女子大生の魔女裁判―高級プリン盗難事件―

八木山

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一人だけ何もしていないわけもなく

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ひかり:
まず犯人はあかりね

あかり:
イジメかな?

ひかり:
その上でちゃんと説明するけど、そもそもうちの大学の学生番号にはルールがあんのよ
まず私、西城さいじょう光梨ひかりで、番号は20220538
ポから順々に名前とばんごう言ってってみて

ぽかり:
水無月みなづき火咖喱ぽかり、ばんごうは20221701

かいり:
自分は明戸院めいどいん海李かいり、学生番号は20221800です

ゆかり:
夕月ゆうづきゆかり、20222016

ひかり:
って具合に、入学年度と名前の順に並んでるの
で、あかりの本名はおおとりあかり
なのに入学証明書の番号は?

ゆかり:
20241938
お前、1年だっけ

あかり:
うっ!

ぽかり:
それに「お」なのに1900ばんだいなのはおかしい

あかり:
ううっ!

ひかり:
つまり!
かいりに罪を着せるとほぼ同時に後輩か何かに連絡を取り、本を借りさせた
そうして、完璧なアリバイを作ったんだ!

あかり:
うううっ!

かいり:
「他人に借りてもらった」、そう言えばいいものを
自分にやけに詳しかったり水着を隠しておいたり

ぽかり:
さすがにしんようできないかな
あかりつりで

ゆかり:
右に同じ
で、白状するならまだウチのプリンを譲ってもいいかもしれないけど
キャップの件もあるし

あかり:
はい、俺様が食べました
プリンください、オネシャス!

ゆかり:
カス、そのまま死ねバーカ

あかり:
裏切り者がァァァァァ!

ひかり:
正解した私に一万プリンポイントォ!
つまりプリンは全て私のものということ・・・?

ぽかり:
かってにはなしをすすめるな

あかり:
まて、正直に言ったんだ、情状酌量はないのか!?

ゆかり:
哀れ過ぎて泣けてくるね
胸もないし態度も悪いし

かいり:
策に溺れまくってますし、俺様キャラ向いてないですよ
それでよく小学生に水泳を教えられますね

あかり:
おいおい、ひどすぎじゃないか?
全員脛に傷持ってるのは同じだぜ?

ぽかり:
こんなぐずどもにポをいれないでくれ

ひかり:
待ってみんな、殺すのは最後にしよ?
あかりには、先に体に聞かないといけないことがあるよ

あかり:
アフリカ南部の異民族くらい怖いんだけど
なんか白いの枝みたいのがほっぺに刺さってるタイプの怖さね

ゆかり:
そうだ
お前、シール貼り換えた?

あかり:
え、あぁ、はい、貼り換えたぜ
期限切れの方がバレたとき心象いいかなと思って

ひかり:
クズがよォ~~!
あー、この燃えるゴミはもう用済みかも!

あかり:
待ってくれよ!
いいのか?このまま俺様の食レポを聞かないで

ひかり:
えまって、口臭くないお前?
縫い付けて一生閉じてろよォ・・・

あかり:
辛らつ!

ぽかり:
ひかり、ポたちはこいつのしょくれぽをきくべきだとおもう

かいり:
それはまたどうして?

ぽかり:
もともときげんぎれのしーるがはってあったのは ぷれみあむぷりんだった
でも、あかりがたべたのはそれいがい
その「それいがい」のなかに、のうこうぷりんがあるから

ゆかり:
こいつが食べたのが濃厚プリンならまだギリギリ溜飲を下ろせるだろ?

ひかり:
鉄槌も下せるし、三枚にも下せるね!

あかり:
服着てないからか、余計に蛮族味増してるッ!
食人族なの!?

かいり:
なるほど、完全に理解です
あかり、怯えているところ申し訳ないんですが、結局あなたが食べたのはどんなプリンだったんですか?

あかり:
仕方ないな、思い出してやるか
ほわほわほわぁ~ん
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