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9:メイドは「お嬢様は子供」と煽る
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「もう!いい年なんですから。体が冷えるのはお判りでしょう?」
「そうなんだけど、ゲルタ…水飲みたい」
「はいはい。ゆっくりですよ。もういいって時は舌で突き返してくださいね」
体を起こしてもらい、ゆっくりと水を飲むのですが飲み込むたびに喉が痛みます。
「こんな時期に湿った場所にいるから!次は薬湯で御座いますよ」
「薬湯は苦いから次にするわ」
「今です!飲める時に飲まないと熱も下がりません」
ゲルタは意外にスパルタなのです。
ですが、薬湯を飲むと喉の痛みも和らぐ気がいたします。
「全く…毎日花を持って来ても飾れないっていうんですよ!」
「お花?」
「アーカンソーの坊ちゃんが持って来ますけどね。だいたい!買い物って連れ出して何を買ってもらったんです?荷物はないし、執事と帰ってくるなんて…あり得ません」
「ゲルタ。それはわたくしがそうしたいと言ったの」
「だとしても!です。送り届けるまでがマナー!何があったか存じませんが女性の体があんなに冷えるまで…。まさかお嬢様…また?」
ゲルタはきっと怒ってしまいます。
嘘にはなりますが、皆さんとフリスビーをしましたと言えば「淑女がそんな事を!」と頭から湯気を出すでしょうし、「日陰で座ってみてた」と言えばフレデリック様の前例が御座います。
婚約者を放っておいて何をしていたと鼻からバッファロー以上に荒い鼻息を吹き出すでしょう。
「バルタザール様はちゃんとしてくれてたの。わたくしもこうなるとは思ってもみなかったの。だから、そんなに怒らないで。ね?」
「お嬢様…判りました。でも次はありません。以降は誰かをつけます」
「そんな…この年になって」
「はい、お嬢様はもう寝る。先ず寝て!次に食べて!元気になって頂きます」
結局、寝台からやっと起き上がれるようになったのは10日も後の事。
屋敷に籠っているのは今に始まった事ではないけれど、バルタザール様のご友人の言葉を思い出すとバルタザール様とご一緒にどこかに出掛けるのが怖くなってしまっていたのです。
それに醜い感情を持っている自分にも気が付いてしまいました。
最初の婚約者にもフレデリック様にも抱いた事のない感情です。
いえ、抱いていたのかも知れません。
――わたくしだけの相手をして欲しい――
9歳も年下のバルタザール様に何を背負わせようとしているのか。
ゾッとしたのです。わたくしは何て浅ましい事を考えているのかと。
☆~☆
「お嬢様、バルタザール様がお見えです」
ゲルタの声に刺していた刺繍の針がプツンと指先に刺さります。
「ごめんなさい。気分が優れないの。お会いできないと伝えて」
「良いんですか?これでもう5日連続ですよ?」
「いいの。来て頂いて申し訳ないのだけれど」
「お嬢様、何があったか、ちゃんとゲルタにだけ――」
「何もないわ。本当に気分が優れないの」
ゲルタの言葉を遮り、強い口調で訴えるとゲルタは小さく溜息を吐き、扉の向こうに消えていきます。
裁縫箱の糸を寄ってくれているメイドさんがポツリと溢しました。
「お嬢様、ネガティブ入ってますよ」
「言われなくても判っているわ」
解ってはいるのです。
ですが、こんな汚い感情を持ったままバルタザール様に会えば自分で何を言い出すか判らないのです。
こんな事ならお父様が署名をする前にお名前や年齢を確認するんだったわ。
きっと、今まで甘く優しい言葉をかけられた事もなく、スマートなエスコートも経験がなかったから16歳の少年に期待をしてしまったのです。
早くにこの話に区切りをつけなければならなかったのに甘えてしまったのです。
――あぁ!もう!あの日の自分を蹴り飛ばしたい!――
苛立って来る気持ちを抑え、紛らわせようとわたくしは指先に軟膏を塗ってくれるメイドさんの手の動きをじっと見つめました。
「なんで逃げますかね?逃げてばっかりでイイコトなんてあります?」
「逃げてないわ。今は会えないだけ!」
「逃げてますよ。見ててす~ごくイライラします。25歳にもなって今更ですよ?恥ずかしくないんですか?」
メイドさんは日頃からはっきりとした物言いをするのですが、今日はいつもに増して言葉に棘を感じます。まるでわたくしの苛立ちを更に煽るような物言い。
我慢はしたのです。でも次の言葉はもう我慢の袋がパーンと弾けてしまいました。
「お嬢様はまだ子供ですね。アーカンソー様の方がずっと大人です」
「そうよ!わたくしは子供なのよ!えぇ、えぇ!バルタザール様のほうがずっと大人だわ!バカみたい!そうよ!空気の読めない女!ノリの悪い女なの!でも!何をすれば良かったと言うの!」
売り言葉に買い言葉。メイドさんの挑発に乗ってしまったわたくし。
大声を出した時、部屋の扉が勢いよく開いたのです。
「誰がそんな事を言った!誰が俺のロティにそんな酷い言葉を言ったんだ!」
――なんでここに?!――
非常に不味いです。
帰って頂いたはずのバルタザール様が何故ここに?
腕を掴まれて、ブンブン前後に体が揺さぶられております。
――さ、三半規管が壊れる!――
揺れる視界の中、メイドさんどうして親指を立てているの?!
――ヤラレタ‥‥裏切者!――
これは間違いなくゲルタもグルになっております。
バルタザール様を扉の前まで呼んで、わたくしを煽る。
昔、ゲルタに何度も引っ掛けられた使い古された手法でございます。
弟のオリバーではなく、両親は長子のわたくしに爵位を継がせるために厳しい教育をしたのです。自我を殺したわたくしは受け身になり何でも言う事を聞く子になっておりました。
最初の婚約者が決まった時、わたくしはお父様に言ったのです。
『お父様がそう決めたのなら従うだけです』
思えばその後からゲルタがわたくしを挑発して怒りと言う感情を出させるようになった気がします。ですが一旦身についた「受け身」と「家のため」という考えはなかなか払拭は出来なかったのです。
「ロティ!ちゃんと言ってくれ!全部受け止めるから!」
――体を揺するのを止めてぇ。吐きそうぅぅ――
バルタザール様に吐くなんて粗相は…あぁでもそろそろ限界かも?
吐いたら受け止めてくださる?
いえいえ、ダメよ。首を横に振ったのがそもそもの間違い。
いい加減前後に揺れる体、首を横に振るのは自爆への特攻でございました。
「そうなんだけど、ゲルタ…水飲みたい」
「はいはい。ゆっくりですよ。もういいって時は舌で突き返してくださいね」
体を起こしてもらい、ゆっくりと水を飲むのですが飲み込むたびに喉が痛みます。
「こんな時期に湿った場所にいるから!次は薬湯で御座いますよ」
「薬湯は苦いから次にするわ」
「今です!飲める時に飲まないと熱も下がりません」
ゲルタは意外にスパルタなのです。
ですが、薬湯を飲むと喉の痛みも和らぐ気がいたします。
「全く…毎日花を持って来ても飾れないっていうんですよ!」
「お花?」
「アーカンソーの坊ちゃんが持って来ますけどね。だいたい!買い物って連れ出して何を買ってもらったんです?荷物はないし、執事と帰ってくるなんて…あり得ません」
「ゲルタ。それはわたくしがそうしたいと言ったの」
「だとしても!です。送り届けるまでがマナー!何があったか存じませんが女性の体があんなに冷えるまで…。まさかお嬢様…また?」
ゲルタはきっと怒ってしまいます。
嘘にはなりますが、皆さんとフリスビーをしましたと言えば「淑女がそんな事を!」と頭から湯気を出すでしょうし、「日陰で座ってみてた」と言えばフレデリック様の前例が御座います。
婚約者を放っておいて何をしていたと鼻からバッファロー以上に荒い鼻息を吹き出すでしょう。
「バルタザール様はちゃんとしてくれてたの。わたくしもこうなるとは思ってもみなかったの。だから、そんなに怒らないで。ね?」
「お嬢様…判りました。でも次はありません。以降は誰かをつけます」
「そんな…この年になって」
「はい、お嬢様はもう寝る。先ず寝て!次に食べて!元気になって頂きます」
結局、寝台からやっと起き上がれるようになったのは10日も後の事。
屋敷に籠っているのは今に始まった事ではないけれど、バルタザール様のご友人の言葉を思い出すとバルタザール様とご一緒にどこかに出掛けるのが怖くなってしまっていたのです。
それに醜い感情を持っている自分にも気が付いてしまいました。
最初の婚約者にもフレデリック様にも抱いた事のない感情です。
いえ、抱いていたのかも知れません。
――わたくしだけの相手をして欲しい――
9歳も年下のバルタザール様に何を背負わせようとしているのか。
ゾッとしたのです。わたくしは何て浅ましい事を考えているのかと。
☆~☆
「お嬢様、バルタザール様がお見えです」
ゲルタの声に刺していた刺繍の針がプツンと指先に刺さります。
「ごめんなさい。気分が優れないの。お会いできないと伝えて」
「良いんですか?これでもう5日連続ですよ?」
「いいの。来て頂いて申し訳ないのだけれど」
「お嬢様、何があったか、ちゃんとゲルタにだけ――」
「何もないわ。本当に気分が優れないの」
ゲルタの言葉を遮り、強い口調で訴えるとゲルタは小さく溜息を吐き、扉の向こうに消えていきます。
裁縫箱の糸を寄ってくれているメイドさんがポツリと溢しました。
「お嬢様、ネガティブ入ってますよ」
「言われなくても判っているわ」
解ってはいるのです。
ですが、こんな汚い感情を持ったままバルタザール様に会えば自分で何を言い出すか判らないのです。
こんな事ならお父様が署名をする前にお名前や年齢を確認するんだったわ。
きっと、今まで甘く優しい言葉をかけられた事もなく、スマートなエスコートも経験がなかったから16歳の少年に期待をしてしまったのです。
早くにこの話に区切りをつけなければならなかったのに甘えてしまったのです。
――あぁ!もう!あの日の自分を蹴り飛ばしたい!――
苛立って来る気持ちを抑え、紛らわせようとわたくしは指先に軟膏を塗ってくれるメイドさんの手の動きをじっと見つめました。
「なんで逃げますかね?逃げてばっかりでイイコトなんてあります?」
「逃げてないわ。今は会えないだけ!」
「逃げてますよ。見ててす~ごくイライラします。25歳にもなって今更ですよ?恥ずかしくないんですか?」
メイドさんは日頃からはっきりとした物言いをするのですが、今日はいつもに増して言葉に棘を感じます。まるでわたくしの苛立ちを更に煽るような物言い。
我慢はしたのです。でも次の言葉はもう我慢の袋がパーンと弾けてしまいました。
「お嬢様はまだ子供ですね。アーカンソー様の方がずっと大人です」
「そうよ!わたくしは子供なのよ!えぇ、えぇ!バルタザール様のほうがずっと大人だわ!バカみたい!そうよ!空気の読めない女!ノリの悪い女なの!でも!何をすれば良かったと言うの!」
売り言葉に買い言葉。メイドさんの挑発に乗ってしまったわたくし。
大声を出した時、部屋の扉が勢いよく開いたのです。
「誰がそんな事を言った!誰が俺のロティにそんな酷い言葉を言ったんだ!」
――なんでここに?!――
非常に不味いです。
帰って頂いたはずのバルタザール様が何故ここに?
腕を掴まれて、ブンブン前後に体が揺さぶられております。
――さ、三半規管が壊れる!――
揺れる視界の中、メイドさんどうして親指を立てているの?!
――ヤラレタ‥‥裏切者!――
これは間違いなくゲルタもグルになっております。
バルタザール様を扉の前まで呼んで、わたくしを煽る。
昔、ゲルタに何度も引っ掛けられた使い古された手法でございます。
弟のオリバーではなく、両親は長子のわたくしに爵位を継がせるために厳しい教育をしたのです。自我を殺したわたくしは受け身になり何でも言う事を聞く子になっておりました。
最初の婚約者が決まった時、わたくしはお父様に言ったのです。
『お父様がそう決めたのなら従うだけです』
思えばその後からゲルタがわたくしを挑発して怒りと言う感情を出させるようになった気がします。ですが一旦身についた「受け身」と「家のため」という考えはなかなか払拭は出来なかったのです。
「ロティ!ちゃんと言ってくれ!全部受け止めるから!」
――体を揺するのを止めてぇ。吐きそうぅぅ――
バルタザール様に吐くなんて粗相は…あぁでもそろそろ限界かも?
吐いたら受け止めてくださる?
いえいえ、ダメよ。首を横に振ったのがそもそもの間違い。
いい加減前後に揺れる体、首を横に振るのは自爆への特攻でございました。
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