3 / 16
3 新しい暮らし
しおりを挟む
カイラス様の手により風呂場で洗われた私。まだ嫁入り前だというのに体をあちこち触られてしまった……。なんとなくショック。でもごわごわの毛がふわふわになり、生ゴミの臭いも消えました。久々にすっきりして気分も良いです。
「ここが君の部屋だ」
そう言って連れて来られたのは明らかに誰かが住んでいる部屋だった。美麗な調度品、綺麗に整えられたベッド。もしかして、ここって、
「これからは、朝から晩まで俺と一緒だ。好きに暮らしてくれ」
やっぱりカイラス様のお部屋! カイラス様は私をベッドに下ろして隣に腰かけた。私はどうしていいやら、四本足で立ったまま硬直していた。
婚約者とはいえ、結婚前に同じ部屋で寝泊まりしていいものなのか。まだ心の準備もできていない。緊張と動揺で頭の中がぐるぐるしている。
カイラス様は私の体を持ち上げて、まっすぐ目を見つめてくる。綺麗なエメラルドに射抜かれ私は呆けてしまった。
「本当なら君専用の部屋を用意するんだけれど……俺は君と、少しでも長く一緒にいたい。どんな姿もこの目に焼き付けておきたいんだ。分かって欲しい」
麗しい微笑みと共に情熱的な言葉。思わず照れてしまう。しかし私は猫だった。思い出してへこむ。カイラス様が好きなのは猫であって、私、アリゼではない。勘違いしてはいけない。婚約者でも、私の前では何も喋らなかった人なんだから。
「ああっ……それにしても可愛いなあ! 神の最高傑作だよ猫という生き物は!」
カイラス様は私の顔に頬ずりをした。私は複雑な心境である。人間の私の前じゃずっと仏頂面だったのに、今はうっとりして抑えきれない笑みが零れている。
「可愛いなあ、可愛いなあ」
ひたすら私を撫でまわすカイラス様。私は無心で受け止め続けるだけ。もし私が猫じゃないと知ったらカイラス様はがっかりするのだろうか。
ノックの音が聞こえて、耳がぴんと立ち上がった。静かな女性の声がカイラス様の名前を呼ぶ。
「何だ」
カイラス様が低い声で返事をする。テンションの落差が激しい。「失礼します」と入って来たのはメイドだった。四十代くらいの人で、髪をきっちり結い上げており仕草にも隙がない。ベテランの雰囲気がある。彼女は軽く頭を下げて言った。
「エミィ様がいらっしゃっています」
「エミィ?」
私の妹が来てる? どうして? カイラス様は眉間に皺を寄せている。私もだ。メイドが私たちの疑問に答えた。
「お忘れですか、新しい婚約者の方ですよ」
「ああ……そんな名だったか」
カイラス様は納得いったようで頷いた。名前を覚えていなかっただけらしい。
一方、私は自分でもびっくりするくらい動揺していた。新しい婚約者か。私の妹のエミィはカイラス様をとても気に入っていた。私がいなくなれば彼と婚約をしてもおかしくない。どうして気付かなかったんだろう。待っていてくれると思っていたんだろう。そんなわけ、ないのに。
探してもくれなかったんだ。でも仕方ない。私はカイラス様にとっては何でもない、親が決めた婚約者だ。思い入れなんてない、代わりがいれば別にいい、どうでもいい存在だ。
「ところで、その猫は……?」
メイドと目が合った。驚いた顔で私を見ている。カイラス様は私の頭を撫でながら言った。
「家の周りをうろうろしていたから拾った。世話をするつもりだ」
「ええっ!」
メイドは仰け反った。丁寧な仕草の人が、強風を浴びた枝の如く仰け反っている。相当衝撃が強かったに違いない。
やっぱり駄目だよね。どう見ても雑種の私は、この家にそぐわない。カイラス様が望んだとしても、得体の知れない野良猫を飼う許可が出るとは到底思えない。
メイドは信じられないという様子で口元に手を添えた。手と声とを震わせる。
「まさか、カイラス様が……動物に触っている! 幼い頃から野良犬に追いかけられ、馬に唾を吐きかけられ、鳥に服をついばまれボロボロにしていたあのカイラス様が……そんな風に猫を撫でて……! ああ、なんということでしょう!」
メイドは感極まって涙を拭いている。カイラス様、動物に嫌われる人なんですか。初めて知った。
カイラス様は無言のまま私を撫で続けている。メイドは慌てて取り繕った。
「はっ! 申し訳ございません。猫を飼うのは構いませんが、あまり粗相をするようですと」
「何が困る。俺が世話をすると言っているだろう」
「……珍しく感情的ですね。別でお部屋を用意した方が宜しいのでは、と言いたかっただけです。貴方のお父様も、貴方が乗馬すら出来ないことを気に病んでいたようですし、これを機に克服していけると良いですね」
普通に良い人だった。カイラス様の代わりに私が鳴いて返事をする。メイドは私を見つめてにっこり笑みを浮かべた。猫が苦手ではないらしい。ほっとした。
「と、肝心なことを忘れていました。婚約者のエミィ様がいらっしゃっていますよ。きちんとご挨拶なさってください」
メイドは頭を下げて部屋を出て行った。カイラス様は長い長い溜め息を吐く。
「面倒だな。こんなに可愛い君と、どうして離れなければならないのか……」
人間の時に言われたらどんなに嬉しい言葉か。今の私は無心でいるのに精いっぱいだ。
「俺は動物が好きなのに、動物は俺が嫌いなんだ。昔からだ。だが、猫だけは違った。俺を無視するが、無視するだけでわざわざ吠え立てないし威嚇もしない。だからずっと遠目から、猫だけは見ていられたんだ」
猫がどれだけ好きかはこの短時間で充分すぎるくらいに分かった。カイラス様を見上げると、本当に愛おしそうな目をしている。ドキドキした。でも、彼が見ているのは私じゃない。
「触らせてくれたのは君が初めてだ。君は優しいのか、それとも食べ物が欲しいからかな。まあどちらでもいい。俺は君が満足な生活を送れるようにする」
そう言って、私をベッドに下ろした。いつまでも離れ難そうにしている。
「行かなくてはな。しかし、前の婚約者の方がまだよかった。今度のはうるさくてたまらない……。君はゆっくり休んでいてくれ」
にゃあと返事をすると、カイラス様は嬉しそうに微笑んだ。しっかりした足取りで部屋を出ていく。
私は久しぶりのベッドにごろんと転がった。綺麗なベッド、屋根も壁もあって、冷えた風に起こされることもない。良い暮らしだ。少し満たされない気もしたのは気のせいだろう。
「ここが君の部屋だ」
そう言って連れて来られたのは明らかに誰かが住んでいる部屋だった。美麗な調度品、綺麗に整えられたベッド。もしかして、ここって、
「これからは、朝から晩まで俺と一緒だ。好きに暮らしてくれ」
やっぱりカイラス様のお部屋! カイラス様は私をベッドに下ろして隣に腰かけた。私はどうしていいやら、四本足で立ったまま硬直していた。
婚約者とはいえ、結婚前に同じ部屋で寝泊まりしていいものなのか。まだ心の準備もできていない。緊張と動揺で頭の中がぐるぐるしている。
カイラス様は私の体を持ち上げて、まっすぐ目を見つめてくる。綺麗なエメラルドに射抜かれ私は呆けてしまった。
「本当なら君専用の部屋を用意するんだけれど……俺は君と、少しでも長く一緒にいたい。どんな姿もこの目に焼き付けておきたいんだ。分かって欲しい」
麗しい微笑みと共に情熱的な言葉。思わず照れてしまう。しかし私は猫だった。思い出してへこむ。カイラス様が好きなのは猫であって、私、アリゼではない。勘違いしてはいけない。婚約者でも、私の前では何も喋らなかった人なんだから。
「ああっ……それにしても可愛いなあ! 神の最高傑作だよ猫という生き物は!」
カイラス様は私の顔に頬ずりをした。私は複雑な心境である。人間の私の前じゃずっと仏頂面だったのに、今はうっとりして抑えきれない笑みが零れている。
「可愛いなあ、可愛いなあ」
ひたすら私を撫でまわすカイラス様。私は無心で受け止め続けるだけ。もし私が猫じゃないと知ったらカイラス様はがっかりするのだろうか。
ノックの音が聞こえて、耳がぴんと立ち上がった。静かな女性の声がカイラス様の名前を呼ぶ。
「何だ」
カイラス様が低い声で返事をする。テンションの落差が激しい。「失礼します」と入って来たのはメイドだった。四十代くらいの人で、髪をきっちり結い上げており仕草にも隙がない。ベテランの雰囲気がある。彼女は軽く頭を下げて言った。
「エミィ様がいらっしゃっています」
「エミィ?」
私の妹が来てる? どうして? カイラス様は眉間に皺を寄せている。私もだ。メイドが私たちの疑問に答えた。
「お忘れですか、新しい婚約者の方ですよ」
「ああ……そんな名だったか」
カイラス様は納得いったようで頷いた。名前を覚えていなかっただけらしい。
一方、私は自分でもびっくりするくらい動揺していた。新しい婚約者か。私の妹のエミィはカイラス様をとても気に入っていた。私がいなくなれば彼と婚約をしてもおかしくない。どうして気付かなかったんだろう。待っていてくれると思っていたんだろう。そんなわけ、ないのに。
探してもくれなかったんだ。でも仕方ない。私はカイラス様にとっては何でもない、親が決めた婚約者だ。思い入れなんてない、代わりがいれば別にいい、どうでもいい存在だ。
「ところで、その猫は……?」
メイドと目が合った。驚いた顔で私を見ている。カイラス様は私の頭を撫でながら言った。
「家の周りをうろうろしていたから拾った。世話をするつもりだ」
「ええっ!」
メイドは仰け反った。丁寧な仕草の人が、強風を浴びた枝の如く仰け反っている。相当衝撃が強かったに違いない。
やっぱり駄目だよね。どう見ても雑種の私は、この家にそぐわない。カイラス様が望んだとしても、得体の知れない野良猫を飼う許可が出るとは到底思えない。
メイドは信じられないという様子で口元に手を添えた。手と声とを震わせる。
「まさか、カイラス様が……動物に触っている! 幼い頃から野良犬に追いかけられ、馬に唾を吐きかけられ、鳥に服をついばまれボロボロにしていたあのカイラス様が……そんな風に猫を撫でて……! ああ、なんということでしょう!」
メイドは感極まって涙を拭いている。カイラス様、動物に嫌われる人なんですか。初めて知った。
カイラス様は無言のまま私を撫で続けている。メイドは慌てて取り繕った。
「はっ! 申し訳ございません。猫を飼うのは構いませんが、あまり粗相をするようですと」
「何が困る。俺が世話をすると言っているだろう」
「……珍しく感情的ですね。別でお部屋を用意した方が宜しいのでは、と言いたかっただけです。貴方のお父様も、貴方が乗馬すら出来ないことを気に病んでいたようですし、これを機に克服していけると良いですね」
普通に良い人だった。カイラス様の代わりに私が鳴いて返事をする。メイドは私を見つめてにっこり笑みを浮かべた。猫が苦手ではないらしい。ほっとした。
「と、肝心なことを忘れていました。婚約者のエミィ様がいらっしゃっていますよ。きちんとご挨拶なさってください」
メイドは頭を下げて部屋を出て行った。カイラス様は長い長い溜め息を吐く。
「面倒だな。こんなに可愛い君と、どうして離れなければならないのか……」
人間の時に言われたらどんなに嬉しい言葉か。今の私は無心でいるのに精いっぱいだ。
「俺は動物が好きなのに、動物は俺が嫌いなんだ。昔からだ。だが、猫だけは違った。俺を無視するが、無視するだけでわざわざ吠え立てないし威嚇もしない。だからずっと遠目から、猫だけは見ていられたんだ」
猫がどれだけ好きかはこの短時間で充分すぎるくらいに分かった。カイラス様を見上げると、本当に愛おしそうな目をしている。ドキドキした。でも、彼が見ているのは私じゃない。
「触らせてくれたのは君が初めてだ。君は優しいのか、それとも食べ物が欲しいからかな。まあどちらでもいい。俺は君が満足な生活を送れるようにする」
そう言って、私をベッドに下ろした。いつまでも離れ難そうにしている。
「行かなくてはな。しかし、前の婚約者の方がまだよかった。今度のはうるさくてたまらない……。君はゆっくり休んでいてくれ」
にゃあと返事をすると、カイラス様は嬉しそうに微笑んだ。しっかりした足取りで部屋を出ていく。
私は久しぶりのベッドにごろんと転がった。綺麗なベッド、屋根も壁もあって、冷えた風に起こされることもない。良い暮らしだ。少し満たされない気もしたのは気のせいだろう。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】悪役令嬢ですが、元官僚スキルで断罪も陰謀も処理します。
かおり
ファンタジー
異世界で悪役令嬢に転生した元官僚。婚約破棄? 断罪? 全部ルールと書類で処理します。
謝罪してないのに謝ったことになる“限定謝罪”で、婚約者も貴族も黙らせる――バリキャリ令嬢の逆転劇!
※読んでいただき、ありがとうございます。ささやかな物語ですが、どこか少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
【完結】姉に婚約者を奪われ、役立たずと言われ家からも追放されたので、隣国で幸せに生きます
よどら文鳥
恋愛
「リリーナ、俺はお前の姉と結婚することにした。だからお前との婚約は取り消しにさせろ」
婚約者だったザグローム様は婚約破棄が当然のように言ってきました。
「ようやくお前でも家のために役立つ日がきたかと思ったが、所詮は役立たずだったか……」
「リリーナは伯爵家にとって必要ない子なの」
両親からもゴミのように扱われています。そして役に立たないと、家から追放されることが決まりました。
お姉様からは用が済んだからと捨てられます。
「あなたの手柄は全部私が貰ってきたから、今回の婚約も私のもの。当然の流れよね。だから謝罪するつもりはないわよ」
「平民になっても公爵婦人になる私からは何の援助もしないけど、立派に生きて頂戴ね」
ですが、これでようやく理不尽な家からも解放されて自由になれました。
唯一の味方になってくれた執事の助言と支援によって、隣国の公爵家へ向かうことになりました。
ここから私の人生が大きく変わっていきます。
王妃を蔑ろにし、愛妾を寵愛していた王が冷遇していた王妃と入れ替わるお話。
ましゅぺちーの
恋愛
王妃を蔑ろにして、愛妾を寵愛していた王がある日突然その王妃と入れ替わってしまう。
王と王妃は体が元に戻るまで周囲に気づかれないようにそのまま過ごすことを決める。
しかし王は王妃の体に入ったことで今まで見えてこなかった愛妾の醜い部分が見え始めて・・・!?
全18話。
真実の愛を見つけた王太子殿下、婚約破棄の前に10年分の王家運営費1.5億枚を精算して頂けます?
ぱすた屋さん
恋愛
「エルゼ、婚約を破棄する! 私は真実の愛を見つけたのだ!」
建国記念祭の夜会、王太子アルフォンスに断罪された公爵令嬢エルゼ。
だが彼女は泣き崩れるどころか、事務的に一枚の書類を取り出した。
「承知いたしました。では、我が家が立て替えた10年分の王家運営費――金貨1億5800万枚の精算をお願いします」
宝石代、夜会費、そして城の維持費。
すべてを公爵家の「融資」で賄っていた王家に、返済能力などあるはずもない。
「支払えない? では担保として、王都の魔力供給と水道、食料搬入路の使用を差し止めます。あ、殿下が今履いている靴も我が家の備品ですので、今すぐ脱いでくださいね?」
暗闇に沈む王城で、靴下姿で這いつくばる元婚約者。
下着同然の姿で震える「自称・聖女」。
「ゴミの分別は、淑女の嗜みですわ」
沈みゆく泥舟(王国)を捨て、彼女を「財務卿」として熱望する隣国の帝国へと向かう、爽快な論理的ざまぁ短編!
婚約破棄されましたが、私はもう必要ありませんので
ふわふわ
恋愛
「婚約破棄?
……そうですか。では、私の役目は終わりですね」
王太子ロイド・ヴァルシュタインの婚約者として、
国と王宮を“滞りなく回す存在”であり続けてきた令嬢
マルグリット・フォン・ルーヴェン。
感情を表に出さず、
功績を誇らず、
ただ淡々と、最善だけを積み重ねてきた彼女に突きつけられたのは――
偽りの奇跡を振りかざす“聖女”による、突然の婚約破棄だった。
だが、マルグリットは嘆かない。
怒りもしない。
復讐すら、望まない。
彼女が選んだのは、
すべてを「仕組み」と「基準」に引き渡し、静かに前線から降りること。
彼女がいなくなっても、領地は回る。
判断は滞らず、人々は困らない。
それこそが、彼女が築いた“完成形”だった。
一方で、
彼女を切り捨てた王太子と偽聖女は、
「彼女がいない世界」で初めて、自分たちの無力さと向き合うことになる。
――必要とされない価値。
――前に出ない強さ。
――名前を呼ばれない完成。
これは、
騒がず、縋らず、静かに去った令嬢が、
最後にすべてを置き去りにして手に入れる“自由”の物語。
ざまぁは静かに、
恋は後半に、
そして物語は、凛と終わる。
アルファポリス女子読者向け
「大人の婚約破棄ざまぁ恋愛」、ここに完結。
冷遇夫がお探しの私は、隣にいます
終日ひもの干す紐
恋愛
愛人がいるなら、さっさと言ってくれればいいのに!
妻に駆け落ちされた、傷心の辺境伯ロシェのもとへ嫁いでほしい。
シャノンが王命を受け、嫁いでから一年……とんでもない場面に立ち会ってしまう。
「サフィール……またそんなふうに僕を見つめて、かわいいね」
シャノンには冷たいの夫の、甘ったるい囁き。
扉の向こうの、不貞行為。
これまでの我慢も苦労も全て無駄になり、沸々と湧き上がる怒りを、ロシェの愛猫『アンブル』に愚痴った。
まさかそれが、こんなことになるなんて!
目が覚めると『アンブル』になっていたシャノン。
猫の姿に向けられる夫からの愛情。
夫ロシェの“本当の姿”を垣間見たシャノンは……?
* * *
他のサイトにも投稿しています。
【完結】婚約破棄された私が惨めだと笑われている?馬鹿にされているのは本当に私ですか?
なか
恋愛
「俺は愛する人を見つけた、だからお前とは婚約破棄する!」
ソフィア・クラリスの婚約者である
デイモンドが大勢の貴族達の前で宣言すると
周囲の雰囲気は大笑いに包まれた
彼を賞賛する声と共に
「みろ、お前の惨めな姿を馬鹿にされているぞ!!」
周囲の反応に喜んだデイモンドだったが
対するソフィアは彼に1つだけ忠告をした
「あなたはもう少し考えて人の話を聞くべきだと思います」
彼女の言葉の意味を
彼はその時は分からないままであった
お気に入りして頂けると嬉しいです
何より読んでくださる事に感謝を!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる