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第1章
6:しつこい奴は嫌われる
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迷惑系配信者であるデブに襲われ、窮地に陥っていた有名配信者【天見アヤメ】を助けた俺。
ひっそりと助け、そのまま逃げようとしたがデブに見つかってしまった。
当然ながらデブの怒りを買い、俺は攻撃されながら追いかけ回されることに。
本来ならばそのまま俺がボコボコにされ泣く羽目になっていたが、たまたま手に入れたUUR武器【機巧剣タクティクス】のおかげで返り討ちにした。
いやマジでこの武器がなかったら、俺は死んでたかもしれないよ。
そんなこんなでデブを撃退した俺は、助かったという想いから安堵し崩れ落ちるように座り込んでいた。
『ねぇ、あなた。この武器はどこで手に入れたの?』
「うおっ!」
そんな俺に声をかけてくる存在がいた。
視線を向けると、ちょこんと座ってタクティクスを見つめている白猫の姿がある。
白猫はとても不思議そうな顔をしながらタクティクスに触れると、盾から剣の形状へと姿が元に戻っていった。
『ふぅーん、なるほど。これはこういう感じか』
「えっと、喋る猫さん?」
『バニラ。そう呼んでちょうだい救世主さん』
白猫いやバニラはそう告げ、猫らしく身体の毛づくろいをし始めた。
なんだか不思議な猫だな。
人のように喋るのに、仕草は猫そのものだ。
そんなことを思っていると、「バニラぁー!」という叫び声が聞こえてくる。
振り返ると息を切らし、長くて綺麗な白い髪を乱しながらも白猫に飛びつく天見アヤメの姿がそこにあった。
「大丈夫? ケガはない? お腹すいてない? 私は心配で心配で堪らなかったんだけど!」
『あー、はいはい。ケガはないし、お腹もすいてないからそんなに心配しないで』
バニラは無事だってことを伝えると、アヤメは安心したのか顔を綻ばせていた。
どうやらあの子ももう大丈夫そうだ。
俺は黙ってその場から離れようとする。
だが、唐突にアヤメが大声を上げてこんなことを叫んだ。
「ない! ないないない!」
『ないって、もしかして【黄金の羅針盤】がないの?』
「うん、ないの! そんな、なんで【黄金の羅針盤】がなくなってるの?」
『あのデブね。あいつに襲われた時に落としたのかも』
「そんなぁ~」
『困ったわね。あれがないと行きたい場所にいけないし』
「どうしよう……今回は絶対に行きたいのに」
『うーん、そうね。他の方法となると、タクティクスが必要になるわ。でもそんな都合よくタクティクスがあるなんて――」
ハッ、とバニラが目を見開く。
同時に何かに気づいたアヤメが、チラリと俺に目を向けた。
あれ? なんだか嫌な予感がするぞ。
もしかして俺、狙われている?
『アヤメ、都合よくタクティクスがあるわ』
「うん! すっごく都合がいいね!」
『ふふふっ、これは久々に狩人の血が騒ぐわ』
「暴力はダメだよ。ここはちゃんと交渉しなきゃ」
「あー、えっと、俺そろそろ帰らなきゃいけない時間だー」
『コラ、動くな!』
「待って待って! 私達の話を聞いて!」
なんだかヤバい気がするなーっと思った瞬間だった。
俺の視界が、唐突に歪む。
「うあっ……」
なんだこれ?
気持ち悪いし、それに眠い。
地面が揺れているのか?
それとも俺がふらついているのか?
わからない。
わからないけど、これじゃあ立ってられないぞ。
つーか俺は立っているのか?
ヤバい、キツい。気持ち悪い。吐きそう。
『アヤメ!』
「ちょっ、ちょっと! 突然どうしたの?」
『魔力切れよ。やっぱり無理矢理タクティクスと繋げたから、反動が来ちゃったのね』
「魔力切れ!? それヤバいじゃない!」
アヤメとバニラが慌てて駆け寄り、俺に言葉をかけてくる。
だけど俺の意識は朦朧としており、どんな言葉がかけられているのかわからなかった。
俺、死ぬのかな?
そんなことを思いながら俺は意識を失う。
まさかこのことが大きなキッカケになると気づかずに、そのまま気絶してしまった。
★★デブ視点★★
くそ、くそくそくそ!
何なんだよあいつ!
あいつのせいで何もかもパァじゃないか!
僕はおぼつかない足取りで迷宮の外へ向かっていた。
せっかく有名になれるチャンスだったのに。
あのクソガキの邪魔がなければ、アヤメは僕のいいなりだったのに!
ああ、くそ。あいつのせいで疾風シリーズがぶっ壊れたじゃないか。
おかげでメガネもぶっ壊れたし、僕のワガママボディーが丸見えだよ!
ああ、クソ。クソッタレめ。
迷宮でパンツ一丁なんてリアクション芸人でもやらないぞ!
邪魔してきたガキに僕はイラつきながら歩いていた。
だが、そんな僕にあいつが連絡を取ってきた。
〈やあ、おデブちゃん 配信見てたよ〉
それは僕が開設したグループチャットに入ったコメントだった。
といっても、このグループチャットに入っているのは僕以外に一人しかいないけどね。
ということで、連絡してきた存在が誰なのか必然的に判明する。
「見ていたなら助けろ! 鉄仮面!」
〈そう言われてもね ワガハイにできるのは支援だけだよ〉
「ならもっと強い装備を寄こせ! あいつをぶちのめしてやる!」
〈なかなかのガッツだね 君の執念には感服するよ〉
この鉄仮面という奴は僕の支援者だ。
といっても直接会ったことなんてないネットだけの繋がりだが。
だから男なのか女なのか、若いのか老けているのか、俺と同じようにイケメンなのか全くわからない謎の人間だ。
そんな奴がどうして僕の支援者になってくれているのかわからないから、余計に気持ち悪い。
ただ、何か目的があるらしくそのために僕を利用しているようだ。
まあ、それはこっちにも言えることだがな。
こいつのおかげで疾風シリーズを揃えることができたし、装備するのに必要なレベルを上げることもできた。
とはいえ、こいつはなかなかに無茶な要求をしてくる。
だから僕達の関係は持ちつ持たれつみたいなものだった。
そんな奴が珍しくチャットで連絡を取ってきた。
だから僕は怒りながらもその言葉に耳を傾ける。
〈でも今はそんなこと言ってられないのが事実だ〉
「なんだよ、通報の話か? そんなのいつものことだろ」
〈ああ、そうだ 君はいつものように有名配信者へ、トツった しかも飛ぶ鳥を落とす勢いがある天見アヤメに 当然ながら君の行為を問題視した連中がいる〉
「それがどうした? 僕に怖いものなんてないからな!」
〈連中だってわかっている だから君がやった行動を一部始終切り抜き、SNSに上げたんだ〉
「な、なんだって!」
〈連中の狙い通り君は絶賛炎上中だ ある意味有名になれたよ、君は〉
「くそ、あいつらめ! おい、まさかそれで迷宮管理局が動いてるとか言わないよな!?」
〈ご明答 さすがに事態を重く見て迷宮管理局が動いたよ だから君がこのまま迷宮の外に出ればどうなるか、言わなくてもわかるだろ?〉
くぅぅ。くそ、最悪だ。
迷宮管理局はこういういざこざには基本的に動かないから好き勝手ができたけど、世論が騒いだらそうもいかない。
重たい腰を上げ、必死になって僕を捕まえに来るだろう。
僕は前科がたくさんあるし、バレてないことある。
もし今回の出来事で全部罪に問われたらライセンス剥奪は確実だ。
そうなったら配信どころの話じゃないぞ。
「おい、どうにかしろ!」
〈いいよ どうにかしてあげよう ただし条件がある〉
「条件だと? お前、何様だよ!」
〈それはこっちのセリフなんだけどな まあいい、とりあえず助ける条件を提示しよう 飲むかどうかは君次第だ〉
鉄仮面は僕に条件を提示する。
それを見た僕は、すぐに飲むことにした。
「フヘヘッ、そんなことでいいのか?」
〈ああ、できるならだけどね〉
「やってやるさ。邪魔した奴にはキッチリ仕返ししないと気がすまないしね!」
〈なら取引成立だ 君を助けてあげよう そうだな、装備も前より強いものに新調してあげようじゃないか もちろん条件をクリアしてくれたら、それはそのまま君のものだ〉
「いいねいいね。俄然やる気になってきたよ」
クククッ、これで邪魔したクソガキに復讐ができる。
待っていろよ。今度はお前をギャフンと言わせてやる。
そして、次こそは天見アヤメを僕のいいなりにしてやるんだ。
「アッハッハッハッハッハッ!!!!!」
ああ、気持ちよくて高笑いが出ちゃう。
まあ仕方がない。だって僕の勝ち確なんだしね。
さあ待ってろ、クソガキめ。
次に泣くのはお前だ!
ひっそりと助け、そのまま逃げようとしたがデブに見つかってしまった。
当然ながらデブの怒りを買い、俺は攻撃されながら追いかけ回されることに。
本来ならばそのまま俺がボコボコにされ泣く羽目になっていたが、たまたま手に入れたUUR武器【機巧剣タクティクス】のおかげで返り討ちにした。
いやマジでこの武器がなかったら、俺は死んでたかもしれないよ。
そんなこんなでデブを撃退した俺は、助かったという想いから安堵し崩れ落ちるように座り込んでいた。
『ねぇ、あなた。この武器はどこで手に入れたの?』
「うおっ!」
そんな俺に声をかけてくる存在がいた。
視線を向けると、ちょこんと座ってタクティクスを見つめている白猫の姿がある。
白猫はとても不思議そうな顔をしながらタクティクスに触れると、盾から剣の形状へと姿が元に戻っていった。
『ふぅーん、なるほど。これはこういう感じか』
「えっと、喋る猫さん?」
『バニラ。そう呼んでちょうだい救世主さん』
白猫いやバニラはそう告げ、猫らしく身体の毛づくろいをし始めた。
なんだか不思議な猫だな。
人のように喋るのに、仕草は猫そのものだ。
そんなことを思っていると、「バニラぁー!」という叫び声が聞こえてくる。
振り返ると息を切らし、長くて綺麗な白い髪を乱しながらも白猫に飛びつく天見アヤメの姿がそこにあった。
「大丈夫? ケガはない? お腹すいてない? 私は心配で心配で堪らなかったんだけど!」
『あー、はいはい。ケガはないし、お腹もすいてないからそんなに心配しないで』
バニラは無事だってことを伝えると、アヤメは安心したのか顔を綻ばせていた。
どうやらあの子ももう大丈夫そうだ。
俺は黙ってその場から離れようとする。
だが、唐突にアヤメが大声を上げてこんなことを叫んだ。
「ない! ないないない!」
『ないって、もしかして【黄金の羅針盤】がないの?』
「うん、ないの! そんな、なんで【黄金の羅針盤】がなくなってるの?」
『あのデブね。あいつに襲われた時に落としたのかも』
「そんなぁ~」
『困ったわね。あれがないと行きたい場所にいけないし』
「どうしよう……今回は絶対に行きたいのに」
『うーん、そうね。他の方法となると、タクティクスが必要になるわ。でもそんな都合よくタクティクスがあるなんて――」
ハッ、とバニラが目を見開く。
同時に何かに気づいたアヤメが、チラリと俺に目を向けた。
あれ? なんだか嫌な予感がするぞ。
もしかして俺、狙われている?
『アヤメ、都合よくタクティクスがあるわ』
「うん! すっごく都合がいいね!」
『ふふふっ、これは久々に狩人の血が騒ぐわ』
「暴力はダメだよ。ここはちゃんと交渉しなきゃ」
「あー、えっと、俺そろそろ帰らなきゃいけない時間だー」
『コラ、動くな!』
「待って待って! 私達の話を聞いて!」
なんだかヤバい気がするなーっと思った瞬間だった。
俺の視界が、唐突に歪む。
「うあっ……」
なんだこれ?
気持ち悪いし、それに眠い。
地面が揺れているのか?
それとも俺がふらついているのか?
わからない。
わからないけど、これじゃあ立ってられないぞ。
つーか俺は立っているのか?
ヤバい、キツい。気持ち悪い。吐きそう。
『アヤメ!』
「ちょっ、ちょっと! 突然どうしたの?」
『魔力切れよ。やっぱり無理矢理タクティクスと繋げたから、反動が来ちゃったのね』
「魔力切れ!? それヤバいじゃない!」
アヤメとバニラが慌てて駆け寄り、俺に言葉をかけてくる。
だけど俺の意識は朦朧としており、どんな言葉がかけられているのかわからなかった。
俺、死ぬのかな?
そんなことを思いながら俺は意識を失う。
まさかこのことが大きなキッカケになると気づかずに、そのまま気絶してしまった。
★★デブ視点★★
くそ、くそくそくそ!
何なんだよあいつ!
あいつのせいで何もかもパァじゃないか!
僕はおぼつかない足取りで迷宮の外へ向かっていた。
せっかく有名になれるチャンスだったのに。
あのクソガキの邪魔がなければ、アヤメは僕のいいなりだったのに!
ああ、くそ。あいつのせいで疾風シリーズがぶっ壊れたじゃないか。
おかげでメガネもぶっ壊れたし、僕のワガママボディーが丸見えだよ!
ああ、クソ。クソッタレめ。
迷宮でパンツ一丁なんてリアクション芸人でもやらないぞ!
邪魔してきたガキに僕はイラつきながら歩いていた。
だが、そんな僕にあいつが連絡を取ってきた。
〈やあ、おデブちゃん 配信見てたよ〉
それは僕が開設したグループチャットに入ったコメントだった。
といっても、このグループチャットに入っているのは僕以外に一人しかいないけどね。
ということで、連絡してきた存在が誰なのか必然的に判明する。
「見ていたなら助けろ! 鉄仮面!」
〈そう言われてもね ワガハイにできるのは支援だけだよ〉
「ならもっと強い装備を寄こせ! あいつをぶちのめしてやる!」
〈なかなかのガッツだね 君の執念には感服するよ〉
この鉄仮面という奴は僕の支援者だ。
といっても直接会ったことなんてないネットだけの繋がりだが。
だから男なのか女なのか、若いのか老けているのか、俺と同じようにイケメンなのか全くわからない謎の人間だ。
そんな奴がどうして僕の支援者になってくれているのかわからないから、余計に気持ち悪い。
ただ、何か目的があるらしくそのために僕を利用しているようだ。
まあ、それはこっちにも言えることだがな。
こいつのおかげで疾風シリーズを揃えることができたし、装備するのに必要なレベルを上げることもできた。
とはいえ、こいつはなかなかに無茶な要求をしてくる。
だから僕達の関係は持ちつ持たれつみたいなものだった。
そんな奴が珍しくチャットで連絡を取ってきた。
だから僕は怒りながらもその言葉に耳を傾ける。
〈でも今はそんなこと言ってられないのが事実だ〉
「なんだよ、通報の話か? そんなのいつものことだろ」
〈ああ、そうだ 君はいつものように有名配信者へ、トツった しかも飛ぶ鳥を落とす勢いがある天見アヤメに 当然ながら君の行為を問題視した連中がいる〉
「それがどうした? 僕に怖いものなんてないからな!」
〈連中だってわかっている だから君がやった行動を一部始終切り抜き、SNSに上げたんだ〉
「な、なんだって!」
〈連中の狙い通り君は絶賛炎上中だ ある意味有名になれたよ、君は〉
「くそ、あいつらめ! おい、まさかそれで迷宮管理局が動いてるとか言わないよな!?」
〈ご明答 さすがに事態を重く見て迷宮管理局が動いたよ だから君がこのまま迷宮の外に出ればどうなるか、言わなくてもわかるだろ?〉
くぅぅ。くそ、最悪だ。
迷宮管理局はこういういざこざには基本的に動かないから好き勝手ができたけど、世論が騒いだらそうもいかない。
重たい腰を上げ、必死になって僕を捕まえに来るだろう。
僕は前科がたくさんあるし、バレてないことある。
もし今回の出来事で全部罪に問われたらライセンス剥奪は確実だ。
そうなったら配信どころの話じゃないぞ。
「おい、どうにかしろ!」
〈いいよ どうにかしてあげよう ただし条件がある〉
「条件だと? お前、何様だよ!」
〈それはこっちのセリフなんだけどな まあいい、とりあえず助ける条件を提示しよう 飲むかどうかは君次第だ〉
鉄仮面は僕に条件を提示する。
それを見た僕は、すぐに飲むことにした。
「フヘヘッ、そんなことでいいのか?」
〈ああ、できるならだけどね〉
「やってやるさ。邪魔した奴にはキッチリ仕返ししないと気がすまないしね!」
〈なら取引成立だ 君を助けてあげよう そうだな、装備も前より強いものに新調してあげようじゃないか もちろん条件をクリアしてくれたら、それはそのまま君のものだ〉
「いいねいいね。俄然やる気になってきたよ」
クククッ、これで邪魔したクソガキに復讐ができる。
待っていろよ。今度はお前をギャフンと言わせてやる。
そして、次こそは天見アヤメを僕のいいなりにしてやるんだ。
「アッハッハッハッハッハッ!!!!!」
ああ、気持ちよくて高笑いが出ちゃう。
まあ仕方がない。だって僕の勝ち確なんだしね。
さあ待ってろ、クソガキめ。
次に泣くのはお前だ!
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