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靴ベラの使い方とディオンの閃き
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毎日が穏やかな時間を王妃の宮で過ごすシルヴェーヌは寄せられる民の声に目を閉じた。
結婚式もなく書面を提出しただけの婚姻。
ディオンからはドレスや宝飾品など大量の贈り物が届くがリボンが解かれる事もなくそろそろ小さめの物置部屋がいっぱいになる。ディオンの母である側妃は【教会に寄付すればいい】と言った。
ディオンの母は現在廃妃の手続き中でその後は王妃の宮で王妃付きの侍女となる。
元々、王妃が嫁いだ際に側付きだった側妃は権力への執着も無かったが、王家への忠誠心も薄かった。声がかかった際に好いた男性がいたわけでもなく、貴族令嬢であれば家のために嫁ぐのは当然で父親の言葉に従った人形だった。
男児を生んだのが王妃と自分のみだった事で突然持ち上げられたが、嫁ぐ前に何度も見てきた。
貴族は誰かの足を引っ張り、引っかけ、引きずり降ろして上に立つ。
上に立てば下は遠くなる。上がった後は落ちるだけ。
落ちる前に引く事も貴族としての嗜みと経験で学んだ。
ディオンを手元で育てられるかと言えばそうではなかった。
セレスタンよりも出来が良ければ、または何かあればディオンが王位につく。
生後早々に引き離されて、母子の時間は【側妃と王子】という立場の時間のみ。
そこに【情】があるかと聞かれれば【否】だった。
時折もたらされるディオンの報告も、どこか他人の子の成長を聞かされているに等しい感情だった。
ただ、セレスタンと違って王妃の実家よりは格下の貴族の娘の子。
ディオンには自由奔放な部分と人間らしい部分が散見された。
見た目の良さもあったが、アデライドが魅かれたのは機械的な血の通っているのを疑問に思うセレスタンよりも人間味のあるディオンだったからかも知れない。
だと言っても、ディオンのした事が赦されるわけでもない。
激減しているとはいえ、第二王子ディオンの妃になれば執務も発生する。
王妃の宮は広く、持て余した時間を消化するには問題ないが気になるのは市井の人々の生活だった。
「嫌な物には目を通さなくてもいい」
王妃はそう言ったが、耳障りの良い声だけを受け取っていては堕落するだけだ。
辛辣な意見にも積極的に目を通し王妃の事業をシルヴェーヌは補佐した。
「休憩をしましょうか」
王妃の言葉にメイドが茶を淹れ、菓子が並べられた。
とても静かな雰囲気を壊したのは聞こえてきた声だった。
「無粋だこと。追い返しなさい。ここを何処だと思っているのかしら」
王妃を憤慨させたのはクディエ公爵家当主ランヴェルとその妻リベイラの声だった。
玄関と同じ階にあるサロンの雰囲気は「私達は親なのだ」という声。
王妃の視線を感じたシルヴェーヌは小さく首を横に振った。
それが答えだった。
王妃の宮に訪れるのはクディエ公爵家当主ランヴェルとその妻リベイラだけではない。
2人についてセレスタンも一緒に居た。
クディエ公爵家に移籍をしたセレスタンはどちらが当主なのか判らないほど実権を握った執事となっていた。頭の良さと力量から言えばそうなるのは目に見えていた事でもある。
夫である第二王子ディオンも週に5日ほどは贈り物か花束を持って王妃の宮を訪れていた。
王族であるディオンは王妃が不在時には上がり込んでくる事も多々あった。
偶々宮の中を移動している最中に押し問答をしていたディオンが目に入った。
執事を押しのけて入ってきたディオンはシルヴェーヌの腕を掴んだ。グイと体を引き寄せて顔を近づけてきた。
「私に会いたかったのだろう?」
「いいえ」
「強がるな」
シルヴェーヌの眉間に寄った皺。同時にディオンは先ほどまで纏わりついていたアデライドがつけていた香水の香りが鼻腔を擽った。
「嫉妬しているのか…歪んだ顔もまたいいな」
「嫉妬などしておりません」
アデライドの香りにシルヴェーヌが嫉妬していると思い込んだディオンは壁にシルヴェーヌを押し付けて両手首を己の手で縫い付けた。
王妃の宮だとはいえ、相手は第二王子で建前であっても夫である。使用人達は容易く触れる事も叶わず何かあれば飛び掛かってでもと後ろで身構えた。
「王妃にこき使われているんだろう?夫の私が癒してやろう」
「結構です」
「意地を張るのもまたそそるものがある。今夜迎えに来る。19時に裏門に来い」
「お断りいたします」
「夫である私の誘いを断るつもりか?」
「断りますっ‥‥うぅっ!!」
抜け出そうとしたが、縫い付けられた手首が捩じれ苦痛にまたシルヴェーヌは顔を歪めた。
「何をしているのですっ!」
実家に顔を出すために出ていた側妃が流行の菓子を土産にと立ち寄った。
つかつかと歩み寄ると、ディオンもそれが生母であるとなれば手の力を緩めた。
立場としては側妃であっても国王の妃であり、第二王子の母。
側妃は玄関扉の前にいる男性従者に雨天時に下車した主が靴を履き替えるように置かれていた樫の木の靴ベラを取るように伝えると小走りに近づき、思い切りディオンの尻を打った。
小気味よい音と共に尻を手で押さえ、七顚八倒するディオンが仰向けになると更に靴ベラを振り下ろした。
バシバシと時に飛ぶ嫌われ者の黒い這う虫を退治するかの如く、側妃が乱雑に振りまくった靴ベラ。最後の一投が振り下ろされたあとは声にならない声をあげ、口から泡を吹いて尻ではなく前を両手で押さえたままディオンは気絶した。
側妃は靴ベラを気絶したディオンに放り投げると満面の笑みで「靴ベラも虫退治に使えるのね」と今度は侍女から冷たく濡らした布を受け取るとシルヴェーヌの痛めた手首にあてた。
ちらりと床に視線を移す。
「棄てておいて」
――どっちを?――
男性従者たちは側妃を仰ぎ見た。その視線は2つを指した事から男性従者はディオンを門の外に、靴ベラをゴミ箱に放り投げた。
この日以来ディオンは王妃の宮への立入りを国王により禁止された。
用を足すにも真っ青になった股間、痛みに耐えるディオンの顔色も真っ青である。負傷のためしばらく房事は出来ないとアデライドに告げたディオンは寝台にぐったりと体を横たえた。
戻されてきた開封されていない大量の贈り物にアデライドは自分への贈り物だと手を叩いて喜んだ。
「この頃なぁんにもくれないから嫌いになるところだったわぁ」
アデライドの嫉妬心は尋常ではないものだったが、ディオンはむくりと起き上がった。
「そんなものなのか?」
「ん~??でもぉ、こんなにたっくさん買ってくれるんだからやっぱり大好き!」
嬉しそうに箱から宝飾品や指輪、人形を次々に取り出して感嘆の声をあげるアデライドを見てディオンは閃いた。寝台を抜け出すと執事を呼び、クディエ公爵家で執事をしているセレスタンに取り次ぐように先触れを出した。
結婚式もなく書面を提出しただけの婚姻。
ディオンからはドレスや宝飾品など大量の贈り物が届くがリボンが解かれる事もなくそろそろ小さめの物置部屋がいっぱいになる。ディオンの母である側妃は【教会に寄付すればいい】と言った。
ディオンの母は現在廃妃の手続き中でその後は王妃の宮で王妃付きの侍女となる。
元々、王妃が嫁いだ際に側付きだった側妃は権力への執着も無かったが、王家への忠誠心も薄かった。声がかかった際に好いた男性がいたわけでもなく、貴族令嬢であれば家のために嫁ぐのは当然で父親の言葉に従った人形だった。
男児を生んだのが王妃と自分のみだった事で突然持ち上げられたが、嫁ぐ前に何度も見てきた。
貴族は誰かの足を引っ張り、引っかけ、引きずり降ろして上に立つ。
上に立てば下は遠くなる。上がった後は落ちるだけ。
落ちる前に引く事も貴族としての嗜みと経験で学んだ。
ディオンを手元で育てられるかと言えばそうではなかった。
セレスタンよりも出来が良ければ、または何かあればディオンが王位につく。
生後早々に引き離されて、母子の時間は【側妃と王子】という立場の時間のみ。
そこに【情】があるかと聞かれれば【否】だった。
時折もたらされるディオンの報告も、どこか他人の子の成長を聞かされているに等しい感情だった。
ただ、セレスタンと違って王妃の実家よりは格下の貴族の娘の子。
ディオンには自由奔放な部分と人間らしい部分が散見された。
見た目の良さもあったが、アデライドが魅かれたのは機械的な血の通っているのを疑問に思うセレスタンよりも人間味のあるディオンだったからかも知れない。
だと言っても、ディオンのした事が赦されるわけでもない。
激減しているとはいえ、第二王子ディオンの妃になれば執務も発生する。
王妃の宮は広く、持て余した時間を消化するには問題ないが気になるのは市井の人々の生活だった。
「嫌な物には目を通さなくてもいい」
王妃はそう言ったが、耳障りの良い声だけを受け取っていては堕落するだけだ。
辛辣な意見にも積極的に目を通し王妃の事業をシルヴェーヌは補佐した。
「休憩をしましょうか」
王妃の言葉にメイドが茶を淹れ、菓子が並べられた。
とても静かな雰囲気を壊したのは聞こえてきた声だった。
「無粋だこと。追い返しなさい。ここを何処だと思っているのかしら」
王妃を憤慨させたのはクディエ公爵家当主ランヴェルとその妻リベイラの声だった。
玄関と同じ階にあるサロンの雰囲気は「私達は親なのだ」という声。
王妃の視線を感じたシルヴェーヌは小さく首を横に振った。
それが答えだった。
王妃の宮に訪れるのはクディエ公爵家当主ランヴェルとその妻リベイラだけではない。
2人についてセレスタンも一緒に居た。
クディエ公爵家に移籍をしたセレスタンはどちらが当主なのか判らないほど実権を握った執事となっていた。頭の良さと力量から言えばそうなるのは目に見えていた事でもある。
夫である第二王子ディオンも週に5日ほどは贈り物か花束を持って王妃の宮を訪れていた。
王族であるディオンは王妃が不在時には上がり込んでくる事も多々あった。
偶々宮の中を移動している最中に押し問答をしていたディオンが目に入った。
執事を押しのけて入ってきたディオンはシルヴェーヌの腕を掴んだ。グイと体を引き寄せて顔を近づけてきた。
「私に会いたかったのだろう?」
「いいえ」
「強がるな」
シルヴェーヌの眉間に寄った皺。同時にディオンは先ほどまで纏わりついていたアデライドがつけていた香水の香りが鼻腔を擽った。
「嫉妬しているのか…歪んだ顔もまたいいな」
「嫉妬などしておりません」
アデライドの香りにシルヴェーヌが嫉妬していると思い込んだディオンは壁にシルヴェーヌを押し付けて両手首を己の手で縫い付けた。
王妃の宮だとはいえ、相手は第二王子で建前であっても夫である。使用人達は容易く触れる事も叶わず何かあれば飛び掛かってでもと後ろで身構えた。
「王妃にこき使われているんだろう?夫の私が癒してやろう」
「結構です」
「意地を張るのもまたそそるものがある。今夜迎えに来る。19時に裏門に来い」
「お断りいたします」
「夫である私の誘いを断るつもりか?」
「断りますっ‥‥うぅっ!!」
抜け出そうとしたが、縫い付けられた手首が捩じれ苦痛にまたシルヴェーヌは顔を歪めた。
「何をしているのですっ!」
実家に顔を出すために出ていた側妃が流行の菓子を土産にと立ち寄った。
つかつかと歩み寄ると、ディオンもそれが生母であるとなれば手の力を緩めた。
立場としては側妃であっても国王の妃であり、第二王子の母。
側妃は玄関扉の前にいる男性従者に雨天時に下車した主が靴を履き替えるように置かれていた樫の木の靴ベラを取るように伝えると小走りに近づき、思い切りディオンの尻を打った。
小気味よい音と共に尻を手で押さえ、七顚八倒するディオンが仰向けになると更に靴ベラを振り下ろした。
バシバシと時に飛ぶ嫌われ者の黒い這う虫を退治するかの如く、側妃が乱雑に振りまくった靴ベラ。最後の一投が振り下ろされたあとは声にならない声をあげ、口から泡を吹いて尻ではなく前を両手で押さえたままディオンは気絶した。
側妃は靴ベラを気絶したディオンに放り投げると満面の笑みで「靴ベラも虫退治に使えるのね」と今度は侍女から冷たく濡らした布を受け取るとシルヴェーヌの痛めた手首にあてた。
ちらりと床に視線を移す。
「棄てておいて」
――どっちを?――
男性従者たちは側妃を仰ぎ見た。その視線は2つを指した事から男性従者はディオンを門の外に、靴ベラをゴミ箱に放り投げた。
この日以来ディオンは王妃の宮への立入りを国王により禁止された。
用を足すにも真っ青になった股間、痛みに耐えるディオンの顔色も真っ青である。負傷のためしばらく房事は出来ないとアデライドに告げたディオンは寝台にぐったりと体を横たえた。
戻されてきた開封されていない大量の贈り物にアデライドは自分への贈り物だと手を叩いて喜んだ。
「この頃なぁんにもくれないから嫌いになるところだったわぁ」
アデライドの嫉妬心は尋常ではないものだったが、ディオンはむくりと起き上がった。
「そんなものなのか?」
「ん~??でもぉ、こんなにたっくさん買ってくれるんだからやっぱり大好き!」
嬉しそうに箱から宝飾品や指輪、人形を次々に取り出して感嘆の声をあげるアデライドを見てディオンは閃いた。寝台を抜け出すと執事を呼び、クディエ公爵家で執事をしているセレスタンに取り次ぐように先触れを出した。
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