獣人世界へ、ようこそ?

ふにゃー

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  ステータスの称号に、「強盗」「殺人」などが上がってる者は勿論、邪な考えを持つ者までを、外に弾き出す結界って……

  どういうシステムなんだ!?

  と思う光景が、目の前で起こっていて、全員で唖然としてた。

  水晶玉に手を乗せたら、真っ赤に染まって、警告音が鳴り響き……

  手を乗せてた当人、外に弾き出されて、泡吹いて倒れたんだもん!

  思わず、尻尾が内股に添い、イカ耳になっちゃう。

  「心当たりがなければ大丈夫だよ」

  にこやかな笑顔でいうウサギ獣人さんに、ヒゲがぴくぴく。

  白い毛皮の長い耳なのに、黒く見えるのは何で?

  「で…どういう関係?」と言いながら、別室に案内されたよ……

  魔王国所属のタグ以外の入国は、全員、部屋に通されてるか……

  勿論、水晶玉クリア後だけどね。

  魔の森に入って直ぐ、空間収納からタグは取り出してる。

  彼らは当初、王都でギルドに所属して食べて行こうとしてたので、タグを持ってた。


  当然、自分と同行した彼らでは目的が違う。

  彼らは身柄の保護だけど、自分は婆ちゃんの薬師の師匠に会いに来たんだから。

  ただ、ルカは有名人だった様で……名前を出せば……

  呼ばれたのか、直ぐにやって来た。

  それも、『リーナ!ちょうど良いところに来たにゃ!』と歓迎された。

  「リナペッタにいた元兄弟子に、帝国に売られた気がして、逃げて来たのにゃ」

  どうも、ルカと喋ってると猫語尾が出て来ちゃう。

  『今、薬屋のメンバーが嫁に行っちゃって、人が足りないのにゃ』
  「私の腕前で通用するか分かんにゃいけど、頑張るにゃ」

  そう言って喋ってるから、腹黒っぽいウサギ獣人さんからは早々に解放された。

  それでも、入国に保証人が要るって、魔王国厳重にゃ!

  まあ、ナオトくんのルカを見る目とモフりたい手が、怖かったけど……

  彼ら4人はやはり国が保護してくれる様だったけど……

  ロートン王国の状況を聞きたいとの事で、お別れ。



  「グラディエーヌ薬屋に行けば会えますよ」

  そう言われながら、こういう為に設えられてた保護施設に、案内された4人だけど……

  ロートンの王宮でも、個室を与えられていたので、不安感が拭えなかった。

  思い起こせば、鮭など魚の醤油漬けを後生大事に食べてるのを、唸りながら分けてくれたりして……

  別れるのが寂しかったのかと気付いた。



  自分のタグを水晶玉に通した事で、タグにある情報を引き出せる事が出来る魔王国のシステム。

  他の国では、構築できてないシステム。

  腹黒ウサギが、リーナの資料に目を通して、ニヤっと笑ってた。

  情報では入国の状態のままだけど……

  リーナとルカの話から、ギルド移動までして住み着くのが確実で……

  フライハイト魔法大国とすれば、出す気はなかった筈。

  トワイゾで買った家など真裏が衛兵の屯所だし。

  アマイルダンジョン入場後、プツリと切れた記録から……

  秘密裏に探してるだろうと分かるギルドのタグランク。

  冒険者は、戦闘力重視なので高くはないがC
  
  薬師と商業のギルドがAなので、間をとってBの様だが……

  売買などの取扱内容を見れば、金の成る木そのもの。

  そこら辺を、リナペッタを強襲した帝国が知り得たんだろう……

  ルカが、ウサギ獣人の彼の協力中に漏らした心配事から、少し手を貸しただけなのに……

  リーナは随分と行動的で、警戒してたであろうに、振り回してやって来た。

  その上、ロートンが召喚した者で生産職だからと放り出された者を連れて。

  それも魔法大国に行こうとしてたのを。

  魔法大国の者が、今頃気付いて、地団駄を踏んでるのを想像して、笑ってた。

  んだけど、「おい…」「声を掛けるな」「見てない振りだ」と、魔王国の衛兵に言われる程の腹黒さん……

  実は治癒師、要するにお医者さんだったんだ。



  自分はその頃、ルカの案内で、薬屋に向かったんだけど……

  「あれ?薬草畑が外?」という様に見えてるよ、天を突く様に高い世界樹が……

  『見えるって事は、やっぱりリーナは合格にゃ』

  ええ!?あれが見えない人が居るの!?

  「一帯に結界を掛けてるの?さすが、エルフの師匠にゃ!」

  けど、そしたら、自分の薬草畑要らないんじゃない?

  そんな事を思いながら、平屋の漆喰壁の薬屋に向かったんだけど……

  「んにゃ!?薬屋が笑ったにゃ!」
  『そんな馬鹿な…!にゃにゃ!』

  魔法の家なのか?

  目に見える窓、鼻の位置にあるアーチ型扉!

  玄関前の階段の口が……横に伸びた!?

  と思ったら……

  銀色の髪を纏めたエルフの婆ちゃんが扉から出て来て……

  「よく来たね。私がアンナを教えたオブリビアーナだ」って、長っ!

  「ルカも師匠って呼ぶから、師匠で良いよ」

  アンナは残念だったねと言って、迎え入れてくれたんだけど……

  部屋が笑って見えたのは、部屋を増やしてたって……

  部屋って増やせるものだっけ?魔法だと増やせるのかな?

  それだけじゃなく、薬草畑などの亜空間の魔道具は、師匠が婆ちゃんに渡したものだった。

  薬だけじゃなく魔道具もだなんて、さすが師匠にゃ!

  後で見せておくれには、良い返事しておいた。


  ただ、案内された部屋の中は空っぽだったので、ベッドとか無し……

  ま、当然だけど……トワイゾの家を空っぽにして来てるので……

  空間収納から出して置くだけ!

  だから、あっという間に、私室が整ったので、早速!と思ってたら……

  お茶で休憩だった。

  けど、「作ってたのを見せておくれ」とチェックが待ってた~!


  カチンコチンになりながら、批評を待てば……

  「ふむ……アンナのやつしごいたねえ、良い出来だよ」

  褒められた~!

  「うちの薬屋でも直ぐに出せるよ」

  太鼓判押してくれた~!

  尻尾が嬉しげにぐるぐるうねってたけど……

  ルカから美味しいってお茶うけに出されたのが、濃厚なチーズケーキで!

  ウットリとしながら戴き、ルカとお話し合い。

  というのも、婆ちゃんさすがにお歳で、調合以外はしんどいもよう。

  さすがに、幾つ?とは聞けなかったけど……

  それで、水やりとか採集は、ルカと交代でする事にした。

  料理に付いては、ルカはまだまだらしいので、自分がするにゃ!

  掃除については、驚いた事にお掃除ロボが居た!

  アッチの電化製品だけに、目を疑ったけど……

  魔道具だそうだけど、コレが試作品!?と思う出来だった。

  師匠の知り合いのドワーフが、町の東区域で工房を開いてるらしいんだけど……

  そこの弟子が、以前、帝国であった召喚勇者の1人だったそうで、作ったって聞いたら、腑に落ちる様な代物だったの。

  『リーナが一緒に来た子たち…』

  ルカが口にしたので、今回ロートン王国が召喚した子たちだと認めた。

  「戦闘職じゃなかったから、食い扶持は自身で稼げって、追い出されたんだって……」

  自分で言ってて、お互いの尻尾がしなだれたよ。


  薬草畑の扉は、道から見えない位置に接地し、
  調合室の扉は、室内に設置で大丈夫みたい。

  石窯の燻製器も裏の空いてる場所に置かせて貰った!

  あと、家の中の案内をして貰ったら、休憩時間は終了!

  時間停止の魔法陣が、3面の壁に刻まれた保管庫を久しぶりに見た。

  婆ちゃんの薬屋にもあったからだけど……

  扉を閉めて始めて稼動する仕組みなので、実は扉裏にも魔法陣があるんだ。

  だから、開閉は最短でするっていうお約束になってるんだ。

  なので、調合した回復薬を空間収納に放り込んで、扉を閉めたら……

  『そういえば、持ってたにゃ』と呟いたルカ。

  「アンナは持ってなかったから、魔法収納の魔道具作りを頑張ってたねえ」

  思い出す様に、師匠がいう中、ルカが指定するカウンターの後ろの棚に、回復薬の木箱を出した。

  師匠とルカがカウンターに座って……

  薬草や素材の買取もしつつ、販売を開始。

  自分が、扉の内鍵2つを外し、closeになってた看板をopenにひっくり返す。

  数人が既に待ってて、お!って感じで見てこられた。

  「お待たせしましたにゃ」って、猫語尾が出て、ちょっと右往左往……

  失敗したにゃ~!って思いながら、カウンターの奥に戻った。

  婆ちゃんの薬屋と店内の広さは変わらないけど……

  お客とは信頼関係が結ばれてる様で、間は近しい感じだった。

  ただ……

  「ルカ、彼女が出来たのか?」って質問はダメにゃ!

  セクハラにゃ!モラハラにゃ!

  師匠は笑って、弟子が亡くなって、弟子の弟子がやって来たんだって、説明してくれたけど……

  そういえば、ルカの歳知らないにゃ。

  お客さん達は朗らかで、「なんだ違うのか?」と言ってた。

  ちゃんと、挨拶しようと思ったのに……

  「リーナというにゃにゃ…よろしく…お願いします…にゃ」

  思いっきり噛みまくって、恥ずかしい……


  「妖精猫に寿命ってあるにゃ?」

  そう聞いたのは夕飯を作ってて……

  外見は、ルカも自分も猫獣人。獣型と人型って違いはあるけど……

  師匠、話題に驚いてたけど……

  ルカから、自分がチェンジリングだとは聞いてた様で……

  首を傾げて、うーんと考え込んだルカと違って、大笑い。

  ただ、師匠の言葉に、びっくり仰天!

  「私も聞いた事ないから、不老不死じゃないかねえ」

  そんな~!!

  「薬稼業が嫌になったら、2人で旅に出ても良いんだしさ。深く考えるもんじゃないよ」

  っていうけど、長命のエルフの言う事じゃないよ!

  「妖精は子供は産めんのじゃし、良いお仲間ができて良かったじゃないか」

  ルカの肩をぽんぽんと叩いて、自分の作ったスープを掬ってた師匠。

  確かに、獣人にはあるけど、妖精には子を残すっていう本能はない。

  じゃあ、どうやって増えてるんだ?っていう疑問は聞かないで。

  自分も知らないから!

  だって、いつの間にか生まれて増えてるんだもん!

  まあ、食べる方も、魔力や魔素を多く含むものを好むってだけで、口にしないと死ぬって事もない。

  けど、魔力や魔素がない、もしくは吸収されちゃうと消えちゃう。

  だから、魔力を吸って糧にしてる魔物には要注意で……

  実は、ダンジョンも微力ながら吸ってるんだよねえ。

  この度、アマイルのダンジョンに潜った事で分かった。

  どうりで、妖精たちが食べられちゃうっていう訳。

  っていうのが、よく知られてる妖精なんだけど……

  リーナやルカっていう名前がある時点で、簡単には消えないらしい。

  で、食べるっていう行為は、本を読んで知るっていう行為と同等で、妖精の個性を作るのに必要な要素なので……

  大事な事。

  ちなみに、今日のスープは、形を無くしたカボチャとミルクにベーコンを焼いてから入れたもので……

  こういう料理は初めてだと師匠が言ってた。

  長いこと生きて来て初めてだって……

  『料理は、リーナに任せるにゃ』は余計にゃ!

  けど、ルカが『うみゃー!』と叫んだ後、一心不乱で鮭の蒸焼きを食べてるのを見ると、許すにゃ。

  白ワインを掛け、ローズマリーを添えて蒸すと、ぐふふなのにゃ。

  白ワインは婆ちゃんが作って隠してたから、年代物にゃ。









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