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しおりを挟む「お前の変態行為に俺を巻き込むな…っ、や!嫌だ…っ!」
あまりにあまりな言動に文句を言いかけた声が、悲鳴に変わる。
細い触手が寄り集まり太い束になると、開かされた場所へと押し付けられたからだ。
それは、それまでのこすったり摘んだりするような行為とは違う、意思を持ってそこを貫こうとしている。
男が口角を上げた。
「開通だな」
「~~~~~~~~~っ!あ!…や!はいっ…る、な!」
力を入れて拒むこともできず、それは無慈悲にまどかの中へと入り込んできた。
痛くはない。
ぬるぬると蠢きながら狭い場所を拓いていくそれは、
「(嫌だ…っ気持ち、いい、なんて…っ)」
未開発のはずの場所が、確かに快楽を得ている。
悍ましい。なのに気持ちいい。
「や、…やっ、やぁ…っ」
強制的に引き出される快楽は、強い力で理性をさらっていく。
ねっとりとした動きで内部の膨らんだ場所を何度も刺激されてダラダラとまどかの先端からは白濁が溢れた。
それに吸い付かれる感触ですら刺激になり、ガクガクと腰を揺らしてしまう。
「愉しそうだな」
「や…………も、う………」
もう、許して欲しい。
これ以上の快楽を与えられたら、本当にどうにかなってしまう。
「解放して欲しいか?」
優しい声だった。
優しくて、そして心の中に忍び込んでくるような、蠱惑的な声だ。
虚勢を張る余裕もなく、まどかは唯一自由になる首を何度も縦に振った。
その姿に男は、声と同様穏やかな笑みを浮かべた。
…が、
「あ!あああああああああっ!」
突然激しいピストンを始めた触手に電流でも流されたかのように悶える。
「あ!あ!あ!あっ」
もしかしたら解放してもらえるんじゃないかと――――――
息も絶え絶えに向けた視線の先には、満足そうな微笑があった。
「いいな、その貌。もっとそんな目で見てくれ」
「へん…変、態…っ!あ、あ、あああっあっ」
快楽に蕩けた目で睨んだ瞬間、急に動きが緩やかになったかと思うと、触手の束が膨れ上がり、内部にどっと粘度の高い液体が注ぎ込まれた。
「い…やぁ……」
ずる、と犯していたものが抜け出て、ぼたぼたと滴る粘液が畳を汚し続けている。
快楽の余韻が濃すぎて、何も考えられず、胸を喘がせていることしかできない。
このまま意識を失ってしまいたい。
そんな逃避を、しかし自称・邪神が許すはずもなかった。
「惚けるのはまだ早いぞ。人間同士では決して得られぬ快楽だ。もっと味わわせてやろう」
まだ、終わりではない――――――
それを聞いて、喜ばせると分かっていて尚、まどかは絶望に表情を凍らせた。
散々の蹂躪の後、意識を失う直前、するりと頬を撫でる感触があった。
ぬるついた触手のものではない、あたたかい、人の手の――――――
「存外楽しめたな。…たまにはこういうのも悪くないかもしれん」
そんな呟きを聞いたような気がしたが、疲弊しきったまどかは何かを思う余裕もなく目を閉じた。
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