ヒロインだと言われたって知るか!

ふにゃー

文字の大きさ
56 / 79
第3章 聴講生になったので、自由にします!

あ〜そんな歌があったなあ

しおりを挟む



  ダーイン辺境伯とロッテンマイヤー侯爵家との縁談


  言うまでもなく、考えられた話だった。

  コーデリアはもう、第2王子殿下エドワード様の婚約者候補ではない。

  攻略対象だと思ってた、ヴィルジーク様の甥であり、公爵家の継嗣で、脳筋のウィリアムでは、コーデリアを御せない。

  魔術師の塔の大魔道師の息子のルイビエストも、魔術師の塔に入るのは、イルラ同様、決まってるけど、物になるかは入ってみない事には……

  公爵令嬢だったクリスティーナ・アギレラ様が、大公妃となって、抜けるとなれば、筆頭は数名の侯爵令嬢となる。

  実は、コーデリアの父親であるロッテンマイヤー侯爵に、幾度も、王都の屋敷に行った事あるけど、会った事ないんだよね。

  どんな人か分からないけど、やり手何だろう。

  ただ、ダーイン辺境伯領とロッテンマイヤー侯爵領は、王都からは同じ方向で、馬車で1泊の距離。

  うん。コーデリアにヴィルジーク様は、良い縁談だよね。

  だけど、ヴィルジーク様良いの?

  想い人が居たから、頑張って功績を残したんじゃないの?

  って、今頃なんで、気付くんだろ?

  自分の気持ちに。

  気付くと同時に失恋じゃない!

  そう言えば、前世であったよね、こんな歌。

  慟哭

  あのシチュエーションは男友達だったけど……

  あ、でも、コーデリア、ご令嬢方が言ってたけど、王都のサロンどうするんだろ?

  不在でもサロンは回ってたけど、華やかさに欠けてたからね。

  ご令嬢方という花はいっぱい居たけど。

  もしかして、ロッテンマイヤー侯爵、商売させたくなかったのかな?

  色んな事が、頭に浮かぶけど、自分にとって、ヴィルジーク様は掛け替えのない人だけど、高嶺の花。

  貴族令嬢のまま居たとしても、自分は子爵家の庶子だもん。

  ヴィルジーク様の想い人の件だけクリア出来たら、コーデリアの婚約をお祝いしてあげないと、いけないよねえ。

  出来るかな?

  直ぐに、顔の猫が逃げ出しちゃうのに。

  いっその事、他国に行っちゃう?

  平民の冒険者なんだから、阻むものは何もないよね。

  行くのなら、北?南?

  最近、よく閃く予感で行くなら、南だね。

  北に行くと、何やら巻き込まれそうな予感がするんだ。

  それも、勇者と帝国絡みで。

  それに、南であれば、辺境領から、ロッテンマイヤー侯爵領を通過して、南下すれば良いから……

  通過して行く間にも、領民たちから、2家の婚姻の情報が耳に入るだろうし。

  他国ともなれば、さすがにお金のない子爵家も、追い掛けて来るのは無理だろうし。

  まあ、今は辺境伯領の新しい上級ダンジョンに入りたいので、戻ろう。

  ヴィルジーク様に会うとは思えないけど、会った時にはおめでとうございますって、言わなきゃね。


  自分でも気付かない内に泣いてた様で、補充終わったら出るねと言ってて良かった。

  ロッテンマイヤー家の使用人達に気付かれると不味いと思ったので、補充後、店を出た。

  王都を出て直ぐ、転移で辺境伯領に戻ったんだけど……

  べーゼルには入らず、森の中に小屋を出して籠った。

  王都に寄ると言った時、母、しばらく婆ちゃんの処に居ると言ったので、今居ないの。

  上級ダンジョンに入る時までに、冷静さを取り戻せる様に、泣くだけ泣いて、昇華させたかった。

  








しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

初夜に暴言を吐いた夫は後悔し続ける──10年後の償い【完結】

星森 永羽(ほしもりとわ)
恋愛
王命により、辺境伯ロキアのもとへ嫁いだのは、金髪翠眼の美しき公爵令嬢スフィア。 だが、初夜に彼が告げたのは、愛も権限も与えないという冷酷な宣言だった。噂に踊らされ、彼女を「穢れた花嫁」と罵ったロキア。 しかし、わずか一日でスフィアは姿を消し、教会から届いたのは婚姻無効と慰謝料請求の書状──。 王と公爵の怒りを買ったロキアは、爵位も領地も名誉も奪われ、ただの補佐官として生きることに。 そして十年後、運命のいたずらか、彼は被災地で再びスフィアと出会う。 地位も捨て、娘を抱えて生きる彼女の姿に、ロキアの胸に去来するのは、悔恨と赦しを乞う想い──。 ⚠️本作はAIの生成した文章を一部に使用しています。

とっていただく責任などありません

まめきち
恋愛
騎士団で働くヘイゼルは魔物の討伐の際に、 団長のセルフイスを庇い、魔法陣を踏んでしまう。 この魔法陣は男性が踏むと女性に転換するもので、女性のヘイゼルにはほとんど影響のない物だった。だか国からは保証金が出たので、騎士を辞め、念願の田舎暮らしをしようとしたが!? ヘイゼルの事をずっと男性だと思っていたセルフイスは自分のせいでヘイゼルが職を失っただと思って来まい。 責任を取らなければとセルフイスから、 追いかけられる羽目に。

大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!

古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。 その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。 『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』 昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。 領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。 一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――

我儘令嬢なんて無理だったので小心者令嬢になったらみんなに甘やかされました。

たぬきち25番
恋愛
「ここはどこですか?私はだれですか?」目を覚ましたら全く知らない場所にいました。 しかも以前の私は、かなり我儘令嬢だったそうです。 そんなマイナスからのスタートですが、文句はいえません。 ずっと冷たかった周りの目が、なんだか最近優しい気がします。 というか、甘やかされてません? これって、どういうことでしょう? ※後日談は激甘です。  激甘が苦手な方は後日談以外をお楽しみ下さい。 ※小説家になろう様にも公開させて頂いております。  ただあちらは、マルチエンディングではございませんので、その関係でこちらとは、内容が大幅に異なります。ご了承下さい。  タイトルも違います。タイトル:異世界、訳アリ令嬢の恋の行方は?!~あの時、もしあなたを選ばなければ~

【本編完結】伯爵令嬢に転生して命拾いしたけどお嬢様に興味ありません!

ななのん
恋愛
早川梅乃、享年25才。お祭りの日に通り魔に刺されて死亡…したはずだった。死後の世界と思いしや目が覚めたらシルキア伯爵の一人娘、クリスティナに転生!きらきら~もふわふわ~もまったく興味がなく本ばかり読んでいるクリスティナだが幼い頃のお茶会での暴走で王子に気に入られ婚約者候補にされてしまう。つまらない生活ということ以外は伯爵令嬢として不自由ない毎日を送っていたが、シルキア家に養女が来た時からクリスティナの知らぬところで運命が動き出す。気がついた時には退学処分、伯爵家追放、婚約者候補からの除外…―― それでもクリスティナはやっと人生が楽しくなってきた!と前を向いて生きていく。 ※本編完結してます。たまに番外編などを更新してます。

「わざわざ始まるまでまたないで、今のうちに手を打ったってよくない?」

イチイ アキラ
恋愛
アスター公爵令嬢エステルは、夢をみる。それは先を映す夢。 ある日、夢をみた。 この国の未来を。 それをアルフレッド王太子に相談する。彼女を愛して止まない婚約者に。 彼は言う。 愛する君とぼくの国のためなら、未来を変えるのも仕方なくない?

完結 辺境伯様に嫁いで半年、完全に忘れられているようです   

ヴァンドール
恋愛
実家でも忘れられた存在で 嫁いだ辺境伯様にも離れに追いやられ、それすら 忘れ去られて早、半年が過ぎました。

「婚約破棄された転生令嬢ですが、王城のメイド五百人に慕われるメイド長になりました。なお元婚約者は私のメイドに土下座中です」

まさき
恋愛
社畜OLとして過労死した私は、異世界の令嬢・アリア・ヴェルナーに転生した。 目が覚めたら、婚約破棄されていた。 理由は「地味で面白みがない」から。 泣く暇もなかった。翌朝、王城のメイド採用面接に向かった。 最初は鼻で笑われた。雑用係からのスタートだった。 でも——前世で叩き込まれた仕事術と、一人ひとりの話を聞く姿勢で、少しずつメイドたちが集まってきた。 厨房が変わった。リネンが変わった。王城全体が変わっていった。 そして就任スピーチで宣言した。 「500人全員の名前を、覚えます」 冷酷と噂される王太子は、静かに見ていた。 悪役令嬢は妨害を仕掛けてきた。 元婚約者は——後悔し始めていた。 婚約破棄された令嬢が、500人に慕われるメイド長になるまでの物語。 なお元婚約者は、私のメイドたちの前で土下座中です。

処理中です...