34 / 62
鳴り響く運命
戦い
しおりを挟む
オレ(心美)「こんなんで怯んでんじゃねぇよ」
オレ「こっからが本番だ‼︎」
ふー…大丈夫だ。オレは強い
勝てる‼︎ナイフに炎を纏わせ相手を切りかかる
敵「くぅ…」
敵の小さな悲鳴が聞こえた
少しはきいたらしい
このまま行けば余裕で勝てる
オレ「『毒火(どっか) ファイアーポインド』」
敵「くぅ…うあぁぁ!」
今度は大きな悲鳴が聞こえた
大体の敵は殲滅できた
あとは残りだけだ。すぐに片付く
オレ「『炎翼(おうよく) フレアフリューゲル』」
炎は翼のように揺らぎ煌めいた
オレ「これで終わりだな」
オレはそうつぶやき炎の結界を解いた
担任「…こ、心美…ちゃん?」
担任は少し怯えた様子でオレを見ていた
___その頃、響は学校の周りの悪魔と戦っていた
わたし(響)「なんなの…」
わたしはあまりにも数が多い敵に苦戦を強いられていた
悪魔「はッ!やはり所詮は子供だな‼︎」
相手は少し笑いながら言った
わたし「…」
少し不快には思ったけど今はそんなことより相手を倒すのが大事だと…そう自分に言い攻撃しようとした
悪魔「お前がいなければ無理することもないだろうにな」
わたしの耳元で小さく呟き吐き捨てる悪魔
何故…どうして…わたしの考えに…
わたし「…‼︎」
わたしは少し大勢を崩したらしい
相手が目の前にいた
わたし「がはッ」
強烈な腹パンをかまされ吐血してしまった
バン‼︎
そのあとわたしは蹴り上げられ校舎に強く打ち付けられた
___意識が朦朧とする
誰か助けて…
やっぱりわたしはそう思ってしまう…
やっぱりわたし…何も成長してないな…助けて、なんて…ッ
声に出せば誰かが…先生が…みんながッきてくれるの?
でも、きてくれても…ううん…助けてなんて思っても…願っても、誰かの負担になるだけなのは身をもって理解してしまった…
___嫌ほど見てきた…
だからみんな来てくれない、来てくれても消えてしまう…
負担になってしまうから
パパもそうだった、助けてくれないどころかわたしを___
夜鴉もだ…いつもわたしを守ってくれた、けれど消えてしまった
だから…わたしは逃げないって決めた。
わたしみたいに苦しむ人が少なくなるように…そう言う呪いから鎖から解いて自由に物事を楽しめるように…
結局わたしが助けを求めてんじゃん…
待ってるんじゃん…‼︎
何も変わってない
そうだよ…わたしがいなければ、苦しむことなんてなかった
??「キミは幸せだった、だからこそ___」
昔も言われた言葉をふっと思い出た
たたなくちゃ‼︎
オレ「こっからが本番だ‼︎」
ふー…大丈夫だ。オレは強い
勝てる‼︎ナイフに炎を纏わせ相手を切りかかる
敵「くぅ…」
敵の小さな悲鳴が聞こえた
少しはきいたらしい
このまま行けば余裕で勝てる
オレ「『毒火(どっか) ファイアーポインド』」
敵「くぅ…うあぁぁ!」
今度は大きな悲鳴が聞こえた
大体の敵は殲滅できた
あとは残りだけだ。すぐに片付く
オレ「『炎翼(おうよく) フレアフリューゲル』」
炎は翼のように揺らぎ煌めいた
オレ「これで終わりだな」
オレはそうつぶやき炎の結界を解いた
担任「…こ、心美…ちゃん?」
担任は少し怯えた様子でオレを見ていた
___その頃、響は学校の周りの悪魔と戦っていた
わたし(響)「なんなの…」
わたしはあまりにも数が多い敵に苦戦を強いられていた
悪魔「はッ!やはり所詮は子供だな‼︎」
相手は少し笑いながら言った
わたし「…」
少し不快には思ったけど今はそんなことより相手を倒すのが大事だと…そう自分に言い攻撃しようとした
悪魔「お前がいなければ無理することもないだろうにな」
わたしの耳元で小さく呟き吐き捨てる悪魔
何故…どうして…わたしの考えに…
わたし「…‼︎」
わたしは少し大勢を崩したらしい
相手が目の前にいた
わたし「がはッ」
強烈な腹パンをかまされ吐血してしまった
バン‼︎
そのあとわたしは蹴り上げられ校舎に強く打ち付けられた
___意識が朦朧とする
誰か助けて…
やっぱりわたしはそう思ってしまう…
やっぱりわたし…何も成長してないな…助けて、なんて…ッ
声に出せば誰かが…先生が…みんながッきてくれるの?
でも、きてくれても…ううん…助けてなんて思っても…願っても、誰かの負担になるだけなのは身をもって理解してしまった…
___嫌ほど見てきた…
だからみんな来てくれない、来てくれても消えてしまう…
負担になってしまうから
パパもそうだった、助けてくれないどころかわたしを___
夜鴉もだ…いつもわたしを守ってくれた、けれど消えてしまった
だから…わたしは逃げないって決めた。
わたしみたいに苦しむ人が少なくなるように…そう言う呪いから鎖から解いて自由に物事を楽しめるように…
結局わたしが助けを求めてんじゃん…
待ってるんじゃん…‼︎
何も変わってない
そうだよ…わたしがいなければ、苦しむことなんてなかった
??「キミは幸せだった、だからこそ___」
昔も言われた言葉をふっと思い出た
たたなくちゃ‼︎
0
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
【完結】使えない令嬢として一家から追放されたけど、あまりにも領民からの信頼が厚かったので逆転してざまぁしちゃいます
腕押のれん
ファンタジー
アメリスはマハス公国の八大領主の一つであるロナデシア家の三姉妹の次女として生まれるが、頭脳明晰な長女と愛想の上手い三女と比較されて母親から疎まれており、ついに追放されてしまう。しかしアメリスは取り柄のない自分にもできることをしなければならないという一心で領民たちに対し援助を熱心に行っていたので、領民からは非常に好かれていた。そのため追放された後に他国に置き去りにされてしまうものの、偶然以前助けたマハス公国出身のヨーデルと出会い助けられる。ここから彼女の逆転人生が始まっていくのであった!
私が死ぬまでには完結させます。
追記:最後まで書き終わったので、ここからはペース上げて投稿します。
追記2:ひとまず完結しました!
【完結】あなたに知られたくなかった
ここ
ファンタジー
セレナの幸せな生活はあっという間に消え去った。新しい継母と異母妹によって。
5歳まで令嬢として生きてきたセレナは6歳の今は、小さな手足で必死に下女見習いをしている。もう自分が令嬢だということは忘れていた。
そんなセレナに起きた奇跡とは?
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
白いもふもふ好きの僕が転生したらフェンリルになっていた!!
ろき
ファンタジー
ブラック企業で消耗する社畜・白瀬陸空(しらせりくう)の唯一の癒し。それは「白いもふもふ」だった。 ある日、白い子犬を助けて命を落とした彼は、異世界で目を覚ます。
ふと水面を覗き込むと、そこに映っていたのは―― 伝説の神獣【フェンリル】になった自分自身!?
「どうせ転生するなら、テイマーになって、もふもふパラダイスを作りたかった!」 「なんで俺自身がもふもふの神獣になってるんだよ!」
理想と真逆の姿に絶望する陸空。 だが、彼には規格外の魔力と、前世の異常なまでの「もふもふへの執着」が変化した、とある謎のスキルが備わっていた。
これは、最強の神獣になってしまった男が、ただひたすらに「もふもふ」を愛でようとした結果、周囲の人間(とくにエルフ)に崇拝され、勘違いが勘違いを呼んで国を動かしてしまう、予測不能な異世界もふもふライフ!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
