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さらにその後のいじわる社長と愛されバンビ
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久世が『SHAKE THE FAKE』に来たのは夜も大分更けてからで、その頃には万里はボーイに交じって働いていた。
退勤時間までどこかで待たせてもらうのかと思っていたら、何故か万里が久世の相手をすることになっていて、結局『SILENT BLUE』にいる時と似たような時間を過ごした。
そして…、帰ってきたら早々にベッドに連れ込まれている。
怪我のこともありあまり強く抵抗もできず、万里はせめて口だけでも反抗した。
「怪我人のくせに元気すぎない!?」
「お前はいつまで俺を怪我人扱いするんだ。昨日病院に行ったらもう心配ないってがっかりされたから大丈夫だろ」
北条さん……そこは建前だけでもよかったっていうところなのでは……。
心の中で北条にツッコミを入れていると、至近の久世の顔が更に迫る。
「だから快気祝いってことで、たっぷりサービスしてやるよ」
「んんっ……!」
見舞いなど必要とするほど弱っていなかったくせによく言う。
唇を塞がれてしまったので、そんな文句も口に出せず、万里は喉の奥で呻いた。
相変わらず適当に丸め込まれている気がして、とても羽柴の言うように自分が弱点だなんて思えない。
ただ、もちろん、羽柴が嘘をついたとも思わないので、万里は試してみることにした。
「っ…、い、いつもこんな調子で、お、俺が、嫌いになるとか…、考えないわけ…?」
唇が解放されたタイミングで問いかけると、久世は、少し意外そうな顔をした。
そして、その表情のまま聞き返してくる。
「お前は嫌がってるのか?」
「、」
嫌がってはいなくて、言葉に詰まった。
「う……、い、嫌とかではないけど、もう少し、その、からかったりしないとか、」
「お前が甘い雰囲気は恥死するとか言うから」
俺か。
久世のこのふざけた様子は、万里が望んだことだと。
言えば言うほど何も言えなくなってくる。
「うう…、そ、そこは、なんか上手くやって……!」
苦し紛れの暴君な言い分だが、これほど余裕に満ち満ちているのだから、それくらいはこなしてほしい。
久世は、なんだそれ、と楽しそうに笑った。
そして、なるほど、と勝手に納得して。
「つまり、恥ずかしさを感じる暇もないくらい激しくして欲しいと」
違うそうじゃない。
むしろそれはいつもの展開で、気持ちいいのが嫌なわけでは決してないが、恥ずかしいのは嫌だしああもう、俺はどうしたいんだっけ。
万里がどうなれば自分は満足なのかを見失っている間にも、事態は動いている。
「お前に嫌われないように、努力しないとな」
嫌われるなんて欠片も危惧していない顔が近付いてきて、再び唇が重なった。
甘く舌が絡むと、とろりと脳が痺れる。
「ン、っ……、んん……!っは、っ……!」
つい身を任せてしまうと、服の中に潜り込んだ手に胸を探られて、反射的に身体を捩ったが、そんなことで逃げられるわけもない。
舌を吸われるのと同時にきゅんと強く尖った場所を引かれると、身体の奥が疼いて腰が揺れた。
「そ、こ…、ゃ、……っ、」
「じゃあ、こっちか?」
既に窮屈になっているそこを探られて刺激にびくんと身体が跳ねても、久世は一切気にせず前をくつろげ、ふるりと身を震わせて現れたものを握る。
「あ…!」
「いっぱい気持ちよくなっていいぞ」
「っん!んん……!んー……!」
深く口を犯されながら乳首を弄られ、弱いところを知り尽くした手つきで性器も扱かれ、あっという間に解放に導かれる。
あまりに急な、そして強すぎる刺激に、万里は軽く放心状態になった。
霞んだ視界に映った久世は、楽しそうににっこりと笑う。
「刺激が強すぎたか?けど、やっぱり恥ずかしいよりこっちの方がいいんだな」
だから、違うそうじゃないって言ってるだろ…!(心の中でだけど)
退勤時間までどこかで待たせてもらうのかと思っていたら、何故か万里が久世の相手をすることになっていて、結局『SILENT BLUE』にいる時と似たような時間を過ごした。
そして…、帰ってきたら早々にベッドに連れ込まれている。
怪我のこともありあまり強く抵抗もできず、万里はせめて口だけでも反抗した。
「怪我人のくせに元気すぎない!?」
「お前はいつまで俺を怪我人扱いするんだ。昨日病院に行ったらもう心配ないってがっかりされたから大丈夫だろ」
北条さん……そこは建前だけでもよかったっていうところなのでは……。
心の中で北条にツッコミを入れていると、至近の久世の顔が更に迫る。
「だから快気祝いってことで、たっぷりサービスしてやるよ」
「んんっ……!」
見舞いなど必要とするほど弱っていなかったくせによく言う。
唇を塞がれてしまったので、そんな文句も口に出せず、万里は喉の奥で呻いた。
相変わらず適当に丸め込まれている気がして、とても羽柴の言うように自分が弱点だなんて思えない。
ただ、もちろん、羽柴が嘘をついたとも思わないので、万里は試してみることにした。
「っ…、い、いつもこんな調子で、お、俺が、嫌いになるとか…、考えないわけ…?」
唇が解放されたタイミングで問いかけると、久世は、少し意外そうな顔をした。
そして、その表情のまま聞き返してくる。
「お前は嫌がってるのか?」
「、」
嫌がってはいなくて、言葉に詰まった。
「う……、い、嫌とかではないけど、もう少し、その、からかったりしないとか、」
「お前が甘い雰囲気は恥死するとか言うから」
俺か。
久世のこのふざけた様子は、万里が望んだことだと。
言えば言うほど何も言えなくなってくる。
「うう…、そ、そこは、なんか上手くやって……!」
苦し紛れの暴君な言い分だが、これほど余裕に満ち満ちているのだから、それくらいはこなしてほしい。
久世は、なんだそれ、と楽しそうに笑った。
そして、なるほど、と勝手に納得して。
「つまり、恥ずかしさを感じる暇もないくらい激しくして欲しいと」
違うそうじゃない。
むしろそれはいつもの展開で、気持ちいいのが嫌なわけでは決してないが、恥ずかしいのは嫌だしああもう、俺はどうしたいんだっけ。
万里がどうなれば自分は満足なのかを見失っている間にも、事態は動いている。
「お前に嫌われないように、努力しないとな」
嫌われるなんて欠片も危惧していない顔が近付いてきて、再び唇が重なった。
甘く舌が絡むと、とろりと脳が痺れる。
「ン、っ……、んん……!っは、っ……!」
つい身を任せてしまうと、服の中に潜り込んだ手に胸を探られて、反射的に身体を捩ったが、そんなことで逃げられるわけもない。
舌を吸われるのと同時にきゅんと強く尖った場所を引かれると、身体の奥が疼いて腰が揺れた。
「そ、こ…、ゃ、……っ、」
「じゃあ、こっちか?」
既に窮屈になっているそこを探られて刺激にびくんと身体が跳ねても、久世は一切気にせず前をくつろげ、ふるりと身を震わせて現れたものを握る。
「あ…!」
「いっぱい気持ちよくなっていいぞ」
「っん!んん……!んー……!」
深く口を犯されながら乳首を弄られ、弱いところを知り尽くした手つきで性器も扱かれ、あっという間に解放に導かれる。
あまりに急な、そして強すぎる刺激に、万里は軽く放心状態になった。
霞んだ視界に映った久世は、楽しそうににっこりと笑う。
「刺激が強すぎたか?けど、やっぱり恥ずかしいよりこっちの方がいいんだな」
だから、違うそうじゃないって言ってるだろ…!(心の中でだけど)
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