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第6章 過去の思い出
77話 闇鍋 その1
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俺達ユメノミライがデビューしてから約半年が経ったある日、俺の元に3件全く同時にこんな連絡が入った。
『助けて!ホムラ君!パソコン壊れたから直そうとしたら、バラバラになっちゃった!』
『サーパソコンからいきなり変な煙が出て動かなくなりました。』
『ホムラさん実はパソコンが……』
まさかの3人同時にパソコンが壊れて配信が出来なくなったらしい。
……いやんな偶然あるか!
という訳で本日は急遽4人集まってのオフコラボをする事が決定した。
3人はうちにも何度か来た事があるので、集めるのと同時に今から闇鍋をやるから、各々適当に食材を買ってくる様にと伝えておいた。
元々はおふざけ動画シリーズでやろうと思っていたが、最近ではスタジオを超えて普通に外でも活動になった為、今更闇鍋如きだとうちのリスナーは喜ばないと思った為、ボツになりかけていた企画だったので、今回のオフコラボで供養できることに喜びながらも、俺は鍋の用意といつものコスプレに着替えた。
◯
「オラ!お前ら今日は3人同時にパソコンがお亡くなりになったらしいので、急遽ではあるが闇鍋オフコラボだ!適当に自己紹介お願いしまーす」
「今回パソコンがバラバラになった星野キラメです!」
「パソコンから煙が出た。軍神ミリーだ。」
「飲み物を溢して壊しました。母出マミです。」
「今日はこのポンコツ3人組と闇鍋をやっていきます。はい、拍手」
コメント
:草
:www
:ホムラはパソコン壊さないの?
:煙!?
:奇跡だなw
:何故そこで闇鍋?
「はい、色々気になるところがあった様ですが、無視しますね。それで今回最後のゲストが、ここ最近やけに出番の多いマネージャーの園野さんです。」
「あ、お久しぶりです園野です。今回もカメラマン兼鍋に具材を入れる担当でやってきました」
コメント
:園野さんきちゃー!!!
:園野さーん!筋肉見せて!
:園野!園野!園野!
:また動画楽しみにしてます!
園野さんが出ると同時にコメント欄は園野さんで埋まった。
何故こんなにも俺のチャンネルで園野さんが人気なのかと言うと、ここ最近の俺のおふざけ動画シリーズでは先程もよく外に活動しに行っていると言ったが、その際変なお面を付けたコスプレをしている俺と、タンクトップ姿のガタイの良い大男の2人でよく動画に映る為、次第に園野さんは人気になって行った結果、今の様な人気を手に入れる事に成功していた。
「それでは具材を鍋に入れていきますので、皆さんは別の方を見ていてくださいね」
「「「「はーい」」」」
そうして始まった闇鍋なのだが、先程から園野さんの方から、うわっやえ~などの具材を見てなのか知らないが、明らかに引いている声が聴こえて来て、俺は嫌な予感がする。
因み今回俺が選んだのは、激辛の鍋の素と牛肉に白菜そして最後がプリンだ。
本当は刺身とか入れようかとも思ったが、実際に自分も食べなきゃいけないと言う事と、俺が今回の主催なんだし、せめて食べれる物を入れないとと思ったので、今回は抑えめにした。
そして俺の予想だが、多分マミさんは俺と同じ考えでまともな物を入れて、キラメがふざけた物を入れるのだとは思うのだが、ミリーアイツが全くわからん。
ミリーは真面目奴だから普通なら、食べられる具材を入れるとは思うのだが、逆に真面目が故にふざけた物を入れなければならないと思い、変な物を入れてくるかもしれない為、今回の闇鍋での1番警戒しないといけないのが、ミリーの入れた物だと俺は推理している。
「具材全部入れましたけどこの後はどうすれば良いですか?」
「あ、ならそれを適当に更に盛り付けてから、鍋の蓋は閉じておいてください」
「了解しました」
そうして俺達は園野さんに取り分けられた鍋を食べ始めた。
「「「「いただきます」」」」
「うわーこれ怖え」
「そう?私は楽しみ何だけど?」
そう言ってキラメが何かを口に入れ、咀嚼していると先程まではやる気に満ちていた表情が、どんどんと悪く本当に大丈夫か?と心配になる程青白くなっていった。
「気持ち悪い」
「そ、そんなにか?」
俺はキラメの表情を見て更に食べる気が失せたが、それでも食材を無駄にしてはいけないと言う強迫観念から、食べなくてはいけないと思い込み、俺は意を決してその謎の物体を口へと放り込んだ。
瞬間口の中には甘~い味が広がった。
あれ?そんなに不味くないぞ?
……………………いやちょっと待て、何で甘いんだ?
確か俺びっくりするぐらい辛い激辛の鍋の素入れたよな?
なのにこの甘さ、流石におかしくないか?
そう思った瞬間口の中は甘さと辛さと、どこから来たのか苦さまで混じった気色の悪い味へと変貌した。
「ウップ」
一瞬吐きそうになったのを、両手で口を押さえる事で堰き止め、俺はその劇物を無理やり胃の中へと押し込んだ。
「マッズなんだこれ!おえ~気持ち悪りぃ。みんな一体何を入れたんだ?」
そう俺が聞こうと横を向くとそこには……
俺同様に顔を青くして口を押さえている、マミさんとミリー2人の姿があった。
因みにキラメはあの後トイレにゲロゲロしに行きました。
『助けて!ホムラ君!パソコン壊れたから直そうとしたら、バラバラになっちゃった!』
『サーパソコンからいきなり変な煙が出て動かなくなりました。』
『ホムラさん実はパソコンが……』
まさかの3人同時にパソコンが壊れて配信が出来なくなったらしい。
……いやんな偶然あるか!
という訳で本日は急遽4人集まってのオフコラボをする事が決定した。
3人はうちにも何度か来た事があるので、集めるのと同時に今から闇鍋をやるから、各々適当に食材を買ってくる様にと伝えておいた。
元々はおふざけ動画シリーズでやろうと思っていたが、最近ではスタジオを超えて普通に外でも活動になった為、今更闇鍋如きだとうちのリスナーは喜ばないと思った為、ボツになりかけていた企画だったので、今回のオフコラボで供養できることに喜びながらも、俺は鍋の用意といつものコスプレに着替えた。
◯
「オラ!お前ら今日は3人同時にパソコンがお亡くなりになったらしいので、急遽ではあるが闇鍋オフコラボだ!適当に自己紹介お願いしまーす」
「今回パソコンがバラバラになった星野キラメです!」
「パソコンから煙が出た。軍神ミリーだ。」
「飲み物を溢して壊しました。母出マミです。」
「今日はこのポンコツ3人組と闇鍋をやっていきます。はい、拍手」
コメント
:草
:www
:ホムラはパソコン壊さないの?
:煙!?
:奇跡だなw
:何故そこで闇鍋?
「はい、色々気になるところがあった様ですが、無視しますね。それで今回最後のゲストが、ここ最近やけに出番の多いマネージャーの園野さんです。」
「あ、お久しぶりです園野です。今回もカメラマン兼鍋に具材を入れる担当でやってきました」
コメント
:園野さんきちゃー!!!
:園野さーん!筋肉見せて!
:園野!園野!園野!
:また動画楽しみにしてます!
園野さんが出ると同時にコメント欄は園野さんで埋まった。
何故こんなにも俺のチャンネルで園野さんが人気なのかと言うと、ここ最近の俺のおふざけ動画シリーズでは先程もよく外に活動しに行っていると言ったが、その際変なお面を付けたコスプレをしている俺と、タンクトップ姿のガタイの良い大男の2人でよく動画に映る為、次第に園野さんは人気になって行った結果、今の様な人気を手に入れる事に成功していた。
「それでは具材を鍋に入れていきますので、皆さんは別の方を見ていてくださいね」
「「「「はーい」」」」
そうして始まった闇鍋なのだが、先程から園野さんの方から、うわっやえ~などの具材を見てなのか知らないが、明らかに引いている声が聴こえて来て、俺は嫌な予感がする。
因み今回俺が選んだのは、激辛の鍋の素と牛肉に白菜そして最後がプリンだ。
本当は刺身とか入れようかとも思ったが、実際に自分も食べなきゃいけないと言う事と、俺が今回の主催なんだし、せめて食べれる物を入れないとと思ったので、今回は抑えめにした。
そして俺の予想だが、多分マミさんは俺と同じ考えでまともな物を入れて、キラメがふざけた物を入れるのだとは思うのだが、ミリーアイツが全くわからん。
ミリーは真面目奴だから普通なら、食べられる具材を入れるとは思うのだが、逆に真面目が故にふざけた物を入れなければならないと思い、変な物を入れてくるかもしれない為、今回の闇鍋での1番警戒しないといけないのが、ミリーの入れた物だと俺は推理している。
「具材全部入れましたけどこの後はどうすれば良いですか?」
「あ、ならそれを適当に更に盛り付けてから、鍋の蓋は閉じておいてください」
「了解しました」
そうして俺達は園野さんに取り分けられた鍋を食べ始めた。
「「「「いただきます」」」」
「うわーこれ怖え」
「そう?私は楽しみ何だけど?」
そう言ってキラメが何かを口に入れ、咀嚼していると先程まではやる気に満ちていた表情が、どんどんと悪く本当に大丈夫か?と心配になる程青白くなっていった。
「気持ち悪い」
「そ、そんなにか?」
俺はキラメの表情を見て更に食べる気が失せたが、それでも食材を無駄にしてはいけないと言う強迫観念から、食べなくてはいけないと思い込み、俺は意を決してその謎の物体を口へと放り込んだ。
瞬間口の中には甘~い味が広がった。
あれ?そんなに不味くないぞ?
……………………いやちょっと待て、何で甘いんだ?
確か俺びっくりするぐらい辛い激辛の鍋の素入れたよな?
なのにこの甘さ、流石におかしくないか?
そう思った瞬間口の中は甘さと辛さと、どこから来たのか苦さまで混じった気色の悪い味へと変貌した。
「ウップ」
一瞬吐きそうになったのを、両手で口を押さえる事で堰き止め、俺はその劇物を無理やり胃の中へと押し込んだ。
「マッズなんだこれ!おえ~気持ち悪りぃ。みんな一体何を入れたんだ?」
そう俺が聞こうと横を向くとそこには……
俺同様に顔を青くして口を押さえている、マミさんとミリー2人の姿があった。
因みにキラメはあの後トイレにゲロゲロしに行きました。
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