58 / 80
第58話 困ったお貴族様
しおりを挟む
日本に戻ってきた翌日、私は報告の為にスターフェス東京事務所に向かった。
出迎えてくれたのはナツキさんだった。相川先輩は今はコンドルスターと他の歌手の方を連れて一緒に打ち合わせに出かけているそうだ。戻るのは夕方になるとの事で、ナツキさんからは
「鴉さん、昨日の今日なんですから夕方までゆっくりと体を休めて下さい」
と言われたので、私はお言葉に甘える事にした。
「では、18:00頃にまた来ます」
そう言って私は所長室に入らせて貰い、そこから自宅に転移した。
自宅に転移した私は直ぐに気がついた。
「ローレンッ!! そこに居るのは分かってるぞっ! 出てこいっ!」
そう、私の自宅にローレンが既に来ていたのだ。そして、台所からカップ麺を啜りながらローレンが出てきた。
「ムグッ、ゴクンッ。おお、無事だったか、タケ。心配したんだぞっ!!」
嘘を吐けーっ!! 心配してたんなら私が大切にとっておいた【旨辛辛増担々麺(辛さ15倍)】を勝手に食べるなよっ!!
私の中で何かがキレた。
「ローレン、取り敢えずそこに座れ。違うっ! 椅子じゃないっ! 床に直接座れ。この国の作法をお前に先ずは教えてやろう……」
そう言って私はローレンを床に正座させた。それでもローレンはカップ麺を啜っているが……
お前、曲がりなりにもイギリス人なんだろ? 麺を音を立てて啜るのはダメな文化圏で育った筈じゃないのか?
私はそう思いながらもローレンに説教していく。
「いいか、ローレン! 先ずはこの国では家の中は土足厳禁だ。フォークとカップ麺を机においてそのままの姿勢で靴を脱げ!」
ローレンは土足のまま我が家の中をウロウロしていた。コレは文化の違いだからしょうがない。異世界でも家の中は土足だったしな。だがしかし、私のカップ麺を勝手に食べた事を許しはしない。
ってローレンよ…… 靴を脱いで直ぐにカップ麺とフォークを手にしたな……
「いやー、タケよ。このヌードルは美味いな。さすが俺が憧れと尊敬を持っているジャパニーズクオリティだ!」
正座しながら麺をズルズルと音を立てて啜るイギリス人……
くそ、こんな事ならば棚の奥にちゃんと隠しておけば良かった。まさか他人に食べられるとは思わずに台所の見える場所に置いていたのがダメだったな。
「それよりもローレン、私が自宅に戻ったらという話だった筈なのに、何で私が居ない時に転移して来たんだ」
「いや、そりゃお前が心配だったからだよ。ほら、イギリスでも【神の奇跡】の事がニュースになってな。ありゃ、お前だろタケ?」
こいつ…… 私が居るから大丈夫なのは分かってる筈なのに私の家に来る口実にしやがったな。
「ローレン、その言い訳では私は納得出来ないな。何より家主が居ない家に勝手に入り、あまつさえ私が楽しみにしていたカップ麺を勝手に食べている…… 貴族にあるまじき行いだろう。私は怒っているぞ。さあ、ローレン、選ぶんだ。強制帰還か勃起不全か? どちらを選ぶ? 因みに勃起不全の期間は一ヶ月だ」
だが、私の言葉にローレンは不敵に笑った。
「フッフッフッ、タケよ。いつまでも俺を異世界で会った頃のままだと思ってたら間違いだぞ。良かろう、どっちでも良いからかけてみろ!!」
えらい強気だな。何かあるのか? 私は試しに勃起不全をかけてみた。ちゃんとかかる。
「おい、ローレンよ。偉そうに言ったけどしっかりとかかったぞ、勃起不全」
私の言葉に驚くローレン。
「なっ!? なに、そんな馬鹿な! 俺がロンドンのオババから貰った護符が俺を護ってくれる筈なのに……」
絶句しているローレンに私は教えてやった。
「確かにその護符は効果がある。だが、それはローレンが正しい場合に限るようだな。そのロンドンのオババさんは素晴らしい力を持っているようだが、高潔な心をお持ちのようだ。イギリスに戻ってもそのオババさんに文句を言うなよ、ローレン。では、さようならだ。私はゆっくりと体を休めたいのでな。今度はちゃんと私が居る時に転移してくるんだな」
「なっ、待て待て、タケ! 俺はアキバに……」
最後まで聞かずに私はローレンをイギリスへと送り返した。全く、困ったお貴族様だ。勃起不全は明日には治るようにしておいてやってるからまあ問題ないだろう。おっと、転移陣を改良しておこう。私が家に居ない時は発動しないようにしておかなくては。ローレンは異世界でもそうだったが懲りるという事を知らないからな。
私は転移陣を改良してから部屋にいって布団に横たわった。さすがに私も疲れていたのか直ぐに眠ってしまった。
16:30まで寝た私は起きてから少し早いが夕食を食べてシャワーを浴びた。
そして再び転移して東京に戻る。因みにイギリスからは何度か転移陣を発動させようとしているローレンの魔力を感じたが無視しておいた。
東京に戻った私は少し早いがスターフェス東京事務所に向かった。相川先輩は既に戻っていた。
私は所長室に通された。念の為に防音しておく。
「おつかれさんだったな、タケフミ。みんなをいやあの飛行機に乗ってた人たち全員を無事に連れて飛行機を飛ばしてくれて有難う」
相川先輩は私にそう言って頭を下げるが、私はここでもしらばっくれる事にした。
「先輩、アレは【神の奇跡】ですよ」
鈍い痛みが体に走るがそれもあと少しの辛抱だ。
「フッ、そうだな。そうしておいた方が確かに良いな。深野さんからは電話で報告を受けている。今回の報酬は社長に言われてお前の口座に振り込んでおいたから確認しておいてくれ」
先輩からの言葉に私は分かりましたと返事をしておいた。そして先輩が歯切れ悪く言葉を続けた。
「で、だな…… あー、その何だ…… お前の事が業界で少し話に上がり始めてだな。ウチじゃない芸能事務所から紹介してくれって頼まれたんだが…… 社長はお前の判断に任せるって言ってたから、ウチの事は気にしなくていいけど、どうだ?」
ほう、違う芸能事務所からか。私は暫く考えてから先輩に言った。
「その、ボディガードが本当に必要な状況のタレントさんを抱えているのなら私は構いませんが、そこの所はどうなんですか?」
「ああ、それはだな。必要かと言えば必要だろうな。何せアチコチで口の悪さから敵を作ってるからな…… ほら、お前も名前ぐらいは知ってるだろ、【木山美登利】さんだよ」
ああ、あの女傑と言われている、歯に衣着せぬ物言いをする方か。私はあの人の言う言葉は嫌いではない。ド正論だけでなく異論も言う方だから聞いていて気持ちが良いのだ。だから先輩に了承の返事をした。
「分かりました。私で良いのなら力になります。それで、どういう段取りなんでしょうか?」
「ああ、3日後に木山さんの所属する事務所に案内するよ。そこで話をする事になる。時間は午前9時からだ。8時にここに来てくれるか?」
「はい、分かりました。では、今日はコレで」
「ああ、頼むな。受けてくれて助かったよ、タケフミ」
何かあったのか? その芸能事務所からの圧力とか? まあ、それは行けば分かるか。私はそうして所長室からそのまま先輩に断りを入れてから転移して自宅に戻ったのだった。
出迎えてくれたのはナツキさんだった。相川先輩は今はコンドルスターと他の歌手の方を連れて一緒に打ち合わせに出かけているそうだ。戻るのは夕方になるとの事で、ナツキさんからは
「鴉さん、昨日の今日なんですから夕方までゆっくりと体を休めて下さい」
と言われたので、私はお言葉に甘える事にした。
「では、18:00頃にまた来ます」
そう言って私は所長室に入らせて貰い、そこから自宅に転移した。
自宅に転移した私は直ぐに気がついた。
「ローレンッ!! そこに居るのは分かってるぞっ! 出てこいっ!」
そう、私の自宅にローレンが既に来ていたのだ。そして、台所からカップ麺を啜りながらローレンが出てきた。
「ムグッ、ゴクンッ。おお、無事だったか、タケ。心配したんだぞっ!!」
嘘を吐けーっ!! 心配してたんなら私が大切にとっておいた【旨辛辛増担々麺(辛さ15倍)】を勝手に食べるなよっ!!
私の中で何かがキレた。
「ローレン、取り敢えずそこに座れ。違うっ! 椅子じゃないっ! 床に直接座れ。この国の作法をお前に先ずは教えてやろう……」
そう言って私はローレンを床に正座させた。それでもローレンはカップ麺を啜っているが……
お前、曲がりなりにもイギリス人なんだろ? 麺を音を立てて啜るのはダメな文化圏で育った筈じゃないのか?
私はそう思いながらもローレンに説教していく。
「いいか、ローレン! 先ずはこの国では家の中は土足厳禁だ。フォークとカップ麺を机においてそのままの姿勢で靴を脱げ!」
ローレンは土足のまま我が家の中をウロウロしていた。コレは文化の違いだからしょうがない。異世界でも家の中は土足だったしな。だがしかし、私のカップ麺を勝手に食べた事を許しはしない。
ってローレンよ…… 靴を脱いで直ぐにカップ麺とフォークを手にしたな……
「いやー、タケよ。このヌードルは美味いな。さすが俺が憧れと尊敬を持っているジャパニーズクオリティだ!」
正座しながら麺をズルズルと音を立てて啜るイギリス人……
くそ、こんな事ならば棚の奥にちゃんと隠しておけば良かった。まさか他人に食べられるとは思わずに台所の見える場所に置いていたのがダメだったな。
「それよりもローレン、私が自宅に戻ったらという話だった筈なのに、何で私が居ない時に転移して来たんだ」
「いや、そりゃお前が心配だったからだよ。ほら、イギリスでも【神の奇跡】の事がニュースになってな。ありゃ、お前だろタケ?」
こいつ…… 私が居るから大丈夫なのは分かってる筈なのに私の家に来る口実にしやがったな。
「ローレン、その言い訳では私は納得出来ないな。何より家主が居ない家に勝手に入り、あまつさえ私が楽しみにしていたカップ麺を勝手に食べている…… 貴族にあるまじき行いだろう。私は怒っているぞ。さあ、ローレン、選ぶんだ。強制帰還か勃起不全か? どちらを選ぶ? 因みに勃起不全の期間は一ヶ月だ」
だが、私の言葉にローレンは不敵に笑った。
「フッフッフッ、タケよ。いつまでも俺を異世界で会った頃のままだと思ってたら間違いだぞ。良かろう、どっちでも良いからかけてみろ!!」
えらい強気だな。何かあるのか? 私は試しに勃起不全をかけてみた。ちゃんとかかる。
「おい、ローレンよ。偉そうに言ったけどしっかりとかかったぞ、勃起不全」
私の言葉に驚くローレン。
「なっ!? なに、そんな馬鹿な! 俺がロンドンのオババから貰った護符が俺を護ってくれる筈なのに……」
絶句しているローレンに私は教えてやった。
「確かにその護符は効果がある。だが、それはローレンが正しい場合に限るようだな。そのロンドンのオババさんは素晴らしい力を持っているようだが、高潔な心をお持ちのようだ。イギリスに戻ってもそのオババさんに文句を言うなよ、ローレン。では、さようならだ。私はゆっくりと体を休めたいのでな。今度はちゃんと私が居る時に転移してくるんだな」
「なっ、待て待て、タケ! 俺はアキバに……」
最後まで聞かずに私はローレンをイギリスへと送り返した。全く、困ったお貴族様だ。勃起不全は明日には治るようにしておいてやってるからまあ問題ないだろう。おっと、転移陣を改良しておこう。私が家に居ない時は発動しないようにしておかなくては。ローレンは異世界でもそうだったが懲りるという事を知らないからな。
私は転移陣を改良してから部屋にいって布団に横たわった。さすがに私も疲れていたのか直ぐに眠ってしまった。
16:30まで寝た私は起きてから少し早いが夕食を食べてシャワーを浴びた。
そして再び転移して東京に戻る。因みにイギリスからは何度か転移陣を発動させようとしているローレンの魔力を感じたが無視しておいた。
東京に戻った私は少し早いがスターフェス東京事務所に向かった。相川先輩は既に戻っていた。
私は所長室に通された。念の為に防音しておく。
「おつかれさんだったな、タケフミ。みんなをいやあの飛行機に乗ってた人たち全員を無事に連れて飛行機を飛ばしてくれて有難う」
相川先輩は私にそう言って頭を下げるが、私はここでもしらばっくれる事にした。
「先輩、アレは【神の奇跡】ですよ」
鈍い痛みが体に走るがそれもあと少しの辛抱だ。
「フッ、そうだな。そうしておいた方が確かに良いな。深野さんからは電話で報告を受けている。今回の報酬は社長に言われてお前の口座に振り込んでおいたから確認しておいてくれ」
先輩からの言葉に私は分かりましたと返事をしておいた。そして先輩が歯切れ悪く言葉を続けた。
「で、だな…… あー、その何だ…… お前の事が業界で少し話に上がり始めてだな。ウチじゃない芸能事務所から紹介してくれって頼まれたんだが…… 社長はお前の判断に任せるって言ってたから、ウチの事は気にしなくていいけど、どうだ?」
ほう、違う芸能事務所からか。私は暫く考えてから先輩に言った。
「その、ボディガードが本当に必要な状況のタレントさんを抱えているのなら私は構いませんが、そこの所はどうなんですか?」
「ああ、それはだな。必要かと言えば必要だろうな。何せアチコチで口の悪さから敵を作ってるからな…… ほら、お前も名前ぐらいは知ってるだろ、【木山美登利】さんだよ」
ああ、あの女傑と言われている、歯に衣着せぬ物言いをする方か。私はあの人の言う言葉は嫌いではない。ド正論だけでなく異論も言う方だから聞いていて気持ちが良いのだ。だから先輩に了承の返事をした。
「分かりました。私で良いのなら力になります。それで、どういう段取りなんでしょうか?」
「ああ、3日後に木山さんの所属する事務所に案内するよ。そこで話をする事になる。時間は午前9時からだ。8時にここに来てくれるか?」
「はい、分かりました。では、今日はコレで」
「ああ、頼むな。受けてくれて助かったよ、タケフミ」
何かあったのか? その芸能事務所からの圧力とか? まあ、それは行けば分かるか。私はそうして所長室からそのまま先輩に断りを入れてから転移して自宅に戻ったのだった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
英雄召喚〜帝国貴族の異世界統一戦記〜
駄作ハル
ファンタジー
異世界の大貴族レオ=ウィルフリードとして転生した平凡サラリーマン。
しかし、待っていたのは平和な日常などではなかった。急速な領土拡大を目論む帝国の貴族としての日々は、戦いの連続であった───
そんなレオに与えられたスキル『英雄召喚』。それは現世で英雄と呼ばれる人々を呼び出す能力。『鬼の副長』土方歳三、『臥龍』所轄孔明、『空の魔王』ハンス=ウルリッヒ・ルーデル、『革命の申し子』ナポレオン・ボナパルト、『万能人』レオナルド・ダ・ヴィンチ。
前世からの知識と英雄たちの逸話にまつわる能力を使い、大切な人を守るべく争いにまみれた異世界に平和をもたらす為の戦いが幕を開ける!
完結まで毎日投稿!
最上級のパーティで最底辺の扱いを受けていたDランク錬金術師は新パーティで成り上がるようです(完)
みかん畑
ファンタジー
最上級のパーティで『荷物持ち』と嘲笑されていた僕は、パーティからクビを宣告されて抜けることにした。
在籍中は僕が色々肩代わりしてたけど、僕を荷物持ち扱いするくらい優秀な仲間たちなので、抜けても問題はないと思ってます。
エレンディア王国記
火燈スズ
ファンタジー
不慮の事故で命を落とした小学校教師・大河は、
「選ばれた魂」として、奇妙な小部屋で目を覚ます。
導かれるように辿り着いたのは、
魔法と貴族が支配する、どこか現実とは異なる世界。
王家の十八男として生まれ、誰からも期待されず辺境送り――
だが、彼は諦めない。かつての教え子たちに向けて語った言葉を胸に。
「なんとかなるさ。生きてればな」
手にしたのは、心を視る目と、なかなか花開かぬ“器”。
教師として、王子として、そして何者かとして。
これは、“教える者”が世界を変えていく物語。
巻き込まれ異世界召喚、なぜか俺だけ竜皇女の推しになった
ノラクラ
ファンタジー
俺、霧島悠斗は筋金入りの陰キャ高校生。
学校が終わったら即帰宅して、ゲームライフを満喫するのが至福の時間――のはずだった。
だがある日の帰り道、玄関前で学園トップスターたちの修羅場に遭遇してしまう。
暴君・赤城獅童、王子様系イケメン・天条院義孝、清楚系美少女・柊奏、その親友・羽里友莉。
よりによって学園の顔ぶれが勢ぞろいして大口論!?
……陰キャ代表の俺に混ざる理由なんて一ミリもない。見なかったことにしてゲームしに帰りたい!
そう願った矢先――空気が変わり、街に巨大な魔法陣が出現。
赤城たちは光に呑まれ、異世界へと召喚されてしまった。
「お~、異世界召喚ね。ラノベあるあるだな」
そう、他人事のように見送った俺だったが……。
直後、俺の足元にも魔法陣が浮かび上がる。
「ちょ、待て待て待て! 俺は陰キャだぞ!? 勇者じゃないんだぞ!?」
――かくして、ゲームライフを愛する陰キャ高校生の異世界行きが始まる。
魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。
カモミール
ファンタジー
勇者ロキは長い冒険の末魔王を討伐する。
だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、
ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。
国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。
そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる