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別居生活
抗議
しおりを挟む「ユーリお兄様が!?」
そういえばユーリのことを忘れていた、とシャルロットはバツが悪くなった。
「それで?なにをしに…」
「聞いた話ですと、シャルロット様をくれと…」
「…ゼス様に?」
「はい…」
なんて恐ろしいことをするのだろう。
「…ゼス様、さぞ不愉快になられたでしょうね…」
「旦那様はお怒りになって、部屋へこもっておられるそうです」
あぁ、やっぱり。
ユーリが自分のためにそうしてくれたのに、シャルロットは喜びなんて感じなかった。それよりもゼイルドの方が心配だったのだ。
「…私になにか言伝てでも…?」
「いいえ。シャルロット様には何も言わなかったそうですが…ユーリ様の実家にその事について、抗議しに行ったそうです」
「えぇ!?」
嫌な予感がする。
そう、嫌な予感。
「…ユーリお兄様がシャルロットに求愛した…?」
醜く震えるのは、シャルロットの姉、ルーラだった。
「どういうことよ!!」
「る、ルーラ様…」
「どうしてあの女ばっかり!死ね!死ね!!」
「ルーラ様、どうか落ち着いて…」
「…イルタナー伯爵家に行くわ!仕度してちょうだい!」
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