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「一緒に操作、して」
女神は画面を見つめたまま、コントローラを握ったままでこちらへ差し出す。
「早く早く」
「は、はい」
思いっきり手を触ってしまうんだが。いいんだろうか。
ふと見ると、女神は興奮しているせいか、ソファに座って右足は床に下ろし、左足はあぐらをかくように折り畳んでいる。
両脚の付け根部分、黄色い短パンの隙間から、黄色ではない何かの色が見えた気がして、鼻の奥に何かがぐっとつまった。慌てて目を離す。あとで後悔することは必須だ。
おずおずと彼女の上から手を重ね、コントローラを操作する。半分くらいに減った体力をそのままに、二三度回転して敵の攻撃を避ける。
一旦剣を収納し、敵を狙う・・・・・・がうまくいかない。やっぱり操作しにくい。
だが、なんとかヴィヴィの頭をスタンさせ、その上に溜め攻撃を振り下ろしたところで、決着がついた。
「ふー」
「さっすがー!教官、うまいうまい!」
「いや、でも、やりにくいっすね」
「そう?今ので、だいぶタイミングとか分かったよ?」
「そうですか?」
「でも、もう一回やって欲しいな。微妙なタイミングとか、ああやってもらえたら全部分かりそうな気がする」
「いやでも、操作しにくいような」
「じゃあ」
女神はずるずるぺたん、とソファからずり落ちた。そのままずり、ずり、と自分の前に移動してくる。
「はい、これでよろしく」
女神は僕の両足の間に入る形になり、コントローラを少し上に持ち上げた。僕が操作しやすいように。
・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
あの。
股間が。
女神の背中が、股間の何やらにつきそうなくらいなんですけど。
心持ち、お尻の位置を後ろに修正する。
カチャカチャ、と女神はクエストを選択し、先ほどのランデヴィヴィのさらに上位種、ランデヴィーヴァーの討伐を選択する。
「はりきっていきましょー!」
クエスト嬢のセリフを真似する女神様。
ええい、どうにでもなれ。
「じゃあ、いきますよ」
「はーい!」
本日二度目となる、彼女の手を上から握る。
真剣な眼差しで画面を見つめているであろう彼女。その後頭部を、ふしだらな目で見つめている僕。
さきほど嗅いだ、かぐわしい香りが髪から立ち上ってくる。どっきん、と胸が大きく高鳴る。
これ、そおぉーっと髪に鼻をうずめてくんくんしても、気づかれないんじゃなかろうか。そっと。鼻先くらい。
画面が切り替わって、JJが走りだす。
「早いねー、もう終わっちゃったよ」
画面では、青い色をした恐竜が無様に転がり、JJは近くにあった鉱石をカンコンと採取している。
確かにこの態勢は操作しやすかった。普段の一人プレイに近い感じに。
「あんなふうに、いつも避けてるんだねー」
「ええ。ぶつかる、と思った瞬間に回避するんです」
「あたしはいっつも、ぶつかる!と思った瞬間、もうぶつかってるよー」
「それの繰り返し、ですよ」
ちょっと汗をかいてしまった手を、名残り惜しく彼女から引き剥がす。
時計をみると、すでに23時半になっている。
「センパイ、そろそろ・・・・・・」
「ん、そうだね・・・・・・もうこんな時間だね」
「ですね。明日も学校ありますし・・・・・・」
「じゃあ、あと1回だけいいかな。あたし凶龍ガブリズェルが苦手で、なかなか一人で倒せなくって」
「ええ。いいですよ」
「じゃ、今の感じでよろしく!」
「大剣でいいですか?」
「うん!」
「じゃ、いきまーす」
僕は、三度目となる彼女の手を握った。
「ふえー・・・・・・堪能したー・・・・・・」
「お疲れ様でした」
巨大な凶龍を落とし穴に突き落として、バトルが終了した。
「いやあ、もうなんていうか、すごいよ、かのんくん」
「そうでもないですよ。回復ポット3本使っちゃったし、最後捕獲に逃げたし」
「もう、ずっと緊張しっぱなしだったよ」
手を離そうとして気づいた。二人の手には汗がびっしょりとついて、まるで接着したかのようだ。
いつの間にか操作に集中しきっていて、完全に女神を背後から抱きしめてしまっている。
最初は気を使って離していた身体も、股間が背中に押し付けられてしまっていた。なんというか、股で背中を挟みこんでいる状態だ。
前を見下ろす。広く開いたTシャツの隙間から、ピンク色のブラが完全に見えた。完全に。
だめだ、身体を離さないと。今すぐ。まだ理性が残っているうちに。
「かのん・・・・・・くん・・・・・・あの」
「センパイ・・・・・・」
このままずっと、抱きしめていたい。朝まででも。
僕はコントローラから手を離した。
背後から回した腕を、そっと彼女の身体へと________
「あんたたち、何やってんの」
突然声がして、部屋の電気が明るくなった。
反射的に立ち上がり、声のした背後を振り向く。同時に、女神を背中側に隠す。
そこには、女神によく似た女性が立っていた。
「お姉ちゃん・・・・・・」
そうか、女神のお姉さん、か。道理でよく似ている。女神をもっと大人にしたような顔立ちで、やや背も高い。
それに、こう言ってはなんだが、女神は身体の凹凸があまりない。目の前の女性は、はっきりと分かるような豊かな胸をしていた。
「まりさ、夜中に男の子とラブラブでゲーム?感心しないね」
姉、と呼ばれた女性はバスローブのような服を着て、やや険しい眼差しをこちらに向けていた。
「ご、ごめんなさい、お姉ちゃん」
「ゲームが壊れたから貸して欲しい、って、こういうことか」
「すみません」
僕も頭を下げる。
ふふ、とお姉さんは笑った。
「君まで謝らなくていいの。別に怒ってるわけじゃないわ。・・・・・・・・・・・・いや、正確に言うと少し怒ってる。でも、まりさが男の子に興味があるなんて思わなかったから、ちょっと意外だった、かな」
「申し訳ありません、こんな夜分に」
「だからいいって。別にセックスしてたわけじゃないでしょ」
「せ、せっ・・・・・・」
僕は絶句した。
さらり、と口にしてしまえるところに、大人の気配を感じた。
「あら、そういう雰囲気だったのかしら?ずいぶんとぴったり寄り添っていたみたいけど。まりさ、彼氏がいたならちゃんと紹介してくれればいいのに」
「そ、そんな、彼氏とかじゃなくって、その、かのんくんは」
「かのんくん、って言うの?日本人だよね?」
「それはあだ名です。いまみやなおき、と申します。あの、これは全部自分のせいで」
はいはい、とお姉さんは笑い、コップに麦茶を注いだ。
「大方あれでしょ、まりさが勝手にいろいろと決めちゃって、引くに引けなくなったんでしょ」
「・・・・・・はあ」
「おねえちゃん!」
「図星、かな。この子はいつまでたってもわがままなんだから。ごめんなさいね、ナオキくん」
「いえ、とんでもありません」
「礼儀正しくていい子ね。でもね、まりさ」
お姉さんはソファの方へ近寄ってきた。女神はまだ、ソファの前の床に座り込んだままだ。
「彼を信用しないわけじゃないけど、夜中に男友達を部屋に呼ぶ、ってことがどういうことか、あなたも知らない歳じゃないわね?あなた一人がいい気になっているうちに、レイプされちゃっても文句は言えないのよ」
「おねえちゃん!失礼よ!」
「れ・・・・・・いえ、あの・・・・・・」
「そんな気はなかった、とは言わせないわよ。勃ってたでしょ、さっき」
「たっ・・・・・・」
思わず股間を押さえる。もう、阿呆のように何も言い返せない。
「彼だけは特別、絶対に安心。もしそんな風に思っていたんだとしたら、今夜何もなかったことを彼に感謝するのね。男の子がそういう気持ちを押さえるのって、本当に大変なんだから」
「おねえちゃん!かのんくんはそんなこと!」
よくご存知で。
そう言いたいが、言える雰囲気ではない。
「まりさ、大きな声を出さないの。母さん、起きてきちゃうわよ。こんなところ見られたら、母さんがどんな顔するか。・・・・・・ごめんなさいねナオキくん、今日のところはこれで帰ってね」
「ええ。はい。もちろんです」
「まりさ」
「・・・・・・はい」
普段は他の生徒を圧倒する副会長も、姉の前ではまるで借りてきた猫のようだ。
「さあ、お開きよ。あとは私たちがやっておくから、ナオキくんは勝手口へ」
「はい。あの、本当にスミマセンでした」
「はいはい。これからもこの子をよろしくね。まりさ、お送りしなさい」
「ごめんね、かのんくん。こんなことになってしまって」
勝手口を抜けたところで、女神はそっと言った。しょんぼりしているのが分かる。
「いえ、自分にも落ち度がありますから」
「本当にごめん。また今度、ちゃんと謝るね」
「いいですよ。いろいろとごちそうさまでした」
チャリは門を入ってすぐのところに停めてある。
「じゃあ、僕はこれで」
「気をつけてね。・・・・・・本番、頑張ろうね」
ふわり、とした感触が左の頬に触れた。
夢のような、嘘のような時間。
それが女神のキスだ、と気づいた時には、もう女神の姿は見えなかった。
女神は画面を見つめたまま、コントローラを握ったままでこちらへ差し出す。
「早く早く」
「は、はい」
思いっきり手を触ってしまうんだが。いいんだろうか。
ふと見ると、女神は興奮しているせいか、ソファに座って右足は床に下ろし、左足はあぐらをかくように折り畳んでいる。
両脚の付け根部分、黄色い短パンの隙間から、黄色ではない何かの色が見えた気がして、鼻の奥に何かがぐっとつまった。慌てて目を離す。あとで後悔することは必須だ。
おずおずと彼女の上から手を重ね、コントローラを操作する。半分くらいに減った体力をそのままに、二三度回転して敵の攻撃を避ける。
一旦剣を収納し、敵を狙う・・・・・・がうまくいかない。やっぱり操作しにくい。
だが、なんとかヴィヴィの頭をスタンさせ、その上に溜め攻撃を振り下ろしたところで、決着がついた。
「ふー」
「さっすがー!教官、うまいうまい!」
「いや、でも、やりにくいっすね」
「そう?今ので、だいぶタイミングとか分かったよ?」
「そうですか?」
「でも、もう一回やって欲しいな。微妙なタイミングとか、ああやってもらえたら全部分かりそうな気がする」
「いやでも、操作しにくいような」
「じゃあ」
女神はずるずるぺたん、とソファからずり落ちた。そのままずり、ずり、と自分の前に移動してくる。
「はい、これでよろしく」
女神は僕の両足の間に入る形になり、コントローラを少し上に持ち上げた。僕が操作しやすいように。
・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
あの。
股間が。
女神の背中が、股間の何やらにつきそうなくらいなんですけど。
心持ち、お尻の位置を後ろに修正する。
カチャカチャ、と女神はクエストを選択し、先ほどのランデヴィヴィのさらに上位種、ランデヴィーヴァーの討伐を選択する。
「はりきっていきましょー!」
クエスト嬢のセリフを真似する女神様。
ええい、どうにでもなれ。
「じゃあ、いきますよ」
「はーい!」
本日二度目となる、彼女の手を上から握る。
真剣な眼差しで画面を見つめているであろう彼女。その後頭部を、ふしだらな目で見つめている僕。
さきほど嗅いだ、かぐわしい香りが髪から立ち上ってくる。どっきん、と胸が大きく高鳴る。
これ、そおぉーっと髪に鼻をうずめてくんくんしても、気づかれないんじゃなかろうか。そっと。鼻先くらい。
画面が切り替わって、JJが走りだす。
「早いねー、もう終わっちゃったよ」
画面では、青い色をした恐竜が無様に転がり、JJは近くにあった鉱石をカンコンと採取している。
確かにこの態勢は操作しやすかった。普段の一人プレイに近い感じに。
「あんなふうに、いつも避けてるんだねー」
「ええ。ぶつかる、と思った瞬間に回避するんです」
「あたしはいっつも、ぶつかる!と思った瞬間、もうぶつかってるよー」
「それの繰り返し、ですよ」
ちょっと汗をかいてしまった手を、名残り惜しく彼女から引き剥がす。
時計をみると、すでに23時半になっている。
「センパイ、そろそろ・・・・・・」
「ん、そうだね・・・・・・もうこんな時間だね」
「ですね。明日も学校ありますし・・・・・・」
「じゃあ、あと1回だけいいかな。あたし凶龍ガブリズェルが苦手で、なかなか一人で倒せなくって」
「ええ。いいですよ」
「じゃ、今の感じでよろしく!」
「大剣でいいですか?」
「うん!」
「じゃ、いきまーす」
僕は、三度目となる彼女の手を握った。
「ふえー・・・・・・堪能したー・・・・・・」
「お疲れ様でした」
巨大な凶龍を落とし穴に突き落として、バトルが終了した。
「いやあ、もうなんていうか、すごいよ、かのんくん」
「そうでもないですよ。回復ポット3本使っちゃったし、最後捕獲に逃げたし」
「もう、ずっと緊張しっぱなしだったよ」
手を離そうとして気づいた。二人の手には汗がびっしょりとついて、まるで接着したかのようだ。
いつの間にか操作に集中しきっていて、完全に女神を背後から抱きしめてしまっている。
最初は気を使って離していた身体も、股間が背中に押し付けられてしまっていた。なんというか、股で背中を挟みこんでいる状態だ。
前を見下ろす。広く開いたTシャツの隙間から、ピンク色のブラが完全に見えた。完全に。
だめだ、身体を離さないと。今すぐ。まだ理性が残っているうちに。
「かのん・・・・・・くん・・・・・・あの」
「センパイ・・・・・・」
このままずっと、抱きしめていたい。朝まででも。
僕はコントローラから手を離した。
背後から回した腕を、そっと彼女の身体へと________
「あんたたち、何やってんの」
突然声がして、部屋の電気が明るくなった。
反射的に立ち上がり、声のした背後を振り向く。同時に、女神を背中側に隠す。
そこには、女神によく似た女性が立っていた。
「お姉ちゃん・・・・・・」
そうか、女神のお姉さん、か。道理でよく似ている。女神をもっと大人にしたような顔立ちで、やや背も高い。
それに、こう言ってはなんだが、女神は身体の凹凸があまりない。目の前の女性は、はっきりと分かるような豊かな胸をしていた。
「まりさ、夜中に男の子とラブラブでゲーム?感心しないね」
姉、と呼ばれた女性はバスローブのような服を着て、やや険しい眼差しをこちらに向けていた。
「ご、ごめんなさい、お姉ちゃん」
「ゲームが壊れたから貸して欲しい、って、こういうことか」
「すみません」
僕も頭を下げる。
ふふ、とお姉さんは笑った。
「君まで謝らなくていいの。別に怒ってるわけじゃないわ。・・・・・・・・・・・・いや、正確に言うと少し怒ってる。でも、まりさが男の子に興味があるなんて思わなかったから、ちょっと意外だった、かな」
「申し訳ありません、こんな夜分に」
「だからいいって。別にセックスしてたわけじゃないでしょ」
「せ、せっ・・・・・・」
僕は絶句した。
さらり、と口にしてしまえるところに、大人の気配を感じた。
「あら、そういう雰囲気だったのかしら?ずいぶんとぴったり寄り添っていたみたいけど。まりさ、彼氏がいたならちゃんと紹介してくれればいいのに」
「そ、そんな、彼氏とかじゃなくって、その、かのんくんは」
「かのんくん、って言うの?日本人だよね?」
「それはあだ名です。いまみやなおき、と申します。あの、これは全部自分のせいで」
はいはい、とお姉さんは笑い、コップに麦茶を注いだ。
「大方あれでしょ、まりさが勝手にいろいろと決めちゃって、引くに引けなくなったんでしょ」
「・・・・・・はあ」
「おねえちゃん!」
「図星、かな。この子はいつまでたってもわがままなんだから。ごめんなさいね、ナオキくん」
「いえ、とんでもありません」
「礼儀正しくていい子ね。でもね、まりさ」
お姉さんはソファの方へ近寄ってきた。女神はまだ、ソファの前の床に座り込んだままだ。
「彼を信用しないわけじゃないけど、夜中に男友達を部屋に呼ぶ、ってことがどういうことか、あなたも知らない歳じゃないわね?あなた一人がいい気になっているうちに、レイプされちゃっても文句は言えないのよ」
「おねえちゃん!失礼よ!」
「れ・・・・・・いえ、あの・・・・・・」
「そんな気はなかった、とは言わせないわよ。勃ってたでしょ、さっき」
「たっ・・・・・・」
思わず股間を押さえる。もう、阿呆のように何も言い返せない。
「彼だけは特別、絶対に安心。もしそんな風に思っていたんだとしたら、今夜何もなかったことを彼に感謝するのね。男の子がそういう気持ちを押さえるのって、本当に大変なんだから」
「おねえちゃん!かのんくんはそんなこと!」
よくご存知で。
そう言いたいが、言える雰囲気ではない。
「まりさ、大きな声を出さないの。母さん、起きてきちゃうわよ。こんなところ見られたら、母さんがどんな顔するか。・・・・・・ごめんなさいねナオキくん、今日のところはこれで帰ってね」
「ええ。はい。もちろんです」
「まりさ」
「・・・・・・はい」
普段は他の生徒を圧倒する副会長も、姉の前ではまるで借りてきた猫のようだ。
「さあ、お開きよ。あとは私たちがやっておくから、ナオキくんは勝手口へ」
「はい。あの、本当にスミマセンでした」
「はいはい。これからもこの子をよろしくね。まりさ、お送りしなさい」
「ごめんね、かのんくん。こんなことになってしまって」
勝手口を抜けたところで、女神はそっと言った。しょんぼりしているのが分かる。
「いえ、自分にも落ち度がありますから」
「本当にごめん。また今度、ちゃんと謝るね」
「いいですよ。いろいろとごちそうさまでした」
チャリは門を入ってすぐのところに停めてある。
「じゃあ、僕はこれで」
「気をつけてね。・・・・・・本番、頑張ろうね」
ふわり、とした感触が左の頬に触れた。
夢のような、嘘のような時間。
それが女神のキスだ、と気づいた時には、もう女神の姿は見えなかった。
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