最強チートで無双してるのに、美人で可愛くてスタイル抜群な三人のヒロインから“キモいセクハラ野郎”と罵られ続ける俺の異世界冒険記

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第1章 異世界転移&チート持ち──確かにハーレムだけど、想像してたやつと全然違った件

第4話 異世界転移直後からチートが最強すぎてテンションが暴走してしまう

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 ──ばちん、と光が弾けた。

「うおっ!? ちょ、ちょっと待って、今の何っ!?」

 視界が一瞬真っ白になり、次に戻ったとき──
 カナタは思わず叫びそうになるのを必死にこらえた。

(おいおいおい……何が起きた!? てか俺、今どうなった!?)

 頭が追いつかないのに、心臓だけがドクドク高鳴る。

 足元には、さっきまでなかった“硬い感触”。
 耳にざわめき、鼻に生活の匂いが、生々しく流れ込んでくる。

 灰色の石畳。
 土と木と火が混じった、どこか懐かしい空気。
 人々の声、馬のいななき、車輪のきしむ音──。

(……いや、これ……まさか……いやでも……!)

 喉の奥が熱くなる。

「う、うわ……マジかよ……こういう……こういう空気……!」

 胸の内で何かが弾けた。

(来た……来たぞこれ……!
 神様の言ってた“来世”ってやつ!……これがそうなんじゃねぇの!?
 俺、今……転移したんだよな!?)

 テンションの波がぐわっと押し寄せる。
 混乱と興奮がごちゃ混ぜになり、胸がドキドキとうるさい。

「……っ、うわ、ちょっと待って!……あの建物、まさか!?」

 視線の先には、木と石で組まれた二階建ての建物があった。
 斜めに突き出た三角屋根。
 壁には木の梁が走り、入口には“ジョッキの絵が描かれた看板”が吊るされている。

(いやいやいや……これ絶対、異世界の酒場じゃん!!
 RPGで何百回も見たやつだろこれ!!)

 胸が一気に沸騰する。

 勢いのままカナタは、他の建物へも視線を走らせた。

 石造りの建物。
 レンガの壁。
 煙突の白い煙。
 馬車がゆっくり通り、木の看板が風で揺れる。

(いやこれ……確定だろ……!

 俺……異世界にいるだろ!!!)

 息が勝手に震えるほどの興奮。

(っしゃああああ!!
 ついに……ついに来たぁぁぁぁ!!!
 俺の……夢にまで見た、異世界ライフ!!人生大逆転!!)

 カナタがさらに視線を巡らせると、景色だけじゃなく──
 “動き”が一気に押し寄せてきた。

 通りの向こうから、荷物を満載した馬車がごとんごとん揺れながら進んでくる。
 御者の男が手綱を引きながら、のんびりとした声で叫んだ。

「どいたどいたー! 新鮮な野菜だよー!」

(うわ、本物の……馬車……! 車輪の音が生で聞こえるって、こんな迫力あるのかよ……!)

 その横を、腰に小さなナイフを下げた少年が走り抜けていく。
 木箱を抱えていて、店らしき建物に飛び込んでいく。

 彼の後ろでは、エプロン姿の女性がバケツの水を撒き、石畳を勢いよく洗っていた。
 水が陽に反射してきらりと光る。

「ほら、朝の仕込みが終わったら市場に行くよー!」

「はーい!」

(……生活してる。普通に生活してる。
 ゲームやファンタジーじゃなくて、ちゃんと“この世界の人間の動き”してる……!)

 さらにその隣では、露店の青年がパンを焼いていた。
 香ばしい匂いが流れてきて、カナタの腹が勝手に鳴りそうになる。

 細い路地には、小さな猫に似た獣がちょこちょこ歩いていき、
 それを子供たちが笑いながら追いかける。

(やば……こんなにも“異世界の生活臭”を浴びせられたら……テンションがぶち上がる……!!)

 カナタは胸の奥がジリジリと熱くなるのを感じた。

(風景だけじゃない。音も匂いも、人の動きも全部……現実だ。
 俺……本当に、異世界に来たんだ……!)

 石畳、馬車、露店、生活の匂い──
 すべてが現実味ありすぎて、カナタの鼓動はもう落ち着く気配がなかった。

(やっべぇ……これ完全に異世界……!
 でも……ここって一体どこなんだ……?)

 そう考えた“その瞬間”。

 ──ふわぁん。

 視界の正面に、青白い光の板が突然現れた。

「うおっ!? ま、マジかよこれ!!」

 そこには、淡く輝く文字が並んでいた。

 【LOCATION DATA】
 ▷ 惑星名:アルデ・ファリス
 ▷ 大陸 :レウリア大陸
 ▷ 国家 :アルヴェリア王国
 ▷ 街  :サウス・アルデ

(……うわ……情報が自動で出てきた……!
 ここどこだろって考えたら、勝手に答えが出た……!!)

 カナタは興奮で喉が震えるのを感じた。

「これ……これって……俺の能力ってことか!?
 やっべ……チートってこういう……!」

 驚きと高揚で、自然と笑みが漏れる。

 ウィンドウは静かに輝いているだけなのに、
 胸の奥の興奮だけは、どんどん膨れ上がっていった。

 「……っ、よし。じゃあ次は……あれだよな」

(ここまで来たら……絶対やるだろ。
 異世界転生と言えば……お約束の……)

 カナタは思わず笑ってしまった。

「……ステータスオープン!」

 ──ふわぁん!!

 【STATUS】
 ▷ 名前 :カナタ
 ▷ 年齢 :20歳
 ▷ スキル:チート

「うわぁ……っ!! マジで出た!!!
 ついに……ついに俺のステータス画面……!!」

 思わず声が漏れた。
 現実でありながら、あまりに“RPG的”で、鳥肌が立つほど興奮する。

 文字ひとつひとつが淡く光り、
 透明な板が空気を震わせるように浮かんでいる。

「名前、カナタ……年齢20歳……
 って、ちょっと待て!? 俺、若返ってんじゃん!!」

 勢いのままウィンドウに顔を近づける。

「スキルの欄、“チート”!? 
 ちょ、待て……これ……もしかして……
 本当に“何でもできる”って意味なのか……!?」

 興奮で笑いが止まらない。

(やっば……俺の人生、ここから全力でぶっ飛んでくんだろうな……
 最高じゃねぇか……!!)

 スキル欄の 「チート」 の文字を見つめたまま、
 カナタは思わず眉を寄せた。

(チートって……具体的に何なんだよ……
 ゲームみたいなウィンドウを出すならもう少し説明文とかあるだろ……)

 そう思った瞬間、またしてもウィンドウが自動で動いた。

 ──ピッ。

 ステータス画面の下に、新しい行が滑り込むように表示される。

【SKILL DETAIL】
▷ チート:何でもできるようになる能力

「いや説明、ザッツ!!」

 あまりにぶん投げすぎる説明に、
 カナタは思わずその場で素で突っ込んだ。

「何でもできるようになる能力って……
 いや、もうちょっと細かく書けよ!
 ユーザーが自分で検証しないといけないゲーム方式!?」

 しかし、文句を言いながらも胸の奥はとんでもなく熱くなる。

(……何でもできる、って……
 これ、マジで……そのまんまの意味なんじゃ……?)

 喉が勝手に震えた。

「……やば。ほんとに“無制限系チート”ってやつかこれ……
 うわ……これが夢じゃないってまじか!」

(そして、何でもできる……ってことは……
 “俺のことを本気で好きな美女だけ”集めて、理想のハーレムとかも作れる……?
 いや……マジで実現できる未来しか見えないんだけど……!)

 文句と興奮が同時に押し寄せて、
 自分でも笑ってしまうほどテンションが上がってくる。

 ステータスを見つめていたカナタは、ある項目で思わず固まった。

 ▷ 年齢 :20歳
 ▷ 身長 :178cm

「……え? 身長、178……?」

(俺……前世じゃ170すらなかったよな……?
 いや、待て……言われてみれば……)

 カナタはそっと周囲を見回した。

(……確かに……視線がちょっと高い。
 人の頭を前より“少し上から”見下ろしてる……
 これ……マジで俺……背が伸びてる……?)

 胸がじわっと熱くなる。

「うわ……若返りだけじゃなく、身長まで理想値……?」

 思わず自分の腕を見る。
 皮膚は張りがあり、筋肉のラインも前世と比べ物にならないほど綺麗だ。

(ちょっと待て……身体全体どうなってんだよ……
 顔とかも……見たいよな……?)

(……顔や体の全体像を確認したい。鏡みたいなの、出ろ……!!)

 そう意識した瞬間──

 ──ふわん。

 目の前に、青白い光が薄く広がり、
 ガラスのように透き通った“鏡面ホログラム”が浮かび上がった。

 通行人には見えない。
 カナタにだけ、光の反射が像を結んで見えている。

「……おお……これ……完全に鏡……!」

 そこに映ったのは──
 黒髪のショート、精悍な顔つき、鋭い目つき。
 “理想の20歳バージョンの俺”だった。

「……うわ……マジで……イケてる……!」

 自分で言うのもどうかと思いながら、
 興奮で笑いが止まらなかった。

(……よし。身体の確認はできた。
 でも“何でもできる”って言うなら……まだまだ試せること、山ほどあるよな)

 カナタは、浮かぶ鏡面ホログラムをそっと消しながら、胸の奥の高揚を抑えきれずに笑った。

(──チートの検証、ここからが本番だ)
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