自由恋愛はお貴族様のモノ

ゆるぽ

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「それにしてもあらかじめマーティス様にラバイカ公爵家のことを聞いていて良かったです」



以前、世間話でマーティス公爵からラバイカ公爵家が自由恋愛主義で血が薄まりすぎていることを聞いていたからこそマーティス公爵に相談することを思いついたのだった。

まさか世間話が役に立つなんて。






「レーティア嬢の好みに君の婚約者が当てはまってる感じがしたから念のため話しておいたけど、役に立って良かったよ」




私の言葉に少し意地悪そうに笑ってマーティス公爵は答える。

もしかしてこれ、あらかじめ仕組まれてたりする?よく考えたら公爵家のお嬢様がなんで港にいたのかしら?




「マーティス様もしかして最初からすべてあなたが仕組んでたりして…?」

「さあ、どうだろうね?」

















数か月後、エリシアとアーリィの結婚式







その後は特に問題なくむしろ順調に物事が進んだ。

私とアーリィは無事に結婚式を挙げられるし、【王国恋愛法】もすでにされた。

てっきり廃止になると思っていたから改善は意外だったのだけれど、マーティス公爵のことだから何か考えがあってのことなんでしょうね。

とりあえず平民にかかわる部分は削除されていたから私たちには関係ないけど。

レーティアについてはフービル伯爵家の次男と婚約したみたいだけど、聞いた話によると結構うまくいっているらしい。意外だわ。







「どうしたのエリシア?難しい顔してるよ」

「えっごめんなさい。少し考え事をしていたの」

「そうなのかい?でもせっかくの結婚式なんだからもっと楽しくいこうよ」

「それもそうね。さあ行きましょう!」








私は愛しいアーリィの手を取って歩き出す。

なんてことはない普通の恋愛結婚。

自由恋愛はお貴族様だけの物じゃない。


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