狂いハッピーエンドは、いかがです?

大黒鷲

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最終章

火花散らし、踊るのです。

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「しねぇええだよ!!!!」
桜は、銃弾を放つ。放つ。
その音は絶えない。

金木犀は、ただただ逃げ続ける。
時には、防弾着にあたりギリギリを回避したりした。

桜が圧倒的に優勢だった。
怒りとは、人をここまで化け物にするのだと、岸柳は、知った。

「はぁ、、やるな貴様。」

「だよーね?
ってか、スティール使わないのぉー?」

「ふっ、あんなもの使わなくてもいいわ。」

「使えなくなったとかだよ?」

岸柳は、唾を飲んだ。

「なーるほどねぇだよ。
楽勝じゃん。!」

「死ぬんだよ?」
桜は、爆弾を岸柳の足元目掛けて、ばら撒き、それと同時に、銃を乱射した。

一体。どれぐらいの爆弾、銃弾があるのだろうか。

「うっ。」
岸柳は、逃げようとするが逃げ道はない。
ここで終わりのようだ。
終わりは、いきなりである。
そんなもの。そうなんだ。
物語のキャラだとしたら、面白く終わるが、現実はこんなもん。
そう。つまらない。







「鎌。」








岸柳の手に鎌が現れた。
普通の鎌では無い。
何か、不気味なオーラを放ったものだった。

「フッ。」
笑みがこぼれた。
不気味だ。

そして、発した。
「軌道変更」

岸柳は、爆発する前と銃弾が向かってくる前に、鎌を一振した。

1秒以下の世界でそんなことをした。
無理なはず。

だが、




たちまち、1箇所に集まり、消滅した。


「え。どういうことだよー??」

「くだらん。」

「うそだーーー!!しねぇええだよ!」
桜は、包帯で巻いて、ひとかたまりにした爆弾を何個か投げた。


「ドーゥン。」
その音をたて、一瞬で消えた。

「そんな。無理なんだよー。」

「まぁ、諦めろ。」

「やなんだよー。」

「とにかく。貴様には死んでもらう。」

大きく鎌を振った。
















ああ。これが死か。
何も見えないよ。
暗いよ。
ずっとこのままとか嫌なんだよ。
みんな。
ごめんね。
ごめんね、裏切って。
私が悪かった。

「そんなことないよ。私が悪い。」

え?


みんな?

「そうよ。私たちが悪いの。」
「あなたに背負わせて申し訳ない。」

そんなことないよ。
大丈夫。
でも、みんなと会えてよかった。

「その気持ちは嬉しいけど。
だめよ。戻りなさい。」

え?死んでるから無理だよ。

「大丈夫。死んでない。」

でも、勝てないし。

「大丈夫。真っ直ぐ貫き通す矢を渡すから。」

矢?

「そうよ。そして、あなたが下手なことは、分かってるから、無限にあげるわ。」

え。酷い、、でもありがとうだよー。

「弓は、弓を複製させる力がある。
だから、敵になんとか、1本でも当てて。」

わかった。ありがとうだよー!

「生きて。頑張って。」

うん!!



















桜は目を開いた。

「.......」
声が出なかった。

目の前には、鎌があったのだから。


「何故、なぜ、、何故、殺せない。」

どうやら、桜の周りには、シールドのようなものが貼られていて、そっから桜の領域内には入れないようだった。

「無理やりにでも、、殺す。」
そう思い全力の力で振ると吹っ飛んだ。

「うぁ。。、」

桜は立ち上がった。
そして、手に現れた弓と矢を持ち、
矢を射る。


片目を閉じる。

「これで終わりだよ。」
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