31 / 80
第31話 同級生
しおりを挟む
案内してくれた女性警官が署長室の扉をノックする。中からハイという声が聞こえた。
「署長、お約束のあった鴉さんが見えられました」
女性警官がそう言うと、
「ああ、来ましたか。入って貰って下さい」
との言葉が返ってきた。女性警官が扉を開けてくれ、どうぞと言うので私は中に入った。
「失礼します。お忙しいところ、お邪魔して申し訳ありま…… せ、ん? ひょっとして間違ってたら失礼ですが田中雅史くんじゃないですか?」
私は小学、中学と一緒だったが、中学2年の時に転校した同級生の名を言っていた。すると署長は笑いながら
「ハハハ、フミくんには直ぐにバレたようだね」
中学の時に呼んでいたように言ってきた。タケフミと言う名であった私がフミくんなのは、タケシがいたからだ。タケシはタケくんと呼ばれていた。そんな事を思い出してたら更にマサシが言う。
「タケくんから連絡があってね。フミくんを助けてやってくれって言われてるんだけど一つ教えてほしいんだ。タケくんは教えてくれなかったから直接フミくんに聞くよ。今まで隠れてたのはどうしてなのかな?」
いきなりの質問に私は動揺してしまった。どうする? 正直に答えるか、それとも黙ったままでいるか…… 私はマサシの目の前で悩んでしまった。
「答えられないかい? それなら僕としては協力は出来ないなぁ…… 犯罪者かも知れない相手に協力したとあっては警察官として生きていけなくなるからね」
マサシがそう言ってくる。私は考えた末にこう答えた。
「マサシ、私は何も犯罪は犯してない。コレだけは間違いなく言える。それと今まで隠れていた訳でもない。とある場所に拉致されていたがやっとその場所から帰ってきたんだ……」
何度も言うが私は嘘は吐けない。だから真実を話した。異世界というワードを言ってないだけで嘘はついてないので私の体には痛みはうまれなかった。が、やはり警察署の署長をするマサシは私の答えに満足出来なかったようだ。
「うん、そうだね…… 僕もフミくんが犯罪者だとは思ってはないよ。だけどそのある場所が気になるんだ…… その場所を教えてくれないかな? こんな事を言いたくはないけど、あの某北の国だったらばフミくんの思考テストをしなければいけないしね……」
そうか、あの国に拉致されていたとマサシは思っているのか…… コレは困ったぞ。タケシは直ぐに信じてくれたがマサシはどうだろうか? それに私の秘密をそんなに多くの人には知られたくないのもある。だけどココでマサシの協力があった方がいいのも事実だ。私は悩んだ。けれどもマサシも忙しい筈だ。私は決意してマサシに言った。
「マサシ、今から言うことは全て真実だ。だから笑わずに聞いて欲しい。私の頭が狂った訳でないことはタケシが私と未だに友のままで居てくれてる事が証明になると思う……」
私はそう前置きをして頷くマサシを見ながらこの部屋を【風魔法】で囲んで遮音した。誰か他の人に話を聞かれる訳にはいかないからな。
「マサシ、私が拉致されていたのはこの星ではないんだ…… 地球ではない別の星、異世界に神のような存在によって拉致されていたんだ……」
私はそう言って異世界に拉致された事を話し始めた。時間はかかったが話し終えた私をジッと見つめるマサシ。そして……
「フミくん、僕は信じるよ。タケくんにもフミくんを信じるように言われたけどそれだけじゃない。今までの僕の経験からフミくんが狂った訳でも嘘を言ってるのでもないと分かるから」
マサシはそう言って微笑んでくれた。私はホッと肩に入っていた力を抜いた。良かった信じて貰えたようだ。けれどもマサシには力がそのまま残っている事は黙っておいた。聞かれなかったからな。
「フミくん、それで僕は何を協力すればいいのかな?」
マサシが本題に入ってくれた。私はそこで部屋にかかっていた魔法を解除して話を始めた。
芸能事務所スターフェス所属のタレントがダニーズ事務所所属のタレントに狙われている事。もしもそのダニーズ所属タレントがスターフェスのタレントに手を出した場合に私が阻止しようと思っている事。その際に警察とのスムーズな連携をお願いしたいとマサシに言うとマサシが真剣な顔で悩み始めた。何か問題があるのだろうか?
「う~ん、実はねフミくん。生活安全課からの報告で今まさにそのグループを監視してるそうなんだ。以前からきな臭い話が出ていてね内偵を進めている所らしいんだよ。まあそれで言えばウチとしては好都合でもあるんだけど出来れば薬の売人まで一網打尽にしたいのが本音なんだよね」
そうか既に警察は目をつけていたのか…… けれども私としても引く訳にはいかない。ランドールの2人を守る為にもここは言っておくべきだろう。
「マサシ、私は犯罪を未然に防ぐのも警察の仕事だと思っていたが私の認識が間違っているのか?」
私の言葉にマサシの顔が苦笑を浮かべた。
「変わらないね、フミくんは…… 勿論、フミくんの言うとおりだよ。犯罪を未然に防ぐのも警察の仕事だよ。分かった、コレは僕からの通達事項として生活安全課の課長に伝えておくよ。それでいいかな?」
これもタケシが口をきいてくれたからここまで言ってくれてるのだろう。ましてや私一個人が頼んでここまで動いてくれるだけでも有り難い事だと思う。
私はマサシの言葉に頷いて了承した。そして用件が終わったので私が挨拶をして部屋を出ていこうとしたらマサシが話しかけてきた。
「フミくん、良かったら今晩再会を祝してウチで飲まないかい? ああ、僕は単身赴任だから家には僕しか居ないから気を使う事はないよ。まあだから洒落た料理は期待しないで欲しいけど……」
「いいのか? 警察の署長ともなればあまり2人だけで飲んだりしたら変な噂になったりしないのか?」
私はそう聞いたがマサシからの返事は
「流石に同級生を家に呼んで飲んではいけないっていう規定は無いよ。ただ純粋に再会を祝おうってだけだから大丈夫だよ」
と笑いながら言ったので、私は了承して午後6時に赤坂駅で待合せする事にした。
それから私はタカシさんと弥生がいるマンションに向かい、2人にこれまでの経緯を説明した。
「そうですか警察が協力してくれるなら大丈夫ですね」
「タケ兄、潜入なんかして大丈夫だったの? でも有難うウチの事務所の子たちの為にそこまでしてくれて」
私は2人にランドールに渡した時計なら物理的には何も問題が無いから暫くは心配はしないでくれと伝えて何とか早めに解決すると約束してからマンションを出た。
さてダニーズ事務所の社長室にあった拳銃の件をどうマサシに言ったものか…… 私は今日マサシの家に行った時にどうその事を伝えようか頭を悩ますのだった……
「署長、お約束のあった鴉さんが見えられました」
女性警官がそう言うと、
「ああ、来ましたか。入って貰って下さい」
との言葉が返ってきた。女性警官が扉を開けてくれ、どうぞと言うので私は中に入った。
「失礼します。お忙しいところ、お邪魔して申し訳ありま…… せ、ん? ひょっとして間違ってたら失礼ですが田中雅史くんじゃないですか?」
私は小学、中学と一緒だったが、中学2年の時に転校した同級生の名を言っていた。すると署長は笑いながら
「ハハハ、フミくんには直ぐにバレたようだね」
中学の時に呼んでいたように言ってきた。タケフミと言う名であった私がフミくんなのは、タケシがいたからだ。タケシはタケくんと呼ばれていた。そんな事を思い出してたら更にマサシが言う。
「タケくんから連絡があってね。フミくんを助けてやってくれって言われてるんだけど一つ教えてほしいんだ。タケくんは教えてくれなかったから直接フミくんに聞くよ。今まで隠れてたのはどうしてなのかな?」
いきなりの質問に私は動揺してしまった。どうする? 正直に答えるか、それとも黙ったままでいるか…… 私はマサシの目の前で悩んでしまった。
「答えられないかい? それなら僕としては協力は出来ないなぁ…… 犯罪者かも知れない相手に協力したとあっては警察官として生きていけなくなるからね」
マサシがそう言ってくる。私は考えた末にこう答えた。
「マサシ、私は何も犯罪は犯してない。コレだけは間違いなく言える。それと今まで隠れていた訳でもない。とある場所に拉致されていたがやっとその場所から帰ってきたんだ……」
何度も言うが私は嘘は吐けない。だから真実を話した。異世界というワードを言ってないだけで嘘はついてないので私の体には痛みはうまれなかった。が、やはり警察署の署長をするマサシは私の答えに満足出来なかったようだ。
「うん、そうだね…… 僕もフミくんが犯罪者だとは思ってはないよ。だけどそのある場所が気になるんだ…… その場所を教えてくれないかな? こんな事を言いたくはないけど、あの某北の国だったらばフミくんの思考テストをしなければいけないしね……」
そうか、あの国に拉致されていたとマサシは思っているのか…… コレは困ったぞ。タケシは直ぐに信じてくれたがマサシはどうだろうか? それに私の秘密をそんなに多くの人には知られたくないのもある。だけどココでマサシの協力があった方がいいのも事実だ。私は悩んだ。けれどもマサシも忙しい筈だ。私は決意してマサシに言った。
「マサシ、今から言うことは全て真実だ。だから笑わずに聞いて欲しい。私の頭が狂った訳でないことはタケシが私と未だに友のままで居てくれてる事が証明になると思う……」
私はそう前置きをして頷くマサシを見ながらこの部屋を【風魔法】で囲んで遮音した。誰か他の人に話を聞かれる訳にはいかないからな。
「マサシ、私が拉致されていたのはこの星ではないんだ…… 地球ではない別の星、異世界に神のような存在によって拉致されていたんだ……」
私はそう言って異世界に拉致された事を話し始めた。時間はかかったが話し終えた私をジッと見つめるマサシ。そして……
「フミくん、僕は信じるよ。タケくんにもフミくんを信じるように言われたけどそれだけじゃない。今までの僕の経験からフミくんが狂った訳でも嘘を言ってるのでもないと分かるから」
マサシはそう言って微笑んでくれた。私はホッと肩に入っていた力を抜いた。良かった信じて貰えたようだ。けれどもマサシには力がそのまま残っている事は黙っておいた。聞かれなかったからな。
「フミくん、それで僕は何を協力すればいいのかな?」
マサシが本題に入ってくれた。私はそこで部屋にかかっていた魔法を解除して話を始めた。
芸能事務所スターフェス所属のタレントがダニーズ事務所所属のタレントに狙われている事。もしもそのダニーズ所属タレントがスターフェスのタレントに手を出した場合に私が阻止しようと思っている事。その際に警察とのスムーズな連携をお願いしたいとマサシに言うとマサシが真剣な顔で悩み始めた。何か問題があるのだろうか?
「う~ん、実はねフミくん。生活安全課からの報告で今まさにそのグループを監視してるそうなんだ。以前からきな臭い話が出ていてね内偵を進めている所らしいんだよ。まあそれで言えばウチとしては好都合でもあるんだけど出来れば薬の売人まで一網打尽にしたいのが本音なんだよね」
そうか既に警察は目をつけていたのか…… けれども私としても引く訳にはいかない。ランドールの2人を守る為にもここは言っておくべきだろう。
「マサシ、私は犯罪を未然に防ぐのも警察の仕事だと思っていたが私の認識が間違っているのか?」
私の言葉にマサシの顔が苦笑を浮かべた。
「変わらないね、フミくんは…… 勿論、フミくんの言うとおりだよ。犯罪を未然に防ぐのも警察の仕事だよ。分かった、コレは僕からの通達事項として生活安全課の課長に伝えておくよ。それでいいかな?」
これもタケシが口をきいてくれたからここまで言ってくれてるのだろう。ましてや私一個人が頼んでここまで動いてくれるだけでも有り難い事だと思う。
私はマサシの言葉に頷いて了承した。そして用件が終わったので私が挨拶をして部屋を出ていこうとしたらマサシが話しかけてきた。
「フミくん、良かったら今晩再会を祝してウチで飲まないかい? ああ、僕は単身赴任だから家には僕しか居ないから気を使う事はないよ。まあだから洒落た料理は期待しないで欲しいけど……」
「いいのか? 警察の署長ともなればあまり2人だけで飲んだりしたら変な噂になったりしないのか?」
私はそう聞いたがマサシからの返事は
「流石に同級生を家に呼んで飲んではいけないっていう規定は無いよ。ただ純粋に再会を祝おうってだけだから大丈夫だよ」
と笑いながら言ったので、私は了承して午後6時に赤坂駅で待合せする事にした。
それから私はタカシさんと弥生がいるマンションに向かい、2人にこれまでの経緯を説明した。
「そうですか警察が協力してくれるなら大丈夫ですね」
「タケ兄、潜入なんかして大丈夫だったの? でも有難うウチの事務所の子たちの為にそこまでしてくれて」
私は2人にランドールに渡した時計なら物理的には何も問題が無いから暫くは心配はしないでくれと伝えて何とか早めに解決すると約束してからマンションを出た。
さてダニーズ事務所の社長室にあった拳銃の件をどうマサシに言ったものか…… 私は今日マサシの家に行った時にどうその事を伝えようか頭を悩ますのだった……
6
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
英雄召喚〜帝国貴族の異世界統一戦記〜
駄作ハル
ファンタジー
異世界の大貴族レオ=ウィルフリードとして転生した平凡サラリーマン。
しかし、待っていたのは平和な日常などではなかった。急速な領土拡大を目論む帝国の貴族としての日々は、戦いの連続であった───
そんなレオに与えられたスキル『英雄召喚』。それは現世で英雄と呼ばれる人々を呼び出す能力。『鬼の副長』土方歳三、『臥龍』所轄孔明、『空の魔王』ハンス=ウルリッヒ・ルーデル、『革命の申し子』ナポレオン・ボナパルト、『万能人』レオナルド・ダ・ヴィンチ。
前世からの知識と英雄たちの逸話にまつわる能力を使い、大切な人を守るべく争いにまみれた異世界に平和をもたらす為の戦いが幕を開ける!
完結まで毎日投稿!
最上級のパーティで最底辺の扱いを受けていたDランク錬金術師は新パーティで成り上がるようです(完)
みかん畑
ファンタジー
最上級のパーティで『荷物持ち』と嘲笑されていた僕は、パーティからクビを宣告されて抜けることにした。
在籍中は僕が色々肩代わりしてたけど、僕を荷物持ち扱いするくらい優秀な仲間たちなので、抜けても問題はないと思ってます。
エレンディア王国記
火燈スズ
ファンタジー
不慮の事故で命を落とした小学校教師・大河は、
「選ばれた魂」として、奇妙な小部屋で目を覚ます。
導かれるように辿り着いたのは、
魔法と貴族が支配する、どこか現実とは異なる世界。
王家の十八男として生まれ、誰からも期待されず辺境送り――
だが、彼は諦めない。かつての教え子たちに向けて語った言葉を胸に。
「なんとかなるさ。生きてればな」
手にしたのは、心を視る目と、なかなか花開かぬ“器”。
教師として、王子として、そして何者かとして。
これは、“教える者”が世界を変えていく物語。
オッサン齢50過ぎにしてダンジョンデビューする【なろう100万PV、カクヨム20万PV突破】
山親爺大将
ファンタジー
剣崎鉄也、4年前にダンジョンが現れた現代日本で暮らす53歳のおっさんだ。
失われた20年世代で職を転々とし今は介護職に就いている。
そんな彼が交通事故にあった。
ファンタジーの世界ならここで転生出来るのだろうが、現実はそんなに甘く無い。
「どうしたものかな」
入院先の個室のベッドの上で、俺は途方に暮れていた。
今回の事故で腕に怪我をしてしまい、元の仕事には戻れなかった。
たまたま保険で個室代も出るというので個室にしてもらったけど、たいして蓄えもなく、退院したらすぐにでも働かないとならない。
そんな俺は交通事故で死を覚悟した時にひとつ強烈に後悔をした事があった。
『こんな事ならダンジョンに潜っておけばよかった』
である。
50過ぎのオッサンが何を言ってると思うかもしれないが、その年代はちょうど中学生くらいにファンタジーが流行り、高校生くらいにRPGやライトノベルが流行った世代である。
ファンタジー系ヲタクの先駆者のような年代だ。
俺もそちら側の人間だった。
年齢で完全に諦めていたが、今回のことで自分がどれくらい未練があったか理解した。
「冒険者、いや、探索者っていうんだっけ、やってみるか」
これは体力も衰え、知力も怪しくなってきて、ついでに運にも見放されたオッサンが無い知恵絞ってなんとか探索者としてやっていく物語である。
注意事項
50過ぎのオッサンが子供ほどに歳の離れた女の子に惚れたり、悶々としたりするシーンが出てきます。
あらかじめご了承の上読み進めてください。
注意事項2 作者はメンタル豆腐なので、耐えられないと思った感想の場合はブロック、削除等をして見ないという行動を起こします。お気を悪くする方もおるかと思います。予め謝罪しておきます。
注意事項3 お話と表紙はなんの関係もありません。
巻き込まれ異世界召喚、なぜか俺だけ竜皇女の推しになった
ノラクラ
ファンタジー
俺、霧島悠斗は筋金入りの陰キャ高校生。
学校が終わったら即帰宅して、ゲームライフを満喫するのが至福の時間――のはずだった。
だがある日の帰り道、玄関前で学園トップスターたちの修羅場に遭遇してしまう。
暴君・赤城獅童、王子様系イケメン・天条院義孝、清楚系美少女・柊奏、その親友・羽里友莉。
よりによって学園の顔ぶれが勢ぞろいして大口論!?
……陰キャ代表の俺に混ざる理由なんて一ミリもない。見なかったことにしてゲームしに帰りたい!
そう願った矢先――空気が変わり、街に巨大な魔法陣が出現。
赤城たちは光に呑まれ、異世界へと召喚されてしまった。
「お~、異世界召喚ね。ラノベあるあるだな」
そう、他人事のように見送った俺だったが……。
直後、俺の足元にも魔法陣が浮かび上がる。
「ちょ、待て待て待て! 俺は陰キャだぞ!? 勇者じゃないんだぞ!?」
――かくして、ゲームライフを愛する陰キャ高校生の異世界行きが始まる。
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる