獣人世界へ、ようこそ?

ふにゃー

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  休みだから、お買い物って思ってたのに……

  休みの日でもある水やりしてたら、ウサギさん来た。

  ちなみに、リリカちゃん、蜜蜂さんたちに追い掛けられて……

  もっと水!の方だったけど、魔力枯渇になっちゃうので、水やりローテーションには入ってない。

  だけど、休みでなければ、収穫とか雑草抜きは手伝ってくれる。

  でも、今は秋も深くなって来たし、結界内ではあるけど路地植えだから、多年草でなければ、土だけの状態。

  春まで休眠にゃ。

  亜空間の薬草畑は、外気と同調してるといっても、亜空間の理があるから、まだまだわっさーって生えてるけど。

  更に、温室内となれば、ほぼ季節感なし。

  走り回る花たち、早いのは温室内に移動して寝る準備?

  野菜は薬草畑の路地植えだったんだけど……

  人参と大根が……マンドラゴラ化しちゃったにゃ……

  抜こうとしたら走り出されて……

  白菜、キャベツなどの葉野菜はまだ動いてないけど……

  今度から、メロンやスイカを植えてた温室、野菜用の温室にしよう。

  メロンとスイカは、ガラスの塔の温室に植えたら、妖精たちが世話してくれるからさ。

  それに、蜜蜂さんたち、ガラスの塔の温室、亜空間なのに入って行ける様で……

  最近、蜜蜂さんの数が増えてる気がする。

  だって蜜ボールが外は1つのままだけど、薬草畑内と温室内とで1つずつと増えてるんだ。

  そんな事を考えてるのは……

  横で、ウサギさんが、お願いを口にしてるの。

  「薬草畑に入れて?」って……

  「あの……1度拒否されて、入れた者いないです……ごめんなさい!」

  そう言って、謝ったんだけど……固まってた。

  余程の事がないと、1回は中に入れるのに……何故にゃ?

  笑い声がしたと思ったら、師匠で……

  「魔道具によからぬ事をすると思わせるって、なにを考えたのやら…」

  師匠の言葉に、ウサギさん目を逸らし「ちょっと…」って言い淀んでる。

  え?薬草畑に、そんな機能があったの!?


  しょんぼりしてたウサギ獣人さん、休日って事で、ルカを迎えに来てた様で……

  だけど、ルカは『久しぶりの休みにゃんだって言ったにゃ!』とぷんぷん怒状態。

  ルカを連れて何してるんだろ?と思ってたら……

  師匠が教えてくれた。

  「アイツも一応、医者なんでな。ただ、育ててるのがことごとく毒草って事もあって、砦では作れず、個人的に畑を借りてるんだわ」

  苦笑しながら、だけど、困った奴と言いながらも優しい目をしてた。

  毒草を育てるなんて医者としてどうなんだ!とは言わないんだ。と思いながら、師匠を見てたんだけど……

  確かに、毒も刃物と一緒だよね。使い方次第だよね。けど……

  「毒草を育てるって、畑が台無しになるから、無理なんじゃ……」

  まあ、毒草の種類にもよるけど……

  アッチの知識じゃ、煙草とかは台無しにする系で、植えたら他の作物が植えられなくなる。

  反対に、周囲の毒を吸収して蓄積して、土壌を正常化するのとか……

  自白剤に使う毒草は、コッチ系なので、周りに毒草を植えて一石二鳥にするとか……

  そういえば、割と、この類の毒草は神経毒が多いなあ。

  手術に使う麻酔系は、芥子と朝鮮朝顔、あとはダチュラ……

  ここのダチュラは凄く綺麗なオレンジ色の花で、香りから酩酊状態になるくらいに強烈で……

  アッチで使われてた麻酔薬の配分とは違うんだろうなあ。

  ふと、麻酔薬を開発した華岡青洲の話を思い出してた。

  人間への試しが母親と嫁で……嫁の副作用は視力を無くし……

  でも、そのお陰で副作用が抑えられた麻酔薬ができたんだよね。

  ここで作るとしたら……囚人とかに使って見るのかな?

  それとも、痺れ草が普通に生えてるし、幻惑系の花とかもあるから、異世界あるあるで麻酔薬あるのかな?

  あ!治癒魔法があるんだから、そんな物要らないのかな?

  光魔法が使えないからって……あ、忘れてたや。

  爺ちゃん村長に教えて貰った、属性を冠に付けたら使える事。

  浄化は何度も使ってるけど、治癒は……

  滅多に怪我しないし、自分の作った回復薬を飲むし……

  んだけど……

  真剣な顔した白うさぎさんが足元に居て……

  必死になんかメモってて……

  「もしかして、口に出してた……にゃ?」

  慌てたら、師匠が笑ってる。


  間違って、蜜蜂が、ダチュラことウツボカズラや芥子の蜜を採集したら……

  蜜も毒を含んでるし、蜜蜂にも悪影響を及ぼすので……

  蜜蜂さん死んじゃう。

  なので、亜空間の畑の方が良いと思うと……

  師匠の物ではない魔道具を買う事をお勧めした。

  とっても高価だって話は聞いてるので。

  それに、使用者制限とか、見えない様にするとか、付与する機能も選べるみたいだし……

  ただ、ディビットのウサギさん、期待する目で師匠を見てたんだけど……

  「私ももう以前の様には作れないからねえ」

  師匠に言われて項垂れてたけど……

  それは表向きの話なんだよね。

  だけど、万が一、自分が使ってる薬草畑の規模を見て、希望されたら困るって言ってたよ。

  たぶん、婆ちゃんからリーナに魔力変更した際に、リーナの魔力量に呼応して広がったんだろうから……

  亜空間は、制作者の魔力量により構築されるけど、使用者に引き継ぎ後に広さは変わるって事。

  魔力量の少ない者が使用者になれば、狭くなるって事。

  アイテムボックスの魔法袋は、使用者登録や制限を付与しても、広さは変わらないんだけどなあ?

  薬草畑の亜空間との違いは……って、魔法袋は異空間か……

  理が違うのか……?

  魔道具の製品名は、薬草畑じゃなく、「亜空間の扉」だから。

  地下の調合室になってる亜空間の扉も持ってるんだけど……

  実は、兄弟子たち、こっちは存在を知らないんだよね。

  というのも、こっちは師匠作ではなく、婆ちゃんで……

  調合以外に、魔法袋の制作の研究をしてるだけあって、チャレンジしたみたい。

  ただ、魔力に呼応して広さが変化するって定義してなかったので、部屋の広さは、婆ちゃんのイメージした空間で固定になってしまったみたい。


  「亜空間の扉を買うのに、ディビットなら資金はあるだろうが、推薦人と保証人が要るんだが、もし居ないのなら書いてやるよ」

  師匠に、そう言われた事で、耳が立ち目が輝いたウサギさん……

  「是非お願いします!書類を揃えて来ます!」

  そう言ったあと、早い早い……

  あっという間に、消えたのかと思うほどに早かった。

  さすがウサギさん、脱兎どおりにゃ。

  けど、亜空間の扉の購入って、お金を積むだけで買えるものじゃなかったのか……

  でもウサギさん、買った後も大変そうだな……

  仕事で畑仕事できれば良いけど、別だろうから……

  畑を耕す以外に、一応、肥料要るし、植える種とか苗とか……

  その上、毒草系って事は、隔離も要りそうだから、温室……

  温室を作った時の素材集めを思い出し、眉間に皺が浮かぶ。

  「泣き付いて来そう……」

  ボソッと口にすれば、仰け反って嫌な顔になったルカ。

  「ちゃんとイメージができたら、支障ない筈なんだけどね」

  師匠は笑ってたよ。

  けど、今の薬草畑っていう風になるまでに、どれだけの年月が掛かってるか……

  肥料も、甲殻類の殻を粉砕したものや、腐葉土とか……

  亜空間の理があっても、使うのと使わないのでは出来が違う。

  育てるものでも、肥料が要らないのもあるけど、微妙に違うし……

  鳥などの糞からの肥料だけは、病気がある可能性もあるから、天日干しさせてからだし……

  だけど、土を食べて良くするミミズ……ワームだけは飼っちゃダメにゃ!

  あれは失敗だった……あんなに巨大化すると思わなかった……



  私室の調度品は、トワイゾの町で買ったものなので、お買い物をこの町でした事なかったんだけど……

  「この町の名前を聞いてなかったにゃ……」

  一緒に中心街に買い物に来たルカに聞けば……

  『言ってなかったにゃ?トラベリータにゃ』

  「それって、西の領の名前なんじゃ……」

  『いわゆる領都にゃから、名前は一緒にゃ!』

  砦の町って思ってたよ!領都だったのか!

  街道の関所の町が領都なんて、初耳にゃ!

  トワイゾも関所の町で、領都は別でコロンパンってところだった。

  トワイゾの北門、綱の吊り橋を渡らず、川沿いに南下すると……

  合流するもう1つの川を渡る橋、万が一の際に落とせる様に木製を越えたら、領都コロンパンだった様なんだ。

  トワイゾのギルドの資料室で知った訳なんだけど……

  疲労と発熱で見えてなかった状態だった。

  まあ、今は終わった事だけど……

  あのアマイルも迷宮都市だけに、政治機関の領都じゃなかったんだよね。

  行かなかった事を悔いてはいないよ。

  だって、貴族に遭遇する可能性が高くなるから。

  役人は学がないと無理で、学がある=貴族の子弟って事。


  『西門は、他国に向かう街道の門だから、使う時は出国にゃ。けど、西の湖に釣りに……』

  ルカの口から、湖、釣りって単語が出て、食い付いてた。

  『もう少しで、湖のトラークが解禁になるから行くにゃ?』

  大きく縦に首を振ってた自分だけど、尻尾も上機嫌にゃ!

  トラークは、アッチでいうところの鱒にゃ!

  海から遡って来る鮭と違って、真水育ちの鱒。

  虹鱒やサクラマスやブラウントラウトとかにゃ!

  『その時は、こっちの内門を使うのにゃ。冒険者が森に採集に出るのも、コッチにゃ』

  ルカがいう様に、内門に出る手前に、見張り塔といえる鐘楼が上にある4階建て……いや絶対に地下があるから……

  5階の周囲より一際高い建物が冒険者ギルドだって分かるよ。

  先日行った薬師ギルドは、中心街からやや南。

  グラディエーヌ薬屋は中心街を東に抜けたところの最奥。

  世界樹が大きすぎて気が付かなかったけど、奥の果樹に水やりに行ったら、城壁があった。

  ちなみに、魔王国の王都は北東に向かう街道で、馬車で1ヶ月も掛かるそうな。

  そうそう、やらかして禊中という商業ギルドは、中心街の真ん中で、縦に横に大きかった。

  その周囲の店は、大店といえるサイズの商会が軒を並べてる。

  おや、ここにもランベルト商会の支店あるんだ!と驚きながら、辿り着いたのは市場。

  冬が近いので、秋の収穫物を山積させて、呼び込みの声が飛び交ってた。

  じゃがいもことコロは、薬草畑にもいるけど……

  さつまいもがなくてね。

  売ってるのであれば、時期的にあると思って。

  正確な地図がなく、太陽や星の位置で、東西南北を測って、大体これくらいっていう地図でも、政治上ではとても重要なのよ。

  これでも探索は高い方なので、アッチにあった様な地図とまではいかないけど……

  それによると、間に帝国を挟むけど、エスペラントとほぼ同緯度。

  南に逃げ、帝国を避け、ぐるっと魔法大国内を端から端、東から西まで迂回し、ロートンで北上して、西門から魔王国に入国したので……

  婆ちゃんが、エスペラントのリナペッタに戻る時は、北からのルートだったの。

  魔王国の東門を使ったって事。

  ただ、帝国も食指を動かさない湿地帯が多いそうで……

  カエルがいっぱい居るそうです。

  よく雨が降ってねえと、ボヤいてたよ。

  だから、もしかすると、本能的に避けたのかも?


  さつまいもは見付けたけど、ちょうどミホとユウリもいて……

  2人が喋ってたのは、芋焼酎作って、金儲けできないかな?だった。

  さすがに、芋焼酎の作り方は覚えてないけど……

  「黒い甕に入れて、蓋をして外に並べ、炎天下の熱で発酵させてたのは覚えてるけど……」

  砕いて加熱するのかとか、砕くだけで良いのかとか……さっぱりにゃ。

  けど、水飴にする蔗糖は、ジュースにして人肌程度で放置じゃなかった?

  ワインやウィスキーは覚えてるだけじゃなく、婆ちゃんが量は少ないけど作ってたから。

  蜂蜜酒のミード、薬草酒のエール、麦が高いからビールは作ってなかったけど……

  あ!黒い甕のは黒酢だったかも!

  アルコール濃度が低いのが、酢になるから。

  水飴の蔗糖作りは、学校の授業で習ったと言ってた2人……

  「甘味は高価だから、良いかも!」

  そう言って、大量のさつまいもを買ってた。

  今どきの高校は、そんな事を習うのか……と感心したけど……

  あれ?もしかして、アッチで結構な歳だったのかな?

  今どきなんて浮かぶなんて……
















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