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第42話 島都市のだらけ姫
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魔導リフトを下りると、白い壁に囲まれた長い一本の廊下が続いていた。
それをひたすら進むと、竜弥たちの前に大きな両開きの扉が現れる。
応接室のものよりも大きく、身体全体で押さないと開かなさそうだった。
「ここでいいんだな」
『ええ。この先がテリアさまのお部屋になっております』
竜弥は全体重を乗せて、自分の身長の二倍ほどある扉を押す。
ぎぎぎ……と扉が軋む音と共に、だんだんと視界が開けてきた。
「覚悟はしてたけどかなり重いぞ、これ……」
「テリアに会うの久しぶりだわ。物ぐさなとこがある子だから、部屋の中とか片付いてない気がして、ちょっと怖いわね」
全力で扉を押す竜弥の後ろでユリファが呑気そうに言った。
手伝えと文句の一つも言いたいところだが、また怒らせても怖いし、何より彼女はまだ病み上がりである。
竜弥はゆっくり三十秒かけてドアを押し開いた。
室内の大きな窓から強い陽の光が射し込んで、彼は一瞬目を閉じる。
そして、再び開くと。
「……おいおい」
思わず、そんな嘆息交じりの言葉が漏れてしまった。
その部屋の中心には大きなベッドがあった。
部屋中が薄い桃色の家具で統一され、たくさんのぬいぐるみなどが置かれている。少女趣味に走った室内だ。
だが、それは別に問題ではない。
竜弥が呆れたのは、それ以外の部分。
ベッド周辺の床には散乱した大量の本や衣類。散らかったその上に、また新しい本や服を置いているせいで、地層のように幾重もの層が形成されている。
ベッド脇に置かれたテーブルには、食事を終えた後の食器たちが放置され、山のように積み上がっている。
室内の空気も定期的に換気している気配が感じられず、埃っぽい臭いと女の子の部屋独特の甘い匂いが濃密に混ざり合って、頭がくらくらとした。
典型的なダメ人間の部屋だ。
「う、うむぅ……だれ? お客さん?」
部屋の扉が開いた気配を察知したのか、ベッドの上に転がっていた女の子がごろり、と怠そうに竜弥たちの方を向いた。
大きな青色の瞳。ウェーブがかった栗色の綺麗な髪の毛は彼女の腰まで伸びており、細い身体にゆるく巻き付いている。
小ぶりな唇はピンク色に艶めいていて、紅潮している柔らかそうな頬と相まって、ゆるゆるな可愛らしさを醸し出していた。
横になっているので正確なところはわからないが、身体は小柄で背丈もそんなに高くなさそうだ。顔の印象と合わせて考えると、竜弥の世界の基準で中学生くらいだろう。
そして、誰が見ても文句のない圧倒的美少女だった。
彼女は純白のパジャマを着ていて、それが透き通った印象を与えている。
うっかりすれば惚れてしまいそうだ。
……彼女の周りを、ゴミが取り囲んでいなければ。
「うわぁ……想像以上ね……って、ああっ!」
ユリファは何かに気付いたようで、ベッドに寝そべった少女が着ているパジャマを指さす。
「その白いパジャマ、わたしが意識を失ってる間に着せられてたやつ! テリアのだったのね! どうりで胸の辺りが……」
ユリファがそこで言い淀んだので、竜弥がベッドの少女の胸元にちらりと視線を送ると、そこにはユリファとは比べ物にならないほど立派な胸が存在していた。
「さすがに比べても虚しいだけだぞ、ユリファ」
「わ、わたし、何も言ってないじゃない!」
またユリファの怒りを買いそうだったので、竜弥はさっと口を閉じる。
『管理塔にちょうどいいサイズの衣服がなかったので、了承を得てから、テリアさまのパジャマを一つ、ユリファさまへと届けたのです』
『サポーター』が丁寧に補足してくれる。
部屋に入ってきた人間たちがぎゃあぎゃあと騒がしくしたため、ベッドの少女は目をこすりこすり、上半身をその場で起こした。
ふわり、と柔らかく栗色の長髪が揺れる。
「うむぅ……えーと、そこにいるのはユリファ、かな」
丸っこくて優しい声色でベッドの上の彼女は言った。
「ええ。久しぶりね、テリア。まさか、こんな汚い部屋に住んでるとは思ってなかったけど」
「だって、めんどくさいんだもん」
めんどくさいで済む惨状ではないが、ベッドの上の少女――テリア・オルトベイルは全く気にしていない様子でそう言った。
「それにしても、だらしなさすぎよ。前に会った時は、まだここまでじゃなかったでしょ?」
「たしかにねー。でも、今は身体が重くて、お片付けする気力もないんだよ。……二度寝しよっと」
ふわぁ、とテリアは大きな欠伸をしてから、掛布団をかけ直して眠りに就こうとする。
「いやいや、待ちなさいよ! わたしたちはあんたに用があってきたの。話を聞いて!」
テリアのゆるふわな空気感に混乱した様子のユリファだったが、本題を思い出したようで、慌ててテリアのベッドに駆け寄り、無理やり彼女の掛布団を剥がそうとする。
しかし、テリアは掛布団の中に潜って、抵抗を続けた。
「い~や~! 私はまだ寝るの~~」
『やはりダメですね。最近のテリアさまはああ言って、全く外出なさろうとしないのです。物ぐさな面も酷くなって、部屋は御覧の通りですし……。竜弥さまたちが訪問することで、元気を取り戻してもらえるかと思い、面会を許可したのですが……』
石型魔導品の向こうで、『サポーター』のため息が聞こえた。
やけにすんなり竜弥たちをテリアへ会わせてくれたとは思っていたが、そういう裏があったとは。
「生きてることすらしんどいー。つらいー。やる気出ないー」
「何言ってるのよ、あんたは! リーセアが大変になってるって時に!」
ぐいっと掛布団を浮かせたユリファは、そのまま、とりゃあ! と掛布団を床へと投げ飛ばした。
純白のパジャマを着たテリアの全身が露わになって、なんだかその妙な色気に竜弥は思わず目を逸らす。
「あんた、わかってるの? リーセアの大規模転移魔術が発動したことで、このリディガルードも混乱しているのよ。そのせいで、わたしも婆さんに魔魂誘導砲を撃ちこまれたわ」
「うん、一部始終の魔魂の流れは感じてたよ。私は初めからユリファってわかってたけど、お婆ちゃんは気付かなかったみたいだね。エリナちゃんも気づかなかったけど、ユリファと直に会ったことないだろうし、そこはしょうがないかな」
「エリナちゃん? 誰、それ?」
ユリファはその聞き慣れない名前に首を傾げる。
「え、さっきから声してるけどー? エリナちゃんの声、可愛いよね」
『…………』
魔魂通信の向こうから、唸るような息遣いだけが聞こえてきて、なんとなく竜弥には察せられた。
「エリナちゃんいるんでしょー。返事してよー」
『……その名前で呼ばないでくださいと、いつもお願いしているでしょう! やめてください、私は「サポーター」。中央管理塔の雑務をこなす存在です。それ以上でも以下でもないんですよ』
『サポーター』の声に感情が混じるのは、これが初めてだった。
どうやら、彼女は自分の名前を恥ずかしく思っているらしい。
「えーなんでー? すごく可愛い名前なのにー」
『だから嫌なんです! 私の外見、中身ともに、そんな可愛い名前が似合う要素はありません!』
ぎゃあぎゃあ、と、女性陣が騒いでいるのを少し遠目から眺めて、竜弥は深くため息をつく。ここは自分が話を進めないといけないだろう。
「――で、俺たちに協力して、転移魔術を使ってくれる気はあるのか? テリア・オルトベイル」
少し真剣な声のトーンで、真顔になった竜弥がそう切り出すと。
大きな胸を揺らしたテリアは彼のことをきょとんと見つめて、
「あれ、男の人が私の部屋に入ってる! 初めてだよ!」
と、小さな瞳を見開いて、びっくり! という表情を浮かべた。
「いや、気づいてなかったのかよ!!」
ちょっとカッコつけちゃったじゃねえか! と、赤面しながらも、竜弥はなんとか表情を崩さずに話を続ける。
「それでどうなんだ? 協力してくれるのか? してくれないのか?」
竜弥の問いにテリアは、んー、と細い指で自分の頬をつんつんとつつきながら、何やら考えるように目を閉じた後。
「そうだねー。手伝ってあげてもいいけど、その代わり、私のお願いを聞いてほしいなー。ダメ?」
と、可愛らしく小首を傾げた。
リディガルードの連中は、お願い事が好きだな……と思いつつも、竜弥はひとまず首肯する。
本当に願いを聞き入れるかどうかは、内容を聞いてからでいい。
「ありがと~。じゃあ、こっち来て!」
テリアはひょいひょい、と竜弥のことを手で招いた。
困惑しつつも、彼は言われるがまま、ベッドのすぐ脇まで歩いていく。
ユリファは訝しむように、その一連の動作を眺めていた。
「テリア。あんた、何する気……?」
「別に~。もう、そんな身構えないでよー」
無防備すぎる白パジャマの女子に近づいたせいで、若干緊張気味の竜弥に対し、テリア・オルトベイルは無邪気な様子で両手を広げて、
「抱っこして!」
「…………は?」
満面の笑みで、意味不明なことを言ってのけたのだった。
それをひたすら進むと、竜弥たちの前に大きな両開きの扉が現れる。
応接室のものよりも大きく、身体全体で押さないと開かなさそうだった。
「ここでいいんだな」
『ええ。この先がテリアさまのお部屋になっております』
竜弥は全体重を乗せて、自分の身長の二倍ほどある扉を押す。
ぎぎぎ……と扉が軋む音と共に、だんだんと視界が開けてきた。
「覚悟はしてたけどかなり重いぞ、これ……」
「テリアに会うの久しぶりだわ。物ぐさなとこがある子だから、部屋の中とか片付いてない気がして、ちょっと怖いわね」
全力で扉を押す竜弥の後ろでユリファが呑気そうに言った。
手伝えと文句の一つも言いたいところだが、また怒らせても怖いし、何より彼女はまだ病み上がりである。
竜弥はゆっくり三十秒かけてドアを押し開いた。
室内の大きな窓から強い陽の光が射し込んで、彼は一瞬目を閉じる。
そして、再び開くと。
「……おいおい」
思わず、そんな嘆息交じりの言葉が漏れてしまった。
その部屋の中心には大きなベッドがあった。
部屋中が薄い桃色の家具で統一され、たくさんのぬいぐるみなどが置かれている。少女趣味に走った室内だ。
だが、それは別に問題ではない。
竜弥が呆れたのは、それ以外の部分。
ベッド周辺の床には散乱した大量の本や衣類。散らかったその上に、また新しい本や服を置いているせいで、地層のように幾重もの層が形成されている。
ベッド脇に置かれたテーブルには、食事を終えた後の食器たちが放置され、山のように積み上がっている。
室内の空気も定期的に換気している気配が感じられず、埃っぽい臭いと女の子の部屋独特の甘い匂いが濃密に混ざり合って、頭がくらくらとした。
典型的なダメ人間の部屋だ。
「う、うむぅ……だれ? お客さん?」
部屋の扉が開いた気配を察知したのか、ベッドの上に転がっていた女の子がごろり、と怠そうに竜弥たちの方を向いた。
大きな青色の瞳。ウェーブがかった栗色の綺麗な髪の毛は彼女の腰まで伸びており、細い身体にゆるく巻き付いている。
小ぶりな唇はピンク色に艶めいていて、紅潮している柔らかそうな頬と相まって、ゆるゆるな可愛らしさを醸し出していた。
横になっているので正確なところはわからないが、身体は小柄で背丈もそんなに高くなさそうだ。顔の印象と合わせて考えると、竜弥の世界の基準で中学生くらいだろう。
そして、誰が見ても文句のない圧倒的美少女だった。
彼女は純白のパジャマを着ていて、それが透き通った印象を与えている。
うっかりすれば惚れてしまいそうだ。
……彼女の周りを、ゴミが取り囲んでいなければ。
「うわぁ……想像以上ね……って、ああっ!」
ユリファは何かに気付いたようで、ベッドに寝そべった少女が着ているパジャマを指さす。
「その白いパジャマ、わたしが意識を失ってる間に着せられてたやつ! テリアのだったのね! どうりで胸の辺りが……」
ユリファがそこで言い淀んだので、竜弥がベッドの少女の胸元にちらりと視線を送ると、そこにはユリファとは比べ物にならないほど立派な胸が存在していた。
「さすがに比べても虚しいだけだぞ、ユリファ」
「わ、わたし、何も言ってないじゃない!」
またユリファの怒りを買いそうだったので、竜弥はさっと口を閉じる。
『管理塔にちょうどいいサイズの衣服がなかったので、了承を得てから、テリアさまのパジャマを一つ、ユリファさまへと届けたのです』
『サポーター』が丁寧に補足してくれる。
部屋に入ってきた人間たちがぎゃあぎゃあと騒がしくしたため、ベッドの少女は目をこすりこすり、上半身をその場で起こした。
ふわり、と柔らかく栗色の長髪が揺れる。
「うむぅ……えーと、そこにいるのはユリファ、かな」
丸っこくて優しい声色でベッドの上の彼女は言った。
「ええ。久しぶりね、テリア。まさか、こんな汚い部屋に住んでるとは思ってなかったけど」
「だって、めんどくさいんだもん」
めんどくさいで済む惨状ではないが、ベッドの上の少女――テリア・オルトベイルは全く気にしていない様子でそう言った。
「それにしても、だらしなさすぎよ。前に会った時は、まだここまでじゃなかったでしょ?」
「たしかにねー。でも、今は身体が重くて、お片付けする気力もないんだよ。……二度寝しよっと」
ふわぁ、とテリアは大きな欠伸をしてから、掛布団をかけ直して眠りに就こうとする。
「いやいや、待ちなさいよ! わたしたちはあんたに用があってきたの。話を聞いて!」
テリアのゆるふわな空気感に混乱した様子のユリファだったが、本題を思い出したようで、慌ててテリアのベッドに駆け寄り、無理やり彼女の掛布団を剥がそうとする。
しかし、テリアは掛布団の中に潜って、抵抗を続けた。
「い~や~! 私はまだ寝るの~~」
『やはりダメですね。最近のテリアさまはああ言って、全く外出なさろうとしないのです。物ぐさな面も酷くなって、部屋は御覧の通りですし……。竜弥さまたちが訪問することで、元気を取り戻してもらえるかと思い、面会を許可したのですが……』
石型魔導品の向こうで、『サポーター』のため息が聞こえた。
やけにすんなり竜弥たちをテリアへ会わせてくれたとは思っていたが、そういう裏があったとは。
「生きてることすらしんどいー。つらいー。やる気出ないー」
「何言ってるのよ、あんたは! リーセアが大変になってるって時に!」
ぐいっと掛布団を浮かせたユリファは、そのまま、とりゃあ! と掛布団を床へと投げ飛ばした。
純白のパジャマを着たテリアの全身が露わになって、なんだかその妙な色気に竜弥は思わず目を逸らす。
「あんた、わかってるの? リーセアの大規模転移魔術が発動したことで、このリディガルードも混乱しているのよ。そのせいで、わたしも婆さんに魔魂誘導砲を撃ちこまれたわ」
「うん、一部始終の魔魂の流れは感じてたよ。私は初めからユリファってわかってたけど、お婆ちゃんは気付かなかったみたいだね。エリナちゃんも気づかなかったけど、ユリファと直に会ったことないだろうし、そこはしょうがないかな」
「エリナちゃん? 誰、それ?」
ユリファはその聞き慣れない名前に首を傾げる。
「え、さっきから声してるけどー? エリナちゃんの声、可愛いよね」
『…………』
魔魂通信の向こうから、唸るような息遣いだけが聞こえてきて、なんとなく竜弥には察せられた。
「エリナちゃんいるんでしょー。返事してよー」
『……その名前で呼ばないでくださいと、いつもお願いしているでしょう! やめてください、私は「サポーター」。中央管理塔の雑務をこなす存在です。それ以上でも以下でもないんですよ』
『サポーター』の声に感情が混じるのは、これが初めてだった。
どうやら、彼女は自分の名前を恥ずかしく思っているらしい。
「えーなんでー? すごく可愛い名前なのにー」
『だから嫌なんです! 私の外見、中身ともに、そんな可愛い名前が似合う要素はありません!』
ぎゃあぎゃあ、と、女性陣が騒いでいるのを少し遠目から眺めて、竜弥は深くため息をつく。ここは自分が話を進めないといけないだろう。
「――で、俺たちに協力して、転移魔術を使ってくれる気はあるのか? テリア・オルトベイル」
少し真剣な声のトーンで、真顔になった竜弥がそう切り出すと。
大きな胸を揺らしたテリアは彼のことをきょとんと見つめて、
「あれ、男の人が私の部屋に入ってる! 初めてだよ!」
と、小さな瞳を見開いて、びっくり! という表情を浮かべた。
「いや、気づいてなかったのかよ!!」
ちょっとカッコつけちゃったじゃねえか! と、赤面しながらも、竜弥はなんとか表情を崩さずに話を続ける。
「それでどうなんだ? 協力してくれるのか? してくれないのか?」
竜弥の問いにテリアは、んー、と細い指で自分の頬をつんつんとつつきながら、何やら考えるように目を閉じた後。
「そうだねー。手伝ってあげてもいいけど、その代わり、私のお願いを聞いてほしいなー。ダメ?」
と、可愛らしく小首を傾げた。
リディガルードの連中は、お願い事が好きだな……と思いつつも、竜弥はひとまず首肯する。
本当に願いを聞き入れるかどうかは、内容を聞いてからでいい。
「ありがと~。じゃあ、こっち来て!」
テリアはひょいひょい、と竜弥のことを手で招いた。
困惑しつつも、彼は言われるがまま、ベッドのすぐ脇まで歩いていく。
ユリファは訝しむように、その一連の動作を眺めていた。
「テリア。あんた、何する気……?」
「別に~。もう、そんな身構えないでよー」
無防備すぎる白パジャマの女子に近づいたせいで、若干緊張気味の竜弥に対し、テリア・オルトベイルは無邪気な様子で両手を広げて、
「抱っこして!」
「…………は?」
満面の笑みで、意味不明なことを言ってのけたのだった。
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