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なんでこうなったんだろう
俺の目の前の席には陽キャの日陽充。
「なぁ、俺らのグループ来ない?」
「絶対に行かない。」
そう言うと、日陽はわざとらしくえ~、と落胆の声の出す、こんなやり取りを昼休みから続けている。
ーーーーーーー
昼休みのことだった。
俺はいつも通り購買に行き、メロンパンとカフェオレを買って食堂で一人、スマホで今期のアニメを見ながら食べていた。
アニメを見ていても、どうせ以前みたく恭介が当然のように俺の前の席に座り、恭介がずっと何かを話してそれに俺は適当に相槌をする...ってことになるだろうなと思っていた。
アニメに集中していたら、俺の前の席に人が座ったみたいだった。
どうせ恭介だろうと、チラリと前のテーブルを見ると、学食のカレーが置かれた。
...おかしいな
恭介は俺と同様、いつも購買のパンのはずなのに、俺はアニメを一時停止して顔を上げた。
「一緒に食べよ、久木。」
「はっ...?」
目の前の予想外の人物に俺は声を上げた。
日陽充は、ニコニコと俺を見下げている。
何も言わない俺に日陽は更に笑みを深めて、俺の前の席に座ってカレーを食べ始めた。
「はっ...え、なんで」
「なんでって...」
日陽はわざとらしく考えるような素振りを見せたあと、信じられないようなことを言った。
「お前、イケメンじゃん。だから仲良くなりたいんだよね~」
なんだそれ、
そんな訳ないだろ。
そう、そのまま口に出た。
俺には嘘を言ってるようにしか思えなかったからだ、顔が良いという自認なんて俺は生憎持っていない。
中学の頃もいた。
俺の事をイケメンと言って追いかけてくる女子が、その頃俺は荒れていたせいで告白をされても女子をこっぴどく振った。
そしたらストーカー化した。
いつも俺の事を見つめてきて、ずっと近くにいる。“まだ“加害行為はしなかったものの、あからさまな女子の行動に周りは何を勘違いしたのか、俺とストーカー女が付き合っているとはやし立ててきたのだ。
それで他の女の子は、なぜかストーカー女の陰口を言っていじめたらしい、そして俺はストーカー女に逆恨みされたのだ。
まさに地獄。
俺を憎んだストーカーは俺の家に手紙を送った、その中身がカミソリで、母が怪我をしたことがあった。
警察にも、担任にも伝えて、ストーカー女とはやっと縁が切れた。
それでも、どこで誰がその情報を知って漏らすかなんて分からないものだ、中学では俺に告白してくる女子は居なくなったものの、俺は浮いた存在になった。
そんな事情から俺はこの私立高校に進学したんだ。
全ては俺の顔のせいで起こった事、
俺は自分の顔が嫌いだ。
良いとも悪いとも思わない、嫌い。
それから俺は、人の顔が良いとか悪いとか言うやつは嫌いだ。
日陽を少し睨んだ。
「...なーんで睨むんだよ、それに、顔が良いは本音だし、仲良くなりたいも本気、」
「俺は自分の顔が嫌いだ、人の顔に良い悪い言うやつも嫌い。だから仲良くなりたいとは思わないな、」
俺は日陽から目を離して、一時停止していたアニメを再開する。
...ちょっとムカついたからって言い過ぎたか...?日陽は良い奴かもしれない線、(100分の1の確率)があったかもしれないけど...もう感情に任せて言ってしまったし、これから陽キャグループで色々言われたら...まぁ、そっか、ぐらいに思えばいい。思えるかは別としてね。
日陽は俺が目線を外しても、じっと俺の事を見つめていた、視線が痛い。
日陽が頬杖をついているのだけ視界の端で見えた。
「ふーん...お前みたいな顔になりたい奴いっぱい居るだろうに、久木は宝の持ち腐れだな。」
「もっと上手く使えよ、そりゃ俯いてるだけじゃ久木オタクって呼ばれるわな。」
「...なんなのお前。」
無視していたが、コイツは煽るのが上手いようだ、ほんとにムカつく。
...けど相手したってしょうがないことくらい俺でもわかる。
教室で食べよう。もうこれ以上会話しても気分を害すだけだ。
俺は席を立ち、食べかけのパンを袋に入れて日陽から離れようとした、
その時、日陽は大声で
「久木~!その気になったら俺んとこ来いよ~、待ってるからなぁ~!!」
食堂にいる人たちの視線が一気に俺たちに集まる、俺はわざと振り返らず出口に直行した。
...早く逃げよう、ほんとに自分勝手だな!
気持ち駆け足でいると、後ろの日陽に気を取られていたせいで、前を見ているはずなのに廊下で誰かにぶつかった。
「あ、すいません...」
「拓生...」
ぶつかったのは恭介だった。
「さっきの...どうしたの...?日陽くんと何か...」
あの声は、よく食堂に響いていたから食堂近くの廊下にいた恭介にも聞こえていたようだった。その事実に少し顔を歪めると、「何でもない」と言って恭介を避けるように教室へ走った。
冒頭に戻る。
「待つって言ってたのに...」
「え~、待ってて欲しかったのか?」
そんな訳ないだろ、
分かってるのに言ってくるあたり、コイツはめちゃくちゃ性格が悪い。
キッと日陽を睨むと、また爆笑した。
昼休みの後から、日陽はずっと付きまとってくる、放課後になった今でもずっとだ。
日陽を見て思ったが、クラスメイトで日陽に楯突ける奴はいないみたいだった、俺の前の席の人も、勝手に日陽が席を使っていても逆に謝っていた。なんでだよ。
最初の方は日陽の陽キャグループは面白がっていたが、何時間も飽きずに俺に付きまとっている日陽を不信がって先に帰っていたようだった。
「帰っていい?」
「だ~め」
俺はわざとため息を着く、実に心外だがちょっと慣れてきてしまったのと、俺も疲れてきて口調が荒くなっている。
どこまでだったらコイツがピキらないか分かってしまってる、それにコイツも俺の地雷を理解した上でコロコロ転がしている気がする。
「...理解できない、日陽の考えを聞きたい。」
聞きたい、なんて言いたくもなかったが、訳が分からないと何も対処しようがないじゃないか。
そう言うと日陽は少し目を見開いた後、クスクスと笑う、ニヤケ面がムカついた。
「俺はさぁ、自分に相応しい人を傍に置いていたいわけね?」
「はぁ...」
言い出しから、理解できない。
心の底から理解したくなかった。
「俺と同レベの顔のヤツなんて、そうそういないんだよ。けどね今日の朝、偶然だけど久木の顔見て思ったよ、やっと俺に相応しい奴を見つけたって!」
偶然じゃなくて、運命かもな!
一目惚れだよ一目惚れ、
そんな事を言ってくる目の前の男にもう何も思わなくなった。
不毛なんだ、不毛。
日陽は続けて「俺とお前は似ている」なんて言うけど、価値観が全く違うと話して感じたんだ。
「これは...俺の考えだけど、そもそも人に囲まれてる日陽と一人でいる俺だとじゃ、人生が全く違うと思う。価値観も合わないんだから俺らは...」
「それでも俺は、久木の事面白いと思うよ?」
だからなんだ、
そう思ってしまうからだ。
日陽もそう思ってるんだろうな、この一点張りで、俺らはやっぱり不毛だ。
「もう、いいだろ、そろそろ帰らせてくれ...」
窓から見える校庭では、運動部が片付けをしてぞろぞろと校内に入っていく様子が見えた、完全下校まで、そろそろだと言う時間だ。
そうなると電車も混むし、早く帰りたい。
日陽は俺をじっと見つめ急に顔を近づけてくる、そして小声でこう言った。
「久木、気づいてるか知らないけど、この教室の前の廊下でキョロ介座って待ってるぞ、お前の事」
「はっ...マジで?」
確かに、今日1日、恭介は俺という行き場をなくした事でずっとキョロキョロしていて、教室を出たり入ったりを繰り返していた。
クラスメイト皆、そんな恭介を嘲笑っていて気分が良くなかったことを覚えている。
なんで日陽がそんな事知ってるんだ、と思ったが、俺と恭介だけが消えたクラスメッセージで、恭介が俺たちの教室の前で座り込んでいる盗撮写真が上げられていた。
もう帰ったと思っていたのに...
日陽のスマホでクラスメッセージを見せられて、そんなことあるのかと思っていた疑惑が確信に変わる。
席を立ち上がり、廊下に行こうとしたが日陽にシャツの襟を引っ張られて小声で止められる。
「お前、なんでわざわざキョロ介の方いくんだ?迷惑がってただろ?」
「え...」
...なんで?
そう言われると、なんとも言えない。
俺はまた恭介と友達に戻りたいのか?
...恭介について、俺はまだ分からない事がいっぱいある。
それは、知らない方がいいかもしれなくて、俺はずっと躊躇していた。
恭介は昔から何を考えてるのか分からない。
それでも、昔...俺は好きになった。
今また...知りたいと言っていいのだろうか?
たった一人で楽しくやってた時、たった一つ、ずっと後悔していたんだ。
もういっかい、やり直させてくれはないだろうか。
たとえ今、恭介がキョロ充だとしても
「俺は...幼馴染だから、」
日陽の手を退かして、俺は廊下へ向かった。
チャイムが鳴る、
「見つけた...」
「拓生...?」
そこには、廊下で座り込む恭介がいた。
「何してんだよ、」
早く帰ろう、と
やっと言えた。
俺の目の前の席には陽キャの日陽充。
「なぁ、俺らのグループ来ない?」
「絶対に行かない。」
そう言うと、日陽はわざとらしくえ~、と落胆の声の出す、こんなやり取りを昼休みから続けている。
ーーーーーーー
昼休みのことだった。
俺はいつも通り購買に行き、メロンパンとカフェオレを買って食堂で一人、スマホで今期のアニメを見ながら食べていた。
アニメを見ていても、どうせ以前みたく恭介が当然のように俺の前の席に座り、恭介がずっと何かを話してそれに俺は適当に相槌をする...ってことになるだろうなと思っていた。
アニメに集中していたら、俺の前の席に人が座ったみたいだった。
どうせ恭介だろうと、チラリと前のテーブルを見ると、学食のカレーが置かれた。
...おかしいな
恭介は俺と同様、いつも購買のパンのはずなのに、俺はアニメを一時停止して顔を上げた。
「一緒に食べよ、久木。」
「はっ...?」
目の前の予想外の人物に俺は声を上げた。
日陽充は、ニコニコと俺を見下げている。
何も言わない俺に日陽は更に笑みを深めて、俺の前の席に座ってカレーを食べ始めた。
「はっ...え、なんで」
「なんでって...」
日陽はわざとらしく考えるような素振りを見せたあと、信じられないようなことを言った。
「お前、イケメンじゃん。だから仲良くなりたいんだよね~」
なんだそれ、
そんな訳ないだろ。
そう、そのまま口に出た。
俺には嘘を言ってるようにしか思えなかったからだ、顔が良いという自認なんて俺は生憎持っていない。
中学の頃もいた。
俺の事をイケメンと言って追いかけてくる女子が、その頃俺は荒れていたせいで告白をされても女子をこっぴどく振った。
そしたらストーカー化した。
いつも俺の事を見つめてきて、ずっと近くにいる。“まだ“加害行為はしなかったものの、あからさまな女子の行動に周りは何を勘違いしたのか、俺とストーカー女が付き合っているとはやし立ててきたのだ。
それで他の女の子は、なぜかストーカー女の陰口を言っていじめたらしい、そして俺はストーカー女に逆恨みされたのだ。
まさに地獄。
俺を憎んだストーカーは俺の家に手紙を送った、その中身がカミソリで、母が怪我をしたことがあった。
警察にも、担任にも伝えて、ストーカー女とはやっと縁が切れた。
それでも、どこで誰がその情報を知って漏らすかなんて分からないものだ、中学では俺に告白してくる女子は居なくなったものの、俺は浮いた存在になった。
そんな事情から俺はこの私立高校に進学したんだ。
全ては俺の顔のせいで起こった事、
俺は自分の顔が嫌いだ。
良いとも悪いとも思わない、嫌い。
それから俺は、人の顔が良いとか悪いとか言うやつは嫌いだ。
日陽を少し睨んだ。
「...なーんで睨むんだよ、それに、顔が良いは本音だし、仲良くなりたいも本気、」
「俺は自分の顔が嫌いだ、人の顔に良い悪い言うやつも嫌い。だから仲良くなりたいとは思わないな、」
俺は日陽から目を離して、一時停止していたアニメを再開する。
...ちょっとムカついたからって言い過ぎたか...?日陽は良い奴かもしれない線、(100分の1の確率)があったかもしれないけど...もう感情に任せて言ってしまったし、これから陽キャグループで色々言われたら...まぁ、そっか、ぐらいに思えばいい。思えるかは別としてね。
日陽は俺が目線を外しても、じっと俺の事を見つめていた、視線が痛い。
日陽が頬杖をついているのだけ視界の端で見えた。
「ふーん...お前みたいな顔になりたい奴いっぱい居るだろうに、久木は宝の持ち腐れだな。」
「もっと上手く使えよ、そりゃ俯いてるだけじゃ久木オタクって呼ばれるわな。」
「...なんなのお前。」
無視していたが、コイツは煽るのが上手いようだ、ほんとにムカつく。
...けど相手したってしょうがないことくらい俺でもわかる。
教室で食べよう。もうこれ以上会話しても気分を害すだけだ。
俺は席を立ち、食べかけのパンを袋に入れて日陽から離れようとした、
その時、日陽は大声で
「久木~!その気になったら俺んとこ来いよ~、待ってるからなぁ~!!」
食堂にいる人たちの視線が一気に俺たちに集まる、俺はわざと振り返らず出口に直行した。
...早く逃げよう、ほんとに自分勝手だな!
気持ち駆け足でいると、後ろの日陽に気を取られていたせいで、前を見ているはずなのに廊下で誰かにぶつかった。
「あ、すいません...」
「拓生...」
ぶつかったのは恭介だった。
「さっきの...どうしたの...?日陽くんと何か...」
あの声は、よく食堂に響いていたから食堂近くの廊下にいた恭介にも聞こえていたようだった。その事実に少し顔を歪めると、「何でもない」と言って恭介を避けるように教室へ走った。
冒頭に戻る。
「待つって言ってたのに...」
「え~、待ってて欲しかったのか?」
そんな訳ないだろ、
分かってるのに言ってくるあたり、コイツはめちゃくちゃ性格が悪い。
キッと日陽を睨むと、また爆笑した。
昼休みの後から、日陽はずっと付きまとってくる、放課後になった今でもずっとだ。
日陽を見て思ったが、クラスメイトで日陽に楯突ける奴はいないみたいだった、俺の前の席の人も、勝手に日陽が席を使っていても逆に謝っていた。なんでだよ。
最初の方は日陽の陽キャグループは面白がっていたが、何時間も飽きずに俺に付きまとっている日陽を不信がって先に帰っていたようだった。
「帰っていい?」
「だ~め」
俺はわざとため息を着く、実に心外だがちょっと慣れてきてしまったのと、俺も疲れてきて口調が荒くなっている。
どこまでだったらコイツがピキらないか分かってしまってる、それにコイツも俺の地雷を理解した上でコロコロ転がしている気がする。
「...理解できない、日陽の考えを聞きたい。」
聞きたい、なんて言いたくもなかったが、訳が分からないと何も対処しようがないじゃないか。
そう言うと日陽は少し目を見開いた後、クスクスと笑う、ニヤケ面がムカついた。
「俺はさぁ、自分に相応しい人を傍に置いていたいわけね?」
「はぁ...」
言い出しから、理解できない。
心の底から理解したくなかった。
「俺と同レベの顔のヤツなんて、そうそういないんだよ。けどね今日の朝、偶然だけど久木の顔見て思ったよ、やっと俺に相応しい奴を見つけたって!」
偶然じゃなくて、運命かもな!
一目惚れだよ一目惚れ、
そんな事を言ってくる目の前の男にもう何も思わなくなった。
不毛なんだ、不毛。
日陽は続けて「俺とお前は似ている」なんて言うけど、価値観が全く違うと話して感じたんだ。
「これは...俺の考えだけど、そもそも人に囲まれてる日陽と一人でいる俺だとじゃ、人生が全く違うと思う。価値観も合わないんだから俺らは...」
「それでも俺は、久木の事面白いと思うよ?」
だからなんだ、
そう思ってしまうからだ。
日陽もそう思ってるんだろうな、この一点張りで、俺らはやっぱり不毛だ。
「もう、いいだろ、そろそろ帰らせてくれ...」
窓から見える校庭では、運動部が片付けをしてぞろぞろと校内に入っていく様子が見えた、完全下校まで、そろそろだと言う時間だ。
そうなると電車も混むし、早く帰りたい。
日陽は俺をじっと見つめ急に顔を近づけてくる、そして小声でこう言った。
「久木、気づいてるか知らないけど、この教室の前の廊下でキョロ介座って待ってるぞ、お前の事」
「はっ...マジで?」
確かに、今日1日、恭介は俺という行き場をなくした事でずっとキョロキョロしていて、教室を出たり入ったりを繰り返していた。
クラスメイト皆、そんな恭介を嘲笑っていて気分が良くなかったことを覚えている。
なんで日陽がそんな事知ってるんだ、と思ったが、俺と恭介だけが消えたクラスメッセージで、恭介が俺たちの教室の前で座り込んでいる盗撮写真が上げられていた。
もう帰ったと思っていたのに...
日陽のスマホでクラスメッセージを見せられて、そんなことあるのかと思っていた疑惑が確信に変わる。
席を立ち上がり、廊下に行こうとしたが日陽にシャツの襟を引っ張られて小声で止められる。
「お前、なんでわざわざキョロ介の方いくんだ?迷惑がってただろ?」
「え...」
...なんで?
そう言われると、なんとも言えない。
俺はまた恭介と友達に戻りたいのか?
...恭介について、俺はまだ分からない事がいっぱいある。
それは、知らない方がいいかもしれなくて、俺はずっと躊躇していた。
恭介は昔から何を考えてるのか分からない。
それでも、昔...俺は好きになった。
今また...知りたいと言っていいのだろうか?
たった一人で楽しくやってた時、たった一つ、ずっと後悔していたんだ。
もういっかい、やり直させてくれはないだろうか。
たとえ今、恭介がキョロ充だとしても
「俺は...幼馴染だから、」
日陽の手を退かして、俺は廊下へ向かった。
チャイムが鳴る、
「見つけた...」
「拓生...?」
そこには、廊下で座り込む恭介がいた。
「何してんだよ、」
早く帰ろう、と
やっと言えた。
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