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4章
点滅する命の減少
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俺は、銃を向けて足に向けてはなった。
バンッ。
反動に気を取られて目をつぶってしまったが、
「痛えなぁ。お前、そんなの持ってたのかいいなぁ。まあ、いいや、じゃあな。」
何故だ?あいつの右足に命中した。なのに、あいつは引きづってはいたが歩いて逃げている。
大丈夫、まだ追いつく。暗闇の洞窟に消えていく早瀬を追う。
ほかの2人も俺に着いてくる。
河原は、申し訳ないがここでお別れだ。
お前のした事は、死んでも許さねぇだけど最後は助けようとしてくれたのは感謝する。生き返ったら、罪を償って仲良くしてくれよ。
そう心で語りかけた。
まだ、アイツが消えてから数秒しか経っていない。早瀬が入っていったところに入る。俺らは明かりがあるから照らして、流れる血をたどって足早に走る。
「ん?ここで止まっている。」
「ねぇ、影琉。これって、」
佳奈に言われて気づいた。
目の前にはエレベーターがあった。こんな洞窟に見合わないものが。
下に行くボタンだけがあり、そこを押したが、早瀬が乗っていると思われるエレベーターがどんどん下に下がって行った。
「まって、ここが10階って書いてある。」
早見に言われた通りだった。そう表記してあった。
7
6
5
4
どこまで下がるんだ?
3
2
1
ここで止まった。
あいつは、1階まで下がった。そんなに下がったらそこは別世界なのか?検討もつかない。
このエレベーターが往復して戻ってくるまで1時間かかった。
これによりだいぶ時短になることはいいが、何も分からないところにこんな狭い空間に入って移動することが問題だった。
チンッ。
という音で思い扉が開く。
よくあるごく普通のエレベーターだが、結構年季が入っていた。他には道がないから俺らはそれに乗り込んで1階のボタンを押した。
扉が閉まり、不気味な音でしたに下がっていく。
床を見たら、血があった。早瀬の血だろう。まだ新しかった。
下に下がっていく。どんどん下がっていく。
「ん?」
違和感を感じる。
「なんか、止まった?」
「大丈夫なのこれ?」
佳奈が、パニックになる。
エレベーターが突然、止まった。今はまだ6階から5階に降りる途中。
また、なんか、仕掛けをしているのかと身構える。
5分ぐらい経っただろうか。
緊張の走るこの5分経ったあと、
何も無く動いたと思ったが、真横に進み出した。
これは、正しい動きなのか?脱線してたりしないよな。この閉鎖された窮屈な空間で俺まで落ち着いていられない。だが、エレベーターの表示は、
5
4
3
と何事も無かったように進む。
やがて、
2
1
チンッという音と同時にエレベーターが止まった。
扉が開く。
「な、何ここ。」
早見が1番に口を開いた。
俺は理解が出来なくて、固まっていた。エレベーターが閉まる前に俺らは降りた。
目の前に拡がった光景は、地獄のような。
いや、ここは地獄なのかもしれない。
水槽と言っていいのだろうか。
水ではなく大量のマグマが納まっていた。それが両端にあり、真ん中には道がある。その奥には扉があった。
水槽が割れたらと考えてしまって俺たちは長い道を走る。
だが、そんな楽に通してくれるような場所ではなかった。
パリンッ。
バンッ。
反動に気を取られて目をつぶってしまったが、
「痛えなぁ。お前、そんなの持ってたのかいいなぁ。まあ、いいや、じゃあな。」
何故だ?あいつの右足に命中した。なのに、あいつは引きづってはいたが歩いて逃げている。
大丈夫、まだ追いつく。暗闇の洞窟に消えていく早瀬を追う。
ほかの2人も俺に着いてくる。
河原は、申し訳ないがここでお別れだ。
お前のした事は、死んでも許さねぇだけど最後は助けようとしてくれたのは感謝する。生き返ったら、罪を償って仲良くしてくれよ。
そう心で語りかけた。
まだ、アイツが消えてから数秒しか経っていない。早瀬が入っていったところに入る。俺らは明かりがあるから照らして、流れる血をたどって足早に走る。
「ん?ここで止まっている。」
「ねぇ、影琉。これって、」
佳奈に言われて気づいた。
目の前にはエレベーターがあった。こんな洞窟に見合わないものが。
下に行くボタンだけがあり、そこを押したが、早瀬が乗っていると思われるエレベーターがどんどん下に下がって行った。
「まって、ここが10階って書いてある。」
早見に言われた通りだった。そう表記してあった。
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どこまで下がるんだ?
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ここで止まった。
あいつは、1階まで下がった。そんなに下がったらそこは別世界なのか?検討もつかない。
このエレベーターが往復して戻ってくるまで1時間かかった。
これによりだいぶ時短になることはいいが、何も分からないところにこんな狭い空間に入って移動することが問題だった。
チンッ。
という音で思い扉が開く。
よくあるごく普通のエレベーターだが、結構年季が入っていた。他には道がないから俺らはそれに乗り込んで1階のボタンを押した。
扉が閉まり、不気味な音でしたに下がっていく。
床を見たら、血があった。早瀬の血だろう。まだ新しかった。
下に下がっていく。どんどん下がっていく。
「ん?」
違和感を感じる。
「なんか、止まった?」
「大丈夫なのこれ?」
佳奈が、パニックになる。
エレベーターが突然、止まった。今はまだ6階から5階に降りる途中。
また、なんか、仕掛けをしているのかと身構える。
5分ぐらい経っただろうか。
緊張の走るこの5分経ったあと、
何も無く動いたと思ったが、真横に進み出した。
これは、正しい動きなのか?脱線してたりしないよな。この閉鎖された窮屈な空間で俺まで落ち着いていられない。だが、エレベーターの表示は、
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と何事も無かったように進む。
やがて、
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チンッという音と同時にエレベーターが止まった。
扉が開く。
「な、何ここ。」
早見が1番に口を開いた。
俺は理解が出来なくて、固まっていた。エレベーターが閉まる前に俺らは降りた。
目の前に拡がった光景は、地獄のような。
いや、ここは地獄なのかもしれない。
水槽と言っていいのだろうか。
水ではなく大量のマグマが納まっていた。それが両端にあり、真ん中には道がある。その奥には扉があった。
水槽が割れたらと考えてしまって俺たちは長い道を走る。
だが、そんな楽に通してくれるような場所ではなかった。
パリンッ。
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