11 / 80
第11話 初日
しおりを挟む
部屋を出た私はヒナちゃんの部屋の呼び鈴を鳴らす前に扉を映しているカメラを確認する。どうやら今は電源が入ってないようだ。遠隔操作出来るタイプなのだろうが、今ならば大丈夫だと思い呼び鈴を押した。スピーカーからヒナちゃんの声が響いた。
「あ、タケフミさんだー。何かあった?」
私はスピーカー越しにヒナちゃんに説明しようとしたが、【魔力感知】に背後のカメラを設置した魔力が引っかかったので咄嗟に違う事を話した。
「ああ、明日の予定の確認をしようと思ったんだ。ナミちゃんと2人で部屋に来て貰えるかな? ナミちゃんは自分の部屋かな?」
私がそう言うとヒナちゃんがナミちゃんも一緒に居るから今から直ぐ部屋を出るねと言うので私は部屋の前で待つ事にした。背後の魔力は一定の場所まで近づくと、動かずに隠れてコチラを注視していたからだ。更にカメラの電源が入ったのも【電波感知】で察知した。私は自分の顔がカメラに映らないように注意しながら2人を待った。
背後の人物がどんな行動に出るか分からないので、私は用心しながら2人が出てくるのを待っていた。動く気配は無いので様子を見る事にしてるようだな。
「あれ? 待っててくれたんだ。有難う、タケフミさん」
そう言ってヒナちゃんが扉を開けて出てきて、その後ろからナミちゃんが続いて出てきた。私は小声でヒナちゃんに鍵を掛けるように伝えた。
「ん、分かった」
私の言葉を素直に聞いて鍵を掛けるヒナちゃん。ついでに私は魔法を用いて更に施錠したのは言うまでもない。ナミちゃんの部屋の扉にも同様の措置をする。今まで聞いた話ではストーカーは2人の部屋に侵入した形跡もあるという事だから、背後の人物がそのストーカーだった場合ヒナちゃん、ナミちゃんが目の前で居なくなったのを確認したのなら、鍵など開けて侵入するかも知れないからだ。
使った魔法は【重力魔法】と【空間魔法】だ。【重力魔法】で鍵穴の中の重力を10倍にして【空間魔法】で鍵穴の鍵の位置をずらしてある。コレで開けられる事は無いだろう。
そうしておいて私は2人を部屋に招いた。私の部屋に2人が入ったのを確認してから私はこの部屋に結界を張った。そしてまだコチラを注視している魔力を探ると少しずつ私の部屋に近づいて来ているようだ。私は【空間魔法】で遮音も行い2人に居間に行くように伝えた。
居間に入ると早速ナミちゃんが咬みついてくる。
「で、何よ? オジサン、私とヒナを呼び出してまさか襲おうって訳じゃないでしょうね?」
私は内心でこの娘の思考回路は大丈夫かと思った。私は心に誓った人が居るので自分の娘と言ってもいい年齢の女の子を襲ったりはしない。そう強く思ったがそれについては口にせず、穏やかな口調を心がけて2人に喋りかけるようにする。
オジサン呼びも今は弥生も居ないし私としては芸能界で生き抜くつもりもないので、その業界の人に舐められても構わないと思っているので訂正はしない。
「魅力的な提案だけど仕事の話は本当なんだ。と言っても私の仕事の方の報告なんだけどね。2人の部屋をここから調べたんだが部屋の中には何も仕掛けられてない事が分かったよ」
そこで私はいったん言葉を止める。するとヒナちゃんが気がついたようだ。
「タケフミさん、部屋の中にはって言った。それじゃ部屋の外には何かあったの?」
どうやらヒナちゃんは私の言外の言葉を読取ってくれたようだ。ナミちゃんはまだ疑わしそうに私を見ているが…… まあ、その内に信頼して貰えるように努力しよう。
「そうなんだよ、ヒナちゃん。2人の部屋のベランダには小型カメラが仕掛けられているんだ。2人とも普段はベランダに出たりしているかな?」
入口を映してるカメラについては敢えて言わなかった。アチラはいつでも取り外し出来るし映らないようにもできるからね。
私は答えを知っているが2人にベランダに出た事があるのか確認をする。
「ううん、ヒナはベランダに出た事ないよ」
「私もこの部屋に移ってベランダに出た事はないわ」
「それならば今のところは何も撮られてはいないね。安心したよ。それでなんだが2人に頼みがあるんだ。私が2人の都合の良い時に外で変装して部屋を訪ねるから部屋に入れてくれないかな? それでベランダに仕掛けられたカメラを取り外してしまうから」
本当ならばそんな面倒な事をしなくてもカメラは無効に出来るのだがヒナちゃんはともかくナミちゃんに信じて貰う為に実物を見せる必要があると考えたのだ。それに私が取り外さなければ2人が無謀な行動に出る可能性もあった。
例えばナミちゃんならばベランダに出てカメラに映ってる事を意識して、『何勝手に撮ってるのよ』みたいな事を言って撮影者を煽ってしまうかも知れない。それは危険な行為なのでそうさせない為にも実物を私が早く取り除く必要があると考えたのだ。
「タケフミさん、変装って何に変装するの? 仮面ライ○ー? スーパー○隊?」
ヒナちゃんの中では特撮ヒーローがマストなのかそう聞いてきたがそっちは変装ではなく変身だよ…… 私は苦笑いしながら言った。
「ヒナちゃんの期待には応えたいところだけど、残念ながら電気工事の業者に変装するつもりなんだよ」
私の言葉にナミちゃんの辛辣な言葉が飛ぶ。
「そんな変装をする必要は無いでしょ! そのままベランダ伝いに私とヒナの部屋のベランダに行って取り外してくれればいいじゃない」
その言葉に反論したのは私ではなくヒナちゃんだった。
「それはダメだよ、ナミちゃん。誰が仕掛けたのか分からないんだし取り外す時にタケフミさんが取り外したって相手が認識するよりも、どこかの業者が気がついて取り外したっていう形の方が相手を油断させる事ができるもの」
うーん、ヒナちゃんは17歳にしては洞察力なんかが凄いな。私もその通りだと考えていたので頷いてヒナちゃんに同意した。
「で、でもヒナ、こんなオジサンを部屋に入れるなんて……」
その言葉にヒナちゃんが笑って言う。
「ナミちゃん、今日じゃ無くても良いんだからお部屋を片付けしようよ。私も手伝うから。ね、良いよね、タケフミさん?」
「ああ、勿論だよ。ナミちゃんの部屋の片付けが終わったら実行する事にしよう」
私の返事にホッとした顔をしたナミちゃん。そして2人にはそれまで絶対にベランダに出ない事を伝え、明日は朝7時に部屋に迎えに行くからと言った。
「えっ! 明日はスタジオ撮影で9時からよ。スタジオにはここからだと20分で着くんだし、8時でいいじゃない!?」
ナミちゃんの言葉に私は弥生の書いたメモの一部を見せた。
【…… それとタケ兄、ナミは朝寝坊するから出発時間は最低でも30分は早めに伝えてね。今までのマネジャーはいかにナミを起こすかが課題だったの……】
それを見たナミちゃんは顔を赤くしながらも強がりを言った。
「フンだ、見てなさい! 明日は6時半には起きて逆にオジサンの部屋の呼び鈴を押してやるんだからっ!! ヒナ、行こう!」
私はそのヒナちゃんの言葉に笑いながら2人を玄関まで送り外にカメラを仕掛けた人物が既に居ない事を確認してから2人の部屋の扉に掛けた魔法を解除した。玄関から2人が部屋に入り、施錠したのを確認してから外からは絶対に開かないように鍵に【空間魔法】で細工をしてから、私は自宅に転移したのだった。
「あ、タケフミさんだー。何かあった?」
私はスピーカー越しにヒナちゃんに説明しようとしたが、【魔力感知】に背後のカメラを設置した魔力が引っかかったので咄嗟に違う事を話した。
「ああ、明日の予定の確認をしようと思ったんだ。ナミちゃんと2人で部屋に来て貰えるかな? ナミちゃんは自分の部屋かな?」
私がそう言うとヒナちゃんがナミちゃんも一緒に居るから今から直ぐ部屋を出るねと言うので私は部屋の前で待つ事にした。背後の魔力は一定の場所まで近づくと、動かずに隠れてコチラを注視していたからだ。更にカメラの電源が入ったのも【電波感知】で察知した。私は自分の顔がカメラに映らないように注意しながら2人を待った。
背後の人物がどんな行動に出るか分からないので、私は用心しながら2人が出てくるのを待っていた。動く気配は無いので様子を見る事にしてるようだな。
「あれ? 待っててくれたんだ。有難う、タケフミさん」
そう言ってヒナちゃんが扉を開けて出てきて、その後ろからナミちゃんが続いて出てきた。私は小声でヒナちゃんに鍵を掛けるように伝えた。
「ん、分かった」
私の言葉を素直に聞いて鍵を掛けるヒナちゃん。ついでに私は魔法を用いて更に施錠したのは言うまでもない。ナミちゃんの部屋の扉にも同様の措置をする。今まで聞いた話ではストーカーは2人の部屋に侵入した形跡もあるという事だから、背後の人物がそのストーカーだった場合ヒナちゃん、ナミちゃんが目の前で居なくなったのを確認したのなら、鍵など開けて侵入するかも知れないからだ。
使った魔法は【重力魔法】と【空間魔法】だ。【重力魔法】で鍵穴の中の重力を10倍にして【空間魔法】で鍵穴の鍵の位置をずらしてある。コレで開けられる事は無いだろう。
そうしておいて私は2人を部屋に招いた。私の部屋に2人が入ったのを確認してから私はこの部屋に結界を張った。そしてまだコチラを注視している魔力を探ると少しずつ私の部屋に近づいて来ているようだ。私は【空間魔法】で遮音も行い2人に居間に行くように伝えた。
居間に入ると早速ナミちゃんが咬みついてくる。
「で、何よ? オジサン、私とヒナを呼び出してまさか襲おうって訳じゃないでしょうね?」
私は内心でこの娘の思考回路は大丈夫かと思った。私は心に誓った人が居るので自分の娘と言ってもいい年齢の女の子を襲ったりはしない。そう強く思ったがそれについては口にせず、穏やかな口調を心がけて2人に喋りかけるようにする。
オジサン呼びも今は弥生も居ないし私としては芸能界で生き抜くつもりもないので、その業界の人に舐められても構わないと思っているので訂正はしない。
「魅力的な提案だけど仕事の話は本当なんだ。と言っても私の仕事の方の報告なんだけどね。2人の部屋をここから調べたんだが部屋の中には何も仕掛けられてない事が分かったよ」
そこで私はいったん言葉を止める。するとヒナちゃんが気がついたようだ。
「タケフミさん、部屋の中にはって言った。それじゃ部屋の外には何かあったの?」
どうやらヒナちゃんは私の言外の言葉を読取ってくれたようだ。ナミちゃんはまだ疑わしそうに私を見ているが…… まあ、その内に信頼して貰えるように努力しよう。
「そうなんだよ、ヒナちゃん。2人の部屋のベランダには小型カメラが仕掛けられているんだ。2人とも普段はベランダに出たりしているかな?」
入口を映してるカメラについては敢えて言わなかった。アチラはいつでも取り外し出来るし映らないようにもできるからね。
私は答えを知っているが2人にベランダに出た事があるのか確認をする。
「ううん、ヒナはベランダに出た事ないよ」
「私もこの部屋に移ってベランダに出た事はないわ」
「それならば今のところは何も撮られてはいないね。安心したよ。それでなんだが2人に頼みがあるんだ。私が2人の都合の良い時に外で変装して部屋を訪ねるから部屋に入れてくれないかな? それでベランダに仕掛けられたカメラを取り外してしまうから」
本当ならばそんな面倒な事をしなくてもカメラは無効に出来るのだがヒナちゃんはともかくナミちゃんに信じて貰う為に実物を見せる必要があると考えたのだ。それに私が取り外さなければ2人が無謀な行動に出る可能性もあった。
例えばナミちゃんならばベランダに出てカメラに映ってる事を意識して、『何勝手に撮ってるのよ』みたいな事を言って撮影者を煽ってしまうかも知れない。それは危険な行為なのでそうさせない為にも実物を私が早く取り除く必要があると考えたのだ。
「タケフミさん、変装って何に変装するの? 仮面ライ○ー? スーパー○隊?」
ヒナちゃんの中では特撮ヒーローがマストなのかそう聞いてきたがそっちは変装ではなく変身だよ…… 私は苦笑いしながら言った。
「ヒナちゃんの期待には応えたいところだけど、残念ながら電気工事の業者に変装するつもりなんだよ」
私の言葉にナミちゃんの辛辣な言葉が飛ぶ。
「そんな変装をする必要は無いでしょ! そのままベランダ伝いに私とヒナの部屋のベランダに行って取り外してくれればいいじゃない」
その言葉に反論したのは私ではなくヒナちゃんだった。
「それはダメだよ、ナミちゃん。誰が仕掛けたのか分からないんだし取り外す時にタケフミさんが取り外したって相手が認識するよりも、どこかの業者が気がついて取り外したっていう形の方が相手を油断させる事ができるもの」
うーん、ヒナちゃんは17歳にしては洞察力なんかが凄いな。私もその通りだと考えていたので頷いてヒナちゃんに同意した。
「で、でもヒナ、こんなオジサンを部屋に入れるなんて……」
その言葉にヒナちゃんが笑って言う。
「ナミちゃん、今日じゃ無くても良いんだからお部屋を片付けしようよ。私も手伝うから。ね、良いよね、タケフミさん?」
「ああ、勿論だよ。ナミちゃんの部屋の片付けが終わったら実行する事にしよう」
私の返事にホッとした顔をしたナミちゃん。そして2人にはそれまで絶対にベランダに出ない事を伝え、明日は朝7時に部屋に迎えに行くからと言った。
「えっ! 明日はスタジオ撮影で9時からよ。スタジオにはここからだと20分で着くんだし、8時でいいじゃない!?」
ナミちゃんの言葉に私は弥生の書いたメモの一部を見せた。
【…… それとタケ兄、ナミは朝寝坊するから出発時間は最低でも30分は早めに伝えてね。今までのマネジャーはいかにナミを起こすかが課題だったの……】
それを見たナミちゃんは顔を赤くしながらも強がりを言った。
「フンだ、見てなさい! 明日は6時半には起きて逆にオジサンの部屋の呼び鈴を押してやるんだからっ!! ヒナ、行こう!」
私はそのヒナちゃんの言葉に笑いながら2人を玄関まで送り外にカメラを仕掛けた人物が既に居ない事を確認してから2人の部屋の扉に掛けた魔法を解除した。玄関から2人が部屋に入り、施錠したのを確認してから外からは絶対に開かないように鍵に【空間魔法】で細工をしてから、私は自宅に転移したのだった。
10
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
英雄召喚〜帝国貴族の異世界統一戦記〜
駄作ハル
ファンタジー
異世界の大貴族レオ=ウィルフリードとして転生した平凡サラリーマン。
しかし、待っていたのは平和な日常などではなかった。急速な領土拡大を目論む帝国の貴族としての日々は、戦いの連続であった───
そんなレオに与えられたスキル『英雄召喚』。それは現世で英雄と呼ばれる人々を呼び出す能力。『鬼の副長』土方歳三、『臥龍』所轄孔明、『空の魔王』ハンス=ウルリッヒ・ルーデル、『革命の申し子』ナポレオン・ボナパルト、『万能人』レオナルド・ダ・ヴィンチ。
前世からの知識と英雄たちの逸話にまつわる能力を使い、大切な人を守るべく争いにまみれた異世界に平和をもたらす為の戦いが幕を開ける!
完結まで毎日投稿!
最上級のパーティで最底辺の扱いを受けていたDランク錬金術師は新パーティで成り上がるようです(完)
みかん畑
ファンタジー
最上級のパーティで『荷物持ち』と嘲笑されていた僕は、パーティからクビを宣告されて抜けることにした。
在籍中は僕が色々肩代わりしてたけど、僕を荷物持ち扱いするくらい優秀な仲間たちなので、抜けても問題はないと思ってます。
エレンディア王国記
火燈スズ
ファンタジー
不慮の事故で命を落とした小学校教師・大河は、
「選ばれた魂」として、奇妙な小部屋で目を覚ます。
導かれるように辿り着いたのは、
魔法と貴族が支配する、どこか現実とは異なる世界。
王家の十八男として生まれ、誰からも期待されず辺境送り――
だが、彼は諦めない。かつての教え子たちに向けて語った言葉を胸に。
「なんとかなるさ。生きてればな」
手にしたのは、心を視る目と、なかなか花開かぬ“器”。
教師として、王子として、そして何者かとして。
これは、“教える者”が世界を変えていく物語。
オッサン齢50過ぎにしてダンジョンデビューする【なろう100万PV、カクヨム20万PV突破】
山親爺大将
ファンタジー
剣崎鉄也、4年前にダンジョンが現れた現代日本で暮らす53歳のおっさんだ。
失われた20年世代で職を転々とし今は介護職に就いている。
そんな彼が交通事故にあった。
ファンタジーの世界ならここで転生出来るのだろうが、現実はそんなに甘く無い。
「どうしたものかな」
入院先の個室のベッドの上で、俺は途方に暮れていた。
今回の事故で腕に怪我をしてしまい、元の仕事には戻れなかった。
たまたま保険で個室代も出るというので個室にしてもらったけど、たいして蓄えもなく、退院したらすぐにでも働かないとならない。
そんな俺は交通事故で死を覚悟した時にひとつ強烈に後悔をした事があった。
『こんな事ならダンジョンに潜っておけばよかった』
である。
50過ぎのオッサンが何を言ってると思うかもしれないが、その年代はちょうど中学生くらいにファンタジーが流行り、高校生くらいにRPGやライトノベルが流行った世代である。
ファンタジー系ヲタクの先駆者のような年代だ。
俺もそちら側の人間だった。
年齢で完全に諦めていたが、今回のことで自分がどれくらい未練があったか理解した。
「冒険者、いや、探索者っていうんだっけ、やってみるか」
これは体力も衰え、知力も怪しくなってきて、ついでに運にも見放されたオッサンが無い知恵絞ってなんとか探索者としてやっていく物語である。
注意事項
50過ぎのオッサンが子供ほどに歳の離れた女の子に惚れたり、悶々としたりするシーンが出てきます。
あらかじめご了承の上読み進めてください。
注意事項2 作者はメンタル豆腐なので、耐えられないと思った感想の場合はブロック、削除等をして見ないという行動を起こします。お気を悪くする方もおるかと思います。予め謝罪しておきます。
注意事項3 お話と表紙はなんの関係もありません。
巻き込まれ異世界召喚、なぜか俺だけ竜皇女の推しになった
ノラクラ
ファンタジー
俺、霧島悠斗は筋金入りの陰キャ高校生。
学校が終わったら即帰宅して、ゲームライフを満喫するのが至福の時間――のはずだった。
だがある日の帰り道、玄関前で学園トップスターたちの修羅場に遭遇してしまう。
暴君・赤城獅童、王子様系イケメン・天条院義孝、清楚系美少女・柊奏、その親友・羽里友莉。
よりによって学園の顔ぶれが勢ぞろいして大口論!?
……陰キャ代表の俺に混ざる理由なんて一ミリもない。見なかったことにしてゲームしに帰りたい!
そう願った矢先――空気が変わり、街に巨大な魔法陣が出現。
赤城たちは光に呑まれ、異世界へと召喚されてしまった。
「お~、異世界召喚ね。ラノベあるあるだな」
そう、他人事のように見送った俺だったが……。
直後、俺の足元にも魔法陣が浮かび上がる。
「ちょ、待て待て待て! 俺は陰キャだぞ!? 勇者じゃないんだぞ!?」
――かくして、ゲームライフを愛する陰キャ高校生の異世界行きが始まる。
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる