16 / 18
異世界編
15.さすがにそれはマズいでしょ!※
しおりを挟む
「ちょっ。アンタ、さすがに野外はマズいでしょ!」
「問題ない」
根拠のない『大丈夫』ほどアヤしいものはないのよ!
今は、アタシの方が農場のこと知ってるんですからね!
ここにはあと少ししたら巡回の人が来るんだってば!
「すぐ終わらせるから」
「それなら最初からヤラなければいいでしょっ。ガマンしなさいよっ」
「我慢できない」
「はぁあ? アンタ夜から今朝までヤッてたし、昼前にもヤッたじゃないの!」
「可愛い聖女を見たら何度でもヤリたくなる」
「じゃあ見ないでよっ」
「無理だ」
「ムリじゃない!」
言い合いをしている間に大きな果樹の下に追いつめられて、そのまま唇を重ねられたわ。
「んっ。んんー、んんんー」
両手をつかまれて、アタシの両足の間に足を差し込まれると、体格差でどうしても逃げられないのよね。
ダメよ。このまま気持ちよくなる前にどうにかして逃げないと……って、乳首までつままないでよ!
だんだん頭が、気持ちイイことしたいってことだけでいっぱいになってきちゃうじゃない!
ここは外よ! 人がいる果樹園よ! 正気に戻ってアタシ!
「ん、はぁっ。んぅっ」
あぁもう!
後ろをなにかで埋めて欲しくて仕方なくなってきたじゃないの!
すっかり蕩けてしまったアタシを、嬉しそうにギラギラした目で見ながら、スカートの中へと手が差し入れられ、指先が後ろの蕾をまさぐる。
「ここはいつでも正直だ」
アタシが果樹に背を預けるカタチでそのまま両膝を持ち上げられて、半分宙に浮いた状態で挿入された。
「あぁっ。コレ、ヤダぁ」
小さい子をおしっこさせるみたいな格好だからか、いつも以上に深く入ってしまって、挿れてるだけで気持ちイイ。
「イヤというわりには気持ちよさそうだ」
最初はゆるゆる様子を見るように揺すっていたのが、ぐちゅんぐちゅんと大きく抜き差しされるようになった。こすれる範囲が多くて気持ちがイイけど、果樹まで揺れているわよ。
え、人の気配?
誰かが近づいてくる気配に一気に冷静になる。
そうよ。ここは巡回の人の通り道だったわ。
こんなとこ見せられないっ。
あわてて領主の息子とアタシの二人にめくらましの魔法をかける。
「ねっ。人がっ来るっからっ揺すらっないっでっ」
息子はすぐに動きを止めたわ。
「アタシたちは見えなくしたけど、果樹が揺れたらこっちに来ちゃうかもしれないから、静かにしていましょう」
しらばくアタシの言葉通りにじっとしていたんだけど、疲れたのか、アタシをくりんとまわして、アタシの両足を地面におろし、立ちバックの体位になったの。
えぇ? いっそ抜いてくれていいのよ?
それからすぐに巡回の係の人がやってきたわ。
巡回は農作物が盗まれていないか、植物に病気が出てないか見てまわる人たちで、二人一組で行動しているのよ。
二人は談笑しながら歩いてきて、なんでかアタシたちの目の前で立ち話を始めたの。
「異常ないな」
「あぁ。ここらへんも安定しているな」
「今回の聖女はすごいんだな」
「あの奥様とも仲良くやれていることにまず尊敬する」
「俺は見たことないけど、可愛いんだって?」
「あぁ。俺も遠目で見たことしかないが、かわいらしい聖女だった」
「幼いのか?」
「聞いた年齢は若様と同じくらいだったが、もっと幼く見える」
「へぇ」
「若様はその聖女とすぐ結婚されると思っていたんだがなぁ」
「仲良くないのか?」
「いや。悪くはないと思うんだが、一向に結婚されるご様子がないんだよ」
「なんでだろうな? まだ遊び足りないとか?」
「まさか。お前じゃあるまいし」
「もっといい聖女を探しているのか?」
「うーん。これだけの聖女であれだけ可愛かったら十分だろうに」
二人はあーだこーだ話し続けているけれど、答えはそのどれでもないわ。
領主の息子が聖女と結婚しないのは、アタシが聖女だけどオトコだからよ。
結婚しないんじゃなくて、できないの。
もう、どうでもいいから早く通り過ぎてくれないかしら。
アタシは半分祈りながらじっとしていただけなのに、なんでか息子の息子の体積が増したのよ。
(どうしたの?)
小声で聞くと、
(あいつらには見えないんだな?)
(見えないようにはしたけど、匂いや気配が大きくなりすぎたらバレるわよ)
(ふぅん)
なんだか不穏な気配がした後、ゆっくりと息子が抜き差しし始めたわ。
(は? え、ちょっと! ナニ考えてるのよ?)
(静かに。バレたくないんだろ?)
あたりまえじゃないの!
いくらなんでもこんな状態、誰にも見られたくないわよ!
なのに、なんで動くのよ!
数メートル先に人がいるのよ?
(や、いやぁ)
(今すごく締まった。見られてるみたいで恥ずかしい?)
当たり前でしょ?
話し声が聞こえているだけじゃなくて、こっちからは巡回係二人の表情までハッキリ見えているのよ?
もう声も出せなくて、黙って頷くと、
(大丈夫。静かにしてたら見つからないんだろ?)
「問題ない」
根拠のない『大丈夫』ほどアヤしいものはないのよ!
今は、アタシの方が農場のこと知ってるんですからね!
ここにはあと少ししたら巡回の人が来るんだってば!
「すぐ終わらせるから」
「それなら最初からヤラなければいいでしょっ。ガマンしなさいよっ」
「我慢できない」
「はぁあ? アンタ夜から今朝までヤッてたし、昼前にもヤッたじゃないの!」
「可愛い聖女を見たら何度でもヤリたくなる」
「じゃあ見ないでよっ」
「無理だ」
「ムリじゃない!」
言い合いをしている間に大きな果樹の下に追いつめられて、そのまま唇を重ねられたわ。
「んっ。んんー、んんんー」
両手をつかまれて、アタシの両足の間に足を差し込まれると、体格差でどうしても逃げられないのよね。
ダメよ。このまま気持ちよくなる前にどうにかして逃げないと……って、乳首までつままないでよ!
だんだん頭が、気持ちイイことしたいってことだけでいっぱいになってきちゃうじゃない!
ここは外よ! 人がいる果樹園よ! 正気に戻ってアタシ!
「ん、はぁっ。んぅっ」
あぁもう!
後ろをなにかで埋めて欲しくて仕方なくなってきたじゃないの!
すっかり蕩けてしまったアタシを、嬉しそうにギラギラした目で見ながら、スカートの中へと手が差し入れられ、指先が後ろの蕾をまさぐる。
「ここはいつでも正直だ」
アタシが果樹に背を預けるカタチでそのまま両膝を持ち上げられて、半分宙に浮いた状態で挿入された。
「あぁっ。コレ、ヤダぁ」
小さい子をおしっこさせるみたいな格好だからか、いつも以上に深く入ってしまって、挿れてるだけで気持ちイイ。
「イヤというわりには気持ちよさそうだ」
最初はゆるゆる様子を見るように揺すっていたのが、ぐちゅんぐちゅんと大きく抜き差しされるようになった。こすれる範囲が多くて気持ちがイイけど、果樹まで揺れているわよ。
え、人の気配?
誰かが近づいてくる気配に一気に冷静になる。
そうよ。ここは巡回の人の通り道だったわ。
こんなとこ見せられないっ。
あわてて領主の息子とアタシの二人にめくらましの魔法をかける。
「ねっ。人がっ来るっからっ揺すらっないっでっ」
息子はすぐに動きを止めたわ。
「アタシたちは見えなくしたけど、果樹が揺れたらこっちに来ちゃうかもしれないから、静かにしていましょう」
しらばくアタシの言葉通りにじっとしていたんだけど、疲れたのか、アタシをくりんとまわして、アタシの両足を地面におろし、立ちバックの体位になったの。
えぇ? いっそ抜いてくれていいのよ?
それからすぐに巡回の係の人がやってきたわ。
巡回は農作物が盗まれていないか、植物に病気が出てないか見てまわる人たちで、二人一組で行動しているのよ。
二人は談笑しながら歩いてきて、なんでかアタシたちの目の前で立ち話を始めたの。
「異常ないな」
「あぁ。ここらへんも安定しているな」
「今回の聖女はすごいんだな」
「あの奥様とも仲良くやれていることにまず尊敬する」
「俺は見たことないけど、可愛いんだって?」
「あぁ。俺も遠目で見たことしかないが、かわいらしい聖女だった」
「幼いのか?」
「聞いた年齢は若様と同じくらいだったが、もっと幼く見える」
「へぇ」
「若様はその聖女とすぐ結婚されると思っていたんだがなぁ」
「仲良くないのか?」
「いや。悪くはないと思うんだが、一向に結婚されるご様子がないんだよ」
「なんでだろうな? まだ遊び足りないとか?」
「まさか。お前じゃあるまいし」
「もっといい聖女を探しているのか?」
「うーん。これだけの聖女であれだけ可愛かったら十分だろうに」
二人はあーだこーだ話し続けているけれど、答えはそのどれでもないわ。
領主の息子が聖女と結婚しないのは、アタシが聖女だけどオトコだからよ。
結婚しないんじゃなくて、できないの。
もう、どうでもいいから早く通り過ぎてくれないかしら。
アタシは半分祈りながらじっとしていただけなのに、なんでか息子の息子の体積が増したのよ。
(どうしたの?)
小声で聞くと、
(あいつらには見えないんだな?)
(見えないようにはしたけど、匂いや気配が大きくなりすぎたらバレるわよ)
(ふぅん)
なんだか不穏な気配がした後、ゆっくりと息子が抜き差しし始めたわ。
(は? え、ちょっと! ナニ考えてるのよ?)
(静かに。バレたくないんだろ?)
あたりまえじゃないの!
いくらなんでもこんな状態、誰にも見られたくないわよ!
なのに、なんで動くのよ!
数メートル先に人がいるのよ?
(や、いやぁ)
(今すごく締まった。見られてるみたいで恥ずかしい?)
当たり前でしょ?
話し声が聞こえているだけじゃなくて、こっちからは巡回係二人の表情までハッキリ見えているのよ?
もう声も出せなくて、黙って頷くと、
(大丈夫。静かにしてたら見つからないんだろ?)
0
あなたにおすすめの小説
拝啓、目が覚めたらBLゲームの主人公だった件
碧月 晶
BL
さっきまでコンビニに向かっていたはずだったのに、何故か目が覚めたら病院にいた『俺』。
状況が分からず戸惑う『俺』は窓に映った自分の顔を見て驚いた。
「これ…俺、なのか?」
何故ならそこには、恐ろしく整った顔立ちの男が映っていたのだから。
《これは、現代魔法社会系BLゲームの主人公『石留 椿【いしどめ つばき】(16)』に転生しちゃった元平凡男子(享年18)が攻略対象たちと出会い、様々なイベントを経て『運命の相手』を見つけるまでの物語である──。》
────────────
~お知らせ~
※第3話を少し修正しました。
※第5話を少し修正しました。
※第6話を少し修正しました。
※第11話を少し修正しました。
※第19話を少し修正しました。
※第22話を少し修正しました。
※第24話を少し修正しました。
※第25話を少し修正しました。
※第26話を少し修正しました。
※第31話を少し修正しました。
※第32話を少し修正しました。
────────────
※感想(一言だけでも構いません!)、いいね、お気に入り、近況ボードへのコメント、大歓迎です!!
※表紙絵は作者が生成AIで試しに作ってみたものです。
花屋の息子
きの
BL
ひょんなことから異世界転移してしまった、至って普通の男子高校生、橘伊織。
森の中を一人彷徨っていると運良く優しい夫婦に出会い、ひとまずその世界で過ごしていくことにするが___?
瞳を見て相手の感情がわかる能力を持つ、普段は冷静沈着無愛想だけど受けにだけ甘くて溺愛な攻め×至って普通の男子高校生な受け
の、お話です。
不定期更新。大体一週間間隔のつもりです。
攻めが出てくるまでちょっとかかります。
愛していた王に捨てられて愛人になった少年は騎士に娶られる
彩月野生
BL
湖に落ちた十六歳の少年文斗は異世界にやって来てしまった。
国王と愛し合うようになった筈なのに、王は突然妃を迎え、文斗は愛人として扱われるようになり、さらには騎士と結婚して子供を産めと強要されてしまう。
王を愛する気持ちを捨てられないまま、文斗は騎士との結婚生活を送るのだが、騎士への感情の変化に戸惑うようになる。
(誤字脱字報告は不要)
異世界で聖男と呼ばれる僕、助けた小さな君は宰相になっていた
k-ing /きんぐ★商業5作品
BL
病院に勤めている橘湊は夜勤明けに家へ帰ると、傷ついた少年が玄関で倒れていた。
言葉も話せず、身寄りもわからない少年を一時的に保護することにした。
小さく甘えん坊な少年との穏やかな日々は、湊にとってかけがえのない時間となる。
しかし、ある日突然、少年は「ありがとう」とだけ告げて異世界へ帰ってしまう。
湊の生活は以前のような日に戻った。
一カ月後に少年は再び湊の前に現れた。
ただ、明らかに成長スピードが早い。
どうやら違う世界から来ているようで、時間軸が異なっているらしい。
弟のように可愛がっていたのに、急に成長する少年に戸惑う湊。
お互いに少しずつ気持ちに気づいた途端、少年は遊びに来なくなってしまう。
あの時、気持ちだけでも伝えれば良かった。
後悔した湊は彼が口ずさむ不思議な呪文を口にする。
気づけば少年の住む異世界に来ていた。
二つの世界を越えた、純情な淡い両片思いの恋物語。
序盤は幼い宰相との現実世界での物語、その後異世界への物語と話は続いていきます。
【完結】気が付いたらマッチョなblゲーの主人公になっていた件
白井のわ
BL
雄っぱいが大好きな俺は、気が付いたら大好きなblゲーの主人公になっていた。
最初から好感度MAXのマッチョな攻略対象達に迫られて正直心臓がもちそうもない。
いつも俺を第一に考えてくれる幼なじみ、優しいイケオジの先生、憧れの先輩、皆とのイチャイチャハーレムエンドを目指す俺の学園生活が今始まる。
【本編完結】転生したら、チートな僕が世界の男たちに溺愛される件
表示されませんでした
BL
ごく普通のサラリーマンだった織田悠真は、不慮の事故で命を落とし、ファンタジー世界の男爵家の三男ユウマとして生まれ変わる。
病弱だった前世のユウマとは違い、転生した彼は「創造魔法」というチート能力を手にしていた。
この魔法は、ありとあらゆるものを生み出す究極の力。
しかし、その力を使うたび、ユウマの体からは、男たちを狂おしいほどに惹きつける特殊なフェロモンが放出されるようになる。
ユウマの前に現れるのは、冷酷な魔王、忠実な騎士団長、天才魔法使い、ミステリアスな獣人族の王子、そして実の兄と弟。
強大な力と魅惑のフェロモンに翻弄されるユウマは、彼らの熱い視線と独占欲に囲まれ、愛と欲望が渦巻くハーレムの中心に立つことになる。
これは、転生した少年が、最強のチート能力と最強の愛を手に入れるまでの物語。
甘く、激しく、そして少しだけ危険な、ユウマのハーレム生活が今、始まる――。
本編完結しました。
続いて閑話などを書いているので良かったら引き続きお読みください
2度目の異世界移転。あの時の少年がいい歳になっていて殺気立って睨んでくるんだけど。
ありま氷炎
BL
高校一年の時、道路陥没の事故に巻き込まれ、三日間記憶がない。
異世界転移した記憶はあるんだけど、夢だと思っていた。
二年後、どうやら異世界転移してしまったらしい。
しかもこれは二度目で、あれは夢ではなかったようだった。
再会した少年はすっかりいい歳になっていて、殺気立って睨んでくるんだけど。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる