女子大生の魔女裁判―高級プリン盗難事件―

八木山

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仲間外れは悲しいもんな

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ぽかり:
ひ、ひこうき...?

ひかり:
最初はね、お隣さんにもお裾分けしようと思ってたんだよ?
だからこれを買ったんだ

あかり:
8個入りパックか
プレミアムプリンが7と、が1、だと?

ぽかり:
もう4つたべられてる!

ゆかり:
一つ足りないぞ、ひかり

ひかり:
最初に言い出したのは、一緒に旅行に行った友達だったの
「ねぇねぇひかりー、プリン食べよーよ」なんてさ
で、飛行機で私達は一つずつ食べたのね?
そしたらもう!
きャーはっはハハはぁアっはっ!

かいり:
ジャンキーじゃないですか

ひかり:
ブ ッ 飛 ぶ く ら い お い し い わ け !

ゆかり:
伝わらねぇなー、味w

ぽかり:
もとのひかりにもどってよぉ泣

ひかり:
あー、これは他のプリンじゃ一生満足できない体にされちゃったなあー!って朦朧としながら思った
でも多幸感がすごくて、脳みそに直接甘味が押し寄せてきて、世界が色付き初めて
気付けば友達の制止も聞かずに、そのまま二つ目も貪るように食べてちゃってた

かいり:
よだれ出てますよ、ひかり...

あかり:
なんか食べない方がいい気がしてきたな、これ

ひかり:
でもさぁ...

私  が
         買   っ   た 
      プリン
 をォ! 

               私が       
食べて
                何が   【悪い】   ワケ?★

ゆかり:
そこは責めてないよ

あかり:
いやバカ
こいつ、とんでもないこと言ったぞ

かいり:
え、そうです?
あ、★ の使い方がキショいとか?

あかり:
違う、友達とやらが食べたのがプレミアムプリンなら、冷蔵庫のプリンには濃厚プリンっていう別物が混ざってたってことじゃないか!

ひかり:
そう!
見た身が全く同じの、別のプリンが混ざってたんだよ!
そうすれば、それを食べたやつはトンチキな食レポをする!
私でもそれなら勝てる!

ゆかり:
そんなに食レポ大会にシリアスにならなくても

ぽかり:
わたしはわかるよ、だしぬきたくなるきもち

あかり:
お前自身に濃厚プリンが渡ったらどうするつもりだったんだ?
気づけないだろ、見た目同じなんだから

ひかり:
だから、んだよ
一つ期限が切れてれば、みんな買ってきた私を責めて私に食べさせようとするでしょ?

かいり:
でしょうね

ひかり:
逆に言えば!プレミアムプリンにシールを貼れば、私の手元に必ず戻ってくる!

ゆかり:
じゃあこのプリンは期限切れでもなんでもなかったわけだ
小賢しいなぁ

かいり:
じゃあ自分の腹痛にヘイトを向けさせたのは何だったんですか!
ひかりは、プリン食べても腹痛になんてならないって知ってたんですよね!?

ひかり:
いやぁ、疑われたくなくて?

かいり:
こいつヤバくないですか...

あかり:
とにかくだ
ひかりはもう二つも食べたんだから、俺様たちに譲るのが義務だろ

ひかり:
は、なんで?どこに義務があるん?
もちろんわたしは抵抗するよ、拳で

かいり:
21歳!

ゆかり:
でも、今の話が本当なら
わざわざひかりがシールで目印をつけたプリンを自分で食べるとは思えないんだよな

ぽかり:
かりにかいりに つみをなすりつけたとして
のこったよっつに めじるしをのこしたいはずだから、ってことか

ひかり:
つまり私は無実!
純粋無垢で無辜でかわいい!

かいり:
すいません!
無辜←これなんて読むんですか?

ぽかり:
そうなると残るのは...?
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