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一章 旅謎調査人とバンコクのスコポラミン 2/4
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謎のイケメン青年は、黒い手帳をチラリと覗かせた。金文字の『UNESCO(ユネスコ)』が、私にだけに見えるように。シンプルなシャツに羽織った、上品なサマージャケットの胸ポケットからだ。
(え、手帳? ユネスコって、国際機関の? この人いったいなに? 私服刑事? でもなんで?)
頭によぎるいろんな可能性……なにも悪いことはしていないはずだけれど、固まってしまう私に対して、彼は安心させるようにニコリ、と微笑んだ。
「あなたは今、椅子に腰かけていらっしゃいますか」
柔らかな声、穏やかな発音の日本語……異国の言葉のざわめきの中でも、すっと私の中に入ってきた。
頷こうとしたところ、ふと最初の言葉が蘇る。
(黙って『横に』、だった!)
「——っ」
私はロボットのように首を横に振った。
謎の青年は、狐目になり微笑んだ。優しげな表情だけれど、目の中には獣のような鋭さがあることに気づく。射すくめられるような気持ちになる。
「君は、向かいの現地の男性に、ついさっき声をかけられた。合っていますか」
私を見つめる彼の瞳は翡翠のような、ミステリアスなグリーン・アイ。日本人のようだけれど、もしかして外国の血が入っているのかもしれないな、と心の隅で思う。
「——っ」
もう1度、私は、首を横に振った。
手帳を隠すように戻した男は、満足そうに笑って、
「では最後にお願いがあります。これから僕が……」
と、私に『ある行動』を託した。
(どういうことだろう? でも、その通りにすれば……)
その意味を吟味する——そんな私たちに対して、
「おい! 俺と先に話していたんだ! なんだおまえ? 知り合いか? 日本語でなにを話している?」
ベンがいらだち、割って入ってきた。
対して、
「申し訳ございません。ここで待ち合わせしていたクライアントだと思ったのですが、人違いでした。ご歓談中のところ邪魔をして大変失礼いたしました」
慇懃で綺麗すぎる英語だった。謎の青年は、パードン・ミィ・サー、と完璧なイギリス英語を使い、優美な所作で無礼を詫びる、
その場に今度は、
「ご注文のお飲み物をお持ちしました、サー」
白い制服のバーテンが現れた。トレイの上には新しいサクラマティーニが乗っている。
ユネスコの手帳を持つイケメンは立ち上がり、バーテンからそのカクテルを受け取ると、そのままナンパ男に手渡して、
「これはほんのお詫びです。どうかお2人で乾杯なさってください」
そう言うと、踵を返した。
去り際、私にだけわかる、微笑みを残して。
彼の意図は、まだわかりかねたけれど。
私は言われたとおりにすることを示すように、首をゆっくり横に振った。
「な、呆れたよ。どこに目ぇついてんだか、あのファッキン野郎」
いらだちを隠そうともせず、ベンは吐き捨てた。
「だが、このサクラマティーニで許してやろうか。じゃ、乾杯しよう!」
「ええ」
私たちは、チャオプラヤ川を背景に、二つのサクラマティーニを掲げた。
そして——
「交換しましょう」
私は手早く、ナンパ男の持つものと、私が持つものを、交換した。
「ホワッツ?」
目を丸くしたベンが、素っ頓狂な声をあげる。
「冷たいのが良いので」
私はあとからきた、ミステリアスな青年がくれた方のサクラマティーニを、そのまま口に運んだ。
——背の高いカクテルグラスから、よくステアされたドライマティーニが唇を濡らす。その冷たさが、熱帯の湿度を忘れさせるように気持ちいい。喉奥まで通れば、ジンの苦みが広がる。ちょっとつらい、と思うのはまだ味覚が子どもだからだろうか。それでも、桜のようなフラワリーな香りが鼻腔に広がる、シロップのような甘みもあり、後味は心地よい。
「ふう」
美味しゅうございます。と一息ついてから、前を見ると、どうだろう。
「……い、いや、…………」
ナンパ男は、硬直していた。
自分に戻ってきたサクラマティーニを見つめて、恐怖の色を浮かべている。
「飲まないんですか?」
「……お、おまえ…………」
私を見る眼に、怒り、疑いの色が強まる。
(どうしたんだろう?)
気づくと、風景と反対側にボーイたちが集まってきていた。3人……4人、と増えていく。白い制服のタイ人たちが、厳しい表情でベンを見つめている。
その中から、スーツを着た初老のタイ人男性が現れて、
「そのグラスを、わしに、渡してもらおうか」
ベンの持つグラスを指さして、はっきりと言った。それはタイ語だったけど、その身振り手振りから、その意味ははっきりと私にも理解できた。
「は、ははは! ノープロブレム! ノープロブレム!」
ベンは従わなかった。大きく笑って、首を振る。
しかし、誰もそれを容認しなかった。6人……7人……ルーフトップバーの従業員が増えていく。まるで、包囲網を作るように。
「——シット!」
ベンは、やけくそになったかのように叫ぶと、自分のサクラマティーニを一気に飲み干した。空になったグラスをテーブルに置いて立ち上がる。
「どけ」
短く言って、初老のスーツ男性を押しのける。その行く手を阻もうとするボーイを躱し、出口に向かって走り始めた。
何事かと、ルーフトップバーのみんながその光景を見ている中で、扉の前に立ちはだかる男がいた。
そう、ミステリアスな、あの青年だ。
「てめえ、このやろう! どけ!」
ベンが威嚇するように叫んで、突進し始めた。
「やれやれ」
と日本語で呟く。彼は本当に刑事なのか、慣れているのか、まったく怯まない。哀れむような表情で、しかしそれでも眼光鋭く、猛進する男の体の中心を見ている。
「邪魔しやがって、どけや、クソ野郎——」
拳が握られ、振りかぶられる。
(や、やだっ……)
と私が口を覆った一瞬で、決着がついた。
謎の青年はただ半身になって、振られた腕を横からはたいただけ。ベンはあっさりとバランスを崩して、床の上に仰向けになっていた。
「……いっ、う、うえぇ……おええっ……」
意識がもうろうとしているようで、呻きながらぐったりとしている。
「無事か、ミスター・レオ」
スーツの初老の男性が、そう英語で言って気にかける。
(へぇ、名前、レオって言うんだ)
飲みかけのサクラマティーニを持ったまま、そのやりとりを見る私。
「ええ。ソムチャイ支配人こそ、ご無事ですか」
レオさんも英語で応じながら倒れたナンパ男を抱き起こし、手近なソファに寝かせた。
「無事だ。すまんな、君の言うとおりだったよ。調査(リサーチ)を遅れさせ、すまなかった」
そう言って、支配人と呼ばれたソムチャイさんは謝意を示した。
(レオさんのお仕事は、調査……?)
目の前で始まる会話劇を、私は呆然と見る。
「まだ終わってませんよ、支配人。ポケットの中には、証拠がなかった」
レオさんは、男のボディチェックを手早く終えると、私の前まで歩いてきた。立ったままテーブルの上に残されたグラスを手に取り、夕陽に掲げてグラスの縁、そして中身の残滓を調べている。
(うわ……また近くで見ると、ほんとカッコイイ。背は、百八十センチ近い。足も長くて……)
髪の毛もサラサラしている。あんな動きの後でも、汗1つかいていない。
「無味無臭、着色なし、か。だがあの即効性ならおそらく……」
レオさんの呟きは日本語。私は目が覚めたみたいに、役に立ちたい、という気持ちで声をあげた。
「ま、『魔法』っ」
緊張して声が裏返ってしまったけれど。
「そう言ってあの男、ベンは、グラスを両手で覆って、しばらく夕陽に掲げましたっ」
私は自分が見たその手つきを再現して、レオさんに情報提供する。
「その動作は、ちょうどここに到着した時に見ました。セリフも、報告事例と一致……その手つきなら、左手か……おそらく道具は……このあたりに……」
調査人はかがみ、ソファの左後方の床から、ろうと状のレシートを見つけ、拾い上げた。
「証拠を見つけたか」
歩み寄った、ソムチャイさんが問う。
「あらかじめ薬物を込めたこれを指の間に挟んで、カクテルに入れたのでしょう。『魔法』と言って、溶けきるまで待たせて、夕陽に注目させた一瞬で、左手の指で弾いて飛ばす。誰も落ちているレシートが犯行道具とは気づかない。これで、手口が判明しました」
「使われたのはドラッグか」
「紙に白い粉が付着しています。この粒状は、スコポラミンでしょう」
(すこぽらみん?)
謎のイケメン青年は、黒い手帳をチラリと覗かせた。金文字の『UNESCO(ユネスコ)』が、私にだけに見えるように。シンプルなシャツに羽織った、上品なサマージャケットの胸ポケットからだ。
(え、手帳? ユネスコって、国際機関の? この人いったいなに? 私服刑事? でもなんで?)
頭によぎるいろんな可能性……なにも悪いことはしていないはずだけれど、固まってしまう私に対して、彼は安心させるようにニコリ、と微笑んだ。
「あなたは今、椅子に腰かけていらっしゃいますか」
柔らかな声、穏やかな発音の日本語……異国の言葉のざわめきの中でも、すっと私の中に入ってきた。
頷こうとしたところ、ふと最初の言葉が蘇る。
(黙って『横に』、だった!)
「——っ」
私はロボットのように首を横に振った。
謎の青年は、狐目になり微笑んだ。優しげな表情だけれど、目の中には獣のような鋭さがあることに気づく。射すくめられるような気持ちになる。
「君は、向かいの現地の男性に、ついさっき声をかけられた。合っていますか」
私を見つめる彼の瞳は翡翠のような、ミステリアスなグリーン・アイ。日本人のようだけれど、もしかして外国の血が入っているのかもしれないな、と心の隅で思う。
「——っ」
もう1度、私は、首を横に振った。
手帳を隠すように戻した男は、満足そうに笑って、
「では最後にお願いがあります。これから僕が……」
と、私に『ある行動』を託した。
(どういうことだろう? でも、その通りにすれば……)
その意味を吟味する——そんな私たちに対して、
「おい! 俺と先に話していたんだ! なんだおまえ? 知り合いか? 日本語でなにを話している?」
ベンがいらだち、割って入ってきた。
対して、
「申し訳ございません。ここで待ち合わせしていたクライアントだと思ったのですが、人違いでした。ご歓談中のところ邪魔をして大変失礼いたしました」
慇懃で綺麗すぎる英語だった。謎の青年は、パードン・ミィ・サー、と完璧なイギリス英語を使い、優美な所作で無礼を詫びる、
その場に今度は、
「ご注文のお飲み物をお持ちしました、サー」
白い制服のバーテンが現れた。トレイの上には新しいサクラマティーニが乗っている。
ユネスコの手帳を持つイケメンは立ち上がり、バーテンからそのカクテルを受け取ると、そのままナンパ男に手渡して、
「これはほんのお詫びです。どうかお2人で乾杯なさってください」
そう言うと、踵を返した。
去り際、私にだけわかる、微笑みを残して。
彼の意図は、まだわかりかねたけれど。
私は言われたとおりにすることを示すように、首をゆっくり横に振った。
「な、呆れたよ。どこに目ぇついてんだか、あのファッキン野郎」
いらだちを隠そうともせず、ベンは吐き捨てた。
「だが、このサクラマティーニで許してやろうか。じゃ、乾杯しよう!」
「ええ」
私たちは、チャオプラヤ川を背景に、二つのサクラマティーニを掲げた。
そして——
「交換しましょう」
私は手早く、ナンパ男の持つものと、私が持つものを、交換した。
「ホワッツ?」
目を丸くしたベンが、素っ頓狂な声をあげる。
「冷たいのが良いので」
私はあとからきた、ミステリアスな青年がくれた方のサクラマティーニを、そのまま口に運んだ。
——背の高いカクテルグラスから、よくステアされたドライマティーニが唇を濡らす。その冷たさが、熱帯の湿度を忘れさせるように気持ちいい。喉奥まで通れば、ジンの苦みが広がる。ちょっとつらい、と思うのはまだ味覚が子どもだからだろうか。それでも、桜のようなフラワリーな香りが鼻腔に広がる、シロップのような甘みもあり、後味は心地よい。
「ふう」
美味しゅうございます。と一息ついてから、前を見ると、どうだろう。
「……い、いや、…………」
ナンパ男は、硬直していた。
自分に戻ってきたサクラマティーニを見つめて、恐怖の色を浮かべている。
「飲まないんですか?」
「……お、おまえ…………」
私を見る眼に、怒り、疑いの色が強まる。
(どうしたんだろう?)
気づくと、風景と反対側にボーイたちが集まってきていた。3人……4人、と増えていく。白い制服のタイ人たちが、厳しい表情でベンを見つめている。
その中から、スーツを着た初老のタイ人男性が現れて、
「そのグラスを、わしに、渡してもらおうか」
ベンの持つグラスを指さして、はっきりと言った。それはタイ語だったけど、その身振り手振りから、その意味ははっきりと私にも理解できた。
「は、ははは! ノープロブレム! ノープロブレム!」
ベンは従わなかった。大きく笑って、首を振る。
しかし、誰もそれを容認しなかった。6人……7人……ルーフトップバーの従業員が増えていく。まるで、包囲網を作るように。
「——シット!」
ベンは、やけくそになったかのように叫ぶと、自分のサクラマティーニを一気に飲み干した。空になったグラスをテーブルに置いて立ち上がる。
「どけ」
短く言って、初老のスーツ男性を押しのける。その行く手を阻もうとするボーイを躱し、出口に向かって走り始めた。
何事かと、ルーフトップバーのみんながその光景を見ている中で、扉の前に立ちはだかる男がいた。
そう、ミステリアスな、あの青年だ。
「てめえ、このやろう! どけ!」
ベンが威嚇するように叫んで、突進し始めた。
「やれやれ」
と日本語で呟く。彼は本当に刑事なのか、慣れているのか、まったく怯まない。哀れむような表情で、しかしそれでも眼光鋭く、猛進する男の体の中心を見ている。
「邪魔しやがって、どけや、クソ野郎——」
拳が握られ、振りかぶられる。
(や、やだっ……)
と私が口を覆った一瞬で、決着がついた。
謎の青年はただ半身になって、振られた腕を横からはたいただけ。ベンはあっさりとバランスを崩して、床の上に仰向けになっていた。
「……いっ、う、うえぇ……おええっ……」
意識がもうろうとしているようで、呻きながらぐったりとしている。
「無事か、ミスター・レオ」
スーツの初老の男性が、そう英語で言って気にかける。
(へぇ、名前、レオって言うんだ)
飲みかけのサクラマティーニを持ったまま、そのやりとりを見る私。
「ええ。ソムチャイ支配人こそ、ご無事ですか」
レオさんも英語で応じながら倒れたナンパ男を抱き起こし、手近なソファに寝かせた。
「無事だ。すまんな、君の言うとおりだったよ。調査(リサーチ)を遅れさせ、すまなかった」
そう言って、支配人と呼ばれたソムチャイさんは謝意を示した。
(レオさんのお仕事は、調査……?)
目の前で始まる会話劇を、私は呆然と見る。
「まだ終わってませんよ、支配人。ポケットの中には、証拠がなかった」
レオさんは、男のボディチェックを手早く終えると、私の前まで歩いてきた。立ったままテーブルの上に残されたグラスを手に取り、夕陽に掲げてグラスの縁、そして中身の残滓を調べている。
(うわ……また近くで見ると、ほんとカッコイイ。背は、百八十センチ近い。足も長くて……)
髪の毛もサラサラしている。あんな動きの後でも、汗1つかいていない。
「無味無臭、着色なし、か。だがあの即効性ならおそらく……」
レオさんの呟きは日本語。私は目が覚めたみたいに、役に立ちたい、という気持ちで声をあげた。
「ま、『魔法』っ」
緊張して声が裏返ってしまったけれど。
「そう言ってあの男、ベンは、グラスを両手で覆って、しばらく夕陽に掲げましたっ」
私は自分が見たその手つきを再現して、レオさんに情報提供する。
「その動作は、ちょうどここに到着した時に見ました。セリフも、報告事例と一致……その手つきなら、左手か……おそらく道具は……このあたりに……」
調査人はかがみ、ソファの左後方の床から、ろうと状のレシートを見つけ、拾い上げた。
「証拠を見つけたか」
歩み寄った、ソムチャイさんが問う。
「あらかじめ薬物を込めたこれを指の間に挟んで、カクテルに入れたのでしょう。『魔法』と言って、溶けきるまで待たせて、夕陽に注目させた一瞬で、左手の指で弾いて飛ばす。誰も落ちているレシートが犯行道具とは気づかない。これで、手口が判明しました」
「使われたのはドラッグか」
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