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そして1つが終~わり~
「これで良かったんですか?」
「何が?」
「いえ、もし借金だらけでもいいと彼が言ったらと考えると」
「離縁したわよ。金目当てだと判っていたもの」
アレクシスの別荘で片づけをしながらフレデリックはティタニアの気持ちを考えていた。この荷物が纏まればティタニアは帝国に出立をしてしまう。
色々な事業をする上で海路、陸路ともに帝国に住まう方が何かと便利が良いのだ。
「忘れ物はないかな??」
トランクの中をもう一度点検するティタニアにフレデリックは心を決めた。
★~★
あの後オルランディ侯爵家に勇んで戻ったアルマンドとフェリシアを出迎えた者は1人もいなかった。
半年ほどは次の決算期迄時間もあるし持ちこたえるだろうと思われたが、オルランディ侯爵家が手掛ける事業がとん挫をしてしまった。
事業の関係者はティタニアが執務を執り行っていた事を知っており、各事業の請負は高位貴族でも末端は低位貴族。あの場にいた低位貴族は一気に手を引き、マーロ伯爵家の担当する区域は通常の工事が行われたり、他の共同事業も他の貴族が担当する面は問題がなかったがオルランディ侯爵家の担う箇所には工夫も商人も1人も来なかったのだ。
そうなると売掛となっていた資材の支払いを求める商人が押しかけてくる。
幸いにして蓄えがあったからこそ売掛分は払えたのだが、新しく使用人も雇い入れねばならないが他家の5倍という給金を提示しても人は集まらない。
余りにも高額すぎる給金は逆に怪しまれてしまい「先払いなら」という条件をアルマンドがバカにするなと一蹴してしまった。
フェリシアの実家も「連絡はしないでくれ」と実質の縁切りをするためにローズ伯爵は後妻であるフェリシアの母と離縁。フェリシアとの養子縁組も解消してしまった。
使用人が1人もいない中、頓挫した事業の違約金と委託解除などに伴うペナルティがオルランディ侯爵家に課せられ、先代の侯爵夫妻が慌てて屋敷に戻って来たもののティタニアと離縁となりフェリシアを妻に迎えたと聞くとアルマンドとの縁を切る届けを貴族院に出してしまった。
正確にはアルマンドが既に当主となっているため先代侯爵夫妻は自分たちの籍をオルランディ侯爵家から抜いたのだ。
しかし、籍を抜いてしまうと稼ぐ術を持たずティタニアに寄生して豪遊していたため貯えなどもない。僅かな支給も籍を抜いた以上アルマンドに頼る事も出来ず引き籠った小さな領地を売って旅費を作り、各地によって観光をする贅沢な旅の終わりは実弟を頼りかつて自分たちと同じように籍を抜いた次男の元に身を寄せようとしたが「他人の面倒は見られない」と追い返された。
兄弟の情があったのか先代侯爵の弟は粗末な小屋しか与えられないがと住み家だけは与えようとしたが、実弟や息子の元でまた贅沢な暮らしをしようとしていた先代侯爵夫妻は思っていたのと違うと怒り狂って王都に戻ったのだが、王都の外郭を囲う関所に先代侯爵夫妻が帰都したという記録はない。
「もう使用人なんて雇わなくていいわよ」
「馬鹿言うな。このままじゃ破産する。くだらないものを買ってくるなよ」
このままでは侯爵家という爵位すら危うくなったアルマンドは焦るばかりだが、使用人がいないからと2人で屋敷ではなく宿屋で過ごす。フェリシアは1泊100万程する至れり尽くせりの部屋でしか納得せずに、そこに商人を呼んで買い物三昧。
当然その間にも収入はないのだから資産はどんどん目減りしていく。
先代が貯めていた金額のままにしていればまだ金はあっただろうが工期をまだ29年も残す工事に穴をあけたペナルティは大きく万が一のためにため込んでいた金は一気に底を突いた。
現在の宿屋住まいも所有している邸宅などを担保に入れて金を借りているが返す当ては当然ない。
そこに面白がって宿屋にまで噂好きな貴族がフェリシアを茶会だ夜会だと誘う。「侯爵家ですもの。同じ物は2度も着たりしませんよね?」と言われ、フェリシアはその都度ドレスを誂える。
ドレスに合わせて宝飾品も誂えるので1カ月もしないうちに担保に入っていない不動産は1つも無くなった。
宿屋の主人も払いがあるうちは宿に止めてくれるが、茶会で夫人達に煽てれて作りまくったドレスの収納場所も部屋を借りねばならず、アルマンドは宿代だけで毎日250万ペル、1着1千万ものドレスが既に数着、そこに「やはり侯爵家ならこのくらいは」と言われると恥をかきたくないと言われるがままに買ってしまう宝飾品。毎日資産が消えていく現実にもう帳簿を見る事もやめてしまった。
――やっぱりティタニアの方が…いや既に借金があるんだからこれで良かったんだ――
そう思っても、フェリシアとこの先もやっていけるとは思えない。
コッソリとアルマンドは離縁届の用紙を手に入れようと役所に出向いたのだがあっさり断られた。
アルマンドとティタニアの離縁、アルマンドとフェリシアの結婚は王太子令によるもので、所謂国からの命令。フェリシアと離縁を試みたアルマンドだが離縁の用紙を貰う事すら出来なかった。
そして遂に宿屋の主人から言われてしまった。
「宿代のお支払いが出来ないなら出て行って頂きます」
「待ってくれ。ドレスや宝飾品を代わりに差し出す!」
「嫌よ!あれは私のでしょう!勝手な事をしないでよ!」
「あの…お部屋にあったドレスや宝飾品は本日分までの宿泊費としてもう頂いています。なので今なら出て行って頂けるだけで済みますよと申し上げています」
「勝手に何してくれてるのよ!!」
宿屋の主人に掴みかかるフェリシアだったが、アルマンドと共に荷物もなく宿の外に放り出されてしまった。そこに数人の男性が声をかけて来た。
「先日の貸し切り舞台のお代を頂いておりません」
「こちらも飲食頂いたのですがお支払いがまだのようですので」
払えないのなら行く場所は1つ。せいぜい騎士団に連れていかれて鞭打ちだろうとフェリシアは息巻いたが到着した場所は違った。
「娼婦にするにはもう年齢がね。顔は可愛いが売っちゃうと違法でお縄になるんでね。なら払いが終わるまで働いて貰った方がコッチとしても助かるんですよ」
「待ってよ。全部で10万ペルくらいでしょう?待ってくれれば払う!」
「払わないやつほどそう言うんだよ。でも大丈夫。2人で日当10万ペルの仕事がある。たった1日勤めればいいんだ。頑張れよ」
そこは帝国の動力源とも言える原油を採掘する場だった。ただ場所が悪くテロ組織からいつ襲撃されるかも判らない。アルマンドは1時間働いて1時間休みの見張り役に、フェリシアは採掘場で働く者達の給仕の仕事を与えられた。日当が良いはずである。行きは連れて来てもらえるが帰りは自費。一番近くの村まで炎天下の中4日ほど歩き通しなら到着できる。
そして見張り役の最高記録は3回勤務。4回目に見張り台に上がったものは1人もいなかったのだから。
★~★
「あの…ティタニアさん」
「なぁに?」
「僕も…僕も帝国に一緒に行っていいですか?」
「ホント?助かるわ。フレデリックさんは仕事が早いから」
「あのっ!!…僕は…僕は…」
「どうしたの?」
いつの間にか部屋には2人だけとなり、薄く開けた扉には目!目!目!
「ほら!今言うんですよ!!がんばれ」とボムス
「いけ!いけ!言っちゃえ!!ほらっ!」とメイリーン
「後一声!一言で済むんだ!」とパトリック
扉の向こうからの無声応援に背を押されてフレデリックは遂に言った。
「僕はティタニアさんが好きなんです!」
きょとんとティタニアがフレデリックを見た。
「ふふっ。私もフレデリックさんのこと好きよ」
<< そうじゃなーい!! >>
と扉の向こうからツッコミがあったのだが、ティタニアの言葉はまだ終わっていなかった。
「嬉しかったの。精製水の特許の時に…ちゃんと話を聞いてくれて、寝てる間に書類まで作ってくれて」
「当然です。ずっと忙しかったですし」
「ううん。確かに休んでと皆言ってくれたけど…書類まで作ってくれたのは初めて。ちゃんと話を聞いてくれたんだ、解ってくれたんだと思うと嬉しかったの」
「じゃぁ…もっと嬉しいって思わせてもいいですか?」
「今更だわ。だって…フレデリックさんがいる事が嬉しいもの」
その後、ティタニアと元オルランディ侯爵家の使用人とその家族たちは帝国に移住をする。
ティタニアの兄の元には3年後、ティタニアが帝国で出資を始めたという電報を使って1つの連絡が届いた。
【春には小さな家族が増えます。魔法使いにはなり損ねました】
差出人はフレデリックだった。
Fin
★~★
遅くなって申し訳ないです。<(_ _)>
「何が?」
「いえ、もし借金だらけでもいいと彼が言ったらと考えると」
「離縁したわよ。金目当てだと判っていたもの」
アレクシスの別荘で片づけをしながらフレデリックはティタニアの気持ちを考えていた。この荷物が纏まればティタニアは帝国に出立をしてしまう。
色々な事業をする上で海路、陸路ともに帝国に住まう方が何かと便利が良いのだ。
「忘れ物はないかな??」
トランクの中をもう一度点検するティタニアにフレデリックは心を決めた。
★~★
あの後オルランディ侯爵家に勇んで戻ったアルマンドとフェリシアを出迎えた者は1人もいなかった。
半年ほどは次の決算期迄時間もあるし持ちこたえるだろうと思われたが、オルランディ侯爵家が手掛ける事業がとん挫をしてしまった。
事業の関係者はティタニアが執務を執り行っていた事を知っており、各事業の請負は高位貴族でも末端は低位貴族。あの場にいた低位貴族は一気に手を引き、マーロ伯爵家の担当する区域は通常の工事が行われたり、他の共同事業も他の貴族が担当する面は問題がなかったがオルランディ侯爵家の担う箇所には工夫も商人も1人も来なかったのだ。
そうなると売掛となっていた資材の支払いを求める商人が押しかけてくる。
幸いにして蓄えがあったからこそ売掛分は払えたのだが、新しく使用人も雇い入れねばならないが他家の5倍という給金を提示しても人は集まらない。
余りにも高額すぎる給金は逆に怪しまれてしまい「先払いなら」という条件をアルマンドがバカにするなと一蹴してしまった。
フェリシアの実家も「連絡はしないでくれ」と実質の縁切りをするためにローズ伯爵は後妻であるフェリシアの母と離縁。フェリシアとの養子縁組も解消してしまった。
使用人が1人もいない中、頓挫した事業の違約金と委託解除などに伴うペナルティがオルランディ侯爵家に課せられ、先代の侯爵夫妻が慌てて屋敷に戻って来たもののティタニアと離縁となりフェリシアを妻に迎えたと聞くとアルマンドとの縁を切る届けを貴族院に出してしまった。
正確にはアルマンドが既に当主となっているため先代侯爵夫妻は自分たちの籍をオルランディ侯爵家から抜いたのだ。
しかし、籍を抜いてしまうと稼ぐ術を持たずティタニアに寄生して豪遊していたため貯えなどもない。僅かな支給も籍を抜いた以上アルマンドに頼る事も出来ず引き籠った小さな領地を売って旅費を作り、各地によって観光をする贅沢な旅の終わりは実弟を頼りかつて自分たちと同じように籍を抜いた次男の元に身を寄せようとしたが「他人の面倒は見られない」と追い返された。
兄弟の情があったのか先代侯爵の弟は粗末な小屋しか与えられないがと住み家だけは与えようとしたが、実弟や息子の元でまた贅沢な暮らしをしようとしていた先代侯爵夫妻は思っていたのと違うと怒り狂って王都に戻ったのだが、王都の外郭を囲う関所に先代侯爵夫妻が帰都したという記録はない。
「もう使用人なんて雇わなくていいわよ」
「馬鹿言うな。このままじゃ破産する。くだらないものを買ってくるなよ」
このままでは侯爵家という爵位すら危うくなったアルマンドは焦るばかりだが、使用人がいないからと2人で屋敷ではなく宿屋で過ごす。フェリシアは1泊100万程する至れり尽くせりの部屋でしか納得せずに、そこに商人を呼んで買い物三昧。
当然その間にも収入はないのだから資産はどんどん目減りしていく。
先代が貯めていた金額のままにしていればまだ金はあっただろうが工期をまだ29年も残す工事に穴をあけたペナルティは大きく万が一のためにため込んでいた金は一気に底を突いた。
現在の宿屋住まいも所有している邸宅などを担保に入れて金を借りているが返す当ては当然ない。
そこに面白がって宿屋にまで噂好きな貴族がフェリシアを茶会だ夜会だと誘う。「侯爵家ですもの。同じ物は2度も着たりしませんよね?」と言われ、フェリシアはその都度ドレスを誂える。
ドレスに合わせて宝飾品も誂えるので1カ月もしないうちに担保に入っていない不動産は1つも無くなった。
宿屋の主人も払いがあるうちは宿に止めてくれるが、茶会で夫人達に煽てれて作りまくったドレスの収納場所も部屋を借りねばならず、アルマンドは宿代だけで毎日250万ペル、1着1千万ものドレスが既に数着、そこに「やはり侯爵家ならこのくらいは」と言われると恥をかきたくないと言われるがままに買ってしまう宝飾品。毎日資産が消えていく現実にもう帳簿を見る事もやめてしまった。
――やっぱりティタニアの方が…いや既に借金があるんだからこれで良かったんだ――
そう思っても、フェリシアとこの先もやっていけるとは思えない。
コッソリとアルマンドは離縁届の用紙を手に入れようと役所に出向いたのだがあっさり断られた。
アルマンドとティタニアの離縁、アルマンドとフェリシアの結婚は王太子令によるもので、所謂国からの命令。フェリシアと離縁を試みたアルマンドだが離縁の用紙を貰う事すら出来なかった。
そして遂に宿屋の主人から言われてしまった。
「宿代のお支払いが出来ないなら出て行って頂きます」
「待ってくれ。ドレスや宝飾品を代わりに差し出す!」
「嫌よ!あれは私のでしょう!勝手な事をしないでよ!」
「あの…お部屋にあったドレスや宝飾品は本日分までの宿泊費としてもう頂いています。なので今なら出て行って頂けるだけで済みますよと申し上げています」
「勝手に何してくれてるのよ!!」
宿屋の主人に掴みかかるフェリシアだったが、アルマンドと共に荷物もなく宿の外に放り出されてしまった。そこに数人の男性が声をかけて来た。
「先日の貸し切り舞台のお代を頂いておりません」
「こちらも飲食頂いたのですがお支払いがまだのようですので」
払えないのなら行く場所は1つ。せいぜい騎士団に連れていかれて鞭打ちだろうとフェリシアは息巻いたが到着した場所は違った。
「娼婦にするにはもう年齢がね。顔は可愛いが売っちゃうと違法でお縄になるんでね。なら払いが終わるまで働いて貰った方がコッチとしても助かるんですよ」
「待ってよ。全部で10万ペルくらいでしょう?待ってくれれば払う!」
「払わないやつほどそう言うんだよ。でも大丈夫。2人で日当10万ペルの仕事がある。たった1日勤めればいいんだ。頑張れよ」
そこは帝国の動力源とも言える原油を採掘する場だった。ただ場所が悪くテロ組織からいつ襲撃されるかも判らない。アルマンドは1時間働いて1時間休みの見張り役に、フェリシアは採掘場で働く者達の給仕の仕事を与えられた。日当が良いはずである。行きは連れて来てもらえるが帰りは自費。一番近くの村まで炎天下の中4日ほど歩き通しなら到着できる。
そして見張り役の最高記録は3回勤務。4回目に見張り台に上がったものは1人もいなかったのだから。
★~★
「あの…ティタニアさん」
「なぁに?」
「僕も…僕も帝国に一緒に行っていいですか?」
「ホント?助かるわ。フレデリックさんは仕事が早いから」
「あのっ!!…僕は…僕は…」
「どうしたの?」
いつの間にか部屋には2人だけとなり、薄く開けた扉には目!目!目!
「ほら!今言うんですよ!!がんばれ」とボムス
「いけ!いけ!言っちゃえ!!ほらっ!」とメイリーン
「後一声!一言で済むんだ!」とパトリック
扉の向こうからの無声応援に背を押されてフレデリックは遂に言った。
「僕はティタニアさんが好きなんです!」
きょとんとティタニアがフレデリックを見た。
「ふふっ。私もフレデリックさんのこと好きよ」
<< そうじゃなーい!! >>
と扉の向こうからツッコミがあったのだが、ティタニアの言葉はまだ終わっていなかった。
「嬉しかったの。精製水の特許の時に…ちゃんと話を聞いてくれて、寝てる間に書類まで作ってくれて」
「当然です。ずっと忙しかったですし」
「ううん。確かに休んでと皆言ってくれたけど…書類まで作ってくれたのは初めて。ちゃんと話を聞いてくれたんだ、解ってくれたんだと思うと嬉しかったの」
「じゃぁ…もっと嬉しいって思わせてもいいですか?」
「今更だわ。だって…フレデリックさんがいる事が嬉しいもの」
その後、ティタニアと元オルランディ侯爵家の使用人とその家族たちは帝国に移住をする。
ティタニアの兄の元には3年後、ティタニアが帝国で出資を始めたという電報を使って1つの連絡が届いた。
【春には小さな家族が増えます。魔法使いにはなり損ねました】
差出人はフレデリックだった。
Fin
★~★
遅くなって申し訳ないです。<(_ _)>
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みんなの感想(44件)
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コメントありがとうございます。<(_ _)>
フレデリックはズバっと言えなかったですけども、直情的な愛よりもゆっくりと気が付けば包まれているような愛の方がティタニアには合っていたかな(*^▽^*)
帝国に一緒に行った後は、小さな事業も大きな事業も対等に意見を言い合って、お互いの足りない部分を補い合える…って感じで仲間から恋人へ発展していったかなぁ。
それでも3年ほどなのでフレデリックはかなり急いだほうだとは思います(笑)
アルマンドの身勝手さと言いますかフェリシアを取り置きしつつとか甘いのです(笑)
フェリシアもアルマンドじゃなく、他を見ていたらもっと違っていたかも。あれだけのバイタリティがあれば虱だけじゃなくアルマンド以外の男も側に置けたかもしれません(爆)
一番ほくそ笑んでるのはお兄ちゃんかなぁ。
自分が恋のキューピッド!!っと帰国をした時とかに自慢げに語りそうな気もする(;^_^A
楽しんで頂けて良かったです♡
ラストまでお付き合いいただきありがとうございました(*´▽`*)
バカだんなにイライラが募りましたが、ほっこりするハッピーエンドに癒やされました。
強く独りで生きる女性も好きだけど、ちゃあんと愛してくれる伴侶も得て、家族も増えて、良かったなあって思います。
コメントありがとうございます。<(_ _)>
お兄ちゃんのヤラカシで辛い境遇になってしまいましたが、そうなってみて初めて使用人さんとかの本当の優しさにも気が付けたってのもあったかな。
ルフィード伯爵はおっとりしていてどこか抜けているんですけども、人として使用人とも接していたので本当に困った時に手を差し伸べてもらえた…人徳でもあるかな(*^-^*)
対してラーベ子爵家は利用できるところは利用してあっさりと捨てる。
ただ捨てるだけじゃなくてその後も困ったら利用しよう、でもその時により便利に使うには??と攫う事までやってのけちゃう。
欲というのはキリがないんですけども、誰かを犠牲にしての欲望を叶えても何も残らないんですけどねぇ…
そんな親を見て育っているのでオズヴァルドも好き好きと言いながらその好きが何処を向いていたのか…。
処罰は厳しいかなと思いましたけども、同じ事をしているヤカラには抑制になるでしょうし、それまで被害を受けていたのはルフィード伯爵家だけでもなく、何の救済もないままに終わった人もいるでしょうからこれでいいかなと(*^-^*)
最後は年の差はありましたけどもグレイクを選んだファウスティーナ。
グレイクは兄の件で無関係とは言えませんが、溺れちゃったのはニコライ自身ですし、第2王子と隣国の王女に向かって暴言吐いたのもニコライ自身。
恋に溺れたニコライもまた自分が良ければ家族がどうなってもいいと取れる行動なのでファウスティーナもそこを追及する気もなかったでしょう(*^-^*)
父親よりも年上の夫を持つことになりましたが…グレイクも一線を退いて家族といる事を選んだことですし、それで給料が多少減っても貧乏には慣れてるからドーンと来いって感じで結構うまくやっていくと思います(*^-^*)
楽しんで頂けて良かったです♡
ラストまでお付き合いいただきありがとうございました(*´▽`*)
完結お疲れ様です。とても面白く一気に読んでしまいました。スカッとします。
クソダンナ、愛人バカ過ぎて
デーブイデーが、くすって。笑いもあり楽しんで読ませていただきました。ありがとうございました
コメントありがとうございます。<(_ _)>
アルマンドとフェリシアは自分の事しか考えていなさすぎなんですよ~(;^_^A
アルマンドの両親も現役の時は使用人の事を考えて万が一の積み立てをしたり、事業も円滑に進んでいたのに引退した途端に全部を丸投げ出来たからか、それとも引退後は遊ぶぞー!って初志貫徹なのか(笑)
せめて自分たちの遊ぶ分も残しておけば良かったのにそういうのは昔ながらの「息子世代が負担すればいい」って感じです。でもその息子は使用人用の積み立ても止めちゃった(笑)
ティタニアはお金を上手く使います(*^-^*)
義両親にも「息子(侯爵家)からなら倹しくしなきゃいけないから私費を足しますね」とばかりにティタニアの機嫌を損ねれば我慢を強いられる生活になると思えば口出しも顔出しもしない(笑)
親子で寄生し他人に依存するにしても義両親の方がまだ筋を通していたけど、贅沢に慣れれば「こりゃアカン」となった時にさっさとアルマンドを損切り。実弟や養子に出た次男を頼ろうとします。そこでも寄生する気満々なので追い出されちゃう(笑)
ティタニアは周囲も良かったですかね。実家はお兄ちゃんは世話焼きなんですけども、両親は愛よりも信頼と信用で繋がっている。そんな両親を見て育っているので「根回し」がどれほど大事かって言うのも染みついている。フレデリックにも愛よりも信用と信頼で自分のテリトリーに入る事を許し、仲を深めたかな(*^-^*)
使用人達もただ働いただけの給金を貰えればいい訳じゃなく、そこに楽しさと遣り甲斐を感じたからこそティタニアについて離縁と同時に離職すらしちゃいます。
メイリーンもそのままだったら「デーブイデー」とか勤務中に自分を出すような言動はしなかったでしょうけども、どうせイイトコ取りをするなら持ちつ持たれつで、アルマンドたちのように「自分ガー」ってのをしちゃいけないのです(*^-^*)
楽しんで頂けて良かったです♡
ラストまでお付き合いいただきありがとうございました(*´▽`*)