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明日、全てが終わる。それは怖さと呆気なさと、いろんな想いが入り混じる。
「カリン」
「どうしたの?」
最近口数が少なかったアンズが、夜遅くなのに眠らずに私に声をかけてきた。
じっと見つめてくる瞳は強い。
「あのね、僕カリンに言いたい事があるの」
「なに?」
「明日の戦いが終わったら、僕、しばらくカリンから離れようと思う」
え?
「なんで?何か嫌な事しちゃった?」
「違う!カリンが大好きだからだよ!」
小狐の姿のまま、アンズは真剣だった。
「カリンの悩み、僕やっとわかった。凄く難しいけど、でも、凄く大事な事。僕、今のまま側にいたら、ずっとカリンに甘えてばかりで大人になれないって分かった。ずっと、カリンが何か困ってるなら、ちゃんと話して欲しいって思ってたの。でも、『して欲しい』って僕甘えてばかり。全然、先の事とか考えたりしなかった」
「アンズ」
アンズが自分で考えて、自分で決めようとしてる事に、私は嬉しさと同じくらい、寂しさが込み上げてきた。
「それって離れなきゃ、ダメかな?」
「うん、ずっと一緒にいたら、ずっとこのままだと思う。僕、カリンと同じ目線で生きていきたい。でも、それがカリンの負担になっちゃダメ」
「でも、私は寂しい」
「今離れないと、きっとずっと寂しいよ」
そうかも、しれない。
「それにね、そんなの気にせずに今楽しかったらいーじゃんっ!とも思ってた。そんなの、カリンは出来ないでしょ」
「うん、ごめん」
「違うよ!そんな風に考えられないカリンに、僕は恋したんだよ。だから、カリンは悪くない。僕も離れるの凄く寂しくてつらくて嫌だけど、カリンと同じ目線で生きていけるなら、我慢できる。だから、カリンも我慢して欲しいの!」
「どれだけ、時間が要るかな?」
「分からない」
「そう、だよね……。うん、分かってる。それが一番良いって、でも、やっぱり寂しい」
やばい、泣きそう。
アンズはふるふると震えると、人型に変化した。そして、私に口付ける。
「ほら、僕やっぱり子供で、こういうの我慢出来ないから……」
だから、離れないと、だね。
目を瞑り私も思う。私も我慢できない子供だ。
各地域を制したという事は、同時に王都のほとんどを制圧したようなものだった。王属の白魔道士黒魔道士はいるが、基本的に軍隊も警察も上層部は各貴族が担っており、その下部組織も領地の者達だ。すでに王都では度重なる怨嗟での疲弊が起きており、魔力は保有している玉に左右される。西では玉は商人が持ち、東の者は王都には送らない。北は説明不要。圧倒的な魔力を持っていた女王だが、それでも城を取り囲む事はできる。
「女王は白魔道士です。攻撃魔法はほとんど使えず、人を惑わす力が強い!魔力を満たしていない者は前線を外れてください!魔力が弱い者は取り込まれます!」
リオネット様の指示で、貴族階級の魔導士達は城を本当に取り囲んだだけだ。後は私達しか近づけない。
森の瑞獣の仔ども達はリオネット様の使令のうさぎ達に任せてある。勝てなければ、諸共終わる。外の指揮はナギア殿率いるルシファーの一族総出だ。全ての戦力は城へ。
空の玄関から入城すると、メイド達も逃げ出した後なのか、人の気配は無かった。
雨情がその目でクラリス女王を探す。
「……おった。空の入口から近い、広間で二重扉の奥。けったいな魔法陣がある部屋や」
「召喚の間ですね」
緊張で吐きそう。攻撃の気配は無く、雨情も確認しながら進み、そして扉を開けた。
「久しいの、というほどに時は経っておらぬか」
クラリス女王は、カウチに腰掛け外を見ていた。穏やかに、その顔がこちらを向く。
「物々しいことだ。そんな必要もないものを。リオネット。妾の白魔道士の加護、良く破った。この場でお主が妾を弑してくれるのか?」
そう言いながら差し出された両手をリオネット様は拘束した。
「それは私の趣味ではありません。ただ、思った以上に諦めが良くて、こちらの多勢が無駄になっただけです」
「無駄では無い。民を思って生きてきた。その民が要らぬと言うのが良く分かった。……妾の側に残ったのはエイスのみ。召使いも逃げ出した。それが答えだ」
「エイスは?」
「眠らせてある。あれは妾の過ちゆえ、寛大な処置を願う」
呆気に取られるほど、淡々とクラリス女王はその地位を捨てた。
「納得がいかない。その程度の覚悟で森を荒らしたか?」
兄様が怒っている。それ程簡単に手放せるものに振り回されるには、亡くなった獣達は多すぎた。
「人を守るためだ。森は制御ができなかったゆえ、必要だった。すまぬな」
「謝って許される物では無い」
兄様が手を伸ばす。それを、索冥が止めた。
「ならば、心ゆくまで妾をなぶれ。それで気が済むのか、獣よ」
返したクラリスの目には憎しみが篭っている。
「何故、クラリス女王はこんな?」
やはり、女王が無闇に他を傷つける人には見えなかった。
「知ってどうする?切望されて知らせた事はあるが、何も解決しなかった。それがエイスだ」
「なら、そのエイスの処遇にも関わるんだから、知っておく方がベターじゃねえか?」
兄様と私、それからアッシャーの視線に、リオネット様はため息をついた。
「……仕方ありません。雨情、クラリスの過去を引き出します。それを映してください」
「まぁ、かましまへんけど」
雨情は一族の禍根があるのか、あまり乗り気では無さそうだったけれど了承した。
映像が流れてきた。この国ができるよりずっとずっと昔。それは、アッシャーの故郷のスラムのような世界。マナが溢れて、世界は怨嗟でボロボロだった。森は強く、人は波に揉まれる木の葉の様。
獣に餌として追われるか、一部の魔力が強い物に虐げられるか、死ぬかしか民には選択のない世界。
ただ、守りたかった。国を頑張って育てたかった。望んだ小さな少女は偶然その魔力を受け入れる器があった。
受けた力は望みのために使う。けれど、問題は次々と現れて、それと一人で戦っていた。
ただ、子供達が笑顔で走り回れるような世界が作りたかった。
神に近づきすぎて、城の塔から出る事もできない。私的な願いが際限のない事は深く理解している。魔力を望めば、それは怨嗟に繋がりうる。
この世界や、あの世界で学ぶ機会があれば、こんな事にならなかったのか。
新たに知る事があっても、それに合わせて世界を作り替えるには、大変な犠牲が伴う。
止められない。分からない。
あの世界で圧倒的な強者を抑え、強者となり得る異世界人を抑え、それ以外、どうすれば良かったのか。
分からないけれど、これが答えだ。
願わくば、より良い未来を考える素地は作ったはず。己を踏み台として、より悲しみの少ない世界を……。
クラリスの記憶は大半が城の塔の物で、思い出はほとんど苦悩に塗れていた。ストイックに民の安寧だけを真摯に願い、耐え続けた少女。誰がそれを責められると言うのか。
リオネット様はご存知だった様子で、雨情は目を瞑って舌を鳴らした。
「悪は完全に悪である方が、助けになる事もある、か。リオン、それで俺らを煽って闇に葬ったまま片付けちまおうとしてたな?」
「けれど、やはりアッシャーは止めました。私の良心が気がつかなければ、それはこの世に無くて良い物なので」
雨情や兄様はクラリスを憎んで処罰してお終いにした方が楽は楽だっただろう。同時にクラリスが罰せられるべき人間だったともリオネット様は思っていなかった。だから、リオネット様は知る事も知らないままでいる事も両方を選べる様にしてここに至らしめた。
私達は選ぶべくして真実を覗いたのだ。
「……処罰は絶対条件では無い。リオネット、クラリスの身柄は俺が預かる」
「いかがされるのですか?」
「森に仇した罪、自身で償ってもらう。俺の元で獣と森の再生に尽くしてもらい、人間の世界が整うのを見守れ。そうすれば、何が悪かったかも知る事ができるだろう」
「獣を憎む妾を引き受けるのか?」
「クラリスへの憎しみが消えた訳では無い。お互い様だ」
兄様は索冥を見て、索冥も頷いた。クラリスが処罰されないと決まって、私は少しほっとした。
「しからば、この身そなたに預ける」
ふっと淡く光ったクラリスに兄様は何かの術を施した。魔法陣が浮かんだそれは、使令の契約だった。
「これで、クラリスは俺の下についた。害は起こせない」
兄様にそう言われて、雨情は頭をかいた。
「……クラリスはん、あんた、まだ子供や。保護者に甘えるとっから、もっかい始めた方がええわ」
落とし所がついて、場が緩む。ひどい戦闘にならなくて良かった。城外の被害も無い。
「だが、リオン、怨嗟を弾くにしても限界はある。始めの予定じゃここで空気中のマナを大量消費しておいて、その後空気中のマナを減らす方策を探すっつってたろ?策はあるのか?」
「ええもちろん」
リオネット様は涼しい顔だ。
「それはカリンに頼みます」
「カリン」
「どうしたの?」
最近口数が少なかったアンズが、夜遅くなのに眠らずに私に声をかけてきた。
じっと見つめてくる瞳は強い。
「あのね、僕カリンに言いたい事があるの」
「なに?」
「明日の戦いが終わったら、僕、しばらくカリンから離れようと思う」
え?
「なんで?何か嫌な事しちゃった?」
「違う!カリンが大好きだからだよ!」
小狐の姿のまま、アンズは真剣だった。
「カリンの悩み、僕やっとわかった。凄く難しいけど、でも、凄く大事な事。僕、今のまま側にいたら、ずっとカリンに甘えてばかりで大人になれないって分かった。ずっと、カリンが何か困ってるなら、ちゃんと話して欲しいって思ってたの。でも、『して欲しい』って僕甘えてばかり。全然、先の事とか考えたりしなかった」
「アンズ」
アンズが自分で考えて、自分で決めようとしてる事に、私は嬉しさと同じくらい、寂しさが込み上げてきた。
「それって離れなきゃ、ダメかな?」
「うん、ずっと一緒にいたら、ずっとこのままだと思う。僕、カリンと同じ目線で生きていきたい。でも、それがカリンの負担になっちゃダメ」
「でも、私は寂しい」
「今離れないと、きっとずっと寂しいよ」
そうかも、しれない。
「それにね、そんなの気にせずに今楽しかったらいーじゃんっ!とも思ってた。そんなの、カリンは出来ないでしょ」
「うん、ごめん」
「違うよ!そんな風に考えられないカリンに、僕は恋したんだよ。だから、カリンは悪くない。僕も離れるの凄く寂しくてつらくて嫌だけど、カリンと同じ目線で生きていけるなら、我慢できる。だから、カリンも我慢して欲しいの!」
「どれだけ、時間が要るかな?」
「分からない」
「そう、だよね……。うん、分かってる。それが一番良いって、でも、やっぱり寂しい」
やばい、泣きそう。
アンズはふるふると震えると、人型に変化した。そして、私に口付ける。
「ほら、僕やっぱり子供で、こういうの我慢出来ないから……」
だから、離れないと、だね。
目を瞑り私も思う。私も我慢できない子供だ。
各地域を制したという事は、同時に王都のほとんどを制圧したようなものだった。王属の白魔道士黒魔道士はいるが、基本的に軍隊も警察も上層部は各貴族が担っており、その下部組織も領地の者達だ。すでに王都では度重なる怨嗟での疲弊が起きており、魔力は保有している玉に左右される。西では玉は商人が持ち、東の者は王都には送らない。北は説明不要。圧倒的な魔力を持っていた女王だが、それでも城を取り囲む事はできる。
「女王は白魔道士です。攻撃魔法はほとんど使えず、人を惑わす力が強い!魔力を満たしていない者は前線を外れてください!魔力が弱い者は取り込まれます!」
リオネット様の指示で、貴族階級の魔導士達は城を本当に取り囲んだだけだ。後は私達しか近づけない。
森の瑞獣の仔ども達はリオネット様の使令のうさぎ達に任せてある。勝てなければ、諸共終わる。外の指揮はナギア殿率いるルシファーの一族総出だ。全ての戦力は城へ。
空の玄関から入城すると、メイド達も逃げ出した後なのか、人の気配は無かった。
雨情がその目でクラリス女王を探す。
「……おった。空の入口から近い、広間で二重扉の奥。けったいな魔法陣がある部屋や」
「召喚の間ですね」
緊張で吐きそう。攻撃の気配は無く、雨情も確認しながら進み、そして扉を開けた。
「久しいの、というほどに時は経っておらぬか」
クラリス女王は、カウチに腰掛け外を見ていた。穏やかに、その顔がこちらを向く。
「物々しいことだ。そんな必要もないものを。リオネット。妾の白魔道士の加護、良く破った。この場でお主が妾を弑してくれるのか?」
そう言いながら差し出された両手をリオネット様は拘束した。
「それは私の趣味ではありません。ただ、思った以上に諦めが良くて、こちらの多勢が無駄になっただけです」
「無駄では無い。民を思って生きてきた。その民が要らぬと言うのが良く分かった。……妾の側に残ったのはエイスのみ。召使いも逃げ出した。それが答えだ」
「エイスは?」
「眠らせてある。あれは妾の過ちゆえ、寛大な処置を願う」
呆気に取られるほど、淡々とクラリス女王はその地位を捨てた。
「納得がいかない。その程度の覚悟で森を荒らしたか?」
兄様が怒っている。それ程簡単に手放せるものに振り回されるには、亡くなった獣達は多すぎた。
「人を守るためだ。森は制御ができなかったゆえ、必要だった。すまぬな」
「謝って許される物では無い」
兄様が手を伸ばす。それを、索冥が止めた。
「ならば、心ゆくまで妾をなぶれ。それで気が済むのか、獣よ」
返したクラリスの目には憎しみが篭っている。
「何故、クラリス女王はこんな?」
やはり、女王が無闇に他を傷つける人には見えなかった。
「知ってどうする?切望されて知らせた事はあるが、何も解決しなかった。それがエイスだ」
「なら、そのエイスの処遇にも関わるんだから、知っておく方がベターじゃねえか?」
兄様と私、それからアッシャーの視線に、リオネット様はため息をついた。
「……仕方ありません。雨情、クラリスの過去を引き出します。それを映してください」
「まぁ、かましまへんけど」
雨情は一族の禍根があるのか、あまり乗り気では無さそうだったけれど了承した。
映像が流れてきた。この国ができるよりずっとずっと昔。それは、アッシャーの故郷のスラムのような世界。マナが溢れて、世界は怨嗟でボロボロだった。森は強く、人は波に揉まれる木の葉の様。
獣に餌として追われるか、一部の魔力が強い物に虐げられるか、死ぬかしか民には選択のない世界。
ただ、守りたかった。国を頑張って育てたかった。望んだ小さな少女は偶然その魔力を受け入れる器があった。
受けた力は望みのために使う。けれど、問題は次々と現れて、それと一人で戦っていた。
ただ、子供達が笑顔で走り回れるような世界が作りたかった。
神に近づきすぎて、城の塔から出る事もできない。私的な願いが際限のない事は深く理解している。魔力を望めば、それは怨嗟に繋がりうる。
この世界や、あの世界で学ぶ機会があれば、こんな事にならなかったのか。
新たに知る事があっても、それに合わせて世界を作り替えるには、大変な犠牲が伴う。
止められない。分からない。
あの世界で圧倒的な強者を抑え、強者となり得る異世界人を抑え、それ以外、どうすれば良かったのか。
分からないけれど、これが答えだ。
願わくば、より良い未来を考える素地は作ったはず。己を踏み台として、より悲しみの少ない世界を……。
クラリスの記憶は大半が城の塔の物で、思い出はほとんど苦悩に塗れていた。ストイックに民の安寧だけを真摯に願い、耐え続けた少女。誰がそれを責められると言うのか。
リオネット様はご存知だった様子で、雨情は目を瞑って舌を鳴らした。
「悪は完全に悪である方が、助けになる事もある、か。リオン、それで俺らを煽って闇に葬ったまま片付けちまおうとしてたな?」
「けれど、やはりアッシャーは止めました。私の良心が気がつかなければ、それはこの世に無くて良い物なので」
雨情や兄様はクラリスを憎んで処罰してお終いにした方が楽は楽だっただろう。同時にクラリスが罰せられるべき人間だったともリオネット様は思っていなかった。だから、リオネット様は知る事も知らないままでいる事も両方を選べる様にしてここに至らしめた。
私達は選ぶべくして真実を覗いたのだ。
「……処罰は絶対条件では無い。リオネット、クラリスの身柄は俺が預かる」
「いかがされるのですか?」
「森に仇した罪、自身で償ってもらう。俺の元で獣と森の再生に尽くしてもらい、人間の世界が整うのを見守れ。そうすれば、何が悪かったかも知る事ができるだろう」
「獣を憎む妾を引き受けるのか?」
「クラリスへの憎しみが消えた訳では無い。お互い様だ」
兄様は索冥を見て、索冥も頷いた。クラリスが処罰されないと決まって、私は少しほっとした。
「しからば、この身そなたに預ける」
ふっと淡く光ったクラリスに兄様は何かの術を施した。魔法陣が浮かんだそれは、使令の契約だった。
「これで、クラリスは俺の下についた。害は起こせない」
兄様にそう言われて、雨情は頭をかいた。
「……クラリスはん、あんた、まだ子供や。保護者に甘えるとっから、もっかい始めた方がええわ」
落とし所がついて、場が緩む。ひどい戦闘にならなくて良かった。城外の被害も無い。
「だが、リオン、怨嗟を弾くにしても限界はある。始めの予定じゃここで空気中のマナを大量消費しておいて、その後空気中のマナを減らす方策を探すっつってたろ?策はあるのか?」
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