後輩のカノジョ

るふぃーあ

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<入院8日目>1

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<入院8日目>

「宮田さん、検温ですよー」

日曜日。
高梨さんが体温計を差し出した。

「おはようございます。36度5分でした」
「平熱ですね。今日は日曜日ですから回診もありませんし、ゆっくり休んで下さい」

それだけ言うと、高梨さんは去っていった。
昨日は何をしていたんだろう。やっぱり辻村と会っていたんだろうか。

会えば当然、アレするよな。
俺は高梨さんが辻村に押し倒されている姿を想像し、辻村のチンコで喘ぐ姿を想像して、興奮しつつも暗い気持ちになった。

昼食が終わり、便意を催したので、俺はゆっくり部屋のトイレに向かった。
まだ歩いていい、とは言われていないが、明日からリハビリだし、治りが早いと言っていたし。

何よりナースコールしてウンコ処理して下さい、と言えば高梨さんが来てしまう。オバサン看護師ならまだしも、それは避けたかった。

「うん。・・・・・・大丈夫」

問題なくトイレに座り、用を足す。
左手だけでは拭きにくかったが、ウォシュレット付きなので安心だ。

あー、とトイレでゆっくりと座る。
歩いて、座る。以前は当たり前にできていたことが、1週間ぶりだとものすごく新鮮に感じた。

「はやく退院したいなあ」

だが、退院したらもう高梨さんには会えない。元坂嬢も当然来てはくれないだろう。
ふたりに会えないのは少し、高梨さんの場合はひどく残念だった。

「わっ!」

油断したのだろうか、トイレからの帰り道、ベッドまであと数歩、というところで脚に激痛が走り、そのまま床に転がった。
ヒビなんて数日で治る、と思っていたが、まだ痛みがあるようだ。

「っ、痛っ」

どうやら右手も無理に床についてしまったらしく、ひどく痛む。
左手1本で身体を起こすのはひどく難しいことだ、と今さら悟った。

さて、どうやってベッドに戻ろうか_____

「宮田さん、清拭で・・・・・・宮田さん!?大丈夫ですか!?」

真っ青な顔をして、高梨さんが飛んできた。

「宮田さん!宮田さん!しっかりして下さい!どうしたんですか?」
「いえ、大丈夫です。・・・・・・ちょっと、トイレに行こうとして」
「宮田さん、リハビリまで完全安静、ベッド上だけって言ったじゃないですか。どうしてそんなこと。立てますか?」
「はい」

華奢に見えて意外に腕力のある高梨さんに支えられて、どうにかベッドに戻った。
ベッド柵をつけられ、ついで歩けないように床センサーもつけられてしまう。

当直の医師が連絡を受けて診察に来た。問題ないようだね、明日またレントゲン検査ね、と言い残して去っていく。

高梨さんはプンプンと怒っていた。

「安静指示には従っていただかないと。せっかくここまで治したのに、また入院を続けたいんですか?」
「そしたら、また高梨さんに会える時間が増えますね」
「真面目に怒ってるんです」
「スイマセン。・・・・・・あの、べ、便が出そうで、ナースコールしたら高梨さんが来てしまう、と思ったんで」
「別にいいじゃないですか。差し込み便器もありますし、ちゃんと処理させていただきますから」
「それが嫌だったんです。やっぱり、そんなところを見せたくない、ていうか」
「それが看護師の仕事なんですよ。病気が悪化するほうがよほどショックなんですから、これからはちゃんとコールして下さいね。約束ですよ」
「反省してます」

しゅん、と項垂れる。
そりゃそうだよなあ。もし俺が怪我したら、叱られるのは高梨さんだ。

ひどく怒っていた高梨さんだが、やがて「しょうがないですね」と苦笑した。
よしよし、と頭を撫でられる。

「宮田さんは年上でおっきいのに、なんだか可愛いです。怒られたワンちゃんみたい」
「男にも意地があるんです。好きな女性に、シモの処理とかされたくないから」
「あら、ちょっと前に、処理した気がしますけど・・・・・・?」
「あ、あれは」

言いかけた俺の口が、高梨さんの人差し指でしー、をさせられた。
さあ、清拭しますよ、と本来の目的を思い出し、高梨さんは俺を脱がせて上半身を拭き始めた。

「2日間来なかっただけで、そんなに寂しかったんですか?」
「この2日間、辻村とやってるんだろうなって思うだけで、嫉妬で狂いそうでした」
「全然。亮くん、もう3日間もLIMEに出ないんですもん。ずっとジム行ったり寝てたりしました。もうダメなのかなあ・・・・・・」
「ああ、ひょっとして研修旅行中かもしれません。辻村、言ってませんでしたか?俺も本当なら参加するはずだったんです。社員研修で、携帯もオフして5日間、接遇とかハラスメント講習とか受けるんです」

これは本当の話だ。
だからといって、辻村が高梨さんにちゃんと伝えていなかったのは問題だが。

「後輩想いですね」
「いや本当です。ちゃんとメールも」

俺がスマホを見せると、へえ、と高梨さんも納得した。
でも、と笑みを浮かべる。

「これナイショにしておいて、もうあいつはあんたに飽きたんだ、俺の女になれ、とか言えば良かったんじゃないですか?」
「マジで今そう思ってますから言わないで下さい。チャンスだったのかなあ・・・・・・まあ、でも、辻村のこと、嫌いじゃないんですよ。ああ見えて仕事には真面目だし、取引先にも受けはいいんです。失敗したことは繰り返さないし、これって単純なようで難しいんです。女のケツばっか追いかけてるアホだけど、でも辻村が高梨さんのことを教えてくれなかったら、俺、そもそも高梨さんとこうやって話すこともなかったと思うんです。綺麗な看護師さんだなあ、とか思う程度で、全然声とか掛けられなかったと思います。だから、辻村のこと、嫌いにならないでやって下さい」

あーあ、何を言ってるんだ、俺。
あいつは多分、研修旅行中も新人を口説いたり、飲むと浴衣が乱れるので有名なおミスに飲ませて、巨パイのブラチラを拝んだりしているに違いない。そんなアホのために、何フォローしてんだか。

「宮田さん、素敵ですね。亮くんも、こんな先輩がいて幸せだと思います」
「どうかなあ」
「でも、やっぱり私は亮くんが好きです。ごめんなさい」

はあ。
そうなるよなあ。

遠慮なく下半身が清められていく。包帯も替えてもらって、新しい包帯の匂いがした。

「はっきり言いますね」
「その方が性に合ってますから。もったいつけた態度とか、イライラしちゃうんです。どっちにも気があるようなドラマとか」
「ああ、それ分かります」
「好きなら好きって、好きだけど彼氏にしたいわけじゃないなら、そう言えばいいと思うんです。他人が傷つくこともあるだろうけど、自分が傷つくよりマシだから」
「いい性格ですね。いい意味で」
「だから、亮くんがスイカが嫌いとか、チキン南蛮は嫌とか、言われるとぐさっとくるけど、彼は正直なんだと思います。だから好き」
「じゃ、俺も正直に生きようかな。高梨さんは可愛い、美人、えっちな看護師さんで手コキも上手いしフェラも最高。もっかいして欲しい。えっちもしたい」
「それセクハラですからね。・・・・・・はい、清拭も終わりです。ベッドから動いちゃだめですよ」
「はいはい」
「はい、は1回です」
「はい、ママ」

ガタン。部屋の扉が閉まった。
寸前、クス、と笑う声がした。



「あの、昨日はすみませんでした」
「いえ、約束してたわけじゃないですから」

面会時間になり、私服な元坂嬢がやってきた。
日曜日なのに、ご苦労さんなことだ。

「さすがに土日はいいですよ。デートしてて下さい」
「あの、お爺様が、男性とのお付き合いは」
「ああ、そうでしたね」

箱入り娘なのを忘れていた。
いや、この場合は箱入り孫、か?

「昨日はその、デパートに行っていたんです」
「へえ。買い物ですか」
「はい。その、宮田さんが、どんな下着がお好みかな、と考えていたら、迷ってしまって・・・・・・面会時間に間に合わず」

はあ?
と、元坂嬢は俺の前にデパ紙袋の中身を広げた。

出てくる出てくる。女物の下着。
部屋の鍵、かけてあるだろうか。高梨さんが入ってきたら、あらぬ誤解を招きそうだ。

見ただけで分かる、高級ファッションブランドの下着の数々。
こういうものがもの凄く高価なことくらいは知っている。

「あ、あの、わたし、子供っぽいのしか、持ってなくて」
「そうだね」

水色とか、オレンジ色とか。

「で、店員さんに聞きながら、男の人がどんなのを喜ぶのか、と聞いていたら、色々と試着させられちゃって。で、お勧めされたのを全部買ってきちゃいました」
「全部!?」

あーあ。これだから世間知らずは。
店員さん、良いカモを見つけてウハウハだったろうなあ。

というか、これ大丈夫なのか。布面積がもの凄く小さい紫色や、スケスケの黒いレース生地や、ほぼ紐しかない真っ赤なTバックの下着とか、本当にこの子はつけられるのだろうか?

とある1枚は、ショーツの真ん中に大きな穴が開いているものだった。玄関入って即ハメ、あるいはオフィスラブ用。
これの目的、この子は知らないだろうなあ。

「わたしじゃ分からないから、宮田さんに見て、決めてもらおうと思って。明日来る時、どの下着が良いでしょうか?」
「うーん、そう言われてもなあ」

俺に女物の下着の好みなどない。あえて言うなら、ナイスバディなボン・キュッ・ボン白人女性モデルがつけているような、色気たっぷりなものであれば何でも良い。
いや、あれはモデルさんが美人だからいいのか。
この子には無理だろうな。色気とか。可愛いんだけど。

「どうですか?」
「うーん・・・・・・」
「宮田さんが選んでくれたら、どれでも着てきます」
「うーん・・・・・・・・・・・・」

なんか、どれも違うような。
元坂嬢には、水色パンティやオレンジスポブラのほうがよく似合っていた。無理して背伸びしているような、そんな違和感を感じてしまうだろう。

「あのさ」
「はい」
「今の、見せてくれる?」
「えっ、今の?」
「今履いてるの」
「・・・・・・分かりました」
「あ、扉閉めて。鍵も」
「はい」

今日の元坂嬢はいつもの紺スーツでなく私服だ。いつもは会社へ顔を出してから来ているのだろう。
今日は爽やかな、水兵さんのような紺色のスカーフ付き白いセーラー服だ。下は赤いチェックのプリーツスカート、まるで遠目に見たら女子高生に見える。

「今日の服、女子高生みたいだね」
「ええ。制服ですから」
「・・・・・・は?」

さらり、と言われて、俺は少し固まった。

「せい、ふく?」
「はい。今日は部活があったので、学校に寄ってきました。着替えてくる時間がなくって」
「まて、待て待てまて」

どういうことだ。
社長秘書、ということは社会人のはず。いや確か、うちの孫も21にもなって、とあの社長も言ってなかったか。

「言ってませんでしたか?3年間海外留学しておりましたので、日本で高校に入り直したんです。でもお爺様は勉強よりも社会に出ろ、昔はデッチボウコウに出るのが当たり前だった、ていつも言ってて、学校に通いながらお爺様の、社長の会社で働いているんです」
「そ、そうでしたか」

じゃあ、成人なんだな。
だがこの制服姿を見ていると、女子高生にしか見えない。というか背が低いし童顔だし、高3にすら見えない。

「じゃ、脱ぎますね」
「お、おう」

目の前で脱ぎ始める女子高生。
いくら成人だ、と言い聞かせても、とんでもなく悪事を働いているような、警察に連れて行かれそうな背徳感を感じる。

セーラー服の下から出てきたのは、白いブラとショーツだった。何の色もついていない、ただの白い布。

・・・・・・
・・・・・・・・・・・・

こういうのでいいんだよ。こういうので。

「あの、今日はそういうつもりじゃなかったので、こんなので・・・・・・ごめんなさい」
「いいんだ、それでいいんだ」
「え?」

ああ、この姿で抜いて欲しい。
俺はロリコンじゃないが、女子高生にセーラー服で、あるいはセーラー服を脱いだままの、木綿の白いパンツのままで抜いて欲しい、という願望くらいある。
それが合法な年齢だとすれば、躊躇する道理などない。

俺は咳払いをした。

「あの、元坂さん」
「はい」
「明日ではなく、今日、してもらいたいです」
「え、でも今日は、こんな下着だし」
「それでいいんです!それで!」

分かってないな。男のロマンが。
いくら俺が高梨さんの巨乳に挟んでもらいたい、と思っているような人間でも、女子高生が目の間でセーラー服を脱いでいれば、鼻血が出る寸前まで勃起してしまうというものなのだ。

「そ、それでいいから、こっちに____」

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