名も無い忌子

奈々という存在

みんなは＿＿＿

　私「＿＿＿嘘､でしょ」

そこにいたのは＿＿＿髪型はもちろん服装まで変わった三人がいた
(心美はふくだけ
それにしてもかわいいー！可愛すぎる…

　響「ナー…顔が変態みたいよ…」

　私「何をー‼︎変態じゃなーい‼︎」

なんだか楽しい
こんなの心優に出会わなかったら知らなかったんだろうなー
あと心愛たち…お面付けてるー⁉︎

　心優「どしたの？」

　響「ころ…?誰でも驚くわよ…。」

　心優「？なんで？」

この事気づかないのか…＿＿＿
可愛いー‼︎

　響「なんでって…！急に服まで変わって狐のお面付け出したら､びっくりするわよ‼︎」

なんか響まで可愛く見えてきた…
ほっぺた真っ赤にして…！

　心美「…てか､お前らは何もしないのか？」

　私「？」

　心美「ほら､服変えたり…髪アレンジしたり。」

したい…！でもなんか…

　響「っていうか､なんでこみだけ髪きってないの？」

確かに…
響､ちゃんとみんなの事みてるんだなー

…＿＿＿私にはない｡

私は何も持ってない
心愛みたいな強さも
心優みたいな優しさも
心美みたいな強い思いも
響みたいな観察力も
皐月さんみたいな素直さも
鏡花さんみたいな信念も
＿＿＿私にはない

＿＿＿…お姉ちゃんが生きてたら見つけてくれたのかなぁ？

ガシャン‼︎
なんの…＿＿＿！
悪魔…！

？？？「…君たちは…」

　心美「…なんのつもりだ…?」

心美がいつもより怒ってるように見える

　心美「その身体…悪魔になったのか⁉︎」

　？？？「ふっ…お前をちょいと捕まえる為だ‼︎身体なんて惜しくないぞ‼︎」

そいつは私をギロっと睨んだ。

　私「人間守護団なんだよ…。私たちは｡」

？？？「！」

剣が突き刺さりかけた
やっと理解したよ…
そういつ事だったのか…＿＿＿クソ野郎