【完結】大聖女の息子はやり直す

ゆるぽ

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終章・魔王大戦

91 エピローグその2・レイヴンとアルマリアのその後

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「な~んで君までついてくるのかな~?」

「巫女としての役目だ。あとはお前が下手をしない様にするための監視だな?」


馬車を操りながらレイヴンは聖獣に乗って並走するアルマリアに対していった。



魔王との戦いのあと、魔王の形成していた負の魔力は残滓となって世界中に分散した。

ほっておいても自然に消えるものではあるのだが、ジュディの時の一件を考えると念のために消しておいた方が良いとなりレイヴンを含めたが残滓狩りの旅に出ることになったのだ。



レイヴンは東側を担当することになり、1~2年を目安に旅支度を整えて数時間前に出発したのだが、なぜかアルマリアが付いてきていた。




「下手しないようにって…ボク上級魔導士なんですけど~?」

「貴様の地位など関係ない。私から見ればいつまでたってもハナタレ坊主だ」

「何年前の話だよ~」




かるく言い合いながら進む二人。

そんな二人を横目に見ながら聖獣白虎は



「(相変わらず仲良しだな~)」



とのんきに思っていたという。










その後彼らは事前に決めていたルートに沿って残滓の浄化を行っていたが、想定よりも残滓の力は強く場合によっては2人でも苦戦する時もあった。






「…これが判っていたから君がボクに派遣されたのかな~?」

「まあその通りだな」







聖獣たちを統べる聖獣王は獣神から神託を受けることがある。

アルマリアは神託により残滓の力が強く残っていることを知り、1人で浄化することが無いように動いていたのだがレイヴンだけ後回しにしてしまったために自らがサポートにつくことにしたのだ。




だが、彼女はその説明をろくにしない。


幼馴染で身内であるせいかアルマリアはレイヴンに対してなにかと雑だったのだ。






「相変わらずだね~きみはさ~」

「勝手知ったるなんとやらだ!」

「それ使い方あって無いと思う~」



アルマリアに対して半ばあきらめながらも一緒にいることそのものは別に嫌いではないレイヴン。

くだらない会話をしながら今日も二人は残滓を浄化する。
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