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第27話 現行犯
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写真撮影はファンを10人ずつのグループに分ける。10人のファンとコンドルスター5人との撮影になりもちろんサービスとしてファン自身のスマホをスタッフが預かり、そのスマホでの撮影もして良い事になっている。
別でプロのカメラマンが撮った写真はデータを直ぐにプリンターに送り2Lサイズでプリントアウトされて台紙に入れてプレゼントされる。
その台紙にはコンドルスター5人の直筆サインが入っている。
このファンとの交流会はまだコンドルスターが売れ始める前から行っていて初めてのコンサートの時に場所は小さなスタジオで集まったファンも20人ほどだったので全員を交流会と銘打って今と同じようなサービスをしたそうだ。それが売れた今でも行われているのはファンを大切にしたいという5人の気持ちの表れだと私は思う。
さすがに、初めての時のように全員とはいかないようだが……
そして、最初の10人の人は本当に抽選で選ばれた人たちだった。中に偽の抽選で選ばれたアヤネさんも入っているが……
しかしアヤネさん、トウシくんを推してるんだね。ひと目見て分かるよ。何とか並びをトウシくんの真ん前になるように工夫しているのを確認しながら私はそう思っていた。
あ、今は私も舞台上に居て辺りを警戒している。スタッフ腕章を身に着けてね。そんな私を何とかトウシくんの真ん前を確保したアヤネさんが手招きしている。
何か見つけたのか? 私はアヤネさんの元に向かう。すると、
「オジサン、これ私のスマホ! ほら、カメラアプリを立ち上げてるから全体と私とトウシの2人だけの写真をよろ~」
私にそう言ってスマホを渡してきた。って、本当にこの娘は任務を覚えているのだろうか? と心配になる私だが、ここは我慢だ。きっとコレは犯人を安心させる演技なんだろうと言い聞かせる私。それに私と会っても他人の振りをする事は決めていた事だしな。
私も笑顔でスマホを受取り、先ずは全体構図で撮影をしその後にリクエストどうりにトウシくんと2人きりになるように撮影してあげた。更にコレはサービスとして他の9人のファンが画面に写らないようにコンドルスター全員との写真も撮影しておいてあげた。
撮った後にどうやって撮ったか聞かれたらどうしようかと悩んだが、適当に撮影したらこうなってたと言おうと心に決めた。
恐らくはアヤネさんなら喜びの方が強くてそれで誤魔化せる筈だ。
そして次の10人の写真撮影が始まった。中に私ぐらいの年のオジサンが居るがリクくんと親しげに話をしている。
後で聞いた話だがどうやらリクくんの芸能界入りを後押ししてくれた叔父さんだそうで、反対していたリクくんの父親の説得もしてくれた人だそうだ。こうしてご自分の住む県から近い場所のコンサートには足を運んでくれてファンクラブの上位20人の1人にも入っているらしい。早くに結婚したが奥さんとお子さんが事故によって亡くなりそれ以来結婚はせずにリクくんの応援をしてくれてるそうだ。生業は作家さんらしい。
ペンネームを聞いてみたら何と私の好きなラノベの作者さんだった。私は迷わずリクくんにサインを貰えないかと購入していたラノベを手渡したのは言うまでもない。
そして順調に写真撮影は進み最後の10人の時に事件は起こった。
最後の10人のファンの中に5人の女性が居た。そして並びを慣れた様子で入れ替わりするその5人の1人が最年少のトモヤくんの股間部分に意思を持って手を伸ばしたのだ。しかしその手はトモヤくんの股間に触れる事は無かった。私の力を使った訳ではなく私にすら気づかせずに、いつの間にかその女性の横に居たアヤネさんが股間に触れる寸前でガッチリとその手を掴んでいたからだ。
アヤネさんに手を掴まれた女性がギョッとした顔をするが、掴んでいるのが同じコンドルスターの新参ファンなのを見て強気でしかし小声で発言する。
「ちょっと、何よ! 離しなさいよ! 私の邪魔をするんじゃないわよっ!」
その声はアヤネさんと直ぐ近くに居るトモヤくんにしか聞こえない声量であったが、私の耳にはちゃんと聞こえている。それに対してアヤネさんは大きな声で反論した。
「離しなさいじゃないでしょうっ!! 貴女自分が何をしようとしたか自覚してる? 痴漢よ、痴漢行為よ!」
アヤネさんの大声に周りにいた他のファンがザワザワしだす。そしてトウシくんらコンドルスターの面々はそのファンから距離をとり、近藤くんたち大学生が守るようにその前に立った。
事前の打合せどおりの行動をしてくれている大学生たちに感謝しつつ私はアヤネさんの近くに進む。
「なっ!! 痴漢行為って何よっ! 私は推しのトモヤくんを元気づけようとしただけよっ!」
「その言い訳は通用しないわ。貴女の行動は痴漢行為に他ならないの、未成年の青少年の性的場所を医師でもない貴女が許可なく触れようとした時点で犯罪行為なのよ」
女性の反論にアヤネさんが冷静に正論を告げる。告げられた女性はそれでも強気の態度を崩さずに言葉を吐いた。
「だからってアナタには関係ないでしょう! 当事者のトモヤくんから訴えられるならともかく!! タダの俄ファンのアナタにこんな目に合わされる謂れは無いわっ!」
そこでアヤネさんがとうとう自分の正体を明かす事にしたようだ。
このやり取りの間に私が何もしていなかったって? そんな事は無い。私は他のファンの思考を読み本堂さんに手を掴まれている女性に同調している女性を特定しその場から動けないようにしてある。今回のこの事件を肝に命じてもらうために。
アヤネさんは一つため息をつくと着ていたジャケットのポケットから警察手帳を取り出した。それを女性に見せながら宣言した。
「今日は非番でこのコンサートを楽しみに来ていてオマケに抽選にも(ズルだけど)初めて当たって楽しい一時を過ごしていたけど、目の前で犯罪行為を行われたら、それを見過ごす訳にはいかないわ。貴女を強制わいせつ罪で現行犯逮捕します!」
アヤネさんの宣言と手に持つ警察手帳を見て捕まった女性に同調していた他のファンの皆が一斉に心の中で青ざめたのを感じた。今まで上位ファンとして好き勝手な振る舞いにも及んできていたようだし、コレでキツイお灸になればいいのだが……
私はそう思いながらファンの思考を読んでいたが、1人だけこんな事は今回だけで次のコンサートにアヤネさんが来る事は無いと思っているようだった。他の人はもう止めようと思っているようだが、さてこのファンをどうにかしないといけないな。
私は考える。その間にアヤネさんによって連絡を受けた所轄の警察官に連行されて現行犯逮捕されたファンは連れていかれた。そして、アヤネさんも……
アレ? 約束では助けて貰ったお礼にコンドルスターに紹介するって言ってたんだけど、アヤネさんは
「わ、私は今日は非番です~」
と言いながらもやって来た先輩らしい人に
「お前が現行犯逮捕したんならちゃんと調書まで作らないとな!」
と言われて無理やり引きずられていった…… また、次の機会に約束は守りますよ、アヤネさん。お仕事、頑張って下さいね。私は心で合掌しながらアヤネさんを見送ったのだった。
さてと、このファンはどうしようかな?
出来れば今日中に解決したかったのだが……
うん? どうやらもう安心だと心を緩めて今日中にまた痴漢行為をするみたいだな。確かに既に警察官は居ないが現行犯逮捕は一般人でもしてよいという事を知らないようだな。
よし、今度は私の出番のようだ。私は彼女が手を出すのを待った。そしてその時はやって来た。
彼女は私が見ているのも気が付かずにタイトくんとマナブくん2人のお尻に手を伸ばしたのだ。
ちょっと掠ったところで私は彼女の手を抑えた。私は警察官ではないので本当に犯行に及んで貰わないとダメだろうと思ったのだ。
「スミマセン、現行犯逮捕です。近藤くん、彼女を抑えていてくれるかな?警察に連絡するから」
「は、はい、鴉先生。分かりました!」
私が手を掴んだ瞬間に女性は大人しくなった。そして、警察がやって来てその女性も連行される。その時には今捕まった2人と同じように以前に痴漢行為をしていたファンも捕まるという事を知り怯えてしまっていた。
そこで事務所社長であるタカシさんがやって来て事情を説明し始めた。
今までコンドルスターから相談されて事務所としても打てる手をそれも穏便に済むような手段を取ってきたが、一向に痴漢行為がおさまらなかったので今回は法的手段を行使した事を伝えた。
「コンドルスターは法的に未成年です。ですので大人である私たちは守るために今回の手段を取らせていただきました。そしてコレからは遠慮なくそうさせてもらう覚悟が事務所社長としてあります。その事をふまえてこれからもコンドルスターを応援、よろしくお願いします」
そう締めくくり今回の事件は幕引きとなったのだった。
別でプロのカメラマンが撮った写真はデータを直ぐにプリンターに送り2Lサイズでプリントアウトされて台紙に入れてプレゼントされる。
その台紙にはコンドルスター5人の直筆サインが入っている。
このファンとの交流会はまだコンドルスターが売れ始める前から行っていて初めてのコンサートの時に場所は小さなスタジオで集まったファンも20人ほどだったので全員を交流会と銘打って今と同じようなサービスをしたそうだ。それが売れた今でも行われているのはファンを大切にしたいという5人の気持ちの表れだと私は思う。
さすがに、初めての時のように全員とはいかないようだが……
そして、最初の10人の人は本当に抽選で選ばれた人たちだった。中に偽の抽選で選ばれたアヤネさんも入っているが……
しかしアヤネさん、トウシくんを推してるんだね。ひと目見て分かるよ。何とか並びをトウシくんの真ん前になるように工夫しているのを確認しながら私はそう思っていた。
あ、今は私も舞台上に居て辺りを警戒している。スタッフ腕章を身に着けてね。そんな私を何とかトウシくんの真ん前を確保したアヤネさんが手招きしている。
何か見つけたのか? 私はアヤネさんの元に向かう。すると、
「オジサン、これ私のスマホ! ほら、カメラアプリを立ち上げてるから全体と私とトウシの2人だけの写真をよろ~」
私にそう言ってスマホを渡してきた。って、本当にこの娘は任務を覚えているのだろうか? と心配になる私だが、ここは我慢だ。きっとコレは犯人を安心させる演技なんだろうと言い聞かせる私。それに私と会っても他人の振りをする事は決めていた事だしな。
私も笑顔でスマホを受取り、先ずは全体構図で撮影をしその後にリクエストどうりにトウシくんと2人きりになるように撮影してあげた。更にコレはサービスとして他の9人のファンが画面に写らないようにコンドルスター全員との写真も撮影しておいてあげた。
撮った後にどうやって撮ったか聞かれたらどうしようかと悩んだが、適当に撮影したらこうなってたと言おうと心に決めた。
恐らくはアヤネさんなら喜びの方が強くてそれで誤魔化せる筈だ。
そして次の10人の写真撮影が始まった。中に私ぐらいの年のオジサンが居るがリクくんと親しげに話をしている。
後で聞いた話だがどうやらリクくんの芸能界入りを後押ししてくれた叔父さんだそうで、反対していたリクくんの父親の説得もしてくれた人だそうだ。こうしてご自分の住む県から近い場所のコンサートには足を運んでくれてファンクラブの上位20人の1人にも入っているらしい。早くに結婚したが奥さんとお子さんが事故によって亡くなりそれ以来結婚はせずにリクくんの応援をしてくれてるそうだ。生業は作家さんらしい。
ペンネームを聞いてみたら何と私の好きなラノベの作者さんだった。私は迷わずリクくんにサインを貰えないかと購入していたラノベを手渡したのは言うまでもない。
そして順調に写真撮影は進み最後の10人の時に事件は起こった。
最後の10人のファンの中に5人の女性が居た。そして並びを慣れた様子で入れ替わりするその5人の1人が最年少のトモヤくんの股間部分に意思を持って手を伸ばしたのだ。しかしその手はトモヤくんの股間に触れる事は無かった。私の力を使った訳ではなく私にすら気づかせずに、いつの間にかその女性の横に居たアヤネさんが股間に触れる寸前でガッチリとその手を掴んでいたからだ。
アヤネさんに手を掴まれた女性がギョッとした顔をするが、掴んでいるのが同じコンドルスターの新参ファンなのを見て強気でしかし小声で発言する。
「ちょっと、何よ! 離しなさいよ! 私の邪魔をするんじゃないわよっ!」
その声はアヤネさんと直ぐ近くに居るトモヤくんにしか聞こえない声量であったが、私の耳にはちゃんと聞こえている。それに対してアヤネさんは大きな声で反論した。
「離しなさいじゃないでしょうっ!! 貴女自分が何をしようとしたか自覚してる? 痴漢よ、痴漢行為よ!」
アヤネさんの大声に周りにいた他のファンがザワザワしだす。そしてトウシくんらコンドルスターの面々はそのファンから距離をとり、近藤くんたち大学生が守るようにその前に立った。
事前の打合せどおりの行動をしてくれている大学生たちに感謝しつつ私はアヤネさんの近くに進む。
「なっ!! 痴漢行為って何よっ! 私は推しのトモヤくんを元気づけようとしただけよっ!」
「その言い訳は通用しないわ。貴女の行動は痴漢行為に他ならないの、未成年の青少年の性的場所を医師でもない貴女が許可なく触れようとした時点で犯罪行為なのよ」
女性の反論にアヤネさんが冷静に正論を告げる。告げられた女性はそれでも強気の態度を崩さずに言葉を吐いた。
「だからってアナタには関係ないでしょう! 当事者のトモヤくんから訴えられるならともかく!! タダの俄ファンのアナタにこんな目に合わされる謂れは無いわっ!」
そこでアヤネさんがとうとう自分の正体を明かす事にしたようだ。
このやり取りの間に私が何もしていなかったって? そんな事は無い。私は他のファンの思考を読み本堂さんに手を掴まれている女性に同調している女性を特定しその場から動けないようにしてある。今回のこの事件を肝に命じてもらうために。
アヤネさんは一つため息をつくと着ていたジャケットのポケットから警察手帳を取り出した。それを女性に見せながら宣言した。
「今日は非番でこのコンサートを楽しみに来ていてオマケに抽選にも(ズルだけど)初めて当たって楽しい一時を過ごしていたけど、目の前で犯罪行為を行われたら、それを見過ごす訳にはいかないわ。貴女を強制わいせつ罪で現行犯逮捕します!」
アヤネさんの宣言と手に持つ警察手帳を見て捕まった女性に同調していた他のファンの皆が一斉に心の中で青ざめたのを感じた。今まで上位ファンとして好き勝手な振る舞いにも及んできていたようだし、コレでキツイお灸になればいいのだが……
私はそう思いながらファンの思考を読んでいたが、1人だけこんな事は今回だけで次のコンサートにアヤネさんが来る事は無いと思っているようだった。他の人はもう止めようと思っているようだが、さてこのファンをどうにかしないといけないな。
私は考える。その間にアヤネさんによって連絡を受けた所轄の警察官に連行されて現行犯逮捕されたファンは連れていかれた。そして、アヤネさんも……
アレ? 約束では助けて貰ったお礼にコンドルスターに紹介するって言ってたんだけど、アヤネさんは
「わ、私は今日は非番です~」
と言いながらもやって来た先輩らしい人に
「お前が現行犯逮捕したんならちゃんと調書まで作らないとな!」
と言われて無理やり引きずられていった…… また、次の機会に約束は守りますよ、アヤネさん。お仕事、頑張って下さいね。私は心で合掌しながらアヤネさんを見送ったのだった。
さてと、このファンはどうしようかな?
出来れば今日中に解決したかったのだが……
うん? どうやらもう安心だと心を緩めて今日中にまた痴漢行為をするみたいだな。確かに既に警察官は居ないが現行犯逮捕は一般人でもしてよいという事を知らないようだな。
よし、今度は私の出番のようだ。私は彼女が手を出すのを待った。そしてその時はやって来た。
彼女は私が見ているのも気が付かずにタイトくんとマナブくん2人のお尻に手を伸ばしたのだ。
ちょっと掠ったところで私は彼女の手を抑えた。私は警察官ではないので本当に犯行に及んで貰わないとダメだろうと思ったのだ。
「スミマセン、現行犯逮捕です。近藤くん、彼女を抑えていてくれるかな?警察に連絡するから」
「は、はい、鴉先生。分かりました!」
私が手を掴んだ瞬間に女性は大人しくなった。そして、警察がやって来てその女性も連行される。その時には今捕まった2人と同じように以前に痴漢行為をしていたファンも捕まるという事を知り怯えてしまっていた。
そこで事務所社長であるタカシさんがやって来て事情を説明し始めた。
今までコンドルスターから相談されて事務所としても打てる手をそれも穏便に済むような手段を取ってきたが、一向に痴漢行為がおさまらなかったので今回は法的手段を行使した事を伝えた。
「コンドルスターは法的に未成年です。ですので大人である私たちは守るために今回の手段を取らせていただきました。そしてコレからは遠慮なくそうさせてもらう覚悟が事務所社長としてあります。その事をふまえてこれからもコンドルスターを応援、よろしくお願いします」
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