ゴックン、その口で食べるの? /Osaka発ドラァグドライブ、掛け違いの旅

Ann Noraaile

文字の大きさ
32 / 177
【 旅と温泉グルメ しゃぶれどもしゃぶれども(中国編) 】

05: 夏風邪と旅行 ① うたたね

しおりを挟む
 今までのアンの国内旅行を振り返ると、中距離だと「大阪から岡山付近を経て鳥取方面へ」というコースが圧倒的に多いような気がします。
 主幹道路を中心に、周囲に点在する観光地を簡単に辿れるので、コース取りの為の運転に気を使わなくても良いというのが理由なんでしょうね。

 観光先によると、地図上では見て回りたい観光スポットが隣接してるのに、その間に大きな山脈があったり二つを結ぶ主幹道路がなかったりする場合が多々ありますもんね。
 その点、大阪から鳥取方面というコースは、運転も比較的楽で確実なルートが3本ほどあって手堅いんです。
 ですので、その旅行の中には、風邪をひきながらの強行軍もあって我ながら無茶してるなぁと(笑)。
 お仕事がら、旅行は行けるチャンスに行かないと、次はいつそのチャンスが巡ってくるか判らないので、多少の無理は押し切っちゃいます。

 それにアンの場合、夏風邪だと、なんだか自分が病気なのかどうか判らない状態で熱に漂いながらも、動けるのは動けるので、「夢うつつの旅」って感じで、それはそれなりになんとかなるんです。
 今回は、そんな体調の中での旅行の話を。


 名の通った有名旅館でも、盆を過ぎての平日は、リーズナブルな価格なんですよね。
 ねらい目です。
 ホテルなんかでも、同じ休日でも、土曜と日曜では宿泊料金がまったく違うのと一緒ですね。
 もちろん、そんな日に旅行でお泊まりするなんて、普通のお勤めの人には真似の出来ない芸当でしょうけど。
 でも、一度とったお休みは、自分の身体の調子がどうであろうと、融通が利かないのはアンとておなじこと。
 この旅は、出発直前に夏風邪を引いたみたいで、ドライブ中、頭が痛くなって、予定していたコースを大幅に変更して早い目の旅館到着になりました。

 第1日目のお昼ご飯は、西粟倉でバイキング、、「あわくら旬の里」のバイキングはメニューが地元でとれた野菜・山菜と、川魚お豆腐、郷土料理等でアンのお気に入りです。
 周囲の杉・檜を中心にしたボリューム感のある森林とか、清流・吉野川のロケーションも、オゾンが一杯溢れてそうで、そんな中での食事は、いかにも健康的って感じです。
 サラダとかおつけモノが異常に美味しいので、ご近所のスーパーなんかで時々見受ける「産地直送」って、どれもこれも偽装じゃないのか?って思っちゃいますね。

 で三時のおやつは、恩原高原の「うたたね荘」でだんご汁、、何処が風邪引いてんだ?といわれそうなんだけど、実際は、この「うたたね荘」で少し横になって休ませてもらいました。
 「うたたね荘」でうたたね、、元気だったら、気持ちいいだろうな。
 
「うたたね荘」のおばちゃん達、ご親切にして頂いてありがとう御座いました。
 だんご汁、とっても丁寧に作ってあってホント美味しかった。
 つけあわせのなますも、思わず持って帰ろうかと思ったくらい美味しかったですよ~。
 (今日の文章は、なんだか初めて友達と旅行にでた高校生みたいですねw。)


 この日はなんとか、予約していた三朝温泉の旅館に辿り着いて、夕食では意識的にお酒を戴きました。
 (普通なら鏡野町で養蜂場あたりを覗いているところなんですが)
 でも暫くすると、今まであまり酷くなかった頭痛が、ただいま絶賛発売中!(笑)。
 卵酒の玉子抜きは、卵酒にはならないんですね、、。
 頭が割れそうに痛いってのでも、ないんだけど。

 、、ほんと、宿の温泉に入るまでは、お酒と素敵な夕食でOKだったんですよね。
 でもやっぱりアルコールが、、、。
 卵酒の効用を信じて、、茶碗蒸しも戴いたし、、卵は茶碗蒸しでも胃の中に入ったら一緒だし・・・違うか。
 その茶碗蒸しが、赤い巾着袋に入って出てきて「キャー可愛いー」とか、「岩牡蠣ってエロいじゃん」とか騒いでる内は良かったんですけどね。


PS 三朝温泉のお湯は高濃度のラドンを含む放射能泉。CM的には「浸かってよし、飲んでよし、吸ってよし。心と身体を癒してくれる、三朝の湯~、♪」。
 しかも「三たび朝を迎えると元気になるといわれる三朝温泉」なんですよ。
 、、さてアンの夏風邪、どうなることやら。



しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

とある男の包〇治療体験記

moz34
エッセイ・ノンフィクション
手術の体験記

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

BL 男達の性事情

蔵屋
BL
漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。 漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。 漁師の仕事は多岐にわたる。 例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。 陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、 多彩だ。 漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。 漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。 養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。 陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。 漁業の種類と言われる仕事がある。 漁師の仕事だ。 仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。 沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。 日本の漁師の多くがこの形態なのだ。 沖合(近海)漁業という仕事もある。 沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。 遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。 内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。 漁師の働き方は、さまざま。 漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。 出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。 休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。 個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。 漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。 専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。 資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。 漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。 食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。 地域との連携も必要である。 沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。 この物語の主人公は極楽翔太。18歳。 翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。 もう一人の主人公は木下英二。28歳。 地元で料理旅館を経営するオーナー。 翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。 この物語の始まりである。 この物語はフィクションです。 この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。

処理中です...