8 / 19
承②
しおりを挟む
―――アガタ・サナが死んだ
腰の曲がった死神は、最初こそ優しい老人気取りで近付いてきておいて結局底意地の悪いマウントを取ってきたのでめっちゃむかついたのだが(あれマージで嫌)、その言葉に嘘があるようには見えなかったのだ。
今、俺はモリイシ・フルイチという刑事の病室で、パイプ椅子に座っている。
資産家の親が、俺のことを聞きつけて連絡をよこしてきたのだ。
機械から伸びたチューブや点滴がたくさん刺さった男の心拍数を示す、ピッ、ピッと言う音だけが、静かな部屋に響いていた。
一目見れば誰もが危篤状態と判ずるだろうその姿。しかし、俺は彼が助かる方法を知っている。
ベッドの足元には、ボロ布に包まれた髑髏が突っ立っているのだから。
呪文を唱えてさっさと帰ることもできるのだが、俺はどこかその気力を失っていた。
彼女が死んでいるとわかったなら、もはやこんなことに意味なんてないのだから。
今までの死神は暇だからか、こちらが見えているとわかるとあれやこれやと話を振ってきたものだが、この死神にはその様子が微塵もない。
最初こそ「お前が」と有名人を見たような反応をしたものだが、それからは俺の方をずっと見続けるだけで、それ以外には何もしようとはしてこなかった。
ただ、ずっと目が合っている。正しくは、ドクロの奥の真っ黒の闇に、俺の視線が吸い込まれている。
口を開いたのは、沈黙に耐えかねてか、死神の方だった。
「聞かないのか、『神隠しに遭った女』の話」
「アガタなら、死んでたよ」
始めて聞くしゃがれ声に、俺は力なく返す。
その声は、興味があるようには聞こえなかった。
だからと言って、ただの退屈しのぎでもない。強いて言うなら、憐みだろうか。
「・・・アガタ・サナは18で車にはねられた、って」
「お前は、生きてると思ってたんだな」
そりゃあ、そうだろ。とは言えなかった。
いなくなって6年が経つのだ。正直、どこかで彼女の死は予想していた。
実際そうなのだとわかってしまうと、想像以上に悲痛だった。それだけだ。
まるで、舞台の途中でヒロインの頭めがけて照明が落ちてきたような、そんな衝撃。
彼女の物語にもう続きはないということに、ダダをこねるほどの幼稚さを置いてきてしまったがゆえに、何もできずに棒立ちしているに過ぎない。
いや、単に思考停止しているだけだとも、言えるか・・・
死神は再び口を開いた。
「いい娘だったのか?」
「いや、全然」
「なんだそりゃ」と死神は笑った。「死神と取引してでも探すくらいだ、相当な美人なんだと思ってたが」
アガタ・サナは、決して美人ではなかった。
やや盛り上がった頬に、小さな額。
鼻筋は太く、太いまつ毛の下にある細い目に収まっていた黒い瞳は、人よりも小さかった。
勉強ができるわけでも、スポーツができるわけでもない。人より多くを見落とし、それでいて優しくもない。
政治家を親に持つ彼女は幼いころから高慢ちきで、そのせいで孤独だった。
だから、ふとしたことですぐに精神のバランスを崩すのだが、誰もフォローに入らないし、彼女自身のプライドがそれを許さなかった。
自分のものに対する執着はすさまじく、行き過ぎた独占欲は恋人の俺の行動を大きく縛り上げていた。
まさに才色不備、文武無道、悪役令嬢の重い女だったわけだ。
「好きになる要素がないな」
死神は肩をすくめた。およそ、付き合っていた当時の周りの反応と同じだ。
彼女に執着している理由は実にシンプルだ。
「彼女が、俺のことを好きだったんだ」
高校時代の俺は、まさか彼女に告白されるなんて思っていなかったのだ。
見た目もイケてなかったし、地味だったし、趣味もない。人に誇れる事なんて一つもなかった。
彼女は探しても見つからないほどの性悪だったが、俺はむしろどこにでもいるヤツだった。
誰かでは替えにもならない、そう彼女が俺に執着するたびに、俺は生きる喜びを確かに噛みしめていた。
「俺は親がいなくてさ、施設育ちだったんだ。そんな俺に、ブツクサ言いながら色んなものを与えてくれた、生まれて初めての人だった。義務感でも憐憫でもない、ただ俺を欲しいという欲望だけで。俺は、それが・・・」
「生まれて初めて、心から誰かに必要とされた、ってわけだ」
言葉に詰まった俺の代わりに、死神は静かに言った。
俺は死神の顔をハッと見る。眼下の奥にある暗闇に、人の心が垣間見えた気がした。
自嘲気味に笑いながら無言で頷いてから、言葉を継ぐ。
「彼女は初めて俺に生きる意味をくれた人だった。シミって渾名も、彼女が考えてくれたものだ。そんな最初で最後の恋人が急に消えたんだぞ。忘れられるわけがないじゃないか」
「思い出はいつまでも永遠に美しい、ってことだな」
「・・・それでまとまってるか?」
「まとまってるだろ」
気持ちを吐き出したら、少しは落ち着いてきた。
そうか、俺はどうしようもなく、初恋に脳を焼かれていたのだ。
深く息を吐く俺を見て、鉄でできたベッドの骨組みを骨の指でコンコンと死神はつついた。
「それで、呪文は唱えないのか」
「アガタは死んだのに、コイツは助かる、か」
俺の言葉に、死神は肩をすくめた。
「お前がコイツを見殺しにするのを止める権利はないが、コイツにも初恋の人はいるかもしれないとは思わないのか?」
死神め、嫌な言い方をする。
実際、助けられるのに何もしない行為を見殺しとは言うが、まるでこちらが悪いかのような言い草だ。
・・・俺が、殺すのか。コイツを。呪文を唱えないだけで?俺が殺す?俺自身の身勝手な都合で?
それじゃあまるで俺が死神だ。
「セレステ、コンサレス、アルマダ」
俺が口早にそう唱えると、死神は「そうこなくちゃ」と足元から離れてこちらへと歩いてきた。
これで、7人目。呪文を唱えられた死神は、すべからく体が透き通り、消えていく。
完全に消えきるまでの短い時間でアガタのことを聞いて回っていたのだが、目の前のコイツも例外ではないらしい。
「残念だが一生死神は見えるし、呪文は忘れることはできない」
「目玉をえぐり取っても?」
死神は、俺が日和っていると思ったのだろう。
既に死んでいた恋人と、理不尽に救われる赤の他人。そして仲良くなれなさそうな死神たち。
そうとも、嫌気は確実にさしている。
だが、死神は俺の最大限の皮肉に全く驚くことなく、その場に笑い混じりの声を残して消えていった。
「仮に死んでも、何も変わらない」
死神が消えきったその瞬間だった。
ベッドの上の男がうめき声を上げて、目を開いた。
そしてこちらを見て、力ない声で呟いた。
「私は、生きてるのか?」
その直後、慌てた様子で病室に一人の男が駆け込んだ。
「フルイチ!」
それは、部屋に聞き込みに来た刑事の男だった。
腰の曲がった死神は、最初こそ優しい老人気取りで近付いてきておいて結局底意地の悪いマウントを取ってきたのでめっちゃむかついたのだが(あれマージで嫌)、その言葉に嘘があるようには見えなかったのだ。
今、俺はモリイシ・フルイチという刑事の病室で、パイプ椅子に座っている。
資産家の親が、俺のことを聞きつけて連絡をよこしてきたのだ。
機械から伸びたチューブや点滴がたくさん刺さった男の心拍数を示す、ピッ、ピッと言う音だけが、静かな部屋に響いていた。
一目見れば誰もが危篤状態と判ずるだろうその姿。しかし、俺は彼が助かる方法を知っている。
ベッドの足元には、ボロ布に包まれた髑髏が突っ立っているのだから。
呪文を唱えてさっさと帰ることもできるのだが、俺はどこかその気力を失っていた。
彼女が死んでいるとわかったなら、もはやこんなことに意味なんてないのだから。
今までの死神は暇だからか、こちらが見えているとわかるとあれやこれやと話を振ってきたものだが、この死神にはその様子が微塵もない。
最初こそ「お前が」と有名人を見たような反応をしたものだが、それからは俺の方をずっと見続けるだけで、それ以外には何もしようとはしてこなかった。
ただ、ずっと目が合っている。正しくは、ドクロの奥の真っ黒の闇に、俺の視線が吸い込まれている。
口を開いたのは、沈黙に耐えかねてか、死神の方だった。
「聞かないのか、『神隠しに遭った女』の話」
「アガタなら、死んでたよ」
始めて聞くしゃがれ声に、俺は力なく返す。
その声は、興味があるようには聞こえなかった。
だからと言って、ただの退屈しのぎでもない。強いて言うなら、憐みだろうか。
「・・・アガタ・サナは18で車にはねられた、って」
「お前は、生きてると思ってたんだな」
そりゃあ、そうだろ。とは言えなかった。
いなくなって6年が経つのだ。正直、どこかで彼女の死は予想していた。
実際そうなのだとわかってしまうと、想像以上に悲痛だった。それだけだ。
まるで、舞台の途中でヒロインの頭めがけて照明が落ちてきたような、そんな衝撃。
彼女の物語にもう続きはないということに、ダダをこねるほどの幼稚さを置いてきてしまったがゆえに、何もできずに棒立ちしているに過ぎない。
いや、単に思考停止しているだけだとも、言えるか・・・
死神は再び口を開いた。
「いい娘だったのか?」
「いや、全然」
「なんだそりゃ」と死神は笑った。「死神と取引してでも探すくらいだ、相当な美人なんだと思ってたが」
アガタ・サナは、決して美人ではなかった。
やや盛り上がった頬に、小さな額。
鼻筋は太く、太いまつ毛の下にある細い目に収まっていた黒い瞳は、人よりも小さかった。
勉強ができるわけでも、スポーツができるわけでもない。人より多くを見落とし、それでいて優しくもない。
政治家を親に持つ彼女は幼いころから高慢ちきで、そのせいで孤独だった。
だから、ふとしたことですぐに精神のバランスを崩すのだが、誰もフォローに入らないし、彼女自身のプライドがそれを許さなかった。
自分のものに対する執着はすさまじく、行き過ぎた独占欲は恋人の俺の行動を大きく縛り上げていた。
まさに才色不備、文武無道、悪役令嬢の重い女だったわけだ。
「好きになる要素がないな」
死神は肩をすくめた。およそ、付き合っていた当時の周りの反応と同じだ。
彼女に執着している理由は実にシンプルだ。
「彼女が、俺のことを好きだったんだ」
高校時代の俺は、まさか彼女に告白されるなんて思っていなかったのだ。
見た目もイケてなかったし、地味だったし、趣味もない。人に誇れる事なんて一つもなかった。
彼女は探しても見つからないほどの性悪だったが、俺はむしろどこにでもいるヤツだった。
誰かでは替えにもならない、そう彼女が俺に執着するたびに、俺は生きる喜びを確かに噛みしめていた。
「俺は親がいなくてさ、施設育ちだったんだ。そんな俺に、ブツクサ言いながら色んなものを与えてくれた、生まれて初めての人だった。義務感でも憐憫でもない、ただ俺を欲しいという欲望だけで。俺は、それが・・・」
「生まれて初めて、心から誰かに必要とされた、ってわけだ」
言葉に詰まった俺の代わりに、死神は静かに言った。
俺は死神の顔をハッと見る。眼下の奥にある暗闇に、人の心が垣間見えた気がした。
自嘲気味に笑いながら無言で頷いてから、言葉を継ぐ。
「彼女は初めて俺に生きる意味をくれた人だった。シミって渾名も、彼女が考えてくれたものだ。そんな最初で最後の恋人が急に消えたんだぞ。忘れられるわけがないじゃないか」
「思い出はいつまでも永遠に美しい、ってことだな」
「・・・それでまとまってるか?」
「まとまってるだろ」
気持ちを吐き出したら、少しは落ち着いてきた。
そうか、俺はどうしようもなく、初恋に脳を焼かれていたのだ。
深く息を吐く俺を見て、鉄でできたベッドの骨組みを骨の指でコンコンと死神はつついた。
「それで、呪文は唱えないのか」
「アガタは死んだのに、コイツは助かる、か」
俺の言葉に、死神は肩をすくめた。
「お前がコイツを見殺しにするのを止める権利はないが、コイツにも初恋の人はいるかもしれないとは思わないのか?」
死神め、嫌な言い方をする。
実際、助けられるのに何もしない行為を見殺しとは言うが、まるでこちらが悪いかのような言い草だ。
・・・俺が、殺すのか。コイツを。呪文を唱えないだけで?俺が殺す?俺自身の身勝手な都合で?
それじゃあまるで俺が死神だ。
「セレステ、コンサレス、アルマダ」
俺が口早にそう唱えると、死神は「そうこなくちゃ」と足元から離れてこちらへと歩いてきた。
これで、7人目。呪文を唱えられた死神は、すべからく体が透き通り、消えていく。
完全に消えきるまでの短い時間でアガタのことを聞いて回っていたのだが、目の前のコイツも例外ではないらしい。
「残念だが一生死神は見えるし、呪文は忘れることはできない」
「目玉をえぐり取っても?」
死神は、俺が日和っていると思ったのだろう。
既に死んでいた恋人と、理不尽に救われる赤の他人。そして仲良くなれなさそうな死神たち。
そうとも、嫌気は確実にさしている。
だが、死神は俺の最大限の皮肉に全く驚くことなく、その場に笑い混じりの声を残して消えていった。
「仮に死んでも、何も変わらない」
死神が消えきったその瞬間だった。
ベッドの上の男がうめき声を上げて、目を開いた。
そしてこちらを見て、力ない声で呟いた。
「私は、生きてるのか?」
その直後、慌てた様子で病室に一人の男が駆け込んだ。
「フルイチ!」
それは、部屋に聞き込みに来た刑事の男だった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ
零
BL
鍛えられた肉体、高潔な魂――
それは選ばれし“供物”の条件。
山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。
見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。
誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。
心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜
来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、
疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。
無愛想で冷静な上司・東條崇雅。
その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、
仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。
けれど――
そこから、彼の態度は変わり始めた。
苦手な仕事から外され、
負担を減らされ、
静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。
「辞めるのは認めない」
そんな言葉すらないのに、
無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。
これは愛?
それともただの執着?
じれじれと、甘く、不器用に。
二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。
無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる