言った。

「異世界人が知ることでもない」

「ああ、そうですか」

姫が小さく咳払いをする。

「……仲良くしてください」

シルフィも言う。

「なかよく」

ドランが手を振る。

「分かった分かった」
「金は俺が払う」

「えっ」
俺は目を丸くする。
「いいんですか?」

「当たり前だ」
ドランは胸を張る。
「その鉱物があれば、シャフトっつうもんが強化できる。そいつで魔族を倒して大稼ぎだ」

「やっぱり」
俺は苦笑する。

ドランはレオンの肩を叩いた。

「こいつは俺の弟子だ」
「値段は正しい」
「ただし、俺が払う」

レオンは真顔で頷く。

「ありがとうございます」

ドランが俺を見る。

「礼なら鉱物で返せ」
「もっと強化しようぜ」

「それが狙いね……」
俺はため息をつく。

姫が、場をまとめるように言った。

「鉱物も手に入りましたし」
「……よかったです」

ドランが、ふと姫を見て言う。

「姫」
「帰りますよ」
「王様が泊まりは聞いてないと、ご立腹です」

「……あちゃあ」
俺が言うと、姫が顔を赤くする。

「し、知っています」
「でも……今だけです」

ガルドが短く言った。

「……帰りは馬車だな」

そうして、馬車での帰路が決まった。

俺は鉱物を受け取り、手の中で転がした。

地味だ。だが、確かに“しなり”の未来がある。

(これで、シャフトが変わる)
(距離も、変わる)

ただし――

俺は知っている。

距離が伸びると、世界も伸びる。

それが良いことかどうかは、まだ分からない。
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