上 下
31 / 77
第5章 相棒 笑うAI

30: バッドマンズ・ブルース

しおりを挟む
 譲治は、Mウェイストゥズで扱っている向精神薬のスウィーピーを吸いながらロビンに覆い被さっていった。
 Mウェイストゥズの向精神薬は、覚醒剤や麻薬と同じようなものだが、能力者である彼らが使用すると又、別の効果が現れる。
 譲治はロビンのペニスをしゃぶりながら、腰を振りパンパンになった亀頭でロビンの喉を突いた。 

 「ああ・・いいぜ・気が狂いそうだ・・」と腰を振りながら体を捩じらせる譲治。
 「ああ・・俺も・・・」と譲治に喉を突かれながら声を漏らすロビン。 
 「お前のペニス食べてしまいたい」とロビンのペニスの根元に歯を立てる譲治。
 本当に喰い千切られてもおかしくない程の雰囲気だった。
 それ程、譲治とロビンは、興奮して淫乱に気が狂っていたのだ。

 「ああ・・・」と叫び声を上げ、腰を突き上げたロビン。
 譲治は、一層きつくロビンのペニスに歯を立てた。 
 「譲治・・痛い。止めてくれ」と漏らすロビン。
 譲治は「これは俺のものだ。どうしょうと俺の勝手や」と言いながら、ロビンのペニスに歯を立て続けた。
 譲治は、ロビンが苦痛で悶え苦しんでいるのを楽しむかの様に、ロビンのペニスに噛み付き続けていた。
 かなり痛かった筈だ。
 それでもロビンのペニスは萎えなかった。
 ロビンは食い縛った歯の隙間から、苦しげな声を漏らしていた。
 
 ロビンは「譲治、頼む。止めてくれ」と譲治に頼んだ。
 しかし譲治は、最後に一番キツク歯を立てた。
 ロビンは叫び声を上げ、肩で息をしていた。

 それでも譲治はロビンのペニスを喉の奥まで咥え込んでいる。
 グボグボと音を鳴らしてロビンのペニスをしゃぶっていた譲治は、次にロビンの足を押し広げてロビンのまたぐらに顔を埋めた。
 譲治はジョリジョリと音を立てながらロビンの玉袋に舌を這わす。
 次に譲治は、ロビンの金玉に吸い付くとそれを口に含み舌先で転がした。

 ロビンの金玉を口の中で転がした譲治は、舌先をロビンのケツの穴へと滑らせる。
 ロビンのケツの穴の回りをレロレロと舐め回す譲治。
 「おお・・・・」と低く擦れた声を漏らした譲治は、舌先をロビンのケツの穴に押し付けた。
 両手でロビンのケツを広げながらロビンの穴に舌を挿入する譲治。
 ぺチョぺチョと音を立てながら舌先でロビンの穴を突く譲治。 
 
 「ああ・・」とロビンは声を漏らした。
 「ケツがいいのか?ケツん穴、感じるのか?」と吐息混じりに囁いた譲治は、自分の中指を咥え、舌を絡み付かせると、ロビンの穴に向けてペッと唾を吐きかけた。
 譲治は自分の唾液でべチョべチョになった中指で、ロビンの穴の周りをネットリとした動きで撫で付ける。
 そしてロビンのアナルに中指をあてがった譲治は、それをゆっくりと穴に挿入した。
 ロビンは、譲治のペニスを咥えた口から「ああ・・譲治・・」と声を漏らした。

 譲治はその声に答えるかの様に、ロビンの前立腺にグッグっと指の腹を押し付ける。
 ロビンは「く・・ゥ」と噛み締めた奥歯の隙間から吐息を漏らした。
 ロビンのペニスから、先走り汁がダラーと溢れ出て来た。
 「おお・・たくさん、出てきたな」と言いながら、譲治はロビンの亀頭に吸い付いた。
 ロビンは体を震わせながら「譲治・・早く来てくれ」と囁いた。

 譲治は無言のまま体を起こし、ロビンの両足の間に腰を下ろした。
 ロビンの股の間に腰を下ろした譲治は、ロビンの腰の下に枕をあてがった。
 譲治はロビンの尻の穴に両方の親指をあてがい、尻の穴をギューっと広げ、シゲシゲといやらしい目つきでその穴を眺めていた。
 「いい色してる」と譲治が言う。

 これにはロビンも恥ずかしい思いをした。
 自分では百戦錬磨の自信があるだけに、ロビンには自分の恥ずかしさが意外だった。
 しかし恥じらいを感じれば感じる程、行為はより大胆になって行くものだ。
 ロビンは腰を持ち上げ、股を思い切り広げて、「早く入れてくれ譲治。譲治のペニス」と叫んだ。
 譲治は傍にあったラブオイルを手に取った。
 ヌチャヌチャと全部の指にラブオイルを馴染ませた譲治は、中指を立てた。

 ロビンのケツの穴の周りをゆっくりと撫でる譲治の中指。
 その中指が、ゆっくりゆっくりとロビンの中に入っていく。
 ねじ込む様にニュチャリとロビンの中に入って来る譲治の中指。
 譲治は第二関節位まで、ロビンのアナルに中指を挿入すると、小刻みに素早く中指を振動させた。
 譲治の中指はネチャネチャネチャ・・・と音を立てながらロビンの肉壁を刺激する。

 ロビンは腰を突き上げ、体を捩じらせながら「あああ・・・」と湿った吐息を漏らした。
 更に譲治の中指はロビンの奥まで、ねじ込まれる。
 譲治はロビンのアナルの中で、中指を2・3回左右に反転させると、指の腹をロビンの前立腺に擦り付けた。
 ロビンのペニスがビクンと自然に脈打ち、ロビンは「おう・・」と喘ぎ声を上げた。 
 譲治は「おお・・まだ出るな」と言いながら、ロビンの亀頭に吸い付きチューチューと音を立てながらロビンの先走り汁を吸う。

 ロビンの先走り汁を吸い取った譲治は、ぺチャぺチャと口を鳴らしながら、ロビンの中の中指をゆっくりと出し入れさせた。
 ねじ込む様に左右に反転させながら、中指を出し入れする譲治は、「おっ。すごい・・指に吸い付いて来る」と囁いた。
 ロビンは、ハアハアと肩で息をしながら体を捩じらせる。
 譲治は中指でロビンのアナルを掻き回しながら、ロビンの上に覆い被さり唇を求めた。
 ロビンは譲治の口に吸い付いた。

 ウーンと息を漏らしながら、お互いの舌を絡め合わせている譲治とロビン。
 譲治はロビンの耳の裏を舌と無精髭の生えた頬で刺激する。
 体を激しく痙攣させながら「アンアン」と女の様に鳴いているロビンがいた。

「イイのか?感じてるのか?おお?」と耳元で囁いた譲治が、「どうして欲しい?」と続けた。
 ロビンは「ダメだ。早く!早く入れてくれ、譲治のペニス。頼む・・早くっ!!」と途切れがちな声で答えた。
 譲治はフンと鼻で笑うと、「そんなにせかすなよ。まっ、ゆっくりやろうぜ、まだ時間はたっぷりある」と囁きながら中指に人差し指を加えた。

 ところがロビンは眉間にシワを寄せながら「ウ・・ウ・・」と声を漏らした。
 ロビンは「大丈夫か?痛いのか?ロビン」と尋ねてくる譲治に、「いや。いいよ、譲治。もっとしてくれ」と答えた。
 徐々にスピードを速めて、ロビンのアナルに出入りする譲治の中指と人差し指。
 その2本の指が、時折、ロビンの肉壁を押し広げる。
 ロビンのケツの穴をゆっくりと拡張していた譲治は、薬指を加えた。
 譲治はゆっくりとロビンの表情を見ながら、3本の指をねじ込む。
 根元までねじ込んだ譲治は、その3本の指を広げロビンのアナルを更に拡張した。

 さすがに、これはちょっと痛いと、ロビンは感じた。
 油断したからだった。
 これが情愛を感じない、只の行為なら、逆に我慢することが出来たはずなのに、この痛みはロビンのちょっとした油断の表れでもあった。
 譲治を全面的に受け入れていたから、そうなった。
 心と身体の反応はいつもシンクロしているワケではない。
 ロビンは「うう・・」と顔をしかめ歯を食い縛った。 

 「痛いのか?もっとスウィーピーを吸え」と囁く譲治。
 ロビンはスウィーピーを手に取り、胸の奥深くまで何回も何回もスウィーピーを吸い込んだ。
 顔がカーッと熱くなって、頭がボーっとした。
 心臓もドキドキと激しく脈打った。
 自分のアナルも、カーッと熱くなってヒクヒクと痙攣してるのが、ロビンには分かった。

 ハアハアと口で息をしながら「ああ・・譲治」と囁くロビン。
 3本の指をネチャネチャと音を立てながらゆっくりと、ロビンのアナルに出し入れしている譲治。
 「ああ・・」と喘ぎ声を上げるロビン。
 「よくなって来たか?」と囁く譲治。
 「ああ、いい。気持ちいいよ、譲治。」とロビンが答えると、譲治は激しく指を出し入れさせた。
 ロビンは腰をくねらせ雄叫びを上げた。

 3本の指をロビンのケツの中で広げ、ロビンの肉壁を拡張した譲治は、小刻みに腕を振動させた。
 ロビンはたまらず「うおお・・譲治ィー」と叫んでいた。
 グチョと音を立てながら、ロビンのアナルから指を引き抜いた譲治は、「いいか?いけるか?」とロビンに聞いた。
 「ああ、いけると思う」とロビンが答えると、譲治は「よし」と言いながらコンドームに手を伸ばした。

 コンドームを手にした譲治は、ラブオイルでヌルヌルになった手でネチャネチャと自分のペニスをしごいた。
 譲治はペニスをしごきながらコンドームの袋の端を咥え顎を引き上げる様にして封を噛み切った。
 プッと音を立て口から切れ端を吐き出した譲治は、薄緑色のコンドームを取り出した。
 譲治はコンドームの裏表を確認し精液溜りを指で摘みながらゆっくりと亀頭の先にあてがう。
 譲治の陰茎はラブオイルでヌラヌラといやらしく黒光りしていた。
 亀頭はパンパンになって赤黒く光を放っている。

 譲治は亀頭の先を摘みながら、もう一方の手で黒光りする陰茎にコンドームを纏わり付かせた。
 両手で2.3回コンドームを付け根の方にたぐり寄せる。
 譲治の亀頭は精液溜りが無くなる程パンパンになっていた。
 破けそうなほど伸びきった薄緑色のコンドームがいやらしい光を放っている。

 ロビンにスウィーピーを手渡した譲治は、片手にたっぷりとラブオイルを取りペニス全体に塗り付けながらスウィーピーを吸った。
 譲治は目を閉じ、眉間にシワを寄せながらゆっくり長く肺の奥深くまでスウィーピーを吸い込む。
 最後に一際大きく長く、スウィーピーを吸い込んだ譲治は、ロビンの両足を小脇に抱えてロビンを引き寄せた。
 腰を浮かせ前に突き出しながら譲治はペニスに手を添えた。
 そして譲治は、ゆっくりとロビンに覆い被さっていく。

 譲治のペニスの先がロビンの穴の入り口に触れた。
 亀頭の先をロビンの尻の穴に擦り付けるように腰を振る譲治。
 譲治が腰を振る度に少しずつ少しずつロビンの肉壁を押し広げる譲治の亀頭。 

 「ああ・・・ロビン、感じるか?俺のペニスの先。お前のケツん中に入ってるぜ」と擦れた声で囁く譲治。
 ロビンは、譲治の汗ばみ、血管の浮き出た腕を握りしめながら、「おお、譲治・・・キツイわ、痛い。ゴムなしじゃ駄目か・・?今度の譲治の亀頭、ゴツ過ぎてゴムが引っ掛るんだ・・。」と顔をしかめた。
 譲治は、溜息をつきながら目を閉じ、うつむいた。
 この辺りが、この人物の性根の善良な証しだった。





しおりを挟む

処理中です...