魔法学のすゝめ!

蒔望輝(まきのぞみ)

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CHAPTER_01 魔法学は苦難の道のり ~don't through the thorny road~

(02)特進クラス ~classroom~

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『いやあ、さすが私のシュウね! まさか清掃員から生徒になっちゃうんだから』

 通話越しにマリコの声が響く。

「ひとゴトみたいに、もとはと言えば姉さんが勝手に応募するから――」

『まあまあ、落ち着きなさいオトウトよ』

 シュウが持つ小型のスマートデバイス、それが空中に照らし出す画面には『姉さん 通話中』と表示される。
 学園セントラルの校舎内、1Fフロアの隅っこにある生徒専用の通話エリアで通話していた。内容は現状と今後についてだが、マリコが勝手に盛り上がり、シュウの気持ちは置いてけぼりだった。

「落ち着いてられないよ。おれ魔法なんて使えないし、それに――」

『才能があるから入学できたんでしょ、私の弟ならもっと自信持ちなさい!』

「最後まで話を聞いて」

 せっかくの相談のつもりが、何だか涙が出そうになる。

『なによ、あんた学校行きたいって言ってたじゃない』

「そうなんだけど、ちょっとちがくて」

『なにが不満なのよお』

 反して姉は、あきれた様子だ。

「不満というか、その……女の子なんだよ、みんな」

『女の子? どういうことよ』

「だから女の子だけなんだよ、クラスにいるのが……」

 セントラルは男女共学でありながら、特進クラスの生徒はシュウを除いて女性しかいない。お陰で教室は非常に居づらい。

『なにそれ、サイコーじゃない! 授業を受ければお金を貰えて周りには女の子だけ、どこにそんなハーレムがあるのかしら!』

「あのねえ、少しはおれの気持ちを――」

『シュウ』

 マリコは、低いトーンでシュウの名前を呼ぶ。
 いよいよ真面目にアドバイスをくれるのかとシュウは生唾なまつばを飲む。

『……あんた、金持ちの女の子ひとり捕まえてきなさい。それでハナミヤ家も安泰あんたい――』

「姉さん!」

 真面目に相談したのが間違いだった。良く考えればこうなることは容易に想像できた。

『あ、やば――わたしそろそろ準備しなきゃ』

「うん、わかった……」

『とにかくさ、お金のためにもがんばってみてよ。案外面白いかもよ、魔法学ってのも。どうしてもイヤだったらやめていいからさ』

「……うん、ありがとう」

『じゃ、また来月かな? 女の子連れてきなさいね~』

「姉さん!」


 ――ツー、ツー


 マリコから通話を切られる。

 シュウは、頭も肩も落としてデバイスをポケットにしまう。教室に戻るのがヒドく憂鬱だった。

 特進クラスは高等部棟の最上階に位置する。距離はあったが、重い脚を引きずりながら何とか教室の前まで到着する。
 休み時間はもうすぐ終わる。教室の中では生徒が思い思いの時間を過ごしており騒がしかった。

 恐る恐る扉に手をかけ、シュウは音を立てぬようソッと静かに扉を開けようとした。

 ――ウゥィーン

「うおっ!」

 扉が自動で開く。
 ある程度横にスライドすると自動で扉を開け閉めする仕組みだ。こんな近代的な半自動扉、実家の近くにはないからすっかり忘れていた。
 この学園に足を踏み入れてから驚くことばかり――
 そんなことより、さっきの素っとん狂な声で教室が静まり返っていた。あちこちから視線を感じ、とても正面を向けたものじゃない。

「はははー すみませーん……」

 担任の先生が配慮し、1番後ろの1番ドアに近い席に座らせてくれたのは好都合だった。
 シュウは、静かに席に着く。

 教室は再びザワザワし出した。
 シュウは、居たたまれない気持ちでいっぱいだった。


「――はーい席についてー 授業始めまーす」


 いつの間にか教壇に立つ先生。
 次の授業は、確か『魔法理学』だったとかなんだったとか――

 今さっきまで騒いでいた生徒も途端に静かになり、机の上に置いたタブレットの画面に集中する。
 シュウも見よう見まねでタブレットを開く。

「テキストの19ページを開いて、前回の続きね」

 19ページ、19ページ――


 ――そもそもどのテキストだ?


 シュウの座学は、タブレットの中にある膨大な量の書籍から、どのテキストを使うのか探すところから始まる。

「前回は同一相内三次元空間で魔法陣が衝突した際の物質反応を学習しました。実はこのときの衝突面では魔法陣の出現によって超高密度圧縮された空気中の二酸化炭素にも反応が起きています」

 テキストには、知らない単語に読めない数式が羅列する。
 シュウの頭からは、煙が上がる。

「これは魔法陣における共鳴現象レゾナンスの一部で、みんなも経験があると思います。ロッドを手に持っていれば融解した微量の二酸化炭素とロッドを構成するジアルコニウムが反応して微弱な温度上昇と振動を感じることができます。今日はそのレゾナンスについてより詳しく見ていきましょう」

 話を聞きながら器用にメモを取る生徒たち。
 シュウはというと、話にもテキストにもついていけず、ただタブレットと睨めっこする時間が続く。


 帰りたい――

 こんなことなら、ただの清掃員のままが良かった。
 掃除が愛おしい。
 学校をピカピカにしたい。

 テキストを追う目がグルグル回る。
 入学して1日目、シュウは早くもギブアップ寸前だった――




 ――誰か、たす、けて……




「では、次の授業までに読んでおくように」

 先生の言葉に合わせ、授業の終わりを告げるチャイムが鳴り響く。

 シュウの魂は完全に抜けていた。
 本体は白目をむいて口も半開き、あらゆる箇所から故障を知らせる煙が噴き出している。

「もう、むり……」

 昼休みになった。
 多くの生徒が席を立ち、教室から出ていく。

 自分の前の席に座っている生徒も教室の外へと出ていく。周りを見渡すと、だいたい半分くらいの生徒が教室に残っていた。

「――よっ!」

 シュウの前、空いた席にドシンと人影が現れる。突然の人影に驚き、シュウは正気を取り戻した。

「生きてるか転校生!」

 小麦色の肌に少し長めの金髪姿――
 女の子の髪先は外側に向き、制服のジャケットは羽織らずワイシャツを無防備に着崩きくずしている。その姿からは、ズバリやんちゃな印象を受ける。

「こ、こんにち、わ?」

 こういう場合は「うすっ」と気軽に返すべきだったのか。

 学校と縁が少ないシュウには、同級生との会話1つとっても新鮮である。そして気さくに話しかけてくれたことが、孤独なシュウにとって嬉しい出来事だった。

「そう気張るなって!」

「あらあら、ミス・リオラ――」

 その場にもう1人、女の子が現れる。リオラと呼ばれた女の子とは正反対の子だった。
 お嬢様の出で立ちで、縦にくるくると巻かれた銀髪のツインテール――
 髪留めのリボンからは、お人形さんのような印象も受ける。ただ、見た目と口調から発する高飛車で気の強いオーラが、シュウに近寄りがたさを感じさせる。

「その服装、以前も注意しましたわね。何も改善されておられないようですが……」

「シャエラっ……」

 リオラは、面倒そうな表情を浮かべる。

「ワタシのなにが悪い」

「本学園の淑女しゅくじょたる身だしなみにそぐわない格好でいらしてよ」

「だからワタシは淑女じゃねえ!」

「あなたはこの学園の生徒であり、この学園の生徒は生徒会が定める模範もはんにならっていただきますわ」

「今は昼休み中だ、息苦しい」

「学園内をそのようなみだら・・・な格好で歩かれては、他の生徒にも悪影響が及びます」

「そうか、じゃあ捕まえるか? 退学させるか?」

「そういうことではなくてでして――」

「ほれ、捕まえてみろよ」

 リオラは、シャエラに向かって挑発的に脚を広げ、手錠を掛けろと言わんばかりに両手を差し出した。

「――なんてことっ! つ、つぎの取締り、覚えておきなさいですわ!」

 下品極まりないとリオラから視線を逸らし、今度はシュウに標的を変える。

「……アナタが転校生でらしてね、ミスタ・ハナミヤ――」

「そ、そうですけど……」

 上から下へとシュウを吟味ぎんみし、小さな声でボソッとつぶやく。

「不思議ね、どこからアレ・・を……わたくしでもあそこまで大きいのには時間が――」

「な、なんのことでしょう……」

 念のため両手を広げ、自分には何もないことを必死にアピールする。実際やましいコトは何1つない、はずだった。

「……まあいいですわ。わたくし、エイブリン家にも気づかれずに、どんな手を使って入学できたかは知りませんが、あなたの一挙手一投足には注意願います。このクラス唯一の男子生徒というだけで風紀を乱しかねないこと、お忘れなく」

「はあ……」

「それではおふたりとも、ご機嫌うるわしゅう――」

 丁寧にお辞儀をし、シャエラはカツカツ意気揚々ようようと教室を出ていった。

「気にすんな、シャエラのやろうは今年から生徒会長になってきばってんだ」

「生徒会長……そうなんだ、ありがとう。えっと――」

「リオラ・ロイーザだ! よろしく――」

 満面の笑顔で手を差し出してくる。
 シュウは、こころよくそれを握る。

「よ、よろしく!」

 そのまましばらく手を握り合う。


 ――おかしい


 お互い笑顔のまま握手を交わしているが、リオラはなかなか手を離さない。それどころか握る力を徐々に強めている気がする。
 試しに縦に振ってみるが、まったく手は離れない。
 リオラは、絶えず笑顔を崩さなかった。

「……あのー、手をー」

「いやさあ、話は変わるんだけど、この教室って周りは静かだし色々充実してるんだけど、欠点もあってさあ――」

「けってん?」

 話している間も手は離さなさい。
 逃げようとしてもグイっと引き戻される。

「そう、遠いんだよ……

「遠い? なにがだ?」

「自販機が、さ」

「じはんき?」

 自動販売機のことだろう。
 シュウの理解が追いついていないのに、リオラは続けて隣の席の生徒に声をかける。

 緑色の髪に大きな丸眼鏡、大人しそうな子だった。
 机の上にお弁当箱を広げていたがそれには手を付けず、自身のカバンの中をガサガサまさぐっている。

「なあカホ、お前きょう水筒忘れたんだろ」

「――ひっ! え、あ、え? え?」

「お弁当さめちゃうぞ」

「あの、えと、あの……」

 突然話を振られ、慌てふためくカホだったが、自分のことを言っていると分かると、少しずつ冷静さを取り戻していく。

「あの、その、そ、そうなん、です……お、お茶が、欲し、くて……」

「――だってよ!」

 リオラは、シュウの方に振り向き直る。

「……どういことでしょう?」

「お茶、たのム。2本」

 握っていない方の手でお金が机の上に置かれ、シュウはようやく異常事態に気づく。
 手を離さないのはあくまで逃げられないようにするためだった。

「いや、それは――」

「まってぇ、うちも欲しいかもぉ」

 はんなりなまった声が予期せぬ方向から聞こえてくる。

「おう、じゃあソアンの分も追加な」

「あそこ遠いさかい助かるわぁ」

「ちょ、ちょっとまって! これってどういう――」

「みんなー、転校生がジュース買ってきてくれるってー」


 <あら、本当かしら>

 <あそこ買いに行くので疲れるんだよね>

 <職員室も近くて変に気使うのよ>


 賛同者が更に数人集まってくる。

「あ、今日の午後グラウンド実習じゃん。ワタシスポドリ2本追加で頼むわ」

「リオラっ!」

 ドンドン本数が増えていく。
 机の上のお金も増えていく。全然嬉しくない。

「じゃ、よろしく頼ム! なる早でな」

「なんで俺が――い゛ぁ゛っっっ!」

 激しく、強く握られる手――
 ポキポキと、鳴ってはいけない音が鳴っている気がする。魔法を使っている様子は無いが、およそ女の子の力とも思えない。

「た・の・ム!」

「お゛あ゛ぁ゛っっっ……!」

 リオラのニッコリ笑顔がまぶしい――
 断る選択肢、断れる選択肢はどこにも無いようだった。
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