さくらへの思いが散る前に伝わりますように

焼かやか

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優斗の想い

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    今日は僕が想いを寄せる人と川沿いの桜を見に来た。
   
「朝、急に優斗ゆうとからLINE来たからビックリしちゃったよ。桜見に行こうって、私で良かったの?」

「うん。ここの桜満開に咲いて綺麗らしいから、見に行きたいと思ってたんだけど、一人で見に行くのは味気ないじゃん。だから幼なじみの若杉と一緒に見に行こうと思って……」

「そっか……」

    今日こそは……若杉に思いを伝えるんだ。昨日の夜も何回も何回も告白の練習をした。でも何故だろう彼女を目の前にすると頭の中が、真っ白になって何も喋れない。

「…………………」

   ここで何も言わなかったら、いつもと同じじゃないか……頑張れ!!勇気を振り絞れ僕!!

「あの…………」

「ん?どうしたの?」

「いや、さくら綺麗だなと思って。改めてさくらを見て思った……僕さくら好きだ」

「何そんな改めて言って……知ってるよ。優斗がさくら好きなことぐらい。私も好きだよ」

  僕にはこれで精一杯だ。彼女、若杉さくらに思いを伝えるのは……



     

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